カテゴリ:おでかけ
今は自宅でヒキコモリの日々なので、ホテルや旅館を利用することなど年に数回になってしまったが、仕事をしていたときは結構そういう機会が多々ありまして、その中で出会ったあるホテルについてのことです。
そのホテルに出会う前は、ホテルについてのサービスは私が希望し欲求を満たす最低限度の機能があって当たり前だと思っていました。もちろん、お値段相当という部分は当然ありましたけれど。しかし彼のホテルに出会って、私はそれは間違いであったとホテル観を新たにしたわけです。そして、私が唯一苦情を述べホテル側と交渉したホテルでもあるのです。 パリのホテルでランク的にはそれなりのホテルでした。 特段古くもなく、内装も美しく、サービスにも特に不満はなかったのですが、 唯一、シャワーの水の出具合だけがどうにも我慢できなかったのです。 最大限にだしても・・・・ぽと・・・ぼと・・ぼとん・・・っていう具合で、 身体どころか到底顔を洗うのでさえ満足に出来ませんでした。 仕方が無いので、フロントにつたない英語で必死に抗議しました。 しかし、ホテル側の言い分は、パリのホテルはすべてそのようなシャワー事情で、 各部屋で、利用が殺到している時間帯はどうにもならず お湯は上階にいけば行くほどでないのだと言います。 では、あいている低階のお部屋と変更して欲しいと依頼しましたが、断られました。 仕方がないので、国際電話で旅行社に抗議の電話をいたしましたところ、 パリでは残念ながら、ホテル側の言い分どおり、 シャワーについての不具合は一般的であり、 利用者は耐え忍ばざるを得ないと言われました。 この件があって以来、私はホテルに苦情を申し立てるのは無駄だと悟りました。 基本的に彼らはなせる最大限のサービスを提供しているのだと思うことにしました。 ラスベガスのホテルでは部屋にこもる煙草のにおいに辟易しましたが、 恐らくどの部屋でもそうであろうと観念したくらいです。 そしてできるだけ自分の好みのサービスをしてもらいたい場合は、 あらかじめリクエストをすることにしました。 例えば紅茶についてくるミルクですが、 牛乳をつけてくる場合と、コーヒーフレッシュをつけてくる場合と、生クリームをつけてくる場合があります。 私の好みは牛乳ですので、必ずその点を確認し、牛乳のリクエストに応じられない場合にはホットミルクを別途注文するといった具合に対処するようになりました。 禁煙の部屋があるならそれをリクエストし、無い場合には観念します。 猫舌なので、コーヒー・紅茶をサービスするときはカップを暖めないで出すようにとか、 部屋にタオルが1枚しか無い場合には、 髪が長いのでタオルをもう1枚余計に欲しいとかいろいろと注文をだしたりします。 もちろんもともと備わっているタオルが必要枚数2枚に達している場合はリクエストはしません。 今のところ、私のリクエストに対して拒絶したホテルはありませんが、 ホテル側からみて私のような客は迷惑かもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月21日 08時02分48秒
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