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カテゴリ:健康
私の知り合いは 人の話を聞くのが仕事。話のほとんどの内容は愚痴や悲しみや痛み。
いつの間にか知り合いの身体は風船のように膨らんでしまいました。 それが仕事と思っていた彼女もついに私に会いに来て 一緒に切り離し作業が始まりました。 初回は本当に大きなビーチボールのよう。詰め込むだけ詰め込まれ超過状態の所から タマネギの皮を剥くようにはがしていきます。滞っていたものを流して行きます。 詰まっていたパイプを掃除するように すこしづつすこしづつ。 2回目も同じ作業、思いは腰のあたりにたまる事が多いので切り離して 光へと解き放ちます。 たまっていたものが身体の外に出始めました。 3回目。新しい命がそこまで来ているのが見えます。本人が切り離せないものが少し残って います。 4回目。身体が一回り小さく軽く感じます。溜まっていた他人の傷みは消え、しまい込んで いた自分の痛みの層にたどり着きました。新たな解放への扉。発掘作業が始まりました。 もう少しでゼロに戻ります。抱え込んでいたものはそうする必要のなかったものたち。 自分がそう思い込んでいただけ。それらのひとつひとつを光の中に返してあげる。 私たちは何も所有する必要はなく全てはそこにあり,それがなくなったからと言って そこにはまた新たな何かが誕生し続ける。 軽やかに 踊るように生きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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