ものぐさ父さんの子育て

Jerry Spinelli さんの『Maniac Magee』をなんとか読み終えました。読み終えたというより最終ページになんとかたどり着いた、と言う方が正確かもしれません。

いわゆる非常に簡単な絵本などから始める SSS方式ではなく、洋書ファンクラブで渡辺由佳里さんが書いてらっしゃるように、（英語力向上のための読書ではなく）楽しんで読める本を中心に多読をするという方針で、よい児童書として評価されているものを選び読んでいますが、この本は取っ付きにくかったです。まず、最初の30ページぐらいは、長めのプロローグなのですが、非常にわかりにくく、どれが地名なのかがわかってからまた最初に戻ったりしながら読み始めました。試しに5章に出てくる知らない単語を数えたところ、全部で21個でした。ほんの4ページほどの短い章なんですが。
ようやく、30ページを過ぎたあたりからはじょじょに読むスピードも上がっていき、後半は割とスムーズに読み進めることができていました。これまで読んだ作品と同様に、後半に行くに連れてどんどん理解も高まり、読むスピードもあがっていくと思いきや、最後の30ページぐらいでまた理解度が一気に下がってしまいました。なんとか最後までたどりついたものの、消化不良状態です。非常にショックです。終わりの理解度が低いので、トータルでの理解度も50%を切ってしまったような気がします。これまでに読んだ洋書でもっとも理解度が低い本になってしまいました。しばらくしたら、また読み返してみたいと思います。やはり、もっと簡単な本を読むべきかな。悩みどころです。

この本の単語数は、35,138語。累積読書単語数は 299,038 + 43,000 + 35,138= 334,176 + 43,000 = 377,176 となりました（since 2011.05.19）。

同じ作者の『Stargirl』を読もうと思っていましたが、方針変更。ここは、口直しに十数年前に一度読み通したことのある『Flowers for Algernon　アルジャーノンに花束を』を再読して、呼吸を整えたいと思います。この間、英語力は向上したはずなのですが、結果はいかに…