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カテゴリ:健康
シアトルへ行っていた知人が、一週間の間を開けてマッサージに来た。
フライトも順調,旅の疲れもないけどあまりに休みすぎたのか腰骨の辺りが痛いと言う。 それで今日はお尻の筋肉を集中的にマッサージ。いつの間にか眠りに落ちている。 座りすぎるのも良くないものだと思う。だから踊る事は気持ちがよかったりする。 お尻が揺れるもんね~。 下向きの施術から上向きに。声をかけると目を覚まし二ルヴァーナを体験するって こういう事かな~と言ってくる。 私はここでマッサージしてたから あなたがどこにいたかはわからないと答える。 そしたら もしメディテーションとかあるいは何らかの方法でニルヴァーナを体験 したり最後には痛い所もなくなったら、ずーっとそこにいるのかな? もうずーっと良い事だけでそんでどうなるんだろうと言う。 そうなったら自分の経験して来たもの、得たものをシェアして行くんじゃないの? とだけ答えた。私にもわからない。 ただ私に言える事は 命続く限り人は生き、生きる限り人はそこから学び、そして 愛し続けるのだと言う事。 施術が終わり受付へ小切手を置きに来た彼は手を合わせ あなたには力があると言った。 私はそれは間違った表現で あなたが開いているからだと言い直した。 開いていればこそ 彼は30分足らずの短い時間の中で 日常ではほとんど感じる事の ない何かを体験し、そしてそれに驚き、なぜだか感謝し、そして寡黙に家路を辿った。 開き始める前の人は意固地になっている事が多い。あれこれ注文をつける。 けれどもそこで何かを感じて戻ってくる人は 最初とはまるで人間が変わったように 穏やかな態度で話してくる。そして痛い所だけを告げると何も言わずに施術中は自分の 内側と向かい合い始める。そして穏やかに笑い、感謝し,家路を辿る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月13日 14時41分08秒
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