ものぐさ父さんの子育て

Louis Sacharさんの『Holes』を読み終えました。

日本語の本でも同じですが、前半大きな流れがつかめるまでが原書で読む場合にはさらにつらいです。中盤からは、だんだん面白くなってきて、後半のクライマックスでは一気に最後まで読んでしまいました。ただし、クライマックスの部分はストーリーを「感じて」読んでいるだけで、正確に理解できてはいません。このあたりは、英語力不足を感じるところです。ちょこちょこ iPhone にインストールしてある英和辞典を引きながら読みましたが、基本的に、それほど難しい単語は出てこず、わからない単語も前後の文脈でなんとなくわかると思います。ただ、"curse"という単語はこの物語の根幹をなす重要な単語です。ご存じないかたは、最後までに意味がちゃんと想像できるかどうか試されてみるのも面白いと思います。私は、前半のところで何度も出てくるので辞書を引いてしまいました。
単語数は、46,554語。これで累積読書単語数は 55,911+ 46,554 = 102,465 になりました（since 2011.05.19）。

この作品はアメリカですぐれた児童文学に与えられる Newbery Medal を受賞している作品です。つまり、子供向けの本です。このぐらいの英語は小学生高学年ぐらいのアメリカの子ならなんなく読めるのだと思うと、ちょっと悔しい気がします。外資系企業に勤めているので、毎日英語を使って仕事をしているのですが、そう思うとまだまだ修行が必要だなぁということを痛感させられます。引き続き、このレベルの児童文学を続けて読んでみたいと思っています。この本と同じ Newbery Medal 受賞作が狙い目かなと思っています。