現在、出張中でアメリカに来ています(週末にイギリスから移動してきました)。出張先のアメリカの小さな街の Downtown にある普通の本屋さんで、『A Bridge to the Stars(Henning Mankell)』を購入しました。
アメリカには、Barnes & Noble という巨大な本屋さんのチェーン店があって、大きなモールには必ずと言っていいほど Barnes & Noble が入っています。また、Kindle に対抗して NOOK という電子書籍端末の販売も手がけています。ちなみに電子書籍販売で遅れをとった競合の Borders は破産申請して、現在店舗閉鎖で建て直しを図っています。今回、この本を購入したのは、こういった巨大な書店ではなく、街にある普通の本屋さん。暖かみのある作りだったのでぶらっと立ち寄った際に、片言の英語で「自分が英語の勉強用に読むんだけど、小学生高学年向けぐらいの本で何かおすすめの本はない?」ってな感じのことを伝えたところ、intermediate reader 向けと薦めてもらった本です。小さな書店ですが、奥にはちゃんと子ども向け書籍のコーナーがありました。大人向けのミステリーも書いている作家だと言っていたので、調べてみたらスエーデン人の結構有名な推理小説作家みたいです。
勢いで下記4冊もアマゾンで購入。なぜか洋書は、楽天よりアマゾンの方が圧倒的に安いので、ポイントが貯まっている楽天ではなくアマゾンで購入しました。
- Number the Stars (A Yearling book)Lois Lowry
- The Giver (Readers Circle (Laurel-Leaf))Lois Lowry
- When You Reach Me (Yearling Newbery)Rebecca Stead
- Walk Two Moons (rpkg) (Trophy Newbery)Sharon Creech
ところで、街の書店の心のこもった対応にほっとする一方で、こうして英語の原書をよく買うようになるとガジェット好きの私にとって気になるのがアマゾンの電子書籍端末 Kindle。3G バージョンは、日本からも Amazon.com から購入でき、日本でも通信料無料で使えるそうです(ドコモ回線を使うとか)。今回の出張中も、空港や Best Buy で実物を触ってきました。
スマートフォンの世界が iPhone 5 の噂でもちきりなのと同様に、電子書籍端末の雄 Kindle も
新製品の噂がちらほら出始めました。engadget の記事によれば、Kindleの待望の新製品(Kindle 4)については、Androidタブレットとは住み分けて読書端末としてカラーではない新機種 2モデルが今年のQ3に登場するとのこと。ひとつはタッチスクリーンになるという内容です。バックライトのある iPad 2 などでの長時間の読書はつらそうなので、Kindle は読書専用機のままこのままぜひ継続して欲しいものです(新型が同じぐらいの価格で発売になったら、購入してしまいそうです)。