カテゴリ:社労士開業
こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。
先週土曜日から体調を崩し寝込んでいた。とにかく、腹痛と微熱が続き、かなり苦しい思いをした。1日半は何も食べなかったので、体重も一気に3kg程減少。まぁ、ダイエットにはちょうど良かったかもしれないが・・・(笑)。 おまけに娘を抱っこしようとして、腰をひねり、腰痛がひどい(泣)。とはいえ、公私ともに済まさなければいけない用事もあり、日曜日はあちこち行っていた。落ち着いたら、接骨院にでも行って来ようと思う。 今日は朝から顧問先から呼び出しがかかり、役員報酬の見直しの件と中安金についての打合せ。中安金の相談だけなら、相当件数受けていたが、ついに手続きまでやることになった(汗)。まぁ、下調べは十分だし、心配することもないが、少し面倒ではある。いずれにせよ、顧問先が私を頼ってくれたのだから、頑張るしかないだろう。 ところで、最近ネットサーフィンをしていて、平成23年から社労士事務所のフランチャイズシステムを立ち上げようとしている事務組合を発見した。 HPを読むと、加入金の200万円を収めれば、諸経費の面倒を見てくれる上に、ノウハウの提供を受けることができるらしい。さらに、営業も代行してくれ、一定期間は数十万円の報酬も保証してくれるらしい。なんだか、これから開業しようとしている人には夢のような話だ。 HPによると、このシステム自体は平成23年から動くらしいが、すでに富山市にも加入の意思を表明している社労士がいるようだ。この富山の社労士は、こんな情報をどこから仕入れたのか知らないが、すごい情報網を持った社労士もいるもんだと感心した。 私には、このシステムの良し悪しは判断しかねるが、個人的には、魅力は感じない。結果的には、大きなフランチャイズシステムに組み込まれることになり、自分のアイデンティティがかき消されてしまうからだ。 今の私は、開業した以上は、限界まで自分一人の力で行きたいと思っている。そんな私にとって、件のフランチャイズシステムはあまり魅力的なものに映らないのだろう。 社労士に限らず、これからの士業の世界は大きいもの、新しいものが支配する世界になる可能性がある。いずれ社労士業界を誰かが牽引し、新しいビジネスモデルを考え出したものが継続的に富を独占することもあり得るかもしれない。 このフランチャイズシステムを提案する事務組合が、その支配者になるかどうかは全く分からない。また、同業者の中には、いろんな動きをしている人(同業者相手に商売する人も含め)もおり、ひょっとすると、そういう人の中から「支配者」が生まれるのかもしれない。 支配者は業界を牽引し、ひょっとすると社労士の地位は高まり、世間からもっと尊敬されるような時代も到来するかもしれない。 もっとも、私はそうなる前に、社労士を辞めているだろう。「バッジの力」だけで、仕事が取れるようになる業界はつまらないと感じるからだ。 ただ、一つくらいは、自分なりの金字塔を打ち立てて社労士を辞めたいものだ。その金字塔をいつ打ち立てるか?そして、私が社労士を辞めるXデーはいつか?Xデーの後も、楽しく生きていくためには、今何をすべきか? こういうことも含めて人生をしっかり設計しておかないと、「辞めるタイミング」を逸してしまう。結果として、爺さんになっても、ヒィヒィ社労士業を営まなきゃいけない人生になってしまう。 決して後ろ向きではない、前向きな辞め時を早く決めて、自分の社労士人生をもう一度見つめ直すことも時には必要だと思う。 私も今年で35歳になるが、現役全開で働くといってもいいところあと25年がせいぜいだ。そのときに何を手元に残しておきたいか?「終わり良ければ、すべて良し」ではないが、社労士として自分のやりたいことをやって、世間にちょっとは貢献して、最後はそれなりのモノを手元に残す。「これでいいじゃないか」と割り切るようになったら、最近はさらに生きるのが楽になった(笑)。まぁ、あまり良くないのかもしれないが・・・(汗) ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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