カテゴリ:おでかけ
総合店に連れていかれて、雑多な物品販売だろうと思っていたのですが、
通されたのはなんと玉石や瑪瑙、珍しい石、景徳鎮のツボなどの工芸品コーナー。 国営で美術品を愛好する人に売ることにしたため、ここができたのだ、などという。 紫檀の棚に工芸品が6点ほど入って88万円。ばら売りはるかに安くセットで販売しているという。 ここでのおすすめはお茶と聞いていたので、お茶コーナーに行くと聞き茶をやっている おすすめはレイシ紅茶と鉄観音。 それにしても連れが遅い。 どこに行っているんだろう。 レイシ紅茶は砂糖を入れてないのに甘く、香りはそれほど強くない。 余りフレーバードティーは好まないのだが、これは気にいって購入する。 次に鉄観音を試す。 龍井茶とどちらにするか悩んだ挙句、鉄観音にする。 こちらは100グラムで300元もする。(約3900円ね) お茶も買ったことだしもう後は休憩でいいやーと思っていたら連れがきて 「話したいことがあるんだけど」 こういう時はろくなことはない。もう自分で決めてきて頑固に主張するときなのだ。 なんと、棚の中の白玉の鼎が気にいってしまったというのだ。 10万くらいなら買いたいっていう。 仕方がないので見に行くことにする 満面の笑みを浮かべて係員が3人も来てくれる。 白玉の鼎は18万とのことだった。 龍が9匹絡まってる図柄だそうだ。 国営だからもともと安いのであまり引けないというのだ。 ところが、こちらの顔をみて、手荷物で持ち帰るなら送料を引くからっていう。 さらに少し値段をあげて様子を見ると、部長に掛け合ってくるという。 奇麗なお姉さんがやってきて私の権限で13万にするという さらに頑張っているととうとうカードか現金で今すぐ払ってくれるなら11万でいいという。 さすがに10万までは下がらなかったのでしめしめと思っていたら連れが 「じゃあ買います。」 待ってくれ、カードローンで買うのはやめてーと思ったけど後の祭り。 なんとか鑑定団に出すと、笑われそうな 「我が家のお宝」はこうして手に入ってしまったのだった。 何のために旅行代金が安くなるフル観光つきのパッケージにしたんだか・・・・・。 掛け軸やら寝具やらのわなから逃れたと思っていたのに最後にこんな目に合うとは。 レート12.5円で88000元でカードで決済。 ホテルに帰ってから日銀が円高に対して介入したことを知る。 レート12.5大丈夫だろうか。 気を取り直して北京ダックの待つ夕食に向かう。 今日の夜ご飯は唯一店名がはっきりしているレストランで ものの本によると北京ダックの老舗なのだという。 いそいそと向うもテーブルには中華料理の皿が並んでいる。 心なしかいつもよりお肉が垣間見え、お味も幾分おいしく感じる。 たいてい一通り食べ終わったころ、北京ダックが登場する。 パリパリの皮だけだった香港と違い、そこそこお肉も一緒に盛られている。 よかった。実はお肉が気になっていたのだった。 香港で食べた北京ダックとは格段に違う。 パリパリの皮は脂っこくてジューシーだし、お肉もやわらかくておいしい ちょっと幸せな気分に浸りながら、これ脂っこくてたくさんは食べられないものだななどと 贅沢なことを考えてしまったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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