カテゴリ:雑感
こうのとりのゆりかごで、遺棄されそうになっている子供を助けている熊本の慈恵病院。
今度は「内密出産」制度をスタートさせたそうだ。 ニュースの元の記事はこちらのURL (引用元サーバーから時間がたてば消去されるため、文末に要約をつけています) https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&id=5893547&from=home いろいろな事情で公にできない子供を授かってしまい なやんだ結果死に至らせてしまう母の話は昔から枚挙にいとまがない そんなことしなければいいのにって思うが なかなかそうはいかないのだろう。 少子高齢化で子供を産んで欲しいなら、こういう現実的な支援をすべきなんじゃないかと私は思ってる。 経済的理由と称して中絶されている赤ちゃんがすべてこの世に生まれてきてくれていても それほどの数ではない。 そうであったとしても、救える命であることは間違いがない。 子供の知る権利と知らせたくない親の事情のどちらが重いかという話はあるけれど それらよりもっとはるかに重いのが「安全に生まれて、生き延びる」権利だと思う。 法的な問題や経済的な問題、いろいろと難しいが 慈恵病院はあえてその責任を背負って 「赤ちゃんが無事安全に生まれて生き延びる」権利の保障を選んだのだと思う。 ただ、子供の「知る権利」を保証するためには 病院よりも本来なら国や地方自治体がこの情報を管理するべきではないかと思う。 間違いない身寄りは出産した母自身で、この母の意思により内密出産と相成るわけであるが、 せめて母親がこの世を去ったとき、直ちに本人に母親の情報の開示をしないと 遺産相続その他の現実的な利益という分野での子供の権利が守られない気がする。 どんな状況で生まれても幸せになれるような社会はいつになったら実現するのだろうか。 --------以下は掲載された記事の要約
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