『
The Queen (Scholastic Readers)』を読み終えました。英王室のお話です。
YL: 3.2、総語数 9,805 語。SSS 回覧セット(3)からの2冊目。
まず驚いたのが、現女王の話が映画化されてしまったという事実。この本の中で書かれている英王室は、あたかも旧体制の象徴。それが、映画化されるなんて、日本では信じられないことです。エンディングの部分も含めた映画全体で英王室のイメージを上げることに役立つという判断があったのだとは思いますが、驚きました。同じような企画があっても宮内庁は絶対に許可しないでしょうね(まぁ、興行的にも成功する見込みはありませんが)。さらに、女王が一人休暇中のスコットランドで一人で車で外出するシーンにも驚かされました。当然、王室領内での外出だとは思いますが、驚きました。また、王室反対をと唱えるトニー・ブレアの妻シェリー・ブレアの態度も強烈でした。映画公開当時現役首相の妻であった彼女をあれほどまでに描くとは。
さて、英文自体は難しくないと思います。話題もトニー・ブレアの首相就任、そしてそれと同時期に起きたダイアナ妃の自動車事故をきっかけに英王室に起こった騒動であり、新聞等で部分的には見聞きしている内容ということもあり、すんなり理解できました。9割程度の理解度かなと思います。
これで累計総読書語数は、767,003 語になりました(
読書記録手帳2)。