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テーマ:英語の多読日記(330)
カテゴリ:英語の修行
Daniel Keyes さんの『Flowers for Algernon アルジャーノンに花束を』を読み終えました。『Maniac Magee』を読み終えたのが9月10日ですから、読み終えるのに予定より3カ月以上かかってしまいました。
このリンクから SugarSync に登録すると、紹介者である私とあなた の両方に 500 MB のボーナス容量が無料でプレゼントされます。 この本は、10年以上前に一度読んだことがある本です。現在のルビ訳版ではなく、巻末に翻訳者の解説による「リーダーズガイド」が付された『講談社ワールドブックス』版で読みました。当時、初めて受験した TOEIC の点数は、777点。それでも、所属していた研究所の受験者の中では最高得点でした。これをきっかけに英語学習熱が上がり、この本を読んだと記憶しています。当時の私にはちょっと難しかったはずですが、最後まで読み切ることができたのは、よく知っている分野のお話だったことと、巻末の「リーダーズガイド」のおかげだと思います。その後、海外の企業との取引きが多い前の会社を経て、現在の外資系企業でお世話になることになりました。この十数年で、私にとっての英語の役割は、「文献を読むため」から「毎日のコミュニケーションのため」へと大きく変わりました。当時から考えると、英語力はかなり向上しているはずなのです。 そして、今回の再読。手術前および知能が飛躍的に向上する前の英語は非常にスムーズに読むことができました。ただ、小説の中で知的障害者として描かれているチャーリーですらきちんと持っている英語の語感が私にはまだまだ欠けていることが今回はよくわかりました。もちろん、前半のチャーリーには全く理解できない単語や概念を私は理解できるのですが、チャーリーが Progress Report の中で使ったり、同僚との会話の中で使われるちょっとした言い回しがぴんとこなかったりするのです。単純な動詞と前置詞の組み合わせによって生まれる意味をネイティブスピーカーは、生まれてからの数年で身につけているのでしょう。後半、手術後のチャーリーの英語はぐっと難しくなります。手間取った理由はその辺りにあるのかもしれません。 いずれにしても英語読解能力はまだまだであることを痛感しました。しばらくは、子ども向けの小説に戻ってもう少し地道に多読に励みたいと思います。 最後は、わかってはいるものの切なくなってしまいます。 苦労しただけあって、この本の語数は 84,663語。おかげで、5月からの累積読書単語数は 334,176 + 43,000 + 84,663= 418,839 + 43,000 = 461,839 となりました(since 2011.05.19)。もうちょっと、50万語突破です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 24, 2011 08:40:05 PM
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