カテゴリ:おでかけ
ショッピングセンターで買い物をしたら、無料のバス旅行の抽選権を渡されたので、
応募してみたら見事に当選。 一日旅行に行ってきた。 この手の旅行は2回目で、前回は湯布院だったのだけど、 今回は佐賀県の武雄温泉らしい。 とはいっても、今回武雄温泉には入湯せず、武雄神社を詣でてみたり、 手作りのフルーツタルトを作る体験をしたりするらしい。 バイキング形式のお昼ご飯もついているそうだし、なにしろ無料で一日遊べるのだから是非行って来たら? という家族の勧めもあって行くことにした。 温泉は入れればもっとよかったんだけどね。 朝、7時10分の集合とのことで、朝が早いのが玉に瑕。 それに合わせていろいろと準備をするものだから、もう眠いの眠いの、バスに乗り込んで 座ったとたんに眠ってしまうありさま。 そしていの一番に連れていかれたのが「宝石と毛皮とバック」の専門店。 このあたり海外でも免税店がツアーに組み込まれているんだけどそれと変わらないなーとしみじみ思う。 とりあえず何千万の宝石とかから始まって何十万もする高価なキラキラ光ったそれらを拝見するのも目の保養。 普通なら試着といえどなかなかそんなものを身に着けるチャンスもないのだが、ここではもう勧められるまま試着のし放題である。 馬子にも衣装という言葉があるが、残念なことに少々首元が豪華でも全然変わり映えがしないのだった。 一息ついて今回の目玉たる、「武雄神社」へ参拝する。 この神社パワースポットである大きな楠の木があることで有名だ。 お宮に詣でて、参拝し、お札を買い求め、それから楠を鑑賞に行くことにした。 鳥居をくぐって石畳の道を上りおりすること約2分・・・と書いてあったが、私の足では約10分足らず。結構なのぼり坂を上っていくのだ。 もみじの並木をくぐり、紅葉している葉を鑑賞したり、すがすがしい竹林を通り過ぎると急にひらけた場所があり、その中心にどーんと楠が立っていた。 (下の写真は帰り道に取ったので、もみじ並木が先に見える) 柵がめぐらしてあって、近寄ることはできない。 幹の周りも樹高もおおよそ26メートルほど有るそうだ。 なんと3000年くらい生きているらしい。 巨大なうろができていて、そこは12畳ほどの広さがあり、天神様が祭られているらしい。 バスガイドさんの話によると「パワースポット」らしい。 若いころはこういうパワーに非常に敏感だった私も最近はもうほとんど盲目状態で多少のことでは何にも感じない鈍感力を身に着け、今回やすやすと近づくことができたのだが、果たして良いのか悪いのか。 なんというか、どこかでみたような既視感を感じる。 一晩寝てみて朝その正体が分かった。 そうだ、屋久島の縄文杉。あれと同じ印象を受けたのだった。 それから武雄物産館の系列の食事処で武雄の新鮮な農産物を生かしたおいしい料理を食べさせてもらい、 嬉野のほうに足を延ばして、カステラ屋さんへ連れて行ってもらって、 嬉野茶の工場を見学し、お茶のすばらしさをかみしめつつ、 また武雄に戻ってきたと思ったら、今度は「川古の大楠」を見に行くという。 全く知らなかったが、このあたり「風土記」にも大楠が登場する楠の名所でこの川古の楠もまた、 その1本であるらしい。 これまた樹齢3000年と言われる大きな楠の木であった。 こちらは幹にうろがない。どちらかというと、武雄神社のものより大きいのではなかろうか。よくわからない。 地元の農産物の販売所かとおもっていたら、実は人形劇の小屋でついでに農産物を売っている模様であった。この近くで大昔に大蛇を退治したそうで、その話の劇が上演されていた。 なんだかずいぶん引っ張りまわされてもう大変お疲れのところで最後に連れていかれたのが、羊羹のお店だった。小城羊羹といって、周りが硬い羊羹が昔からここらあたりの名産なのである。 小城羊羹と一緒にお抹茶がふるまわれた。さっぱりしたおいしいお薄茶でさすがお茶所だなあと思った。 お茶がおいしいのか、羊羹がよいのかわからないが、ついおいしかったので、お土産に抹茶と小倉と2本羊羹を買い求め、帰路についたのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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