|
テーマ:英語の多読日記(330)
カテゴリ:英語の修行
Louis Sachar さんの『Small Steps』を読み終えました。久しぶりの大作でした。
YL: 6.5、48,074 語。Newbery 賞受賞作として有名な Louis Sachar さんの『Holes』の続編というかサイドストーリーです。この作品の主人公 Armpit は、『Holes』では脇役でした。この『Small Steps』は、彼が Camp Green Lake から解放されてから2年後のお話です。 導入部は、なかなかスピードアップできず結構時間がかかりました。というのも、読み始めてすぐに好きになってしまった主人公 Armpit が、Camp Green Lake 時代の仲間だった X-Ray が登場してからは、ひやひやする場面の連続なのです。ページをめくるのもためらわれるほど、とにかく心優しくまじめでお人好しの彼のことが心配でしかたなくなってしまいました。 一方、このひやひやする冒頭の場面に彩りを与えてくれているのが Armpit の隣人かつ友だちである10歳の女の子 Ginny です。生まれたときに脳内に血のかたまりがあったことから身体に障がいをかかえる彼女ですが、聡明で心優しい魅力的な女の子として描かれています。障害を抱えた Ginny と犯罪者としての経歴を持つ Armpit の二人とも、Small Steps を進みながら一歩ずつ前進していこうとしています。二人の素直なやり取りには心温まります。 ちなみに、タイトルの Small Steps は、Armpit のカウンセラーの先生の次の言葉から来ています。 She said his life would be like walking upstream in a rushing river. The secret was to take small steps and just keep moving forward. If he tried to take too big a step, the current would knock him off his feet and carry him back down stream. さて、冒頭ではもたついてしまったこの作品ですが、中盤になって、もうひとつの伏線である10代のポップシンガー Kaira DeLeon が Armpit/Ginny/X-Ray の伏線とからみだします。このあたりから、じょじょにスピードアップ。これまで読んだ他の Louis Sachar さんの作品と同様に、最後の 1/3 はわからないところが多少あってもどんどん読み飛ばしたくなって、そのままゴール。やっぱり Louis Sachar さんの本はいいですね。 これで累計総読書語数は、1,301,196 語となりました(読書記録手帳3)。残念ながら、たとえ児童書と言えどもまだこの厚さのペーパーバックをすいすい読める実力はないことを実感しました。 楽天プレミアムカード ゴールドメンバーじゃなくても ラウンジが毎回無料で使える!! 【海外出張が多いビジネスマンにおすすめします】 275 以上の都市、90 以上の国や地域で 500 ヵ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティパス」が無料付帯するクレジットカードの中で年会費が最も安いのは楽天プレミアムカードです。 楽天プレミアムカード&プライオリティパスに関する投稿済み日記
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 26, 2012 02:47:22 PM
コメント(0) | コメントを書く
[英語の修行] カテゴリの最新記事
|