カテゴリ:追憶
友人が他界しました。
10年もの長きに渡り毎日のようにお話していましたが、生前は一度も会うことが出来ませんでした。 共通の友人から、4日連続連絡がつかない!と聞き嫌な予感がしました。 慌てて関係各所へ連絡し、様子を聞いたり、見に行ってくれないか頼んだりもしました。 でも、私たちは親族ではないので、なかなか個人情報だからと教えてもらうことも出来ないし、対応もしてくれそうになかったので、仕方なく救急を呼びました。 倒れていてもまだ、息があれば。 今、助けを呼んだから、頼むからあと少し頑張るんだ!そう祈りながら。 孤独死だけはしたくない。 本人が生前強く願っていたことでした。 間に合いませんでした。 かわいそうに、生き絶えてからおよそ48時間、ずっと助けを待っていたのです。 この時ほど福岡と大阪のその距離が恨めしかったことはありませんでした。 最後のあいさつをするためにお通夜に行きました。 安らかな静かな笑顔でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月14日 02時06分24秒
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