シーズーもん太 めくりの止まった　カレンダー

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  16歳シーズー（背中が楽！）

  　　　『 ボク 背なか ラ ク～ ！』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳１０ヶ月と１２日（１９９２．８．１生）　 　 　　　　　　　　　　　「これって　背中　安定して　すんごく  ラク ～って感じ！」　歳がいってくると、寒いよりは暖かく、冷たいものより温かいもの、堅いものよりやわらかなものを。そして楽～に、って気持ちになる。これって、人間に限らずボク（犬たち）だっておんなじなのさ。この先、ボクも体がだんだん硬くなり、自分で思うような姿勢がとれなくなって、いずれは寝たきりになるかと思う。　そして寝たきりの同じ姿勢は絶対良くない。そんな姿勢を時々変えてやって、それを支えられるようにって、お父さんが用意してみたのが、画像のタオル丸太（？）。お父さん曰く、人間が楽なことは犬も楽なはずだ、って。試しに背中に当てて寝てみた。横になった背中が支えられてるってすんごく楽～！お父さんがこれを作ったのは、ボクが布団からずり落ちそうに寝てることがよくあるので支える適当なものは、って考えてたんだって。そしてお母さんに「何かなかったっけ？」と持って来させたのが、使い古しのスポーツタオル。クルクル巻いたら直径５～６ｃｍ、あとは輪ゴム。シーツもタオル地だから逃げない。　今ボクは５．８ｋｇ。たとえ寝たきりになってもヒョヒョイと、いとも簡単に姿勢を変えてもらえる小型犬だ。けど大型犬はなかなかそうはいかないと思う。その床ずれ対策。こんなもので、少しでも接地面を少なくしてあげられたら、と思う。

  2009年06月12日

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• 16歳シーズー（元気に円運動）

  　『今日も元気に　　　　　　　円運動』　ボク 今日で１６歳１０ヶ月と１１日　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　きのうも言ったけど、老犬の徘徊は右回りが一般的、とか。根拠は分からないけど、ボクは左回りだから対象外と決めている。だからボクがしてる円運動は、単なる日常的なウォーキング、運動の一環なので～す。まだまだ心配してません。ま それでもちょっとだけは、老化現象のチェック対象であるかもしれない、かな～？でもついつい、〔気をつけておきたい老化現象〕、なーんてページを見てしまう。そこには体格・身体面、運動・感覚面、生活面など項目別にチェックポイントがたくさんある。確かによくに見れば、ボクに当てはまるものはある、まぁ当然だけど。ただそれを、「歳だからしょうがないかぁ」と傍観してるだけでは、その進行を助長するだけだ。だからそれをいかに遅らせて上げてやれるか、ということが大事になってくる。こうやって画像を見ると十分目も見えてるようだし、歩きもしっかりしてそう。こんな様子を見て、お母さんは言う。「もん太ホントはまだ全然ボケてなくて、時々わざとそんなふりして、実際ボケたらどうやって対処してくれるのかって、私たちをを試してるんじゃないの？」って。だからボクに、転ばぬ先の杖とは言わないまでも、そのためにいろんな工夫をしてくれてるんだと思う。さっきもお父さん何か作ったみたい。それは明日披露しようっと。

  2009年06月11日

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  16歳シーズー（円運動？)

  　『ボクの円運動は徘徊？』　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳１０ヶ月と１０日（１９９２．８．１生）　　　　〔徘徊　：　あてどなくさまよい歩く。認知（痴呆）症状のひとつ　　　　　　　 としてしばしば現れます〕　ってさ。　実は何を隠そう、ボク最近その徘徊とやらを時々やってるらしいんだ。たとえば上の画像のように物干しの周りをグルグルとだ。７～８回まわるだろうか。そのうち円周がずれてご覧のように物干しの脚に低い鼻をぶつける。そんな瞬間をお父さんはシャッターチャンス、と狙っていた。なんと残酷な親じゃありませんか。これでもボクの親か！　それはそれとして時々無性に歩きたくなる。別に物干しの周りだけじゃなく、ダイニングテーブルの周りとか。そして一般的にボケが進んでくると、疲れるまで回っているんだそうだ。ボクはまだそこまでいかない。途中で正気に戻るか、抱き上げられたりする。そんな時お父さんはボクの頭をピタピタ叩いたりする。去年の７月にも似た症状があったけど、そのときは一過性だった。でもあれから１年。年齢とともに症状が再た現れても不思議じゃないわけで、とうとう本物が来たかなって感じ。まして大事な視聴嗅、そういった感覚、情報窓口が閉ざされた今の状態だと、脳の活性化もままならずだし。ま お父さんが何とかしてくれるだろうさ！で、面白いのは、認知症の犬の徘徊は一般的に“右回り”なんだそうだ。それがボクの場合は“左回り”。だからボクってまだ認知症じゃないんじゃないかと思ってる。今度お薬貰いに行った時先生に聞いてみよう。　

  2009年06月10日

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  16歳シーズー（ボクの嗅覚)

  　　　　『ボクの嗅覚』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳１０ヶ月と９日（１９９２．８．１生）　　　　　ボクやっぱ台所が一番好きだ。台所は大好きな匂いがいっぱいあふれてるんだもの。いくら鼻が鈍ってても、食事の支度、お料理の準備とかって、雰囲気でわかる。空気が伝わってくるもの。今も、「あぶない！」「じゃま！」って言われながら、ついまたお母さんの足もとに来てしまった。　モノの本によると、人間の持つ嗅覚細胞が５００万個なのに対し、犬は１～２億個もあるんだって。そしてその表面を覆う“嗅粘膜”っていうのが、人間は約４平方ｃｍだけど犬は１５０平方ｃｍもあって、嗅覚細胞で感知した臭気を敏感に感知することが出来るんだそうだ。肉のニオイは人間の１００万倍、刺激臭には１０００万倍も敏感なんだってさ。そんだけボクラの嗅覚は優れてるんだから、まだボクの鼻にも元気な嗅覚細胞が残ってるはず。ただ引っ掛かるのはー、犬は人間に比べて鼻筋が長いため鼻腔も広く、それだけ沢山の嗅覚細胞が分布出来るようになっている、って言う。この鼻筋が長い、っていうのがどうも気にくわないのさ。で結局、シーズーやパグなどの短吻（たんぷん）種の犬は、鼻腔が短いんで、他の犬種に比べて嗅覚はやや劣ってるようだって。だからって、ダックスの鼻なんかちっとも羨ましいと思わない。逆にあんなに長くって邪魔じゃないか？と同情してるくらいだもんさあ。ボクラを「鼻ペチャ」、だから可愛いってみんな言ってるじゃん。

  2009年06月09日

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• 16歳シーズー（食餌管理)

   『ボク 保証する！』　　ボク 今日で１６歳１０ヶ月と８日　　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　きのうお母さんに抱かれて玄関でお外眺めてたら、散歩途中のハナちゃん（シーズー♀７歳）がシッポ振りながら寄って来た。雪の上の真っ赤なオシッコで病院に駆け込んだ子だ。「あれがもし、雪の時期じゃなかったら、気付かなかったでしょう」てハナちゃんのお母さんは今でも言う。　以来半年、病院指定の療法食フード以外一切口にさせていないそうだ。お陰で検査数値も落ち着いて、手術しないで済んだととても喜んでた。話を聞くと、やはりハナちゃんもお母さんも、食餌管理の苦闘ぶりは大変だったようだ。今まで良かれと与えた食餌を後悔し、今度は手のひらを返したように心を鬼にして制限する。ハナちゃんの訴える目にグラつく気持ち。その誘惑を必死でこらえたお母さんはとっても辛かったはず。どんなに吠えられ、見つめられ、泣いてねだられても上げることのできないお母さん。何度「ゴメンね ゴメンね」って詫びたことだろうか。そんな苦しい時期を経験した今、ハナちゃんはいつもの愛嬌でシッポ振り振り、ボクのお母さんの足もとに寄って来たんだ。「わたし 全然平気だったよ」って。良かった本当に良かった。あの苦しみを乗り越えられれば、「ハナちゃんの元気で長生き、間違いなしだ」。ボクが保証する！

  2009年06月08日

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• 16歳シーズー（ふやかしドライフード)

   　『ドライフードを…』　　ボク 今日で１６歳１０ヶ月と５日　　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　今ボク ご飯べ終えたとこ。　前にも言ったよねえ。ボク４月の下旬ころから、ドライフードをふやかして食べてるって。 何故って、歯なのかアゴなのか、少し噛み合わせに不具合感があるからなんだ。食べるにはそれほど支障はないけどね。　このドライフードって、熱湯に浸してラップ掛けたからってそう簡単にふやけない。そんだけギチィーっと固められてるってことで、それを齧る我々の歯ってすごいもんだなといまさら思う。ま 大概は呑み込んでるんだろうけど。水に浸すこと２時間以上。それがふやけると４倍くらいになり、腹の中でこんだけ膨れ上がるかと思うとゾッとする。で ボクはそのふやけたのをそのままではなく、さらにつぶして食べやすくして頂いている。まあ、噛み合わせがちょっと変ということを機に、“歳”ということも考慮に入れて、歯にも胃にも負担の少ないように、ということらしい。でもこれって、当然といえば当然なんだけど、腹持ちしないような気がするんだ。だってお腹の空（す）きがいつもより早いような気がするものさ。さりとて、小腹空いたからって特別どうのこうのある訳でもないし、ああだこうだ言っても取り上げてもらえるものでもないけどね。ま こういう食事の管理の在り方も長生きの秘訣のひとつ、って言われればそれまで。そんな訳で、ボク 食べ物のことについては、なんも言えないんだあ。ハードも生も お安くない療法食だしさ～。

  2009年06月05日

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  16歳シーズー（ボクの睡眠１７時間）

  　『ボクの睡眠１７時間』　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳１０ヶ月と４日（１９９２．８．１生）　　　　　　　庭で 砂浴び中の雀　　　　　　　　  どうしてそうやって布団から ズレて寝るかねーボクの睡眠時間て、お父さんが勘定するには、だいたい１７時間てとこらしい。もちろん残りの８時間を人間みたいにぶっ通しで起きてるかというとそうではない。朝起きてから夜寝るまでの、食後眠とか昼寝とか、退屈眠（？）とかをトータルしての話だ。ただ自分くらいの歳だと、一般的には一日２０時間を超えてるらしい。寝ているのを見て、「眠たいんだから寝せておきなさい」。大人しくしてることをいいことに、「そのままそっとしておきましょう」と。これでは、老化老衰に拍車を掛けているようなもの。なんの刺激もないから、ただひたすら衰えを進行させ、オーバー ザ レインボーを夢見させるだけになってしまう。まあ、家族の中であんだけ主役を張り続けて来たのだから、あとはゆっくり静かにという親心かも知れないけど。でもそれって「お前の番は終わったのよ」って感じ。ここから先にこそ、まだまだ新しい発見、もっともっと深い味わいを味わえるのに。「犬だから。犬だから まあ…」というみなし方では、長生きさせることはできないのでは、と思う。ま 難しいとこだとは思うけど。だからってうちの両親は、はなからそういうこと知っててボクを育てて来た訳ではないと思う。歳月が進むにつれて気付いて来たということらしい。　

  2009年06月04日

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  16歳シーズー（愛情音波？）

  　　　『愛情音波？』　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳１０ヶ月と３日（１９９２．８．１生）　　　　　「見えないって言う 割りに ボクいつも いい目線してるよねー」　　「見えてそうで  見えてない」「見えてなさそうで  見えてる」いったいどっち？ って言われるけどどっちでもあり、どっちでもない。って答えるしかない。瞳はご覧のように、牛乳の水割り色？。１４歳後半頃まではこの部屋の窓に駆け上がって、車とか人通りをよっく眺めてた。でも視力の衰えた今、この部屋にほとんど出入りしない。雰囲気も少し変ったようなので、どっちがどっちか分からずオロオロとぶつかって歩くだけ。そういう意味でも行動スペースがだんだん限られてきている。かと言って運動量に関係ないから問題なしだ。　ところでお父さん、ボクの聴力の衰えのことで、「犬笛」について問い合わせてみたんだって。犬の可聴範囲の周波数は６５～５０，０００Ｈｚ。ヒトは２０，０００Ｈｚ。つまり犬笛の発することのできる音の周波数の範囲は、ヒトの可聴範囲を大きく越えているので、聴力が衰えた犬はそれでも聞き取り可能かどうか。お父さんにしてみれば、もう声はボクに届かないので、せめてその犬笛で合図を送れないものか、との期待だったらしい。が、返ってきた答えは「ノー」聴覚が衰えてくると超音波も聞き取りにくくなるのだそうだ。どうも西村寿行の「犬笛」って訳には行かないようだ。残念。ま そんなものよりボクの愛情音波の受信感度はいつも良好。だからお父さんとお母さんの周波数といつもピッタンコさ。

  2009年06月03日

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  16歳シーズー（北限のサル？)

  　　　『北限のサル？』　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳１０ヶ月と２日（１９９２．８．１生）　　顔の毛 かなり ボッサボサ。おでこの毛と鼻の感じが、一見 世界北限 下北半島脇野沢（わきのさわ）のおサルに似てるって時々ボク言われることあるけど、ま好きにしてください。どう言われようと今しばらくこのむさっ苦しいままです。体の調子を見ながらトリミングに行く予定なんです。そう、体と相談しながらなんです。前にも書いたけど、なんつったって午前中はまるっきしダメで、「今日にも、明日にでも…」とか、「この分で誕生日まで大丈夫か？」と思えるほど心もとない状況になったりするからなんです。でもそれが、ｐｍ４時頃になると、まるで視聴嗅覚の衰えなんかどこ吹く風、てなあんばいで「２～３年は大丈夫そう！」と評価は一気に逆転。それほど午前と午後の部、二つの違った顔をもつボクなのさ。まるでジキルとハイド。お父さんがよく悔やんで言うのは、「目がもう少し見えてれば全然違うんだろうなあ」って。いいんだ、いいんだ。ボクそんなの気にしてないから。だってお父さんもお母さんもボクのことちゃーんとエスコートしてくれるから。こんな訳で、体調をよく考慮した上でトリミングＯＫのサインを出すことになっている。それまで毛深く下北のお猿バージョンで。もっとも次回からは行き付けの病院だし、事前に聴診器を当ててもらうことになっている。　ホント ボクってあと どのっくらい もつのかね～？

  2009年06月02日

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  16歳シーズー（関節炎？)

  　　　『変形性関節炎？』　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳１０ヶ月と１日（１９９２．８．１生）　　　　　　　　　　　「ソファの昇り降り 中止だってさ」　ボク 一日（八月）生まれだから、月が変わるとことさら気分が一新されるような気がする。ましてボクぐらいになると、これからのひと月ひと月がとても大事になっていく。なんたって人間の４倍のスピードですから。　さて、先日も少しふれたけど、最近足腰が少し弱ってきた感じ。特に左前脚が変形性関節炎で、夕方になるとその日の運動の疲労からか、ビッコになる。先々週５日間それが続いた。よって元気のバロメーターとしたソファの昇り降りは以来一切中止。ソファは置き換えられてもう昇れません。寝床はソファの足元に場所替え。お蔭さまでそれ以降、ビッコはおさまりました。なんたって、足に負担や疲労が掛からないように、溜まらないようにとボクは時々に抱き上げられるからだ。人間だったら杖を突いて歩くところだろうね。ま 太ってないことがせめてもってとこかな…。　それに今、お母さんはボクのその関節のために、って思っていることがある。それは、薬を塗ってサポーターをつける、ということ。薬っていうのは、お母さんが腱しょう炎で整形外科から頂いてたもので、犬の話で盛り上がったそこの先生が、これは犬にも効きますよ、という薬だ。お母さんはそれをボクになんとかして塗りたいと思っている。でもボクが前足に触られるのを絶対イヤがることも知っている。

  2009年06月01日

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• 16歳シーズー（夏犬？）

  　『 夏 犬 ？ 』　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と２９日　　　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　これからこんな赤ベロ表情が多くなってくるんだよね～。寒いの嫌いだけど、暑いのってもっと嫌いだ。なんたって毛むくじゃら、だもんさあ。 でもボク サマーカットしないので、これからの暑さ対策、お母さんがとても気をつかうところ。ただし今年はそのカットのこと        「寒いのイヤ　 暑いのもっとイヤ！」考えてるかも。ボク歳だから。　　　ま それはそれとして、今は時期的には一番しのぎやすい頃だけど、それでもも毎朝の予想最低気温のチェックは怠りなしのわが家。寒がりん坊のボクの為に、わが家はまだ、暖房タイマー設定のまま。ボクの最適温度２２℃。ただ季節的に日中はもう、こんなあんばいで「赤ベロ」をチラホラ。そしてハアハア言う。お父さんは、毎年恒例のこんなボクの顔を見て、昨日エアコンの室内・外ユニットのカバーを外した。「赤ベロ」はサインだから。という訳で、夏が始まる。八月生まれの夏犬。暑さに強くてもよさそうなんだけど？でも 夏猫は聞くけど、夏犬ってあるんだっけ？

  2009年05月29日

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  16歳シーズー（４時からオトコ？)

  　　『ボクって ４時からオトコ？ 』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と２８日（１９９２．８．１生）　　　　　「ボクって ４時過ぎると 元気が出てくる」　お父さんはボクのことを「４時からオトコ」って呼ぶ。なにぃ？ それー？「５時から男」っていうの耳にしたことあるけど、ボクの場合５時じゃなくて４時から元気になるからなんだって。言われてみればボク～、 午前中ってまるっきしダメだもんね～。昨日あたりなんか特にだ。お父さん不在の余波がまだ残っててヨタヨタのヨロヨロ。グッタリ  のグニャーでポヤ～ン。（ごはんはそれなり食ったけど…）そんななんとも弱々しく頼りないボクの様子を見てお父さん、「こいつ１７の誕生日（あと２ヶ月）までもつのかあ？」って本気で思ったらしい。そんだけ元気なかった。そしてお母さんは、「先生おっしゃってたけど、犬は年をとってくると、いきなりガタガタって弱って、そのまま逝っちゃうことも多いんですって」て変な追い打ちをかける。さらに、「犬は最初の１年で一気に１８歳もいっちゃうから、年をとると逆に、一挙に弱ってしまうのかもね」って。ボクの顔を見つめながら言う。けど、ボク なんも言えねえ。そんなふうに言われながらも、午眠から覚める４時頃、オシッコ  ウォーキング 夕ごはんにと気持ちが活気づき、覇気が出てくる。「４時からオトコ」の本領発揮だ。すると、「明日の 今日の…」と言ってたのと打って変わって、今度は「おっ！この分じゃあ ２０までいけそうじゃん！」て。ボクなんも言えねえ…。

  2009年05月28日

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  16歳シーズー（新しい洗濯物)

  　『この干し物は？』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と２７日（１９９２．８．１生）　　　　おとといの月曜日、ボク吐いたんだけど、足が滑らないようにって敷いてくれたばっかりのタイルマット（２５ｃｍ×２５ｃｍ）の上に、やっちゃいました。それも１枚にやればいいものを、ごていねいに４枚の丁度 合わせ目に。　で お母さんは、お手入れ方法の説明に従って初めてこのタイルマットを洗った。ネットに入れて洗濯機でぐるぐる。脱水機にかけて、あとこうやって干すだけ。（少し諸注意はあるけど）乾きが早く、傷みがないし、吸着性も落ちてないということで、お母さんは感心していた。　だからってお母さんの手を余りわずらわせたくないので、これから吐くときは場所を考えないとねえ…。もしオシッコのときもこうやって干されたら、とてもあて付けって感じで、イヤ～な気持ちになるので、その点も気を付けたいと思います。でもボク歳だからな～そんなボクに、「快適な老後を」ってお母さんはワンコの商品のカタログをまた見ていた。

  2009年05月27日

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  16歳シーズー（ボクの新しい寝床？)

  　　　『寝床が新しく』　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と２６日（１９９２．８．１生）　　　　　　　　　　「ボクどうして ここに寝るの？」　 もん太にとって今回、二日に亘ったある種の時間的空白は、年齢的にいつもと少し違ったようだ。運動後に起きる筋肉痛。年とともに、その痛みの襲来が、我々にも日にちのずれがあるように。　もん太の午前中は、覇気に乏しいのはいつものことだが、昨日今日は午後もそんな風に感じられる。それと、先月に病院で検査受けた右前足の関節炎で、夕方になると引きずりだした。歩かないようにさせるのだが、それがなかなか…。痛いはずだから歩かなければ良さそうなものだが。タイルマットをもっと早くに、と今ごろ思っている。それでも、病院から頂いた痛み止めを夜飲ませると、翌朝はケロッとしたもの。かと言って薬頼みでは良くない訳で、歩きまわる彼を何度か抱き上げ、足への負担を幾分かでも少なくしてやっている。今にして思えば、彼の歳も顧みず、元気と健康のバロメーターと称し、囃し立てていたソファの昇り降り。それを１６年間も、日に何度とやり続けたのだから、着地の際の関節への負担とダメージは計り知れない。今更ながらである。そして今頃いきなり、彼の安らぎのベットであるソファを後ろ向きにし、その下に新たに寝床を据え直した。冒頭の画像は、そんなことに合点（がてん）のいかない彼のもん太。　

  2009年05月26日

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  16歳シーズー（お帰りなさい）

  　　　『お帰りなさい』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と２５日（１９９２．８．１生）　　　一泊二日で出かけたター君の結婚式。お父さんはきのう夜８時半頃ろ、ボクが眠りに着いた頃にもどって来た。ボクを目覚まさせないようにって、そーっとうちへ入って、奥の部屋へ直行した。でもいくら視聴嗅覚が衰えてるからって、ボクすぐ気配で分かった。だから部屋を間違わず、お父さんの足元に行けた。そんなボクを見てお父さんは、ボクの両耳の所をグリグリしながら、「ただいま。いい子してたってね」って。なんたってメールの送受信を１０回以上やってたらしいから、ボクの状況はすべて把握済み、ってとこらしい。　お母さんはボクが寂しがらないように、不安にならないようにっていっぱいボクに話しかけてくれた。だから家の中あっちこっち落ち着きなく動き回りはしたけど、いつもほどでもなかった、っていうことも。でもそれはそれとして、お父さんの不在は確かだったので、そのストレスの徴（しるし）として、今朝食べたご飯１０時半ころに吐いた。でもお父さんがそばにいるから安心さ。

  2009年05月25日

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  16歳シーズー（お父さん 一晩いない）

  　　　『お父さん 一晩いない』　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と２２日（１９９２．８．１生）　　　　　　　　　　　　　　　　「明日の晩　お父さん　帰って来ないんだってさ～ ・・・！」　　あさって日曜日、お父さんはター君の結婚式に出席するので、明日土曜日の晩は前泊するんだって。お母さん　ですかぁ？　お母さんはボクと一緒に、うちでお留守番。「えーっ、身内のお式なのに～？」「ペットホテル」「身内のどなたかにぃ…」とか言われるかもしれない。普通はそうかもしれない。でもボク、もうこの歳だし、あとあとの体調や精神面のことを考えると、不安でまかせることはできない、ということなんです。それでなくてもボク、社交性ゼロだから、もしお母さんもお出かけとなったら、どうなってしまうことやら。　お蔭さまで、今回のター君一家も以前犬を飼っていた経験から、ボクのことを察してくれています。だから、ター君のお母さんは「しょうがないよねぇもんちゃん、ゴメンね」って。ボクの方こそ「ゴメンなさい」なんだけど。　とにかく、お父さんの一泊二日。もちろんお母さんは寝ずの番（晩）だろう。　

  2009年05月22日

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• 16歳シーズー（錠剤カッター)

  　　『重宝　錠剤カッター』　　　　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と２１日　　　　　　　　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　 病院に取り寄せをお願いしてたので、先日薬もらいに行ったとき、お父さんが持ってきた。　　→くすりのカッターだ。ボクが錠剤を１日半錠ずつ２回で飲むとき、今までは、お母さんが薬を包丁で割っていた。でもそれって、うまく割れなかったり砕けたりでけっこう厄介。そこで先生に聞いたら紹介してくれたんだ。病院でも実際に使っている。たいていは、病院で割ってくれるけど、でもボクが最近飲み始めた心臓の薬（二トロール）の場合、半分にすると湿気とか光に弱いということで、自宅でカットするのが適切と言われた。ただお母さんは、「これ、毎日包丁で・・・？」と。ボクが若い頃、お母さんは、ボクのためにって乳鉢まで購入して市販の錠剤を粉に摺って、口にすり込んだこともあるんだけど。　さて今回のこれ、実際使ってみると、「何処が真ん中？」とか、砕け散る心配もなく、いとも簡単にきれいに割れるんだ。とっても重宝だ。でもこんなもんが？ と言っちゃなんだけど、２１００円だって。                                                            　でも 感謝感謝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2009年05月21日

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  16歳シーズー（スーパーレジ袋）

  　　『スーパーレジ袋』　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と２０日（１９９２．８．１生）　　画像上の 「これ なに？」のご説明申し上げま～す。　先週 話したけど、ボクの足 滑らないようにって、お父さんはタイルカーペットを取り寄せ、敷いてくれた。お蔭さまで関節とかへの負担が少なくて、とにかく歩きやすい。歩く際の、フローリング床をカシャカシャさせる音もなくなった。ただ、以前と違い、ボクがソファから飛び降りても音がしないから、お父さんたちはボクの行動に気付かないという問題が出て来た。夜中にオシッコしたくてソファから飛び降りても、すぐカシャカシャ音で気付いてくれたんだけど、今度はそうはいかなくなったのだ。そこで、「どうしたら」ってお父さんしばらく思い悩んでいたみたい。で 思い付いたのが、何のことはないスーパーのレジ袋。あのビニール袋のガサガサいう音って、けっこう耳障りなもんだよね。お父さんはそれを、ソファの足元に置いてある座布団のカバーの下に、いま敷き込む準備をした。というのが「これ なに？」の説明。試しに、ボク 飛び降りてみると、ガサッというけっこうな音がした。これで問題解決、一件落着！　話 変わるけど　このビニール袋のガサガサいう音は、夜泣きする赤ん坊をおとな　しくさせる効果あるんだってね。　お母さんのお腹にいたときの音に似てて安心するんだとか。

  2009年05月20日

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  16歳シーズー（巡り合わせ）

  　　  『再会　巡り合わせ』　                                       ボク 今日で１６歳９ヶ月と１９日（１９９２．８．１生）　  先週「トリミングお断り」のこと書いたけど、昨日お父さんが薬を取りに病院へ行って、ついでにそんな事情を女医先生に話したら、「なんでしたらどうぞ、うちでやらせて頂いても構いませんよ」って言われたんだって。　この病院のトリミングのことは前々から知ってたけど、行き付けがあったので気に留めてなかったのと、トリミングのことは最初っから、お父さんとお母さんがボクを見染めてくれたペットショップのお世話になっていた。ただ、ボクの扱いに慣れていたトリマーさんが辞めてしまったので、１２年ほど通ってたけど、それを機に河岸を変えた。　そして新しく四年、そこでも大事に扱って頂いたお店だったんだけど、先週お話したとおり、「もんちゃんはもう…。ごめんなさい」となったわけ。　でも巡り合わせって不思議だ。お母さんはボクのことをいつも「運がいい、恵まれてる」って言う。今回のそれは、あの１２年お世話になったアキちゃんが、最近ここに勤めたということ。それはまさに驚き、桃の木、山椒の木だ。「もんちゃんの状況変わったみたいだけど、大丈夫まかせて！またやって上げられるだなんて思ってもみなかった！」って。それはボクもだ。　１６年９ヶ月。　元気で長生きしていればこその再会巡り合わせだもの。ま 行くのはもうちょっと先だけど、これでお父さんにトラ刈りされなくって済む！ バンザーイ 　

  2009年05月19日

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  16歳シーズー（生涯 薬３種類)

  　　『生涯飲み続ける薬３種類に』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と１８日（１９９２．８．１生） 　　　　　　　　　「さすが足元 滑らず 音無しだ！」　お父さん今日、ボクの薬もらいに病院へ行った。ボクは、サイロタブという甲状腺ホルモンの薬のほか、昨年５月から「僧帽弁閉鎖不全による慢性心不全に伴なう症状の改善」ということでエースワーカーという薬も飲んでいる。ただ近頃咳が少し出て来たので、試験的に追加服用したニトロール（血管拡張剤）の状況報告もあった。（この更に奥の手の薬もあるんだって）実際に咳が治まり、効果が確認できたということで、結局生涯飲み続ける薬が一日３種類３錠となった。それと目薬。　　話変わって先週の１０日日曜日の母の日にお父さんが実家に行ったら、普段よく遊びに寄る隣のモモコ（シーズー♀４歳５ヶ月）が朝からご飯食べず元気がないと云う。伺うと、そのいつもと違う様子に、お父さんはすぐ病院へ電話をして連れて行って上げたんだって。結果は、「自己免疫性溶血性貧血」という、赤血球がどんどん破壊される、原因不明の死亡率の高い病気で、まともに治療するとかなり高額なものになるらしく、とりあえず当座ということで注射はしたけれど、甲斐なく１５日金曜の朝に亡くなったんだそうです。あの可愛い、愛嬌たっぷりのモモコが・・・。　　　　　　　　　　（合掌）　こうやって若くて逝っちゃう子と、ボクみたいにこんな歳まで生きてるのと、いったい何が、どこで、どう違ってしまうのかな思ってしまう。でもその一生、たとえ短くても長くても、みんなを愛しみんなから愛されたことは絶対間違いない。ボクのお父さんとお母さんは、その両極端を体験している。お兄ちゃんとボクとで…。

  2009年05月18日

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  16歳シーズー（足の裏の感触）

  　　『足元』　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と１５日　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　昨日の夜、ボクが寝てからお父さん、タイルマット敷いたらしい。朝起きてソファから降りて一歩足を踏み出したら、いつもと足の裏の感触が違うので少し戸惑った。だっていつも滑る足元が滑らないんだもの。お父さん注文してた物はこれだったんだ。滑らないから、歩くとき余計な力がいらないのでとても楽。お母さん喜んだのは、２５ｃｍ角のこのタイルカーペットは吸着性が良いので掃除機が効くっていうこと。それと簡単に剥がせて簡単に洗えるから、ボクのオシッコ、オェー対策にバッチリ。だからって誤解しないでほしい。ボクはまだまだちゃんとトイレでオシッコしてます。目は見えないけど、トイレへの方向感覚は鈍っていないみたいですから。ただ問題は、ボクの歩くカシャカシャという爪音というか、その足音がしなくなったということ。なぜって、カシャカシャ音はボクの動きそのものだから。例えばソファから飛び降りても誰も気付かない、ということになる。それになんと言ってもわが家では、ボクがオシッコで足元を汚さないようにって、両親のどっちかが必ず介添えする習慣がある。それが、夜中に足音が聞こえないとなれば…。さあどうすんだろう？　お父さんとお母さんに新しい悩みが始まったと思うよ。　　「それなんだよなー」  　「 いま わが家の南側で　匂っている最中の鈴蘭たち　　　でもボクの鼻にはもう・・・ 」

  2009年05月15日

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• 16歳シーズー（トリミングお断り！）

  『トリミングお断り！』　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と１４日　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　先日、「疲れてるみたい」ということで頭部を残して途中で切り上げられた、もん太のトリミング。昨日行ってきました。それが「２０～３０分あれば」のはずが、５分ほどで「できません、やらせてくれません」と戻ってきた。聞くところによると、「おなかとか足とか体は平気なんですが、目が見えない不安からだと思います。顔を触ったり、目の前にちらつく手とか、動く陰に歯を剥いたり、咬み付こうとするんです。ハサミ　　　　　　　　　ボクもう トリミング 無理なのぉ？を持っている手前、怪我をさせても申し訳ないと思ってどうしても…」ということでした。２～３、手はあるようでしたが、年齢的に差し障りがあり、選択しませんでした。まあ実際、ここのところ病院でもそういう反抗的態度は見せていたわけですが、「大人しくて良い子」、とあれほど評判高かったもん太も、１６歳９ヶ月という年齢（とし）ここに至って、とうとう「トリミングお断り」の引導を渡されることになりました。歳がいくということは・・・。　「これから　ボクの頭 どうなんの？」　「まかせなさい　お父さんがやってやるから！」　「げーっ！！」　「なんだ 　その　げーっ！　　て言うのは！！！」

  2009年05月14日

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  16歳シーズー（過保護？)

  　　　『ボク 過保護？』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と１３日（１９９２．８．１生）　 　３０度を超えてる所もあるっていうのに、前線のいたずらか、当地のおとといの最高気温は１２．６度。きのうは１１．９度だった。だからまだまだお母さんのこのお手製は手放せない。朝だってタイマー暖房してるもの。そう　もちろんボクゆえにだ。寒さ対策バッチリ怠りなしってとこ。さみしい話だけどぼくの背中の毛なんかも薄くなってきてるしね。夜寝るときは、冬は毛糸のブランケットだけど、この時期は、タオルを腰に掛けてもらっている。足腰を冷やさないためにってね。（５月１日画像下段のように）　それは、この先、ボクの歩行に少しでも支障がないように、という心配りからだ。とにかく人間にかかわらず、老いの体に冷えは禁物。　お母さんはいつも言うんだ。「犬は（冷えを）訴えるすべを知らないから、飼い主が事前にそのことを察して上げなければいけない」って。「『犬だから…』、では掛け替えがないはずの愛犬を長生きさせてあげることはできない」って。こんなわが家は周りからよく、ボクに対して過保護、って言われる。でもボク本人として、けっしてそうは思わない。それはボクもガンバッてるから。ボクだって世間並のワンコ同様に美味しいものいっぱい食べたいさ。でもそれが原因で、あとあと内臓を傷めたり、苦しんだり、費用のことで治療を断念させられたり、っていうのをいっぱい見聞きしてきている。そんな不幸なワンコになりたくないしね。それはそれとして、なんたってまだまだお父さんとお母さんのそばにずーっとずーっといたいもん。

  2009年05月13日

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  16歳シーズー（眠る っちゅうことは）

  　　　　　　　『寝るっちゅうことは…』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ボク 今日で１６歳９ヶ月と１２日（１９９２．８．１生）　　　ボク ホント 寝てるのが多いよね。「寝る子は育つ、なんちゅうけどこれから育ってどうする」って。　まぁそう言われれば、確かに…。ところでこの「寝る」なんだけど一般的にわれわれワンコ族は、それに当ててる時間が、一日けっこう長いよね。　そこんとこをお父さんが、読んでた推理小説から、これは“珍説だ”と言ってボクに聞かしてくれた。（文中では、犬の１年を人間の５年としてあった）　　　　犬の１年は人間の５年なんだから、つまり１日は犬にとって　　　５日間ということ。　　　　　マックスの１日には５回夜があって、５回眠らなきゃならないの。　　　よく寝るのはそういうわけ。　　　だからどんなに可愛くっても、寝てるときにかまって起こしちゃ　　　だめなの。マックスの寿命が縮むだけだからね。　　マックスのママって優しい人だなぁってつくずく思った。だってうちの親達と違うものさあ。「そんな寝てばっかりだとボケが進むぞ！」って起こすんだもの。だから今回ボクお母さんに言ったんだ。「あまり起こすと、この先のボクの寿命 縮むかもしんないよ」って。　お母さんの手ちょっと止まった、でも結局 ボク起こされた。はたして、ボケと寿命の天秤は…？　

  2009年05月12日

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• 16歳シーズー（１０日ぶりー）

  　　『１０日 ぶり～』　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と１１日　　　　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　「６日まで」のつもりが、ついつい長休みしちゃってゴメンなさい。お蔭で、心配かけちゃったふうで、安否気遣いの電話をいくつか頂いちゃいました。そうだよねぇ、この歳だから「もしかして？」「ひょっとして？」とかっていろいろ憶測されても仕方ありませんよね。でもボク 大丈夫っす。「お星様になる」とか、「虹の橋を渡る」とかってとんでもない話。だってそんなのわが家の予定表にないものさ～。　ま 御覧のように、日々こうやってグータラやってますんでご安心を。ま それはそれとして、日頃アンチ エイ爺（ジィ）をモットーにしてるんだけど正直んところ、徐々に足腰は弱くなってきてます。　（ソファの昇り降りはやってますけどね）それにボクがいちばんウロウロするスペースがフローリングなのでどうしても滑りがち。ちょっとそれも負担も感じてきてるんです。そんなおり、前回ふれたけど、ボク 前足を痛めて病院へ。そんな近頃の様子からお父さんは、ワンコの商品カタログを見てタイルカーペットをネット注文してた。すっごく有り難いと思う。ただそれはそんな安いモンじゃないと思うんで、せめてその償却分くらいは長生きしてあげなくっちゃ、と連休中に心に誓った次第で～す。

  2009年05月11日

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  16歳シーズー（トリミングを途中で)

  　　　『トリミングを途中で』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳９ヶ月と１日（１９９２．８．１生）　　 →　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　 ← 　この水仙、雪に一晩漬け込まれてダメかと思ったけど、雪が融け次第、頭を持たげて再た元気な元の姿に。感動した！　そんな自然の強さを目にして、きのうトリミングしてもらいに行った。実はそこまでは良かったんだけど、病院の疲れがまだ残ってたのか、途中でボクはへたり込んでしまった。こんなことって初めてだ。頭・顔・耳とかは日を改めることにしたけど、ホント、ボク 歳を感じた。　ボクを迎えに来たお父さんとお母さんの顔は、少し悲しそうに見えたけど、それでも家に戻れば、庭の水仙と同じで、いつもの元気に。誰がなんと言っても、家（うち）の匂いが一番好いんだものさ～。みんなも分かるよねー。そして、ホッとしていつものわが家に。　そこでこのＧＷ、ボクは諸々の疲れを取り除きたいので、明日から３日・４日・５日・６日の５日間、日記お休みしま～す。ヘバね～ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日は疲れたから あと寝ます ほんじゃ～　　　　　

  2009年05月01日

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  16歳シーズー（新しい薬)

  　　　　『新しい薬』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と３０日（１９９２．８．１生）　 　　イス・ソファから　毎日十数回の飛び降り１６年　　肩・肘の関節に 響くわなあ　おとといの晩、いつもはじきに治る右前脚の引きずりが、時間を追ってひどくなった。急遽病院に行き、触診とＸ線の結果は加齢による関節から、ということで痛み止め頂いた。それにしても初めて見るもん太の足のＸ線写真。先生の説明から、骨が溶けた痕跡ありとか、亜脱臼の経験、関節炎の経験ありとか。なんとも不注意な飼い主であったことかと赤面。ただ先生曰くは「もん太は（このタツヤ先生は呼び捨てにする）痛みに疎い方です。ただ個体によってその差はあります」と。といことは、鈍いってこと？　ま、おかげでこっちが助かってること多いかも知れない。でもなんだか申し訳なくて、愛おしさが増してくる。　そして次に、タツヤ先生「もん太の心雑音、少しレベルが上がっている」と、肩関節のＸ線写真に薄く写る心臓を示しながら、肥大の進んでいることを説明。実際のところ最近少し咳が出ている、と話すと、それは心臓肥大化によって気管が圧迫を受け始めたからだと。そして処方として、今までのエースワーカー（心臓の弱めの薬）から少し強めの二トロールを１０日ほど試してみましょう、ということで頂いた。　こういうことで思うのは、もん太は本当にいつも微妙なところで、なにかのきっかけで、事態が重くならないうちに助けられてるな、と。今回は足の引きずりのことを診てもらいに来ただけなのに。もちろん足の引きずりは治まりました。がソファの昇り降りに、なにか工夫をと考えています。

  2009年04月30日

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• 16歳シーズー（ご飯 ふやかして）

  ＋　　『ご飯 ふやかして』　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と２８日　　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　アゴの毛の色、ちょっとバッチくなってるけど、これワケありです。　実はボク 腎臓に懸念あり、ということで昨年五月からｐｈコントロール食に切り替えてます。　が、初めて見たときその粒の大きさにビックリ。それまで食べてたのより倍もありそうなんだもの。冗談抜きに中・大型専用と思ったくらい。ボクら小型犬のことも考えてよ、と言いたい感じ。見ただけで喉詰まりしそうだったもの。で、お父さんは小粒のこと問い合わせたり、ネット検索したけれど、見つかりませんでした。 　ボクらにとって腎臓もダメージ受けやすい臓器の一つ。小型犬の多い御時世、その辺のとこ配慮頂きたいとつくずく思いました。結局は仕方なく、同じ療法食ウェットと混ぜ混ぜして、ようやく慣れて今に至ってます。　それを近頃は更に、熱いお湯でフヤカしてから食べてます。とても食べイイです。犬に臼歯が無いのでほとんど丸のみですが、それをお母さんは、粒の大きいことと、ボクの歳のことを考えて作ってくれてるんです。　そしてアゴの毛の話に戻るけど、そのフヤケたフードのお陰で画像のような色になってるんです。　もっとも、水飲んだあとで拭くからすぐ取れますけどね。

  2009年04月28日

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  16歳シーズー（雪見？花見？)

  　『 花見で　雪見で』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と２７日（１９９２．８．１生）  　　　　この時期に 雪？　　　　　　　　　　　　　花見で　 雪見で　　　いま当地方 桜満開。なのに、それがここに来て 積雪 ３センチ。ボク記憶にない。すぐ近くの霊園に向かう桜のトンネルが雪桜トンネルに。いくら雪国だからって、こんな景色は驚っき～、お見事っ！温暖化で日本海の水蒸気が今まで以上に発生して、その影響で今まで以上に雪が多くなるだろう、とかって。すんごく、ありがた迷惑くなご宣託がある。今回の雪って、その現れの一つなんだろか？　よそで、ついこの前、夏日のニュースが流れてたのに。　　　　　　　　　　　　いま盛りの水仙　　　　　　　 も　 このとおり 青菜に塩状態で ねんね 　 　　　　　　　　　んで 塩掛けられたわけじゃけど ボク も ねんね　　　 　

  2009年04月27日

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  16歳シーズー（貫禄！）

  　　　『マジ顔』　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と２４日（１９９２．８．１生） 　お母さんがこの画像 見て、「怖いくらい！」って言った。ボクだってマジな顔をすると、まぁそれなりの歳だもの、威厳・風格・貫禄ってものが自然身に付いて、時に こんな顔にもなるわさぁ。　歳に負けないよう、脳の活性化を図っているからだと思う。確かにソファに一日１０回前後の昇り降りは、体力維持に必要な運動ではあるけどが、それにもまして大事なのが脳だと思っているから。だって脳こそが、体の全てを司っているんだもの。それがもし、命令が伝わらなければ、体の諸機能、器官はその働きを停止する。老化とはそういうことだろうと思う。その進行を遅らせるため、回復のためにマッサージとか、いわゆるリハビリ的に末端から脳へと刺激を送り込み、指示系統を蘇らせるということで、 とにかくどの辺まで本気か、お父さんに色々やられている。つまりはボク自身今、感覚（視聴嗅覚）の老化・低下が如実だ。たとえ体力があってもそれによって行動が鈍り、運動量も落ちているということだ。それがえてして、「うちの犬、歳だから寝てる時間が多くなって…」と、飼い主の目に映るようになる。だからといって、それをただそのまま、寝てるからと言って眠らせてばかりいていいのかな？っていうことなんだ。ボクに言わせれば、そういう傍観こそが、ハッキリ言って老化老衰へのお手伝いだと。愛犬のだよ！そこから、もう一つコミュニケーション・接触を深めて上げれば、犬の平均寿命は今より少なくても１～２歳は伸びるのでは、と思っている。　

  2009年04月24日

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• 16歳シーズー（ほらー　鼻水が）

  　『ほら　鼻水がぁ』　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と２３日　　　　　　　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　けっこう身だしなみには気を付けてる方なんだけど、歳のせいで、チョッとだらしなくなって来ちゃったのかなあ？　風邪かな？　「犬とバカは風邪引かないっ！」てお父さんはハッキリ言うから、風邪ではなさそ～。花粉症？　近頃ワンコにもあるらしいけど、ボクは外に出ないし…。ま、いいや気にしない 気にしない。テッシュ、ですかー？　持ち合わせの長い舌で、一舐めするから、それは大丈夫だけど。　でも、歳を取るってこういうことなんだろね。もっとも目の不自由さに比べれば、屁みたいなもんだけどね。目が見えなくて物にぶつかること、それはそれとしても、足元の障害物が一番困る。そう、蹴つまづくからだ。布団の端っこもイヤだ。布団はふわついてるから、とっさに平衡をとるのが難しい。フラつく、足元が弱くなってきてるから なおさら。「バリアフリーにして」、とまでは言わないけれど、せめて歩行の障害になる物は最小限にして欲しい。　目が閉ざされるということは、情報の取り入れ口が失われる訳で、刺激や判断から遠ざかることにな。それはそのまま脳の減退に繋がり、老化への拍車となる。もん太に白内障の点眼薬は５年になる。今はもう気休めにすぎないが、それでも毎日点けてやっている。だからこそ、今までもったのかも知れない。いずれにしろ、目は大事にしたい。

  2009年04月23日

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  16歳シーズー（障害物)

  　　　『障害物』　ボク 今日で１６歳８ヶ月と２２日（１９９２．８．１生）  　瞳も白目がちになり、かなり不自由なはず。少し歩きのスピードも落ちたが、ぶつかろうが、何しようが委細おかまい無しのゴーイングマイ ウェイ。鼻が低い分、障害物をかわせて、助かってるように見える。そんなダイニングテーブルの下、椅子も含めてプチプチが巻かれた１２本の脚元だ。目が不自由なのと暗闇は関係ないというが、夜玄関ホールに迷いなく出て行くのを見ると確かか。それと、少しためらい気味になってはきたが、日に１０回前後のソファへの昇り降りをいとわない。オシッコと言って時々夜中、ソファから飛び降りる。外に面したガラス戸を開けてとせがみ、吠えたてる。写真の目線もまあまあ、以前とあまり変わらない。トイレは外すことも度々はあるが、それでも９割以上外さない。　ただそれが、ご飯となると、いつもの場所なのに、そこが判然としないようで、鼻の利かないこともありうろつく。呼んでも聞こえず、だ。そんな様子に、どこまで見えて、どこから見えないのか、不思議だ。　まさに　動物的カンというのだろうか？

  2009年04月22日

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  16歳シーズー（いとおしい)

  　　　『 愛（いとおし）さ 』　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と２１日（１９９２．８．１生）　　　べつに、意地悪されて泣き寝入りした訳では無いと思うけれど、こうやって目にキラリと光るモノを見ると、つい「こいつに何か悪いことしたかな？」って、妙に反省めいた気持にさせられる。彼の元気ぶりを良いことに、歳のことも忘れて、無理強いしてしまっていることが有るのかもしれない。　先日、長門裕之さんが奥さんを介護するドキュメント番組を見た。永年連れ添ったおしどり夫婦。それが、認知症にみまわれ、今までと状況が変わっても、微塵も揺るがない洋子さんへの愛。“愛”は“愛（いと）おしい”とも読む。　もん太の話に戻るけれど、若く元気なころの可愛さと、老いてからの可愛さには、異質のものを感じる。老化により感覚が鈍くなり、抵抗も自己主張も乏しくなった今は、手を掛け、目放しならないことが増えて来ている。ただその数が、多くなればなるほど逆に愛（いと）おしさが募っていく。それは、彼が長生きしてくれていればこそ味わえること。お蔭さまで、もん太１７歳の目途はついたようで、この先まだまだ存分に味わえそうだ。　まずはありがとうよ　もん太。　　　　　　　「んなら　もっと美味しいモン 食べさせてよぉ！　とかさ～！」　　　　 「バカもん　調子に 乗るなっ！」　

  2009年04月21日

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• 16歳シー(名前のこと)

  　　『名前のこと』　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と２０日　　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　長生きしてると、いろんな知識が増えてくる。例えば最近分かったんだけど、ボクは何度目の出産の子だったか、っていうこと。結論から言うと、ボクは５度目の出産で生まれた子なんだって。　どうして分かるかって言うと、ボクの登録上の本当の名前は、「エドガー（Ｅｄｏｇａｒ）」って、“Ｅ”で始まる名前なんだって。アルファベット順でいくと“Ｅ”は５番目。だからボクは５度目の出産の子、と言うことなんだって。これは西欧で１００年以上も前からのルールだとか。さすが古くから犬と共存の歴史をもつ世界だなと思った。これだと、トータル的に何十頭生まれようと、何度目の子だ、ということがすぐ分かり、親元も、どの子だということがすぐ分かって、すごく重宝なことだなと思う。ということは、ボクがいきなり「もん太です」って電話すれば、「あれー？どの子だったっけ？」となると思うもの。　ま、それはそれとしてボクの「もん太」って名前、どっからきたんだろう？「エドガー」だから、「エド」は？って薦めた人もいたけど、「ここは東京じゃない！」ってお父さん一蹴。んで、由来分からないまま「もん太」で１６年。以来、道行く人から名前聞かれて「もん太」って言うと、クスッとされることも度々。勝手にカタカナ名を想像して、そのギャップが笑えるらしい。でもその分、印象度は抜群だ。それに１６歳とくれば、尚更だ。今日も元気に もん太はゆく！　

  2009年04月20日

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  16歳シーズー（元気のバロメーター)

  　『元気のバロメーター』　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と１７日（１９９２．８．１生）　    　 　　「ヨ～イッ！」　　　　　　　　　「セーノッ！」　　　　　　　　「トリャーッ！」　　　　「    　あ　ボク　オシッコすんの　忘れてた～　」　　　　　　　　　　　　　このソファ、高さが３２センチ なんだって。ボクは今でもこうやって、一日１０回前後 昇り降りしている。大したもん太ろう！ご覧のように、まだそんなに足腰の筋肉は衰えてません。アンチエイジング、ＯＫ　ＯＫ。それに、目もあまり見えてないのに、出来るから不思議。この昇り降りで、その日のコンデションが分かるんだって。３月に一時調子落としたけど、今は落ち着いた。その時もお父さんお母さんは、このまま老け込んでしまうのではと、心配したみたい。これってこの先何度も繰り返すんだろうね。でも、そうはさせじと、お父さんは近頃「犬のツボ」というサイトを見直している。ボクの背中、腰、前足、後足、撫でたり、さすったり、こすったり。押すわ、引くわ、握ったりとそれはもうもう。そして、二人の横を通ろうものなら、「刺激！刺激！愛情！愛情！」とかって背中をピタピタ。よそ目にまるで虐待？有り難い、っていうか迷惑っていうか、表現に困る。でもお父さん言った。固そうに見えてたボクの後足の運びがスムーズになってきたようだ、って。（もっとも そうでも思わなきゃやってらんないと思うしね、でが）　元気で健康、アンチエイジング。ボク 虐待 我慢します。　お父さんお母さん、これからもよろしくお願いしま～す。　痛テェー！

  2009年04月17日

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  16歳シー(オバマさんちの)

  　　『ポルトガル・ウォータードッグ？』　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と１６日（１９９２．８．１生）  　「ポルトガル・ウォータードッグ↑　　　　←　んなヤツ どうでもいい　ボクは眠い」　　この犬種（ポルトガル・ウォータードッグ）が、いよいよ四月からホワイトハウスの新住人だとさ。「私が雑種だから、犬も雑種を」ってのが、大統領当選時のオバマさんの言だったよね。それがこれだものさあ。批判多いのは当然と思う。うちのお父さんですら前々から言ってたくらいだもの。大統領夫妻は、ワンコの保護施設に寄付金を送るということで、お茶を濁してるみたいだけどさ。そんなもんじゃないと思うよねー。　それと、これから世界中、この『ポルトガル・ウォータードッグ狂想曲』、吹き荒れんだろうね。世のブリーダーは手ぐすね引いてるってとこでしょ。ただワンコたちに、体を損なうような無理な繁殖をしないようにと願いたいけど、なんたって無秩序な市場原理の世の中、無理だわなあ。 と言いつつ、下世話だけど、どれくらいの値が付いていくのか、興味深々でもある。ゴメンなさい。　雑種だったらそういうこともないだろに。　どうか世界のワンコたち、平和でありますように。

  2009年04月16日

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• 16歳シー(ボク 死んだ！？)

   『エ～ッ!?    ボク 死んだぁ?』ボク 今日で１６歳８ヶ月と１５日　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　きのう、今年初めて公園に行ってきた。時間的にワンコ二人しかいなかった。それも知らないヤツラ。そのうち、ナナ（シーズー♀１１歳）がお母さんと現れた。するとナナのお母さんはボクを見つけた瞬間、驚いた風に口に手をあてたまま立ち止まった。そしてゆっくり近づいて来ながら、なんつったと思う？「もんちゃん、元気じゃな～い！生きてるじゃな～い！」　だってよ！「実はこの冬、亡くなった子がけっこういて、もんちゃんもその内の一人になってて、それで今びっくりしたの。 もんちゃんよかった～！」って言いやんの。お父さんは言った、「うちのコレが死んだ時は、新聞に黒枠載せるから、それまで待っててくれっ！」って。　ま、実際のとこ、しばらく見なければ、「死んだかも？」って思われても仕方無いかも。 けど、そんな御期待に沿うつもりは、毛頭無い！もっと長生きしてやろうと思っている！どうせここまで来たんだから！まずは１７歳のバースデーケーキ！！　あと三か月半！お父さんお母さん、よろしくお願いしま～す！

  2009年04月15日

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• 16歳シー(ボク 童貞…)

  『童貞 その方が幸せ？』　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と１４日　　　　　　　　　 （１９９２．８．１生）　春の陽気、春の芽生え。日差しも柔らかで好いよね。そして、何か知らないけど体がムズムズ、って。もちろん、若い時の話し。　三田誠広さんの『吾輩はハスキーである』に、こんなことが書かれてる、って。　　童貞の犬は、体内に欲望が　湧き起っても、それがどういう　ものなのか自分では理解でき　ないので、煩悶することもない　のだが一度でも体験してしま  うと、異性がそばにいないと悲しく思うようになる、ということだっ  た。だから、なまじっか一度か二度、体験させるよりも、ずうっと  童貞でいた方が、本人にとって、幸せなのだそうだ。　なんだかよく分かんないけど、ボクは幸せな方の部類なんだろか。マウンテングなんかもしたことないし。繁殖本能欠如なのかなあ？ニューハーフになったのは１２歳の時だし。せいぜい、縫いぐるみをしっかり抱え込んで、じーっと噛じっている恍惚タイムはよくあったけど。それでも何度かボクに、お嫁さんの話はあった。ただ、生まれてきた子犬たちを、わが家レベルで育ててくれるうちがあるかどうか。それで止めたんだって。ボクとしては何とも言いようは無いんだけど、本の通り、幸せなのかもしれない。佐藤愛子さんの『犬たちへの詫び状』に、ワンコのオスとメスのその辺の話が、とても面白く書かれてるって、お父さん 笑ってた。

  2009年04月14日

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  16歳シー(朝起き苦手！)

  　　　『ボク　まだ眠いのだ！』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と１３日（１９９２．８．１生）　　　　　「ボク　朝苦手　血圧　低い のかも… 」　　（ なに　寝言　言ってんだあ！）　ボク 朝 苦手。いま、「起きなさーい」って言われたけど、まだボクは眠い。まだ夢ん中だ。　オシッコ？ 朝御飯？ んなのどうでもいい。あと５分だけ…。 朝の散歩？ですかぁ？　ボクは、朝散も朝シャンもなっしー。これで１６年やって来ちゃってるから。そう わが家皆が起きてから、やおらボクは起きるんです。　オメザ？それはいくらなんでも…。ま、ボクの朝は　えてしてこんな顔。近頃は、歳のせいもあるかもしれない。歳がいくと早起き、って？それは人間様のことでしょう。ボクには当てはまりませーん。で、朝こんなだから、体の動きも今いちにぶい。だからお父さんボクに「お前 血圧低いんじゃないか？」って。でもボクそんなの知らない。ただ僧帽弁閉鎖不全症だから、逆に高いんじゃないかって思ってる。計ったことないから分かんないけど。犬の血圧って、低い方が５６（４３～６６）、高い方が１１２（９５～１３６）とかって。だからどうした、って言われれば　それまでだけど。要は健康管理。特に食事に関しては高タンパク、高脂質、高塩分の長年の摂り過ぎは絶対ダメ。得てして知らず知らずにだけど。いきなりだけどボクはドッブカフェに行ったことない。そういうとこって商売柄、当然お犬様に喜んで召し上がって頂けるよう、今後もごひいき頂けるようにって、美味しいお料理いっぱなんだろなあ。なんたって、お犬様より飼い主様の満足度こそ大事なことだから。だからドッグカフェメニューのレシピに、とっても興味ある。　もの言えないボクたち。症状が出てから慌てる飼い主たち。そうなってから治療はもう限度ありだって。誰が、この子をそうさせたか、そうさせるのか。飼い主は、胸に手をあてて、よーく考えて頂きたいところ。ワンコの胸じゃなくて、もちろん御自分の胸に、です！

  2009年04月13日

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  16歳シー(春眠 暁を…)

  　　　『春眠 暁を ど～たら  こ～たら？』　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と１０日（１９９２．８．１生）　　　　　　「寝ぼけ　と　ボケ　 やっぱ 違うんだろか～？」　ボク眠い。春だから？夜だから？って 関係なし。眠いのさ、眠ってたいのさ。歳だから？　それは分かんない。別に何にもすること無いもん。お父さんは本読めっ！て言うけど、これっていう趣味ないしさ～。食いもの探し回る必要ないし、危ない目に合うこともないし。そういったことの何の心配もない安心・安堵感からなのかな～。つまりお父さんとお母さんがセットでボクを大事にしてくれるから。 だからこの前も書いたように、自分を守ってくれるこのお父さんとお母さんのどちらか一方でも欠けると、どんなにぐっすり眠ってても「あっ いない！」って空気が分かって、起き出してしまう。よく、子供が寝てるうちに用事を、と言って戻って来たら、その子が泣き叫びながら家の中をぐるぐる探し回ってたというのをを耳にするけど、ボクもそれと同じ。超不安に陥ってしまう。だから神経の休まらない分いつも眠いのかも知れない。そしてこんなぐーたらな感じを、「いつも寝てばっかり」って言われんだろう。で、ボクの場合なんかは特に、ボケないようにって、時々眠気を邪魔される。親心、って言われればそれまでだけどさ・・。　

  2009年04月10日

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  1６歳シーズー（睡眠時間）

  　　　『近頃の睡眠時間』　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と９日（１９９２．８．１生）　　　　　　「もう少し寝せておいてよ～」　犬って一日何時間眠るんだろう、と思いつつも実際に計ったことはない。環境や年齢によって違うと思うが、１５～２０時間というところらしい。そこで漠然ともん太の場合を思い起こしてみると、夜は８時から翌朝７・８時くらい迄。朝食後は昼食前までざっと３時間。午後は昼食後の昼寝がざっと３～４時間ほど。ということで、１日およそ１５時間くらいというとこか。かと言って残りの９時間をちゃんと起きているかというと、それもいささか疑問だ。本当はもっと寝てるのかも知れない。野良と違って、食い物を探し回る必要も、危険におびやかされることもない。結局持て余す時間は結局寝るしかないんだろう。そんなに退屈だったら本でも読めよって、つい。　　　そんなん 無理 ！　ま、それはそれとして、年とともに寝ている時間が長くなるのは確かだ。かと言って、そのまま寝せておきましょうでは、老化・ボケに拍車を掛ける。それは人間の世界にも言える。そうさせないようにと、我が家はもん太に刺激を与え、必要以上に眠りの時間を増やさないようにしている。だからということではないが、もん太の永年の朝昼晩一日３度の食習慣は、この年になると生活のメリハリとして、功奏の一つではないかと思っている。

  2009年04月09日

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  16歳シー(もん太の跳躍力)

  　　　『もん太の跳躍力』　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と８日（１９９２．８．１生）　　「ボク 眼は見えないけど　この高さ３２ｃｍのソファに 毎日跳び上がってる」　『老い』のあらわれ方は個々に違うと思うが、それは往々にして散歩の時のスピードに感じるらしい。某作家は、歩くスピードが遅くなり、それと視力も少し弱くなり、家の中での動きも少なくなり、寝ている時間がますます長くなったと、十二歳でその兆候を見せだしたハスキーのことを語っている。ハスキーの十二歳は、かなりの頑張り屋さんだ。（最終的に十五歳）　もん太の『老い』の兆しは、１５歳過ぎたころから。日に幾度となく昇り降りしていた台所の食卓椅子（高さ４２ｃｍ）にためらいを示し、１５歳５ヶ月を過ぎた時点で全く跳び上がらなくなった。飛び上がろうと何度も身を浮き沈みさせ、試みるのだが、結局飛び上がれない。彼は、なぜ出来なくなったのだろうと、椅子に片手を掛けたり、悔しそうに低く唸ったりと、見ていて実に哀れだったが、そのうちその素振りもしなくなったことにホッとしたものだ。もっとも３２のｃｍソファには、昇りそこねたりすることもあるが、今でも日に何度と昇っている。目の見えない中での跳躍は、とても不思議だ。

  2009年04月08日

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  16歳シー(警戒解いた最も深い眠り)

  　　『警戒解いた最も深い眠りの時』　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と７日（１９９２．８．１生）　　　　　「お父さんは ボクが眠ってる時に チョキチョキしてるらしい」　以前は、とにかく可愛くハンサムに、と強制的に櫛・ブラシをあてて来たけれど、もうそこまではしない。顔の周りは特に嫌がる。それを強いることは興奮させ、心疾患をかかえる後期高齢の彼には、余次元への引き金となりかねない。そんな訳で、画像のようなボサボサ顔が定着しつつあり、彼の往年の“男っぷり”が失われていくのはいた仕方無し、といったところだ。　ただ、彼との長い付き合いから色々な発見があり、それによって私なりの手入れをしている。彼のメンツは保てそうだ。　発見とは、最も深い眠り、最も警戒を解いた眠りとはいつなのか。　　　　　　 　目を開いたときに、目元に突き付けられている物への反応。　警戒心無く最も深い眠りとは、時折見せる痙攣でもしているような、手足をピクつかせる眠りのとき。そして、目の前に物に気付くと、頭は必ず後ろに引くという生き物の本能。よって、画像のような目頭の毛のカットの場合、尖った鋏を目先に、と怖い気もするが、カットの瞬間もん太は「エッ　何か したの？」（気付けばですが）って顔で、すぐまた寝入る。勿論顔を前に突き出さない。危険から顔をそらすのは人間に限らず動物も本能なのでしょう。足の裏の毛もそうやって気付かれないようにカットして上げている。　長生きすればこその生活の知恵、と我々は笑っている。もん太ありがとうよ。 

  2009年04月07日

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  16歳シー(二人で１セット)

  　　『二人がいて １セット』　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と６日（１９９２．８．１生）　 　　　　「お父さんもお母さんも ボクのそばを離れては いけない！」　先週お父さんの実家で慶事があった。お父さんは夕方５時半頃に出かけていって、戻って来たのは夜１０時ちょっと前だった。普段、ボクは夜８時頃にソファに上がって眠る。でもその晩、一度は寝に着いたんだけど、すぐソファから飛び降りて、あとはお父さんが戻って来るまで家中グルグルあっちこっち。ボクにとっては、お父さんとお母さん二人がそばにいて１セット。だって夜中でもボクの起きる気配で、どっちかが必ず起きて来る。顔を上げれば誰かがいて、ご飯に付添い、オシッコ・ウンチのとき必ず介添えし、水飲んだあとのアゴを拭く係りが必ずいる。戸は自動と思ってたら違った。　とにかくこうやって、二人が必ずそばにいることが多くなってしばらくになる。だから二人で１セットなのさ。こんなボクんちを知る人はみんな、困ったもん太って言う。でもボクのせいじゃない。そうしちゃったお父さんとお母さんが悪い。いまさらぶつぶつ言われても困る。心外だ。　お父さんを探し回って落ち着かない時間を、評論家江藤淳氏に言わせれば、『おそらく動物の鋭敏な本能で、自分を守ってくれる者の一方が欠けていることの不安におびえていたに違いない』って。愛犬ダーキィ（コカ スパ）と暮らした一説を、お父さんはボクの顔を覗き込みながら言った。

  2009年04月06日

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  16歳シーズー（老後の話題)

  　　　『老後の話題』　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と３日（１９９２．８．１生）　　今日のもん太は落ち着いた雰囲気。　活動の打ち上げなどで、一通りその日の話題の盛り上がりがおさまり始めると、ぼちぼち年配の方々はテーブル上のコップを引きよせて、膝の上の小カバンの中をさぐり出す。一人がそれを始めると、誰かがそれをやり出すのを待っていたかのように、堰を切って一斉に薬の出番となる。そして「あなたのその薬、何の薬ですか」と、話は一気に体の具合いに切り替わる。　若い頃と違い、そんな話題へのすり替わりには何の抵抗もないようで、それは共通の話題であり得るし、多分に同病相哀れむ的要素も含んでいる。　そんな訳で、「後期高齢犬 もん太」の場合も話題は、彼の体調へと偏って行くのも無理ないところ。もん太を知る人たちから「もんちゃんどうしてるー？元気ー？」の問いは、圧倒的だ。特に以前に飼った経験をお持ちの方は、「うちの子はこうだった」と話してくれる。それぞれに家庭家庭で環境に違いはあるけれど、とても参考になり、有り難い。　近所のワンコの中にも、「老後の話題」で話せる子たちがチラホラ増えつつある。もう少し暖かくなったら、公園に出かけてみよう。

  2009年04月03日

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  16歳シーズー（春の日差しいっぱい！）

  　　　『 春の日差し いっぱ～い』　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と２日（１９９２．８．１生）　 　　 　　　　　　　　　「今 お外　７度だってさ　　ボクには まだチョト 寒い って感じ」　　柔らかな日差しがいっぱいで、いよいよこの雪の北国も春だなって感じ。今年の当地、桜の開花予定は今月の２２～２４日頃とか。いつもだと、観桜シーズンとＧＷがピタリと重なろ。 それはまるで、「五月の連休は花見の為に有る」と思い込ませられるくらいだ。（小さい頃 そう思い込んでいた）それほどまでに、桜の時期とＧＷがピタリと符合していたものだ。しかし残念ながら、雪国のそんな重なりに、近年ズレが生じて来ている。ご多分に漏れずの地球温暖化ということらしい。　ま、それは別として、こんな柔らかな春の日差しは、もん太に限らずまぶしい。「また一冬超えたね」って感じだ。この一つ一つの四季の移ろいは、これからのわが家にとって、とても大事に印象付けられていくような気がする。「もん太　春だぞー」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2009年04月02日

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• 16歳シーズー（ワンコ寿大学）

  　　『ワンコ 寿 大学 ？』　　　　　　　　ボク 今日で１６歳８ヶ月と１日　　　　　　　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　今日から４月、新年度だ。　ボク１６歳だから春休みが明けると、もう高校２年生だ。早いもん太。となればぼちぼち大学受験の準備にも本腰入れなくっちゃ、てが～。　だけどなんたってこの１６年、幼稚園も学校も行かず、ずーっと引きこもりだったから、引き続きわが家の『ワンコ自由学園大学部』に推薦入学っていうことになりそうだ。だから勉強はいらないって。今さら よそに行けるほどの頭じゃないんだからって。そう言われちゃえば身も蓋もないけど、「はい！」って言うしかないもんね。勉強なんか大大っキライなんだしさ。で、うちの学園なんだけど、“いのちを大事に”がモットー。だから生きるという意味では甘やかしてはくれない。厳しい。そんなかで今までこうやって育ってきた身としては、いまの老化は隠しようないにしてもだけど、ボクは“実際の歳”ほどには、衰えを感じさせていない、と思う。これはボクの誇りだ。　て、格好付けた話をしちゃったけど、実際は昨日の書き込みのとおり、人生の階段の先が目にチラつきだして来ているのは確か。それを考えると、果たして２年先の大学進学は、と思わないでもない。だから、お父さんに大学の選択変更願いを出そうと思っている。『ワンコ 寿 大学』はどうかなって、いまそれを相談してるところさ。ボク優秀（？）だから“飛び級”で今年から行けるかも。

  2009年04月01日

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• 16歳シーズー（もん太の認知症）

  　『 認知症？』　ボク 今日で１６歳７ヶ月と３１日　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　今日で弥生三月も終わり。ところで、１６歳を過ぎた時点から、ボクの人生（犬生）の残りを階段に例えれば、あと何段あるか知らないけど、この三月に入って、急にその階段を目の前に感じるようになった。ボクの視聴嗅覚の衰えは、今まで何度となく書き込んできた通りだけど、それとともに、認知症（痴呆）的症状も出始めたようなんだ。           　　　　　　　　 　　三月中のお父さんの日記を昨日覗いたら、いろいろ書いてあった。　ソファへの昇りを躊躇。　結局昇らず、手前のザブトンに横になる。　台所のテーブルを周回。徘徊？　ウンチもトイレ外ですることが多くなった。　目が一段と衰えたか、反応乏しく、方向性も不安定。　小さな円周でクルクル回る。　自分の居場所認識できずか、〇〇前にオシッコ。　視覚の鈍りに、食器の場所 判然としないようだ。特に朝方。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　等々　こんなボクにお父さんは、「脳への刺激と活性化」と称してボクの前足を握って来るんだ。お父さんに言わせれば、人間と同じで犬も手足の裏に神経が集中しているはず、って。　でもボクは昔から前足に触られるのが大っきらいで、それも握られる、だなんて以ってのほか。すぐ歯を向けてきた。かなり抵抗したけど、結局今「握手」って握られ、肉球に刺激を受けている。　ボクの抵抗力も弱まった証拠でもあるけど。　ま、誤解されても困るので言っておきますけど、こんな状態がいっつも続いてる訳ではありませんので、どうぞご安心を。

  2009年03月31日

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  16歳シーズー（南極に比べりゃあ)

  　　　『南極物語　映画と事実』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボク 今日で１６歳７ヶ月と３０日（１９９２．８．１生）　　 　　　　「使役犬と違うから　ボクたちはこれでいい　このポーズもお仕事の一つでーす」　タロ・ジロとか過酷な環境の中での使役犬と違って、ボクたちコンパニオン犬は泰平楽。（と思う）そのタロ・ジロとの再会から今年で５０年とか。お父さんが新聞を読んでくれた。　 　 １０ｍ先に２匹の犬がいた。毛が伸び、小熊のように丸くなっている　が、　確かに置き去りにされた犬だった。近寄って来ない。こちらも足　を踏み　出せなかった。　  １９５６年の第一次南極地域観測隊で犬ぞり係だった九州大学名誉　教　授、北村泰一（７７）の脳裏には、５０年前のその光景が自責の念　ととも　に焼き付いている。　  置き去りにしたことを恨んでいるはず。動けなかったのはそう思った　からだ。二匹がどの犬か分からず残した犬の名を片っ端から呼んだ。　　「タロか」。そう呼んだとき、一匹の尻尾が動いたような気がした。　「タロ　か」。もう一度叫ぶとしっぽが大きく揺れた。　  もう一匹に呼びかける。「じゃジロか」。お手のポーズを取った。ジロ　の癖だった。　  置き去りにした一年前の重苦しい空と打ってかわって陽光がまぶし　かっ　た。北村と二匹の犬はどちらからともなくにじり寄る。やがて抱　き合った。　映画「南極物語」で、雪原の向こうからタロ・ジロ駆け寄って、隊員と抱き合うシーンは、事実と違う。そのとき北村の胸にあったのは、喜びよりも、置き去りにした犬の怒りに対する恐れだった。南極での人と犬との関係はそれほど厳しかったのだと思う。と記者はまとめていた、って。　いろんな世界に、さまざまにワンコがいるってことだよね。そう、ボクらはボクらで、そんな世界の一つにいるってことだよね。　　  

  2009年03月30日

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• 16歳シーズー（ワンコの無料季刊誌)

  　『お持ち帰り自由　　愛犬の無料季刊誌』　　　ボク 今日で１６歳７ヶ月と２７日　　　　　　　　　　　　（１９９２．８．１生）　　こんな表情を見てると、「歳」と思えないんですよね～。思いたくもないし。ところで、病院に置いてある持ち帰り自由のカタログ本に、ドクターアドバイス「ＰＥＰＰＹ」という季刊雑誌が有ります。（ ’９４年創刊、もん太が生まれた頃はまだ無かった。）わが家はその都度頂いてきます。もん太の幼少の頃から見ると、近年の犬用グッズの多様化、変化には本当に目を見張らされる。そして近頃はどうしても、「高齢期を快適に。」なんていう見出しのページに目が行ってしまう。その内のいくつかはいずれは必要になるとしても、１６歳も半ばを過ぎながら、こういう商品カタログをまだまだ参考程度で眺めていられるということは嬉しい限りで、もん太に感謝するところ。　それはそれとして、この雑誌の見開き以降３０頁ほどに、しつけや健康管理やＱ＆Ａが載っていて、結構参考にさせてもらっている。そして今回の“春号”には、老犬の悩みということで、「外から内へトイレ習慣を変えたい」という相談も寄せられていて、なるほどと読ませて頂いた。　このトイレのことは、いずれ必ず悩みの一つになることですから、愛犬の年齢にかかわらず今から学んでおいた方が良いかと思われます。なんたって“無料の雑誌”。病院で愛犬のためとは言え、高い医療費払ってるんですから、是非是非お持ち帰りをお薦めしたい。  

  2009年03月27日

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