全796件 (796件中 751-796件目)

< 1 ... 11 12 13 14 15 16 >

• 

  ラーメン

  　のっけからここのブログにはふさわしくない画像で（笑）先日ユッケ氏のブログで、今日はのらさんのブログでラーメンネタがアップされていました。もっとものらさんのところは、デジカメのバッテリー切れとかで肝心の画像はナシってやつでしたが（笑）　わたくし、現在は蕎麦屋を営んでおりますが、当然のごとく「所謂、めっちゃ麺好き！」（爆）ってやつです。年齢的な問題でしょうか？、現在は蕎麦が一番好きですが勿論うどんも好きです。そしてラーメンに至っては、別のところで店までやっていた始末（現在はやっていません）・・・仲間のブログでネタが振られているのに、ニコニコしているだけってのもなんなので、以前に作っていたラーメンの画像を引っ張り出してきました。なお、数年前のものなのでデジカメの性能と腕の問題で画像が鮮明でない事をお許しくださいね！！！トップにアップしたのは、うちのチャーシュー麺です。勿論チャーシューも自家製です。　近頃のラーメン専門店のチャーシューときたら、効率優先みえみえで、糸巻き仕上げでちゃんとしたチャーシューを作らず、バラ肉も腿肉もカットしただけという店が非常に多く不満です。うちの作り方のほうが、手間はかかりますが、確実においしいチャーシューに仕上がると思うのですが・・・・・作り方としては、大きな豚バラ肉（１枚４キロ程）のものをカットして、余分な脂身を落し、凧糸でしっかりと巻きます。コレをフライパンの上でしっかりと焦がして、余分な脂を落します。それを調製しているスープに入れて１時間半ほどスープを吸わせたら、最後に特製のタレに漬け込んで１日置けば完成です。　これと糸巻きせずにカットしたチャーシューを食べ比べると旨味と柔らかさが全然違いますからね！！！　シナチクも出来合いのものを使っているところの方が多いようですが・・・　これまた台湾製のシナチクの塩漬けを５日かけて塩抜きして煮たものとわかめ、海苔、刻みネギをトッピングすれば、うちのチャーシュー麺は完成です。　このチャーシュー、口の中に入れた途端にとろけますよ！！！この他にも白髪ネギをトッピングしたネギラーメン海苔が主役の海苔ラーメンなど作っていました。味噌系の方も野菜炒めをあんかけにしたものや、その他色々とありますが、蕎麦のブログがラーメンに占拠されないように、今日はこの辺にしておきます。あ～、またラーメンも作りたいです。　勿論、麺も手打ちでね！！！こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年09月02日

  コメント(15)

• 

  誤解

  　本日も朝から蕎麦打ちに励みました。発送のご注文が多かったので、朝からいつもよりは少し多めに打ち込みました。ここ２～３日、空気が乾いてきて非常に打ちやすい気候になってきました。　本日白馬からご自宅へ戻られるお客様からの注文で、朝一にお持ち帰り用の蕎麦を打ってパッキングし、保冷剤、そばつゆを入れてお渡ししました。　そのためもあって、仕事をスタートする時間が早すぎたために、一日のノルマが午前中で終了してしまいました。　そんな訳で昼食は何時にも増してゆっくり、ゆったりと摂ろうと・・・・・　８月の忙しい中、心の片隅にずっと引っかかっていた事が、ホントにちょこっと思っていただけなんですが・・・　それは蕎麦を茹でる時間！！！　蕎麦屋、しかも手打ち蕎麦屋を営む人間が、今更って感じのことなのですが、やはり一度疑問をもってしまうと検証しないわけには行かなくなってしまいました。　蕎麦を茹でる時にはそれこそ秒単位の勝負をしているようなものなのです。　茹が前ならお話になりませんし、オーバーボイルドは最低！！！ジャストタイムの前後５秒くらしかアローワンスがありません。しかも１人前茹でるのと、３人前茹でるのでも時間は違ってきます。更に温かい蕎麦と冷たい蕎麦でも茹で時間は違います。　今までの数年間は、コレを経験値で作ってきました・・・・・いや、その筈だったんです。パスタの場合だと温と冷では湯で時間が１．５倍（勿論冷の方が長い）、中華麺を茹でる時もやはり１．５倍が基準なのです。（ラーメンと冷し中華なんかね！）　うちの蕎麦の場合、冷たい蕎麦が８０秒のときに温かい蕎麦は４５秒茹ででやってきました。７年間の間、それに疑問を感じた事はありませんでした。　例年ですと夏場は温かい蕎麦はメニューから外していて、新蕎麦が終了する頃（１１月中旬）から復活していました。　今年は数年ぶりのメニュー大変更で、夏のシーズンにも温かい蕎麦を提供させていただいたのです。何時頃からか、温かい蕎麦を調理するたびに、コレがベストな状態の調理といえるのか？という疑問がちょこちょこと頭をよぎりましたが、温・冷蕎麦の茹で時間の黄金率はコレという固定概念がそれを振り払っていたような気がします。　今日の自分の昼食で通常オーバーボイルドと言っていた時間を更に越えた（５秒くらいね）ところまで茹でた蕎麦で鴨南蛮を調製しましたが、自分が思っていたのとは裏腹な現実を口の中で味わう事になりました。　結果としては、ベストではありませんでしたが、オーバーボイルドでもありませんでした。　今まで当然のこと、正しい事、真実などと思っていたことが、何の根拠も無しに自分で勝手に作り上げた事であったという事実！！！　もう一度初心に還って、検証を重ねてみようと決心しました。　「オイシイ」というものには結論がありません。　どこかで満足してしまったり、止まってしまったりすると、そこが料理人の限界になってしまうようです。　明日からも「ゆったりと」そして「じっくりと」仕事をしていきます！！！こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年09月01日

  コメント(6)

• 

  アジアンタム

  今年はアジアンタムのコンディションが絶好調です！！！　店をここに建てて以来、店の出窓の一角に陣取って自分の居場所をしっかりと確保し続けている数少ない観葉植物です。なんというか、繊細な感じとちょっと浅めの緑が好きで、学生時代から部屋に欠かした事はありません。ただ、学生時代→サラリーマン時代は家に不在の事も多く、なんども枯らしてしまって、その都度新しい鉢植えを買いに行ったものです。　店を建ててからはずっとそこにいますので、そんなことも無くなり、ホームセンターで買ってきた小さな鉢植えが大きく育っています。←記憶では、２８０円だったと思う（笑）　それでも肥料のやりすぎや突然気温が低下したことなどで、何度か枯れてしまったことがあった。そういうときは、生き残っている葉だけ何とか残そうとせず、潔く根元からばっさりと切ってしまうのが一番です。イカグリ頭のようになった鉢にかかさずに水をやっていると、もう一度しっかりと新芽が吹いてきます。　しかもうちのアジアンタムは、となりの鉢植えにも進出して、現在は３鉢になっています。白馬はこれから秋冬にかけて寒暖の差がとても大きくなります。　今年はコンディションを落さずに、このまま維持していきたいナァって思っています。こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年09月01日

  コメント(3)

• 

  音源015「BAND WAGON」・・・by鈴木　茂

  　本日は１９７４年にリリースされた鈴木茂の「バンドワゴン」です。はっぴいえんど解散後キャラメルママ、ティンパンアレーなどを経てリリースされた彼のファーストソロアルバムです。　記憶では、この後にハックル・バックというバンドを組んで活動していたと思います。近いところでは去年辺りから（確か？）尾崎亜美と組んでいたと思いますが・・・1 砂の女 2 八月の匂い 3 微熱少年 4 スノー・エキスプレス 5 人力飛行機の夜 6 １００ワットの恋人 7 ウッド・ペッカー 8 夕焼け波止場 9 銀河ラプソディー 　もう、１曲目から鈴木茂ワールド全開バリバリ（笑）です。これは細野さんにも言えることですが、歌唱力は？？？実際たいした事は無いのですが（失礼）、こんなに色気のある唄い方をする人も他にはなかなか見当たりません。ましてや、こんなに色気たっぷりのギターワークをする人なんて・・・・・とにかく何度聴いても、いや、何年聴いても飽きることが無いアルバムです。現在までに３回、リマスタリングをしていると言う事も、至極当然のように思える珠玉のアルバムです。「好きな曲は何ですか？」って訊かれたら、すかさず「全部です！」って答えますよ！！！こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月31日

  コメント(5)

• 

  音源014「真空パック」・・・bySHEENA & THE ROKKETS

  　１４回目の音源はシーナ＆ザ・ロケッツの真空パックをチョイスしてみました。今聴いても色あせていない楽曲がまさに真空パックの状態で詰め込まれています。あっ、真空パックなので賞味期限もうんとなが～くなっているのかも（笑）このバンドはシーナの声が余りにもインパクトがあるために、他のメンバーが埋没してしまいがちな印象を受けますが、決してそんな事は無く、個々の演奏技術もなかなかなものです。特に鮎川さんのギタープレイには魂が宿っているとしか思えないような音が・・・・凄い事ですよ！！！　発売年時は１９７９年１０月２５日とシーナ＆ザ・ロケッツの公式ＨＰに書いてありました。このメンツでこのレコードってだけでもとっても凄いんですが、このレコードのプロデュースは細野晴臣さんで、ゲストとして演奏参加や楽曲提供にイエローマジックオーケストラが参加しています。　１曲目のインスツルメントの編曲はＹＭＯ、２曲目は鮎川、細野の作曲、６曲目は松本隆さんの詩、１１曲目はTAKAHASHI YUKIHIROさんの楽曲、そしてラスト１２曲目は坂本龍一さんの作曲によるものです。オマケですが、１０曲目の「I GOT YOU, I FEEL GOOD」はジェームス・ブラウンの曲です！！！ライナーノーツや公式ＨＰを覗いていて、２６年目にしてはじめて知った事実・・・・・・・・シーナって「シーナ・ロケット」って名前だったんですねぇ←しらなかったぁ！！！てっきり、シーナって名前のボーカリストとロケッツっていう名前のバンドが合体したもんだと・・・・・・・・・・・・・・・トリビアのような瞬間を味わいました（笑）←ジャケA左下破れてるし・・・01　バットマン BATMAN THEME02　ユーメイドリーム03　センチメンタル・フール04　オマエガホシイ05　レイジー・クレイジー・ブルース06　恋のムーンライトダンス07　STIFF LIPS08　HEAVEN OR HELL09　I GOT YOU, I FEEL GOOD10　YOU REALLY GOT ME11　RADIO JUNK12　ロケット工場←ジャケＢ右下折れてるしぃ！　当然ながら、イチオシは02の「ユーメイドリーム」ですが、06の「恋のムーンライトダンス」も胸がキュンとなりますよ・・・おやＧがキュンってなってもなぁ～・・・気色悪いだけかも（爆）こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月30日

  コメント(6)

• 

  水引き草

  　日本中何処にでもある花（たぶん）で、すっと立った茎から４～５段に分かれて葉が付き、そこから細く長い軸に赤い花が沢山ついている・・・・言葉にするとこんな感じでしょうか？　この花の場合、人間の肉眼で見ると花単体ではなく、全体像を見てしまいます。だって一つ一つの花があまりにも小さ過ぎますからね！！！　普段は何も思わないで眺めていただけなのですが、不意にデジカメで大きく引き伸ばして（クローズアップして）見てみたい衝動に駆られてしまいました。　ワンコの散歩もそこそこに（アリス、ごめんね！）、自宅に戻ってデジカメと三脚を持ち出しました。　流石にこれだけアップにすると、三脚+セルフタイマーじゃないとぶれちゃいそうっと思いましたもので・・・　今までは赤いものが花だと思っていましたが、アップ画像を見ると・・・・・　どうも赤い時は蕾の状態で、開くと白い花が咲くというのが事実のようですね！！！　ミクロの世界って面白いですねぇ！こうなると、もっとクローズアップできるカメラが欲しくなります。あっ、カメラのせいじゃなくて、腕の問題だって（爆）こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月30日

  コメント(3)

• 

  地方発送！

  　毎日毎日ブログにアップする内容が、レコード音源と包丁を研いでいるところばかりでは、本当に仕事をしているのか？？？っと疑われても仕方がありませんね（笑）そこでたまには仕事もしてるぞ！っていう画像を１枚アップしてみました。　画像ではちょいとわかり辛いかもしれませんが、一番手前に写っているのが蕎麦つゆ（２人前入り）、その後が勿論蕎麦（１パックは２人前入り）です。　本日のご注文はまとめて何十人前ってのはなくて、お使い物にしていただけたので４人前～６人前くらいを単位にしてあちこちへ発送と相成りました。　まっ、コレが通常の発送スタイルなんですけどね！！！楽天フリマやヤフオクに出品しているのもこんな感じのパッキングです。ここに写っているもので約５０人前、今日はこれが２ラウンドありました。毎日続いてくれると正直なところ、売上としても安定するし、仕事もしやすいのですが、お客様からの注文なので、あるときはとても沢山あって、それ以外はゼロなんて事も（笑）ちなみに明日は注文がありませんので、遊んで暮らします（爆）こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月29日

  コメント(2)

• 

  音源013「君が人生の時」・・・by浜田　省吾

  　１９７９年に発売されたこの「君が人生の時」という浜田省吾のアルバム・・・今回ここにアップしようと思ってウェッブ検索をするまで、ずっとファーストアルバムだと思っていました。購入してからず～～～っとですから、かれこれ２６年間も誤解していたようです（笑）　でも、私が唯一持っている彼のアルバムなので、ファーストアルバムだろうがセカンドアルバムだろうが、ホントはどっちでもいいのですがね（爆）　当時彼のことについて全く知らなかった私はラジオから流れる聞いた事の無いメロディと詩でぶっとびました！！！ブル～・レッド・イエィロォ～♪スクランブル交差点♪♪♪ってアレです！すぐさま誰が歌っているのか調べてその曲が入っているアルバムを購入しました。それ以来ずっとこのアルバムを聴いています。その後とてもビックなアーティストとして、曲は売れ、ライブツアーは日本全国にわたり、今も頑張っているようですが、私の中の浜田省吾は今もコレだけです（笑）まっ、こんな聴き方もアリかな？って思っています。1:風を感じて2:ミス・ロンリー・ハート3:さよならにくちづけ4:青春のヴィジョン5:とぎれた愛の物語6:恋の西武新宿線7:４年目の秋8:今夜はごきげん9:いつかもうすぐ10:君が人生の時…　このレビューを書いていたら、何故かストリートスライダースが無性に聴きたくなってしまいました？？？でも彼等に関する音源って現在手元に無いんですよ、全く！！！誰かスライダースのＣＤ貸してくれ～・・・またはくれ～（爆）こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月29日

  コメント(4)

• 

  音源012「COBALT HOUR」・・・by荒井　由美

  　荒井　由美 ３部作（４枚目から松任谷の苗字に変るので)の締めくくりがコレ！１９７５年６月リリースのサードアルバムです。プロデュースは村井邦彦、松任谷正隆のアレンジで、達郎たちも当然コーラス・アレンジで参加している。セカンドアルバムよりこちらの方が評価は高いようだけれど、個人的には前作の方が好きです。完成度はどんどん高くなってきているのは事実なのですが、その分、荒削りの音源の向こうに垣間見える宝石の様な閃きや煌きを少しだけなくしてしまったような気が・・・・ルージュの伝言は『魔女の宅急便』の挿入歌になってますね！曲目リスト1.COBALT HOUR2.卒業写真3.花紀行4.何もきかないで5.ルージュの伝言6.航海日誌7.CHINESE SOUP8.少しだけ片想い9.雨のスティション10.アフリカへ行きたい　アルバム全体の統一感とか完成度は流石と思わせるものがある。でもこの中から１曲だけ抽出してと言われると・・・？？？なのです。逆説的に言えば、それだけ良いアルバムだと言う事ですね！！！楽天で検索してみたらレコードとＣＤがコレだけ　↓　　　　こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月28日

  コメント(6)

• 

  新兵器導入！（其の五）

  　デジカメが復帰？（また同じやつを購入しただけ）して、それなりの画像がアップできるようになったので、またまた途中経過をご報告です。８月２３日以降は、仕事が忙しくてあまり手を入れていませんでしたが、昨晩、今朝と２度続けて砥ぎましたので、ちょい進みました。この画像を見てわかっていただけるでしょうか？平面がきちっと出てきたので鋼（一番下の部分）と地金（中間の部分）が際立って見えるようになってきました。また鋼にはカメラのレンズと指が映り込んでいます（笑）　もう少し続けていけば刃先から刃後まで、全面にわたって同じような精度の平面が完成します。その後は裏の仕上げになりますが、こっちはわりとすぐ出来上がる・・・・・っと思います。←たぶんね（汗）それにしてもカメラによって、随分と差があるモノだナァって・・・解像度はそんなに変らないのに（代用機２．１メガピクセル、主力機２．４メガピクセル）、実際の画像では一目瞭然の差！！！次期主力機候補も私の場合は当然のように中古から選択予定ですが、一眼レフ機の価格が下がってくるのを待つしかないみたいですね！目標ニコンのＤ５０クラス＋レンズ３本（マクロ、５５ミリ、長いの１本）こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月28日

  コメント(0)

• 

  小休止！

  　一月半に渡って続いてきた手打ち蕎麦出荷が一応一段落しました・・・ホントに一応なんですけどね！　今年のグリーンシーズンは、他の店への出荷分も含めて、毎日自分の店用以外の蕎麦を打つことになりました。特に長野県の繁忙期は学校の夏休みと連動していますので、７月の海の日あたりから８月いっぱいがず～～～っとピーク（笑）明日はやっと、５０日ぶりくらいに出荷無し（喜んでいいのか？）・・・そんな訳で、仕事に使っている道具たちを全て洗浄しました。　えっ、普段は洗わないのか？って・・・・・実は蕎麦打ち部屋にある道具の内、ステンレスボールや打ち鉢なんかは毎日、いや毎回洗浄するのですが、たとえばフルイや打ち台など、極端に湿度を嫌う道具は洗浄しません。　まっ、蕎麦粉以外のものには触れないし、乾燥しきった状態で使っているので衛生面でも問題はありませんからね！！！明後日からは、またぼちぼちと出荷があるので「ご苦労さん！」の意味をこめて、全ての道具を洗い、磨きました。奥に写っている白いものは打ち粉ですが、この粉も水分を含んでいる可能性があるので、フルイを数回通してから乾燥させてあります。　この後、閉店後には包丁の手入れが残っています。明日は久々（本当にね）、店にいらっしゃるお客様の食べる分のみ打ちます。ゆったりとした気分で打った蕎麦は、やはりゆったりした懐の深い味がするんですよね！明日の昼飯はシンプルにざる蕎麦だな（笑）こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月27日

  コメント(3)

• ブログ開設５０日！

  　このブログを開設して５０日が過ぎました。毎日ちょこっとずつではありますが、日記のように更新を続けている内にそれなりの量の記事をアップする事が出来ました。　でもこのブログを作って、色々な方々と知り合いになれたことが一番大きな成果ですね！　そしてこれはブログを続けていけば、これ以降も増やしていけることですから！　そこで今日は、現在楽しくお付き合いをさせていただいている方々をちょこっと紹介します。もともと運営しているＨＰの方でお付き合いの深かった方々が皆ブログをはじめたことが今日のこの記事を書く動機になったのですがね！！！さて、筆頭はむ～みんの鉄道玩具部屋を運営されているむ～みんさんです！これから紹介するほかの方々は、以前より知人であった人ばかりなのですが、む～みんさんは純粋にこのブログで知り合いました。しかも、現在はお互いのところを行ったりきたりと（笑）年齢的にもそこそこ近いのし、なにより模型と音楽という趣味が同じで、しかも病的（笑）というところが共通していますのでこういう結果になりました。これを必然と呼ぶのでしょうね！！！次はもん太さん、うおのめｍｉｎｉちゅあ～ず　Ｂｌｏｇ版 というブログを設置しています。ＨＰの方は　もん太のうおのめミニチュアーズというのを運営しています。模型が縁で知り合って、急激に近しくなりました。お互いの家を訪問しあったりと仲良くさせていただいています。その工作技術はとんでもなく凄く、とても比較できるような状態ではないのですが・・・まぁ、師匠スジのうちの一人といったところでしょうか（笑）３人目はのらさん、マリア６３５工房というブログと同名のＨＰマリア６３５工房を運営されています。仕事は模型制作のプロ、その他にもコンピュータソフト会社の役員をやられていたりと、なにかと多忙な方です！！！模型関係の仕事は立ち上げたばかりですので、今後が楽しみな方です。そんなのらさんと並行して仕事をやっているユッケさん、F'artefice（エッフェアルテフィーチェ）というなにやら難しい名前のブログを開設しています。ＨＰの方も同名でF'artefice（エッフェアルテフィーチェ）というところを運営しています。その仕事の内容については、説明しても良くわからないと思いますので、とにかく覗きに行って見て下さい。ブログのほうは数日前に開設したようですので、今後どのようなコンテンツを構築していくのか楽しみにしています。最後はこの方も模型仲間の院長先生のブログです。院長の徒然なるままに というブログを開設しました。ホントに昨日設置したばかりなので、まだコンテンツはありません！埼玉の自動車キチガイの名接骨医（爆）であります。ＨＰの方もあるのですが、これから内容を変更するらしいので、ここでは紹介するのを止めておきます。そんなわけで、段々と悪い仲間が集まりつつある私のブログですが（笑）、今後ともよろしくお願いいたしますね！！！

  2005年08月27日

  コメント(2)

• 

  本日の手打ちうどん-「天ざる」

  　７月２２日以来、消息の途絶えていた（笑）昼食の画像アップを久々に！！！今日の昼食はコレ、天ぷら+ざるうどん×２枚という超強力＆ハードなものでした。うちのざるうどんは、何処の店と比べてもコシの強さだけは自信があります（他は無いのか？って言わないように）　軽い気持ちで食すと、もう大変です（笑）イッパツ気合を入れて食べないといけません。今日はガツンとざるうどん２枚をやっつけました。これで、午後からの地方発送（殆どが地方から都会に送るのですがね）をやっつけようと思います。今夏で最高の発送量の本日、気合を入れるための昼食と相成りました。こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月26日

  コメント(2)

• 

  音源011「MISSLIM」・・・by荒井　由美

  　昨日のひこうき雲に続いて、ユーミンのセカンドアルバムもいっちゃいます。「MISSLIM」は1974年10月にリリースされました。ファーストアルバムと同様に、細野晴臣や松任谷正隆らが中心となって、アレンジや演奏をバックアップしていますが、ファーストのとてつもなくナイーブな感性を前面に押し出した感じと比較すると、こちらの方が、ポップなテイストを全面に押し出したイメージがあります。　また、山下達郎がコーラス・アレンジを担当しており、達郎率いるところのシュガーベイブ、吉田美奈子、鈴木顕子（現・矢野顕子）らもコーラスで参加し、この魅力的な作品の重要な要素となっています。曲目リスト1.生まれた街で2.瞳を閉じて3.やさしさに包まれたなら4.海を見ていた午後5.12月の雨6.あなただけのもの7.魔法の鏡8.たぶんあなたはむかえに来ない9.私のフランソワーズ10.旅立つ秋　全体としてはポップなイメージがするアルバムですが、リリカルな曲がそれを際立たせている事が良くわかりますね！このアルバム構成は、その後に発表されたユーミンのアルバムの作り方を決定付けたと思えます。　発売当時は別な曲が好きでしたが、現在では「魔女の宅急便」のテーマ曲が一番好きです（笑）楽天を検索したら、コレだけみつけました　　↓←レコード　　

  2005年08月26日

  コメント(6)

• 

  音源010「ひこうき雲」・・・by荒井　由美

  　８月６日のガロ以来、久々の音源シリーズです（笑）あまりコアな路線に走ってしまうと、後ろを振り向けば誰もいないってのが確実なので・・・一人だけはいるのですが（爆）　　今回はメジャーな方を選びました。　まぁ、ユーミン知らないって人はいないでしょうね！！！今回のアルバムは、そのユーミンのデビューアルバムです。はっぴいえんど解散後の細野晴臣と鈴木茂、林立夫、松任谷正隆らによるキャラメル・ママの全面バックアップで完成したもので、1973年11月にリリースされました。のちにキャラメル・ママのキーボード＆アレンジャーであった松任谷正隆氏と結婚、松任谷由美になりました。　このアルバムも初回プレスのみＷジャケットでした。　実は私、当時渋谷のジャンジャンへ行って、たまたま彼女のライブにぶち当たったのです。その時はソロだったのですが、実際ピアノはそんなに上手くは・・・（笑）しかし、それ以上に歌詞、曲の凄さを実体験してしまいました。アルバムが発売決定となったときには、当然予約しに行きましたが、レコード店のスタッフが誰？って感じだったのが、今でも記憶に残っています。曲目リスト1.ひこうき雲2.曇り空3.恋のスーパー・パラシューター4.空と海の輝きに向けて5.きっと言える6.ベルベット・イースター7.紙ヒコーキ8.雨の街を9.返事はいらない10.そのまま11.ひこうき雲　このアルバムに収められた曲は、全部好きなのですが、その中でもＡ面２曲目の「曇り空」は特に好きな１曲です。ＣＤは検索したら、この２枚しかありませんでした↓　

  2005年08月25日

  コメント(4)

• テディ・ベアについて（第二部）

  　１９０７年にはテディベアバブルが起こります。ですが、その兆候は、すでに１９０６年後半には始まっていました。ＰＡＢシリーズ以降、シュタイフ社は、そのモデル数をどんどん増やしていきました。１９０７年には、アニマルも含めて１，０００アイテム以上にもなっていました。シュタイフ社はこの年、つまり１９０７年の一年間に、実に９７４，０００体ものベアを生産し、世に送り出したのです。　まだまだ第一次世界大戦の不穏なにおいもあまりないこの時期、アメリカ側から見ると、上記の流れはどのように見えたのでしょう。　セオドア・ルーズベルト大統領の小熊を打たなかった逸話が世に広められたのは、ワシントンポストにクリフォード・ベリーマンの漫画が、掲載されたことに因ります。１９０２年１１月１６日のことでした。　話の中身の真偽はともかく、この一つの風刺画が、セオドア・ルーズベルト大統領の人気を大きな力で後押ししたことと、熊がキャラクターとして非常に大きな関心を集めたことは、その後のベアマーケットにおいて、非常に大きな意味を持つ出来事となりました。　そして１９０４年、頃合いもよく、３５ＰＢがアメリカへ入ってきました。　逆説的に言えば、クリフォード・ベリーマンの一枚の絵が、アメリカの中で、新しい市場を作り出し、そのニーズに応えるべき商品をシュタイフ社が、いち早く作り上げたということでしょう。３５ＰＢ、２８ＰＢはともかく、３５ＰＡＢは、営業的にも成功し、１９０７年のアメリカでのブームはシュタイフのベアを中心に回っていたと言っても過言ではないでしょう。　この年のシュタイフのベアは、とにかく種類、色、大きさ、等々、いろいろなベアが発売になりました。いったいどれだけのベアがあるのか、把握することはなかなか困難なほどです。　そして、シュタイフ社には、この創世記を支えたキーマンとなる数人の人間がいます。フランツ・シュタイフ、ポール・シュタイフ、リチャード・シュタイフ、オットー・シュタイフ、彼らは全員、マーガレットの甥にあたりました。フランツ・シュタイフ　彼の最大の功績は、なんと言っても耳にボタンを付けるという商標を考え出したことです。現在のシュタイフ社のトレードマークの認知度から見れば、それがいかに重要なことであったのかは言うに及びません。それと、もう一つ、ホームワーク制度の確立です。１９０６年から１９０８年にかけてのシュタイフ社はどんどん増えていく注文に対してキャパシティーが過飽和状態になっていました。その中で彼は、ホームワーク制度を立案し、シュタイフ社の窮地を見事に救ったのです。ただ、残念なことに、彼は若干３０歳という若さで逝ってしまいました。ポール・シュタイフ　彼は、特に、ごく初期の営業において、その功績を残しました。なんと言っても、あの３５ＰＢをアメリカで売ったのは彼なのですから。リチャード・シュタイフ　シュタイフ社を知る人なら誰でも知っているほどシュタイフの歴史の中での最重要人物でしょう。現在のシュタイフ社の繁栄は、この人に起因するところが大です。彼の偉業については別掲します。オットー・シュタイフ　　彼がシュタイフ社に加わったのは、上記の人たちより少しだけ遅く、１９０２年のことでした。但し、彼は会社運営の面では抜きんでた功績を残しています。１９０８年から１９０９年にかけて、彼はイギリスに滞在し、イギリスにおいてのシュタイフ社のベアの広告、プロモーション活動に成功を収めました。その後、１９１１年にフランスにも販売会社を設立し、１９１２年にはアメリカのニューヨークにもシュタイフカンパニーを設立しました。この後も、彼の活動は続くのですが、リチャード・シュタイフ同様、ここには記述しきれませんので、別掲します。　このように、創世記には、同族の中から優れた人材が輩出し、しかも、適所においてその力を遺憾なく発揮したのです。フランツが初期の生産システムの確立を、ポールが営業を、リチャードが新商品の開発を、オットーが世界規模での拡販戦略を、と。　いくつもの力の結集と時代を見据えた戦略、その複合要因がこの会社を何十倍、いや何百倍にも飛躍させていったのです。

  2005年08月24日

  コメント(0)

• テディ・ベアについて（第一部）

  　１９００年代初頭に作られ、現在に至るまで多くの人々に愛され続けているテディ・ベア！そのクマのぬいぐるみは一人の女性によってこの世にもたらされました。　　日本では、その当時の社会情勢、時代背景なども含めた文化としてのテディ・ベアが正しく認識されていないようですし、またそれを説明する人も見受けません。　これはドイツやイギリスで書かれた原書を読んで自分なりに日本語でまとめ直したものです。現行として書いた時点から大分時間がたっていますので、読みにくいところなどがあると思いますし、第一こんなもの読まなくてもなんら支障はありません（笑）　もし、物好きな方で読んでいただける方がいらっしゃれば、校了した原稿も浮かばれます。　この文を、テディ・ベアを最初に作った、いわばテディ・ベアのお母さんである、マーガレット・シュタイフに捧げます。　物語は、この年に小さな小さな芽を吹きました。１８８０年、ドイツのギンゲンというという小さな街に始まったのです。やがて、それは世界中を熱狂させることになるのですが、この時点では誰一人としてそんなことは予想しませんでした。ブレンツ河が静かに時を刻む、このギンゲンは、あのヘンゼルとグレーテルの舞台にもなった美しい街です。　ここに一人の女性がいます。名前をマーガレット・シュタイフと言います。彼女は１８４７年７月２４日、この地にシュタイフ家ノ３女として誕生しました。彼女に大きな不幸が訪れたのは、彼女が一歳半(18ヶ月)の時でした。彼女は小児麻痺を患い、両手と右足が不自由になってしまいました。ただ幸運だったのは、彼女には他の人と比べて、そのハンデに立ち向かうだけの精神力と強い心が、少しだけ余分にあったのです。　その後、マーガレットは裁縫を習い、ミシンを購入して、女性と子供向けのウールフェルトの服を作り始めました。１８８０年、彼女はフエルトの小さな象のぬいぐるみを作りました。初めはピンクッション用に作られたのではないかとも言われていますが、とにかく、この象のぬいぐるみがなかなかの人気で、１８８５年までに約６００体を作り、販売しました。それから、その間に、他の動物の種類もだんだん増えていき、マーガレットの仕事は、大きく変化していったのです。　１８９７年、この時点ではマーガレットは数人の使用人を使い、通信販売中心のフェルト・アニマルの工房を経営していました。　このフェルト・アニマルの工房に今後、大きな変化をもたらすべく一人の人物が参加しました。マーガレット・シュタイフがちょうど５０歳の年でした。名前をリチャード・シュタイフと言い、彼女マーガレットの甥にあたります。彼はイギリスで、そしてその後はドイツで絵の勉強をしていました。ドイツのシュツットガルトで勉強をしているときにニルス・アニマル・ショウを見に行き、そこでBEARに出会いました。シュタイフ社の１９８０年代中頃のカタログに以下のような記述が見られます。「彼、リチャード・シュタイフは、ニルス・アニマル・ショウで若き茶色の熊に恋してしまった。」　その後、彼のスケッチブックにBEARのスケッチが書き足されていったことが、後のテディベアシーンの中で大きな影響を及ぼしたのでした。　１９０２年、リチャード・シュタイフは、モヘアのファーを使った数体のBEARを試作し、１９０３年にドイツで行われたライプチッヒ・イースター・フェアに展示しました。そこで、アメリカのジョージ・ボーグフェルト・カンパニーのバイヤーの目に留まり、おおよそ３，０００体の注文を受けました。この注文がシュタイフ・カンパニーのテディベア・メーカーとしての出発点となりました。　同じ頃、海を大きく隔てたアメリカでは、あのTEDDY　BEARの名前の由来となったセオドア・ルーズベルト大統領の熊狩りの逸話がクリフォード・ベリーマンによってワシントンポストに載りました。こうしてジョイント付きの熊のぬいぐるみが１，９０６年の、あの有名な逸話に於いて、ついに、テディ・ベアになったのです。この話の過程では、アイデアル社のモリス・ミットムの話などもリンクしてくるのですが、今となっては、何が真実であったのか知る由もありません。　１９０７年、テディ・ベア・バブルとも言うべき空前の大ブームがアメリカを起点にして巻き起こりました。熊のキャラクターを付けさえすれば、まるですべてがヒット商品になってしまう、と言う風で、テディ・ベア関連の商売をしているだけで、ウォール街でも株価が急騰と言う状態でした。このご、ブームはイギリスに、そしてオランダ、ドイツ、オーストリアへ、さらには世界中へと広がっていきました。　この年、シュタイフ社は、実に約９７４，０００体ものベアを世に送り出しました。この記録は、現在まで、未だに破られていません。　こうして１８４７年にドイツに生を受けた一人の女性が、そのハンディ・キャッパーとしての自分を乗り越え、サクセスストーリーを構築していったのです。　シュタイフの歴史の中で鍵となる年は、マーガレットの生まれた１８４７年、次に、リチャードが加わった１８９７年、そしてテディベアメーカーとしてのスタート地点とも言うべき１９０３年、販売規模を一気に押し上げてくれたテディベアバブルの１９０７年でしょう。　１９０３年から１９１３年までのシュタイフのベアたちの変化は、とりわけ興味の尽きないところですし、現在までの総ての流れは、この時期にほとんど方向付けがなされていると言っても過言ではないでしょう。ここでは、その中でも特に１９０３年から１９０７年までの時代と時間の流れをお話ししましょう。　１９０３年、シュタイフ社は、５５PBと言うモデルをライプチッヒ・イースター・フェアに於いて発表しています。しかしこれは成功せず、殆ど注文がつきませんでした。フェアも終わりに近づいた頃、ニューヨークに本社を置くジョージ・ボーグフェルト・カンパニーにより、５５ＰＢより小型のベアの注文を３，０００体受けました。　５５ＰＢは、シュタイフ社の第一号の量産モデルとはなりませんでしたが、翌年１９０４年３月５日、ジョージ・ボーグフェルト・カンパニーが注文を出していたベア(35PB)がセントルイスのワールドフェアに出品され、３５ＰＢは、金賞を受賞します。そしてこの年、シュタイフ社は、１２０００体ものベアを販売したのです。　こんな過程を経て３５ＰＢは、シュタイフ社の第一号の量産モデルとなりました。当時のカタログを紐解くと、５５ＰＢは１９０４年２月１日を最後にカタログから姿を消しています。入れ替わりに３５ＰＢが登場し、３５ＰＢの縮小版として２８ＰＢが（ジョイント等の仕様がかなり変わるので正確には縮小版とは言えないのですが）登場します。その後、画期的なモデルとして３５ＰＡＢが登場してくるわけです。　ここまでに出てきた４体のベアの記号には、どんな意味が含まれているのでしょうか。頭の２桁の数字、５５、３５、２８は、それぞれ座った状態での大きさ〔cm表示）、つまり５５ＰＢならば、座高５５cmと言うことです。ちなみに３５ＰＢは、座高３５cm、体長５０cmでした。数字の次のアルファベットＰＢは、それぞれＰ＝ＰＬＵＳＨ〔アンゴラ山羊の毛を使ったフラシ天）を素材にしていることを意味し、Ｂ＝ＢＥＷＥＧＬＩＳＨ（可動部がある）、つまり手、足、首を動かすことができると言うことを意味しています。　３５ＰＡＢの場合のＡは、特に重要な意味を持っています。Ａ＝ＡＮＧＥＳＣＨＩＥＢＴ（ディスクジョイント）の略で３５ＰＡＢにいたって、初めて現在のベアたちと同じ製造方法が確立されたと言えるわけです。　もう一度５５ＰＢからの経過を見直してみましょう。　１９０２年から試作に入ったジョイントベアは、５５ＰＢと言う名前で１９０３年に発表しますが、あまり売れず、１９０４年２月までで生産打ち切りとなります。総生産数はシュタイフ社でも把握していませんし、シュタイフミュージアムにも、このモデルは現存していません。しかし、当時の展示会用の写真などに、確かにこのベアを見ることができるので、実際に１９０３年当時に存在したことは、事実として証明されているのです。　５５ＰＢがアンティークベアとして市場に出てこないのには、上記した理由、生産数が少なかったこと、それにもう一つもっと重要な原因があります。それは、このベアには、シュタイフのトレードマークの「ボタン」が耳についていなかったのです。それ故、現在５５ＰＢがあったとしても、そのベアを５５ＰＢだと確定することが非常に難しいのです。　１９０４年３月から３５ＰＢが発売になります。このベアはカードボードを紐で繋いだジョイントが用いられています。いわゆるカタログモデルの初の量産版は、このモデルと断定できます。追って、２８ＰＢが発売になりますが、このモデルの最大の特徴は、メタルのロッドジョイントであると言うことで、シュタイフ社は、このロッドジョイントの製法で特許を取りました。　次に、１９０５年２月１２日、ＰＡＢシリーズでディスクAAジョイントの特許を取り、１９０５年８月１５日にカタログに”ＢAＬＲＬＥ”の名前を載せます。ＰＡＢは７サイズが製造され、それぞれ２５cm、３３cm、４０cm、５０cm、５８cm、７１cm、１１４cmというサイズでした。ちなみに、３５ＰＡＢは、５０cmです。そして、１９１３年以降にはスクイーズボックスグローラーが内蔵されました。　１９０４年から１９０５年にかけては、３５ＰＢと２８ＰＢの２タイプのみがカタログモデルとして生産されていて、他のベアは存在しないはずです。しかし、現在のアンティークマーケットを見ると、この２種類以外のベアが存在することに気が付きます。これはどういう訳でしょう。　それは現在の完成された形態を持っていない時代には、たくさんの試作品（一体だけのプロトタイプからある程度の数量を市場に出しているモデルまで）が市場に売り出されていたことを意味します。又、カタログラインアップしないモデル（上と意味合いが被ってしまうところもありますが、初めから量産を想定せず、作っていくもの）も多かったと考えます。それらのベアと３５ＰＢ、２８ＰＢ、ＰＡＢシリーズ（後期をのぞく１９０５年製造のモデル）だけが、シュタイフ社の初めての耳のボタン＝エレファントボタンを付けている訳です。　１９０５年後半から１９０６年にかけて、シュタイフ社はエレファントボタンからシュタイフのロゴが入ったプリンテッドボタンに仕様変更しています。この時期にはなんの模様もないブランクボタンも併用され、１９０８年頃まで統一されずに使われています。　ですから、現在、エレファントボタンが付いているベアというのは、非常に少なく、かつ又、非常に重要なベアなのです。第二部に続く！！！

  2005年08月24日

  コメント(0)

• 

  デジカメ復活！

  　７月２２日に床に叩きつけるような状態で落として壊してしまったデジカメ　↑　が、約ひと月で復活しました。　現在のデジカメと比べると解像度はダメダメの２．４メガピクセルしかありませんが、一眼レフデジカメが登場する前ではハイエンドモデルだったこのデジカメ、実際の能力は、そのカタログデータ以上のものがあります。レンズは大きいし、光学ズームも６倍だし・・・　なにしろオークションで購入すると、物凄くリーズナブルな価格でゲットできます！！！　壊してしまった１号は、色々な付属品をつけて１．５諭吉強でゲット（購入時の前後数ヶ月のヤフオクで最安値）でした。他のカメラに乗り換えるタイミングかとも思っていたのですが、このひと月の間、オークションチェックをしていたら、また出てきました。専用のバッテリーもレス、メディアも付属品は何もなし・・・レンズのカバーからストラップすらない状態の単品出品でした。勿論動作保障も無しのジャンク扱いだったので、納得の金額でゲットしました。　レンズまわりさえしっかりしていれば、最悪使えなくても部品取りにと思って購入したのですが・・・・　バッテリーとメディアをセットして電源を入れたら、あっさりと使えてしまいました。あちこちチェックしたけど、現状では全く問題なしでした（わ～い！）　これで細かい所のアップ画像が鮮明なものでアップできるようになりました。包丁ネタは今後が楽しみです！

  2005年08月24日

  コメント(6)

• 

  新兵器導入！（其の四）

  久々に導入を決定して購入した尺一（刃渡り３３ｃｍ）の蕎麦切り包丁、片面の研ぎ出しが未だに仕上がらず、なかなか苦戦を強いられています。画像をご覧になっている方々の感想は「え～、もういいんじゃない！」なんてのもちらほら聞こえてきたりしてます（笑）　そこで本日は、一体どの位違うのかを現在主戦力で使っている尺包丁と比較してみようと思います。　ただし、現在使っているデジカメがマクロ機能が脆弱なため、あまりわかりやすい画像にはなっていません。その辺のところは、閲覧者の方の心眼で（笑）慮っていただければとおもいます（爆）・・・っで、最初の画像　上のが主戦力の包丁で、下のが勿論現在仕上げ中の包丁の画像です。２枚の画像を見比べてみると何か違いますよねぇ～！上の画像では包丁の上側と下側で明らかに色が違うのがお分かりなると思います。一方下の画像ではその違いがあまり鮮明に判りませんよね！（下の画像はちょっとアップにしすぎちゃいましたが）　これだけ面構成に違いがあると、結局切れ味にも大きな差が出来てきてしまいます。そうですねぇ、あと数時間砥ぎ続けたら、なんとか平面は作れると思いますので、その後の仕上げ風景は、またその時にでもと思います。オマケにちょいとスーパーノウハウを（笑）コレ、蕎麦切り包丁の刃先なのですが、上の画像の刃先は丸くなっていますよね！それに対して未使用状態の包丁の刃先はまっすぐになっています。　この刃先、使っているうちに勝手に丸くなったのではありません。包丁で蕎麦を切る時、微妙な角度ではありますが刃先のほうが少しだけ下を向いた感じで切ります。その時に下の画像の様な状態だと、切り板（まな板）に包丁が引っかかってしまうために、このような逃げを作ってやるのです。同じ理由で刃後も逃げを作ります。それにしてもなかなか仕上がりません。今回のこの包丁、刃表が仕上がったら刃裏の調整、その後バランス取りを経て実戦投入となります。あ～、早く使いたいです！！！

  2005年08月23日

  コメント(0)

• 

  黒魔術！

  　蕎麦屋の仕事は早起きが基本です。何処の店も早朝からその日に提供する蕎麦を打ち、その蕎麦が売り切れたら閉店。あとは掃除とその他の仕込をして仕事終了ってのがごく一般的なルーティーンだと思います。　しかし、我が店「ちぇしあ」は朝は大抵７時くらいのスタートなんですが（結構遅い）、夜の仕事終了時間が１１時から１２時頃になってしまうことが多いのです。　何をしているのか？って・・・　何気なくやっていましたが、自分で考えても異常に見えます、コレ（笑）　まず、仕込みが一段落してからテーブルに包丁を並べて、その日に砥ぐ包丁を選定する。そしてじっくりと１時間程度砥いでいます←山姥みたい（笑）その後蕎麦打ち台の上に粉の入った袋を沢山並べて、あれやこれやとヒミツの調合（笑）をはじめる。　↑　まっ、これがそうなんですけどね！うちの店で提供している蕎麦、結構な種類と産地の蕎麦粉、小麦粉のブレンドで作っています。最初の内は単一の産地の粉でやっていたのですが、１年間の中では、どうしても品質に大きな差が出来てしまいます。コレをしたからといって、その差がなくなるわけではないのですが、少しだけでも小さくする事は出来るような・・・・・・気がしています。真ん中に写っているバケツのようなシール容器、コレ１つで１０キロの粉が保存できます。なので、今晩調合したのは２０キロです。　コレが翌日に打つ分と言う事になります。基本的には毎回同じ配合で調合をするのですが、翌日の天気が雨だったりする時には意識的に少しだけ配合を変えます。・・・っで、どんな風に配合を変化させるのかというと　↑　これ全部蕎麦粉なんですが、これのバランスを少しだけいじります。ちなみに上の段左から・花粉（打ち粉）・１番粉（更科粉）中段左から・２番粉（北海道産）・２番粉（信州産）・２番粉（信州産/高嶺ルビー種）下段・粗粉（蕎麦殻、甘皮等を含んだ場所）　これの内、花粉と粗粉は現在の配合には使いませんが、他のは全部入れます。その他につなぎに使う小麦粉にも産地、品種によって性能の差がありますのでいろいろと使い分けます。深夜に蕎麦屋のおやじが真っ暗な店の中で、そこだけ明かりを点けて黙々と作業をしている・・・・いかにもヤバイって風景ですよね！表題は「黒魔術」ですが、粉ばっかりなので「白魔術」の方かな（爆）

  2005年08月22日

  コメント(10)

• 

  育てる！

  　ここのところ、ちょくちょく書いている包丁の砥ぎにしてもそうなのですが、仕事で使う手道具というものは、新品の状態のまま使うことは無く、全て色々な形で手を入れます。大改造だったり、ちょこっとだけだったりとその度に程度の差はありますが、そのまま使う事は、まずあり得ません！　しかもいきなり大改造をして、その後はそのまま使い続けると言う事も殆どありません。たいていの場合は、最初にある程度チューンナップして、その後は少しづついじりながら使っていくと言う状態です。　この画像は、こま板というものです。まぁ、殆どの方はご存知だと思いますが、蕎麦を切る時に包丁の当て木に使う道具です。　このこま板は、１０年程前にホームセンターで購入したものですが、現在は購入時の形とは程遠い形になっています。　最初購入した時点では塗りもかかっていない無垢の状態でしたし、上にもう１本木が渡してありました。　毎日使っているうちに邪魔になって、玄翁で叩き折ってしまいました（笑）その後、蕎麦と接する面も仕上げが気に入らなかったため、３２０番からはじめて、２０００番までサンドペーパーで砥ぎ、ぼろ布で研磨を繰り返した後に、カシューという塗料を極薄くしたものを７回塗って砥ぐ工程を経て仕上げてあります。　それでも年間３トン以上の蕎麦を打つ道具としてはかなり傷みがあるようで、そろそろファインチューンの時期に来ているようです。　包丁も尺一（刃渡り３３ｃｍ）にスープアップ中なので、コレに伴って当然こま板の大きさも変わります。愛用のこま板に手を入れるために、新しいこま板を導入しなくてはなりません。新しいこま板を使い慣れてきた頃に現在のこま板のチューンをはじめることとしましょう！

  2005年08月21日

  コメント(4)

• カブトムシ

  　カブトムシとわたしが書いても、本日は音源（アイコ）じゃありません（笑）正真正銘、本物のカブトムシです。　実は昨日の晩（夜８時過ぎ）に店の仕込みの合間を縫って、アリス（黒ラブ）とせがれと散歩に出たんです。昼間にクワガタムシが店に飛んできたのを捕まえていたせがれは、当然虫取りモードに入っていて（笑）、捕虫網を片手に（何故か虫かごは持っていませんでしたが）街灯の下をチェックしながらの散歩となりました。　散歩をはじめて数分後、ひとつの街灯の下に来ました。私は上を見ていたのですが、アリスが何かに鼻を近づけているのをせがれがチェック！なんとカブトムシがいました。アリスが発見し、せがれが捕獲とあいなりました。　実は長野県の白馬村は標高がそれなりに高い（現在地で８００メートル弱）なので、カブトムシは殆どいません。そのかわりミヤマクワガタが結構生息しているようで、毎年何匹かは捕まえます。私がこの地に移住してから２０年が経ちますが、カブトムシ（しかもオス）を見たのはホントに数回のみです。　そんなカブトムシ、久しぶりに子供と一緒に触ったり眺めたりしていましたが、改めてその力強さなんかを感じました。でも、子供の頃の感動はなかったんですよねぇ！　せがれの方はと言うと、夜も寝るに寝れず、なんども虫かごの中を眺めていました。自分も子供の頃はああだったのに、何故年とともに感動しなくなってしまうのだろうかと考えてしまいました。　せっかくこんなに自然がいっぱいある場所に移住したのだから、もっともっと自然の不思議や楽しさを享受しなければ勿体無いと、真面目に思ってしまったおぢさんでした（ちゃんちゃん）

  2005年08月20日

  コメント(6)

• 白花曼珠沙華

  　庭の花壇に突然知らない花が咲いていました。植えた覚えも全くありませんし、ここの近所では見たことも無い花です。葉が全く無い事、茎から５つ分岐して花をつけていること、花弁が６枚であることなどから彼岸花の仲間である事は間違いありませんね！　そこで早速ネットで検索をしてみました。しかし同じモノが引っかかりません。個体の特徴を全て網羅しているものはと言えば、白花曼珠沙華のみとなりました。しかし、これとて文献では薄い桃色のものもある。説明はどこもこんな感じでした。ヒガンバナとショウキズイセンの雑種といわれている。花の色は完全な白ではなく、黄色やピンクを帯びている。花被片もヒガンバナほど強く反り返らず、縁の波状のしわもあまり目立たない。また葉の幅も広い。日本での自生は九州のみで、他の地域で見るものは園芸品として栽培されたものだろう。　実は今年の初めに義母が亡くなりました。今までの１０年間咲いた事もなく、しかも誰も植えた覚えすらないこの花に、なにか縁（えにし）と言うものを感じてしまいました。それにしてもこの花の佇まい、寂しさを含んだ侘びの雰囲気を感じるように思えるのは私だけではないと思います！！！

  2005年08月19日

  コメント(0)

• 蕎麦打ち体験（其の弐）

  　白馬の手打ち蕎麦屋「ちぇしあ」では、毎日午前１０時から蕎麦打ち体験をやっています。７月にも一度アップしたのですが、本日はその第二弾です！　うちの店での蕎麦打ち体験は、大抵の場合は家族連れ、カップルといったグルーピングです。たまに大勢の遊び仲間のグループや大学のサークルなんかでの参加もあります。　本日は美しい女性二人組みでの、うちとしてはちょいと珍しいパターンでの蕎麦打ち体験でした。勿論二人だけじゃなく、この他にも参加された人達はいたのですが、画像アップの了解を得るのを忘れてしまいました。　いつも色々なお話をしながら講習をすすめていくのですが、本日もやはりわいわいとやりながらの講習でした。　私の場合、常に鉢の中（講習の場合は業務用ステンレスボールね）ばかり見ていますので、実際にどんな方が講習を受けてくださったのか覚えていない場合も結構あります（笑）　今日のお二人は、二人揃って指先がとても奇麗だったのが、凄く印象に残りました。しっかりと手入れの行き届いた指先は清潔感があって、蕎麦を打つのを職業としている人間にとって非常に嬉しかったです。　とても楽しく体験講習をすることが出来ました事を感謝します！！！

  2005年08月18日

  コメント(4)

• 

  サイバー蕎麦打ち（其の七）

  　今回は臍だしと言う行程になります。　前回、菊練りした生地は菊の文様以外の場所はつるつるのすべすべになっていますよね。今度は菊の文様の場所も同様にしようと言うわけです。最初あちこちにあった畳み痕を上面に集め、線の集合体にしました。今度はこの線の集合体を点にしていけば畳んだ痕は全てなくなると言うわけです。結果さえしっかりとしていれば、やり方は自由です。現に蕎麦屋によって、いや、職人によって、かなりその手法は違うようです。この画像の形も、本などで紹介されている臍だしの形とは大分違います。　これが、あくまでも一例なんだと認識をした上で読み進めてくださいね！・・・・・っで、私の場合はどのようにしているのかといえば、左手は開いて壁を作ります・・・この三角錐の底辺部分ね！右手で菊の文様部分を三角錐にしながら転がしていきます。多くの本をチェックすると、この行程を鉢の中でしていますが、私の場合は打ち台の上で行っています。勿論中に空気が残らないように右手はそれなりの圧をかけていますよ！うまく出来たら三角錐の尖がった部分を下にして、上からつぶします。　そうするとこんな感じになります。また菊練り前の形に戻っていくような気もしますが（笑）、ようく観察すると（ちょっと見ただけでもわかるか！）生地全体がとても滑らかになっていて、皺、よれなどが全くなくなりました。この生地を再度、丸くのしていきます。これで鉢の中の仕事は終わりです。次回からは、地のし、本のしとアップして行く予定です。　我が店の場合は、最初に用意した粉の重量が１キロ～１．２キロくらいまでで練った生地の場合は丸い形のまま大きく、薄くのばしていきます。そしてこれより大きな生地の場合は四角にしてのします。　また角のしの場合も比較的小さめな場合はのし棒が１本で、大きな生地の場合は３本ののし棒を使っています。今回は１．２キロの粉を使っていますので、丸い形のまま、のしていく予定です。それ以外の手法はまた別に紹介する予定でいます。こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月18日

  コメント(4)

• 芝桜

  　そう言えば、昨日（もう一昨日か）に藪カンゾウの写真を撮りに行ったとき、店の階段のところに植えてある芝桜が花をつけていたのでシャッターを押しました。こいつは四季咲きの花ではありませんので、元来こんな時期に咲く花ではないはずなのですが、植えた当初から春の満開になるとき以外にもこんな時期にちと咲いてくれたりしています。　画像ではワイルドストロベリーの葉と一緒に写っていますが、間違いなく芝桜なんです。こいつも最初に植えた時には３色を均等に植えたのですが、結局白色の勝ち、薄いピンクはまだ頑張っていますよって感じです。もう一色は何色だったかさえ忘れました（笑）目で見るのとカメラのレンズを通して観るのとでは大きな違いがありますね！ブログを書き始めてから、こんな事も発見＆楽しみになっていますよ！！！

  2005年08月17日

  コメント(0)

• 

  新兵器導入！（其の参）

  　え～、通常このような時間帯のアップはしていないのですが、明日の仕事との兼ね合いを考えて（もう今日ですね）・・・・・・・・前回さっと研いだ状態をアップしてみましたが、そこから５日間ちょこちょこと作業を繰り返していました。この職業（蕎麦屋を含めた調理人）に携わる人間は、大抵しょっちゅう刃物を砥いでいます。私の場合は、ほぼ毎日何丁かの包丁に砥石をあてます。・・・っで、この包丁も他の包丁を砥ぐ度に少しづつ手を入れているわけです。　何故一気に砥がないのかって？？？思われる方も多いのでは・・・・・　結果から言うと、一気に仕上げようとすると必ず無理があちこちに出てくるものなのですよ！たとえば砥石も平面が段々と歪んできてしまうしね・・・・・・・・・あと、眺めている時間というものもかなり重要なんです。本当に切れる、しかも使い易い刃物はその姿がいいんです。手の中にある状態のときばかりでなく、据わっているときでも良い存在感を見せます。切れ味と使いやすさ、この２つは必ずしも一緒ではありません。いくら凄い切れ味をしていても使い難い物もあります。まぁ、切れ味が悪いもので使い易いって物は・・・・・・・（笑）、無いですね！とにかく現状ではこんな感じになっています。　現在大きく凹んでいる場所は、中央部と先端、それにその中間地点のすこし先端よりくらいでしょうか？刃先は大分砥ぎあがってきましたね！全体の波打った感覚が少なくなっていますものね。　局部をアップにしてみると凹んでいるのが良くわかりますね！しかし問題はそこではないのです。この画像↑をよーっく見ると刃先の部分だけ色が違いますよね！！！これはこの刃先が段砥ぎになってしまっていることを表しているのです。せっかく作った刃物の角度をここでまた更に大きくしてしまっているわけです。　更に画像をアップにすると、刃先部分が光っている（所謂段砥ぎになってしまっている）のが左（後ろ）に行くほど小さくなっているように見えますね！本来あるべき姿は、この刃先には段砥ぎがないはずですので、当然こんな光った部分もあってはいけないわけです。これでも購入当初と比べると、格段に改良されているのですが・・・・・今後もここの部分が面一になるまで、ゆっくりと砥ぎあげていきます。最初の画像の凹んだ部分については、仕上がった後に毎日手入れをしていると（ちょっとづつ砥いでいると）そのうちになくなってしまうので問題はありません。　この後、刃先が仕上がったら砥石の番手を上げて、平滑化の精度を高くしていきます。そして表面が仕上がったら反対の面を作業します。刃が完成したら、毎日使いながら重量バランスをとります。（蕎麦切り包丁では手に持った状態で、ほんの少しだけ刃先によった部分に重量の中心点が来るのがベストと考えています。　まぁ、もう少し砥いでみますね！！！こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月16日

  コメント(4)

• 藪萱草

  　店のまん前にあるセント白馬教会の道路沿いに藪萱草が咲いています。きっと数日前から咲いていたのだと思いますが、忙しかったためにそこに目をやる事すらしていませんでした。　毎日毎日同じ時間に蕎麦打ちをしていながら、打ち場の前の窓越しに咲いているのが、何故か今日になって眼に飛び込んできました。仕事の切りの良いところまでは、ちょいと横目に眺めながら仕事を・・・けりがついたところで、カメラを持って外へヤブカンゾウ＝藪萱草は、勿論読んで字のごとく萱草の仲間です。他には野萱草、姫萱草などがあります。ネットで検索したらこんな風に解説してありました。名前は漢名「萱草」の音読みで、『万葉集』や『今昔物語』では別名の「忘れ草」で登場します。「憂いを忘れる草」という意味で、恋人や死んだ者を忘れるために帯などに結びつけたといわれます。・・・・・・・・だって！！！私の場合は仕事柄か、はたまた単に食い意地が・・・（爆）、とにかくこれの根っこを湯がいて食べるとウンマイのですよ。　今はダメね！　特に冬の積雪の中から出てきた新芽をみつけて、その根っこを掘り取ってくるのが一番ですよ・・・・って「花のある暮らし」ってテーマからどんどん離れていってしまいますねぇ（笑）　とにかく、夏の焼け付くような暑さが終わりを告げるこんな時に、ハッとさせるほどの強い色の花・・・１日だけしか咲かないと言う事すらその刹那を感じさせる危ういイメージの花ですね！

  2005年08月16日

  コメント(2)

• 

  サイバー蕎麦打ち（其の六）

  さて、何時までたっても進まない菊練り（笑）、今日で終らせてしまいましょう。　手刀部で生地の上部に畳み痕を全て集めたあと、今度は親指と人差し指の間を使ってさらに畳み痕をを集約していきます。このとき、指のまたから人差し指にかけてのラインは鉢のサイドラインと同じような形になるように心がけます。また指のまたから親指にかけてのラインは「菊の文様を描く」ような気持ちで、生地の中心点へと畳み込んでいきます。畳む回数は、私の場合だとこのくらいの大きさの生地で５０回くらいかなぁ！まっ、上手く文様が描ければ菊練りも上手くいったと判断して、そこまでで完結しちゃいますけどね（笑）・・・っで、こんな感じになりました。ちょい、歪んでいますがキニシナイ（笑）この後、鉢のサイド部分のアールを利用してコロコロと転がしてやります。その時に菊の文様を作った部分以外に皺やよれなどが無いか、しっかりとチェックしますよ！んで、やっとこさ菊練りの完成です。次は「臍だし」だね！！！

  2005年08月16日

  コメント(0)

• 

  サイバー蕎麦打ち（其の五）

  　ちょいと間が開いてしまいましたが、菊練りですね！　画像のピンが・・・、しかも露出も変！でも、構わずにいきましょうね！　前回の説明で１００回程練った生地がラストの画像でしたが、実際はもうちょい練りました。・・・っで､立てて上から押しつぶしたのがこの画像↑です。これを回しながらもう少し薄くしていきます。この時に注意する事は、一度に薄くしたりしようとせず、掌全体を使って何度も押して少しづつ広げていきます。繰り返し言いますけど、ホントにいっぺんに仕上げようなんて考えない事ですよ！　さて、平らになりました（って事にしましょうね！）この時点では畳んだ痕がホントにあちこちにあります。こいつを除去しないと生地をのしていく過程で割れます、切れます、千切れます（きっとね！）　だもんで（笑）、手の手刀部分（外側部）を使ってあちこちに出来た畳み痕を生地の上部に集めてしまいます。これも何度も、少しづつ畳んで丁寧に、しかも素早く仕上げていきます。　ちょいと仕事が立て込んでしまっているため、今日はちょいとだけでゴメンナサイね！明日で菊練りは完結予定でいます。

  2005年08月15日

  コメント(2)

• グラジオラス

  　先日撮った画像、最後の３枚目は至って普通（笑）なグラジオラスです。これも店を建てた翌年辺りに植えたものだと記憶していますが、買ってきたものか、いただいたものか？・・・よく覚えていません。　もしかしたら子供も学校の教材だっかも（爆）駐車場に面した水銀灯のしたに植えたのですが、葉はたくさん出てくるのですが、花をつけるのはいたって少ないのが特徴ですかね（笑）・肥料が足りないのか・・・ってやってないけど・日照がよくぎるのか・他の植物との相性が問題なのかとにかく「もっと沢山咲けばいいのに」って思って毎年見てます。でもでも枯れる事も絶えることもなく、毎年しっかりと花をつけてくれることに感謝ですね！！！

  2005年08月14日

  コメント(2)

• カサブランカ

  　雨に濡れて美しさを際立たせていたカサブランカ！本当は真っ直ぐに立っているものですが、雨水がついて重さで垂れ下がっちゃいました。このゆりもやはり十年程前に植えたものなのですが、頑張って咲いてくれています。昔は追い肥もしっかりとしていたので、大輪の花をつけていましたが、現在はほったらかしなのでそれなり（笑）の花です。しかしゆりと言う花ほど、清楚と言う言葉が似合う花は無いでしょうね！たくさんの植物の緑の中では、その白が一段と冴えていました。奥のほうに写っている花はルドベキアという花です。

  2005年08月13日

  コメント(2)

• 瑠璃玉あざみ

  　余りの忙しさに庭に目をやる暇も無くなってしまい、どんな花が咲いているのかのチェックすらしていないここ数週間でした。今日はやはり仕事でちょっと早朝から外へ出たのですが、帰ってきて車を駐車スペースに止めて花壇を見やると、幾種類かの花たちがつぼみをつけていたり、花を開いていたりと、雨上がり直後にその美しさを際立たせていました。　３種類の花の画像を撮りましたが、そのうちの一つがこれです。名前は「瑠璃玉あざみ」というそうです。その名の通り、瑠璃色のまん丸な形で花が咲きます（そのまんまですね（笑））１０年程前にご近所の方からいただいたのですが、その後増える事もない代わりに絶える事もなく、毎年同じように花を付けてくれます。ホントはこの時点で刈り取ってドライフラワーにすると良いのですが、結局いつもこのまま眺めて終ってしまいます。　それにしてもデジカメでドアップの画像を見ると、肉眼で見ていたときとは相当感想が違ってきますね。こんなに可憐な花の集まりが、あんな一つの玉のように見えるのですから、本当に自然の神秘＝奥深さと言うものを感じますね！！！

  2005年08月12日

  コメント(5)

• 

  新兵器導入！（其の弐）

  　この時期は毎日がかなり忙しいので、一気にという訳にはいきませんが、少しずつ手を入れ始めました。まずは刃をつけてある表側の加工から入ります。　一番初めにする仕事は、砥石の面だしからです！正確な平面を作り出すのを目的として砥ぐのに、肝心の砥石が歪んでいてはどうにもなりませんよね。　そこで同じ番手の砥石でもう片方の砥石を砥ぎます。これによって砥石の平面を確実に確保する事が出来ます。あっ、あと砥石は必ず水につけておきます。使った後に乾燥を繰り返しているとゆがみが出る可能性がありますので！・・・・・・・・・特に天然砥石はね、人造砥石は大丈夫だようちでは一年中、水を張ったバケツの中につけっぱなしです。・・・っで、とりあえずは最初に作られた面にあわせて砥ぎます。　砥いだ痕がまだらになっているのがわかりますよね。まぁ、最初はこんなものです（笑）どんな刃物でも（とても高い一部のものは除く）、大抵は機械砥石で刃付けがされていますので、平面は出ていません。　えっ、機械砥石ってなぁ～に？って・・・・・・・・・・この砥石は、大きな丸い砥石がモーターによって駆動されているものです。そいつに刃物をあてて、刃をつけていくのです。ですので、平らな砥石で砥いだ場合と違い、厳密に言えば波打った面の連続になります。しかも手作業なのでそれすら完全な連続ではありません。この作業で刃をつけた後に、サンドブラスト（高圧で砂と空気を一緒に吹き付けること）をして角度をつけた部分奇麗に整えて出荷されてくるのです。　アップにすると、多少はわかっていただけるかな？力を入れると砥ぎが歪みますので、力をあまりいれずにゆっくりと均一なスピード、力加減で砥いでいきます。この画像で１５分ほど研いだところです。この後、全体が同じ色になるまで（波打った面が完全に平面になるまで）仕上げてから、今度は反対の裏面の作業になります。ここまで絶対に反対面はさわりません。さぁ、後どれくらいの時間をかければ仕上がるのでしょうか？

  2005年08月11日

  コメント(3)

• 

  サイバー蕎麦打ち（其の四）

  　さて今回はホントに練りね！前回ひとまとめにした生地を、これまたちょい前に説明した要領で練ります。えっ、覚えてない！、訊いてないって！こんなトコやあんなトコを見ていただくと、なぁるほどねぇ～って（笑）要はインパクトが大事なので、手からカメハメ波を出してねってことです（爆）そんでもって、これが５０回練った状態です。前回の画像と比べるとかなりシットリとした生地になっているのがわかりますね。・・・・・っでもまだ練ります！！！　１００回練ったら、こんな感じになりました。ん～、「大体こんな感じでいいかな～」　練りでとても大切な事はリズム感です。一定のリズムで一定の力で練ってやることが重要です。どんなリズムがいいのかと言うと・・・パンクロックはまず無理（爆）ハードロックもきっついし・・・・・・・・・・・・・・私的には、ポップスならカーペンターズ、シャンソンならジョルジュ・ムスタキ、ボサノバなら小野リサなんかがお勧め（時代を感じるナァ）蕎麦打ち全体を通しても、とにかくリズムはかなり大事な要素です。次回は菊練りね！

  2005年08月10日

  コメント(7)

• 新兵器導入！

  　ここのところやや調子を落としていた蕎麦切り包丁・・・刃の砥ぎ角の変更の他、数箇所のチューニングが必要と判断しました。しかしコレをするためには結構な日数と時間が必要になります。かなり悩んだ末、新しい蕎麦切り包丁を購入しました。　以前から使っているものは刃渡り３０センチ（尺と呼ばれています）、今回新規購入したものは刃渡り３３ｃｍ（尺一と呼びます）で３センチ長くなりました。たった３センチと思われるかもしれませんが長さが変ると、それに伴って高さも変りますのでかなり大きくなります。　しかも今回は鋼の質も変えましたし、厚みも変えましたので、重さがかなり変りました。　以前から使っている包丁が７１４グラムに対し新しい包丁は９３０グラムあります。ちょっとの間使うだけなら、たいした違いを感じないで済むのでしょうが、仕事ではかなり長い時間使いますので、勝手も相当違ってくると思います。更に購入してすぐに使えるわけではありません。ご家庭の包丁と違って、自分にあった砥ぎを行うために簡易的にしか刃付けがしてありませんので、これからじっくりと刃をつけてやらなければいけません。　まぁ、これが楽しみでもあるのですがね！！！７年ぶりの新しい蕎麦切り包丁、仕事の道具として蕎麦打ち場に定着するのはどのくらい先のことになるのでしょうか！！！

  2005年08月09日

  コメント(4)

• 

  サイバー蕎麦打ち（其の参）

  　さて、前回まではひたすら　ぐるぐるぐるぐるぐるぐる　（笑）、回してきましたが、次は練りです。　つまり　もみもみもみもみもみもみもみもみもみもみ・・・もーいいって！でもその前に一仕事、くくり　ってやつが待っています。とっ・・・とにかく水回しが終った状態から一つにまとめていきますよ！・・・っで、まとめるためにまずは両側から中央付近に寄せます。どーしても寄せたくないって人はやらなくてもいいですけど（笑）、私は毎回こんな感じで寄せています。　水回しをしている間はバラバラだった生地が、こうして寄せてやるだけでくっつき始めます。加水量がぎりぎりまで入れますので、そうなるのですけどね！この辺が手打ちならではというところです。　機械打ちではこの辺の微妙な加水加減の調整とか、その前にここまで多加水状態に出来ません。この状態になる前に、既に一つのダンゴになってしまいますからね！ここで現在自分がおかれている状況をもう一度しっかりと把握しておきます（笑）・いつもと比べて生地の水分量はどうだったか？・粘りはしっかりとだせそうか？・粒度はいつも通りか？・今日の晩御飯のおかずはなにか？など、しっかりとチェックをしてから一気にまとめていきます。掌の一番下側の部分を中心にぐいっと握りこんで手元へ返し、また握りこんで手元へ返すと言う動作を数回繰り返します。両掌で作業していますので、固めた形が２つついていますね！・・・・んで、最後までやっつけるとこんな形になります。次はいよいよ本当に練りです（笑）

  2005年08月09日

  コメント(6)

• かき氷！

  　ぎんぎんぎらぎらのお日様に、全ての喧騒を凌駕する蝉の多重奏、アスファルトに立ち上る陽炎や逃げ水・・・・・う～っ暑い！！！　こんな日には絶対にかき氷が一番ですね！　近頃の飲食店は何処もかしこも利便性と能率ばかりが優先されて、かき氷すらスイッチひとつで出来上がっちまう始末！暑いなつの情緒ってやつが、もー少しだけ必要だとは思いませんか？　昔のかき氷と言えば、ござの間に仕舞ってある真四角で透明な氷を、ステテコ姿のおやじがひょいと取り出して、鋳物でできた機械にセットして、横についたハンドルをぐるぐるっと回すとつめた～いかき氷の出来上がり！　最後に思い思いの蜜をかけてもらって出来上がりってな感じでしたよ。メニューは、すい（みぞれのことね）、レモン、メロン、イチゴの４種類のみ！ミルクとか金時とか抹茶なんて、ふざけたメニューはもっと後になってから出来たもの！！！　今時のかき氷は製氷機で作ったキューブアイスをスコップですくって上蓋を開けて投入、後はスイッチを入れれば勝手に出来上がる。冷たいし、蜜を入れればやっぱり甘いよね！　でもでも、なんか違う・・・・・これってフラッペ（私的には）でしかない。所謂ニホンノカキゴオリってやつぢゃないよ！氷はロックアイス、一貫目幾らのやつをのこで４つに挽いて使う。マシンは画像のコレ、　「Hatsuyuki」　←何故か初雪じゃなくて英語表記（笑）しかも電動タイプ（現在はほぼこればかり）ではなく、あくまで手回し式砕いた氷ではなく削った氷（ここが最重要点）こそがカキゴオリであるということにあくまで拘りたい・・・・・ただの変なおやじです（笑）

  2005年08月08日

  コメント(8)

• 

  今日は本当に良い天気！

  　近頃は蕎麦打ちのため普段よりも少し早起きです。今朝の白馬は、昨夜降った雨のおかげで空気が澄んでいて、しかもひんやりと冷たくて最高です。しかし８時を過ぎる頃には陽射しも強まり、蝉は自分の存在を誇示するようにあちこちで競演を繰り広げています。　こんな日はうちのワンコ、黒ラブのアリスはいつもぐったり、暑いのはとにかく苦手なようです。・・・・っで、ここが一番好きな場所なんです。　早朝からスプリンクラーでしっかりと散水を終えたセント白馬教会の芝の上！しかも２５メートルを越える松の木の漏れ日は、夏の強い陽射しを和らげて、遠くに見える陽炎すら涼しげに感じさせてくれるほどです。　仕事も忘れて、木陰に好きな本とちょっとした飲み物でも持参して、ゆったりとした時間の経過を楽しんでみたいものですね！・・・でもでも、仕事しないとね！！！

  2005年08月08日

  コメント(2)

• 

  サイバー蕎麦打ち（其の弐）

  　今回は「水回し」・・・とにかく鉢の中で粉と水を混ぜちゃいます。ただ混ぜればいいのか？←答えるのが難しいのだけれど、結果だけ言っちゃうと「いいのだ！」（笑）　蕎麦を打つ作業は、大きく別けて、鉢（水回し）、延し、切りの３種類と言ってよい・・・っと思う（笑）まぁ、職人の論理になってしまうとまだまだ細分化してしまうし、鉢の中の水回し自体がまたいくつかの工程に分かれてしまうので、何処まで言ってもきりがない。　このブログをご覧になっている方の中で、このサイバー蕎麦打ちを読んで手打ちの蕎麦屋をはじめようと真剣に考えている方がいるとも思えないので、とりあえず、まぁ、大体、なんとなく眺めてみてください。ちなみに「とりあえず、まぁ、大体、なんとなく」・・・この４つは私のライフワークの根幹です（爆）　んで、取り急ぎ画像を眺めてみてください。　神業のような手さばき（爆）、鉢の中で溺れそうになった犬またはネコのつもりでグルグルと引っ掻き回してください。（笑）このようなすばらしい画像では、何がなんだかわからないので（じゃ、載せるなって）、ストップモーションをかけてみましょう！・・・っでこれがそう　↓　（笑）　まぁ、只単に手を止めただけなんですけど（爆）ここでよく見ていただきたいのは指の（手の）形です！指先までしっかりと神経を行き渡らせ、リラックスした中にも応分の力が入っています。　また、ピアノの鍵盤を叩く時、ギターのコードを押さえる時、のように指を立てているのがミソです。　寝かせると上手くいきませんよ！　上の動いている画像をよく見ていただくと、粉が踊っているのがわかりますでしょうか？ただグルグルかき混ぜてもダメなんですね。　今回打っている蕎麦は二八蕎麦です。水は蕎麦粉の種類やコンディションによっても相当違うのですが、うちで使っている蕎麦粉・つなぎ粉で二八蕎麦を打つと、粉の総量の４５％が加水量になります。　これを４～５回にわけて、水を入れる→まわす（掻き混ぜる）を繰り返していきます。　水の分量は全量の６～７割を入れ、次も残った全量の６～７割を・・・っと言う風に加水していきます。加水が終了した時点の画像がコレ　↓　粉の計量をはじめたところから、ここまでで約１５分かかっています。次回は練りですね、お楽しみに！！！

  2005年08月07日

  コメント(0)

• 

  サイバー蕎麦打ち（其の壱）

  　ここのところネタが音楽に関するものに思いっきり偏ってしまって（笑）・・・それで、このブログの本質に回帰しましょうという事です！まぁ、とにかく蕎麦打っている風景をできるだけ事細かに実況致しますので、その気がございましたら真似して打って見てください。　さて、とりあえず最初の画像はコレです（笑）　蕎麦を打つために最低限必要なモノですね！鉢・・・これはどうしても鉢じゃなくてはいけないっと言う訳でもなくて、しっかりとした必要な大きさをもった容器であればなんでもＯＫです。私なんかプロとして蕎麦屋を営業し始めてからも、暫くの間は鉢と併用して業務用のステンレスボールを使っていたくらいですから・・・特段問題を感じませんでした。篩（フルイ）・・・これは粉モノの調理をする場合は必ず必要になります。大きさも色々とありますが、そっちは余り大きな問題ではありません。大事なのはふるいのメッシュの細かさです。番手が色々とありますので、かなり細かいものを選択しておかないと意味を成しません。粉（笑）・・・当然ですね。この画像の粉は石臼挽きの蕎麦粉と同じく石臼挽きの小麦粉が８：２の割合で正確に計量してあります。勿論計量もカップ単位（風袋量）ではダメで、必ず重量で量るようにしましょう。ばねばかりではなくてデジタルメーターを強く推奨いたします。・・・っで、ふるっている画像です。コレっておさえるのに一体どれだけ苦労した事か（笑）予め三脚でもセットしてセルフタイマーで撮れば特に苦労する事も無かったのでしょうが、とにかく行き当たりバッタリなたちなもので、右手でふるいを揺すって、左手でシャッターを押すと・・・・・・必ずブレます（爆）そんでもって、この画像が一番まともなやつでした。まぁとにかくふるってくださいね！！！ふぅ～・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんな状態になります。どーして「ふるうのか？」っというと、まず第一に食べ物ですので、異物が混入していないかをチェックするのと、ダマになっているものを排除して均一にする、そして一番の目的、エアーを均一に含ませて水を入れた時に奇麗に馴染むようにするっといったところが「ふるい」の目的ですね！次回は「水回し」・・・とにかく鉢の中で粉と水を混ぜちゃいます。

  2005年08月07日

  コメント(0)

• 

  音源009「GARO LIVE」・・・byガロ

  　本日午前中にアップした音源により「オレって　バリバリ」なことが証明されたので（笑）、気をよくしてもう１枚アップしちゃいます。いや（汗）、本当は蕎麦打ちの工程説明をアップしようとしたのですが、先程撮った画像の中で使いたい場面の内の数枚がピンぼけでした。なにしろ右手で作業をしながら、それを左手で撮るといった荒業を駆使しているのでしょうがないのですがね（爆）　さて、一時代を築いた「ガロ」、トミーとマークにボーカルの３人組グループでした。アマチュア時代から有名な人達でロックミュージカル「ヘアー」の時代と目一杯ぶつかっています。ちなみに当初はメインボーカルは松崎しげるが担当していましたが、「ヘアー」出演のためボーカルと入れ替わったと言う経緯があります。プロデビュー時点ではクロスビー・スティルス・ナッシュのコピーバンドからの出発、しかしＣＳＮをコピーするとは、当時のギター小僧＆ギター野郎はみんなぶっ飛びましたよ！←だって完璧だったもんね！！！ちょいと資料を眺めながら書いているわけではなく、気の向くままに書いていますので、間違いなんかもあると思いますが、その辺はスルドクツッコンデください（笑）　このライブ盤はガロのアルバムとしては３枚目になります。ライブ会場は横須賀文化会館で、この録音をしていた当日その場に私もいました。しかも一声、どーんと入っています（笑）忘れられない１枚です。　当然、全曲コピーして仲間と３人（ときどきプラス１人）でかなり演奏しましたよ！　当時のコピーの方法は、まずはヤングギター（笑）のコード譜、次に耳コピ、そして仕上げがライブで双眼鏡などを駆使しての目視です（爆）ちなみにこの当時、ガロのライブの前座にチューリップやネコなんかが出演してました。

  2005年08月06日

  コメント(5)

• 音源008「完全無欠のロックンローラー」・・・byアラジン

  　表題はアラジンの「完全無欠のロックンローラー」ですが、この時代非常に良い音源を供給していたヤマハのポップコン→世界歌謡祭を取り上げましたよ！手元にシングル盤があるのは４枚！１９７７年、第８回「あんたのバラード」by世良公則＆ツイスト１９７８年、第９回「夢想花」by円広志１９７９年、第１０回「大都会」byクリスタルキング１９８１年、第１２回「完全無欠のロックンローラー」byアラジンで、いずれも世界歌謡祭グランプリ受賞曲です。ちなみに抜けている第１１回の受賞曲は「街が泣いてた」by伊丹哲也＆Side by Sideだそうです←すでに記憶にない！もひとつちなみに第２回の受賞曲は「出発の歌」by上条恒彦と六文銭でした。木枯らし紋次郎のテーマ曲ですね！！！　この時代、ここから輩出されたミュージシャンは成功を約束されていた時代でしたね。とっても凄い「イカ天」みたい・・・違うか（笑）クリスタルキングはアルバムも持っていますが、代表曲となってしまった「大都会」とはちょい違う匂いが本当のクリスタルキングみたいですね。下積み時代もあったようで、かなりしっかりとした曲作りがなされているアルバムですよ。世良公則＆ツイストはもう説明する必要もないと思いますが、この楽曲を皮切りにヒットを連発して解散するまで疾走していきました。世良さんは現在ソロで活躍されていますが、かなり渋い感じでヨカですね。円広志さんの「夢想花」は未だに何かに使われること（ＣＭとか挿入とかミックスとかにね）が結構ありますね。とにかくあのフレーズ※とんで　とんで　とんで　とんで　とんで　とんで　とんで　とんで　とんで　まわって　まわって　まわって　まわるは一度聴いたら一生耳に残るフレーズですね（笑）　アラジンさんは丁度数ヶ月前にＴＶでコレ歌っているところ観ました（笑）ちなみに私、今でも歌詞カード無しで歌えます（フルコーラス）今でもフルコーラスいける楽曲といえばガロ、チューリップ、ユーミンの数曲とピンクレディくらいでしょうか（爆）今日もこれからこの曲を聴きながら蕎麦を打とうと思っています。・・・・・・・ナァ皆　オレって　バリバリか？・・・・・・・こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月06日

  コメント(8)

• 

  音源007「ジェニーはご機嫌ななめ」・・・byジューシーフルーツ

  頭脳警察などと言うアナーキーな本物志向ロックの後にこんな曲をアップする私って・・・（自爆）　これはフルアルバムではなくシングルなので1stシングルの「ジェニーはご機嫌ななめ」と2ndシングルの「なみだ涙のカフェテラス」、両方の画像をアップしました。　発売年は両方とも１９８０年で、６月と１０月にそれぞれ発売されています。この当時は元はっぴいえんどの細野さん率いるＹＭＯが世界レベルでヒットして、所謂テクノの全盛期だったはず！　プラスティックスが一世を風靡して、ヒカシューなんかもかなり良い音を出していた・・・っと思う（笑）ジューシーフルーツはそんな中ではテクノ歌謡って位置付けだったように記憶しています。なんたって近田春夫プロデュースですから！！！イリアこと奥野敦子氏の声がキュートだったし、ちょいエッチな感じがとても良かったなぁ。　ギターの柴屋敏彦氏は後に「おさかな天国」の作曲で有名に、しかも唄っていたのは奥方でした！！！←知ってました？　イリアさんはと言えば「ガールズ」出身で、リードギターも弾いてましたね！「ガールズ」は、ランナウェイズのパクリみたいなバンドで、ガーターベルトに網タイツみたいなインナーファッションがインパクトありました。イリアさんが持っていたギターは確かグレコのブギーでしたよ。あれって結構良さ気でしたね！2ndの「なみだ涙のカフェテラス」は後にキョンキョンがカバーしてました。余談ですが「ジェニーはご機嫌ななめ」は、私のメール着信音です（爆）こんな私ですが、一応毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。万が一、買う気になりましたら楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月05日

  コメント(13)

• 

  音源006「頭脳警察　３」・・・by頭脳警察

  　こんな凄いのばかりアップしていると、そのうちに誰も読んでくれなくなってしまいそう（笑）・・・・なのに今日もコアな１枚を！　名前からしてインパクトビンビンの「頭脳警察」の３rdアルバムです。勿論再販じゃなくて中学生の時に買ったオリジナルですよ！よくもまぁ、中学生の小僧がこんなアルバム買いましたね！！！自分の息子だったら確実にぶん殴ってます（爆）発売は１９７２年ですが、歌詞カードの片隅に凄いコピーが書いてあります。※出来るだけ大きな音量で聞くよう編集されています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、あなた（絶句）そりゃ勿論、このアルバムを小音量で聴く人はいないでしょけどね・・・ちなみに当時の私、ヘッドホンして音量目一杯でした（笑）このアルバム聴くと尖がるんですよ、メンタル的にね！頭脳警察　３ふざけるんじゃねえよ嵐が待っている時々吠えることがある滅び得た者の伝説少年は南へ前衛劇団”モーター・プール”歴史から飛び出せ無知な奴らが舞い踊る桃源郷指名手配された犯人は殺人許可証を持っていたパラシュート革命光輝く少女よちなみにこのアルバム頭脳警察　３となっていますが、１st、2ndともに発売禁止（2ndは数日間のみ発売後に発禁）なので、実質的には当時の人達が最初に手にとることが出来たアルバムです。その数年後（と言ってもかなり後だったと記憶している）には、両アルバムとも発禁を解かれたようですが、結局私はこのアルバムしか持っていません。　頭脳警察の音源としては、この他に超幻のアルバム「71　日本幻野祭」三里塚コンサートライブで３曲持っています。これはＵＲＣレコードからのものですが、私見では本当に幻のアルバムだと思っています。後にも先にも持っている人も売っているところも見たことがありません！まぁ、それほどヤバイアルバムなんですがね！！！こいつもそのうちにアップしますからね。頑張って毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。そんな訳で楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月05日

  コメント(4)

• 

  日本酒と新そばとフレンチが出会ったとき（其の参）

  　さて、魚料理なんですが、こいつはあっという間に決まりました・・・もうホントに即決！　信州特産の信濃雪鱒のポアレでバッチリでしょ！！！　ソースはあっさりとした感じのもので、信濃雪鱒の淡白な感じをいかしたものですね。ポアレする前の下味は塩のみ、内蔵を取り除いた後には清涼感あるハーブを詰めて清涼感を演出しておきましょう。　塩はちぇしあ特製のスペシャルソルト←当然ですね！　ハーブは何を使いましょうか？　まずフェンネルは絶対に外せませんよね。　その他はオレガノ、ローズマリー、バジル、イタリアンパセリ、それにミントも少々・・・こんなところで同でしょう。大葉と山椒のフレッシュも少々追加しておきましょうか！　そしてこの料理に併せる日本酒は、白ワインに対峙するものとして、切れ味抜群な石川の天狗舞山廃仕込みをチョイス。その端麗さは仙人の飲み物を彷彿させるほどです。枯れた感じの味わいはドイツワインの赤とも共通点があるかも・・・　さぁ、いよいよメインの登場です。今日は一体どんな肉料理にしましょうか？私としては、ここまではかなりあっさりとした感じで攻めてきましたので、メインはちょいとコクのあるモノを・・・・・・・・・っで豚肉がいいなぁって思いました。　何処の豚肉を使おうかと悩みましたが、ＳＰＦ（無菌ブタ）のブランドでは東京Ｘなんかが有名ですね。今日は地場産に拘って白馬ブランドのＳＰＦブタ肉を選択しました。高温でグリルして外側の壁をしっかりと作ったらオーブンにフライパンごと突っ込んで加熱、中はジューシーに焼き上げます。ソースは肉汁に赤ワインを入れてフランベした後にちょい煮詰めてポルチーニを中心にマッシュルーム、エリンギ、シメジ、まいたけなどを別にバターソテーしたものと併せて塩・胡椒で味の調製をして完成！う～、涎が出てきたぞ！！！　肉料理のときの赤ワイン、ここではボディがしっかりとしたボルドーのワインって感じですが、石川の菊姫をセレクトしてみました。その独特な味わいは、他の日本酒との比較を許さない程です。舌にねっとりと絡みつく旨味は本当に独特で、一度味わうと絶対記憶に残りますよ。　さぁ、メインも平らげたし、後はデザートを残すのみとなりました。今回のデザートも、きっと蕎麦粉を使ったものが出てくるに違いありませんよねぇ！どんなものが出てくるのでしょうか、楽しみですねぇ！！！　でも、今回のお話はここでお終いです。本当の楽しみは空想と希望を織りあわせてイメージを作り上げていくところにあります。料理の創作の原点も只ひたすらに旨いものが食べたいという欲求に他なりません。あなたのデザートはどんなのが出てきますか？考えてみてくださいね！　８月２日早朝に元帝国ホテル総料理長の村上信夫先生がご逝去されました。日本の戦後近代料理の世界に尽力された偉大な料理人でした。ご冥福をお祈りするとともに、この拙文をささげます。Dedicated to Monsieur MURAKAMI頑張って毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！スペシャル・ソルトも出品中です。そんな訳で楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月05日

  コメント(0)

• 日本酒と新そばとフレンチが出会ったとき（其の弐）

  　其の弐は前菜からスタートですね！　小生としては、完熟トマトのクロスティーニがいいなぁ！！！カリカリに焼いたフランスパン＝勿論、このパンも４８時間以上自然発酵をかけた自家製でね！・・・に露地栽培でもぎとる前に完熟した無農薬トマトを刻んで数種類のハーブとアーリオ・オーリオで混ぜたものが載っているやつね！塩と胡椒にも当然しっかりと吟味をして・・・　パンと酒って本当に相性が良いですからね！　旧約聖書の中に「人はパンと水のみにて生きる」なんてくだりがあったけれど、あの水って絶対ワインの事だと思っていますもの（勝手にですが）ハードタイプのパン（絶対に全粒粉ね）をナイフで極薄に切って、切れ味抜群の冷え冷え白ワインとともに食せば、その晩はもうなぁんにも要らないぞって思えるくらいですから！　話がどんどん横道にそれていってしまいますが、食の薀蓄ってそんなものですよね！　おっと、余計なお話をしている内に皆さん、前菜を食べ終わりましたね！　さて、次は蕎麦の番です！こいつの話に至っては、話を始めちゃたら一晩ではとても終りませんから、まぁ、ちょいと端折っていこうかと思っています。小生の本職の蕎麦ですからね！・・・ついつい力が入ってしまいそうですが、今回は本当に思いっきり普通にいこうかと思っています。　このセカンド・ピアット（イタリアンじゃないぞ（笑））に出そうと思っているのは２種類、十割蕎麦と二八蕎麦なんです。　玄蕎麦は信州の戸隠産と北海道幌加内産をチョイスして、ほぼハーフ＆ハーフでブレンドしました。信州産オンリーだと、もう少し季節が向こうに行ってからのほうが良いかと・・・この玄蕎麦を遠赤外線乾燥して、気に入った目立てをした石臼の製粉所で一分間に九回転廻し、外側のきめの粗いところと芯の部分を外した中粉を使います。　十割蕎麦はともかく、二八蕎麦に入れるつなぎの小麦粉は北海道産の「春ゆたか」という銘柄の小麦粉・・・温度をかけないように挽いてもらって、中力粉と強力粉の真ん中辺りの強さにしてもらいます。　水は八ヶ岳の水を選択、白馬のも蓼科のもいいのだけれど、エアレーションがしっかりとしていて生きている水なら八ヶ岳の標高１５００メートル付近の水が最高なんです。　　これら最高の素材を自分の持てる限りの技術で打ち上げれば、もう言う事無しですよね！　打ちたての蕎麦をしっかりと茹でて、びしっと引き締まった、跳ねるようなコシの蕎麦を提供いたします。　そして蕎麦と同じくらい重要なのが「つゆ」！　醤油はいつも使っているアレ、当然超特級です。みりんは江戸時代からの製法を守り続けている河内味醂、砂糖は三温糖、鰹節は背節にカビをつけて熟成した三年ものを使います。昆布は・・・・・ちょっと思案中です。何処の産地の昆布を選ぶかもなんですが、実は昆布でだしをとるかも悩んでいます。思いっきりシンプルな感じに仕上げようと思うと、入れないのもいいかなっと・・・かえしは予め仕込んでひと月以上熟成させてあります。今回は特に辛めのどっしりとした重量感のあるつゆに仕上げようと画策中です。薬味は基本的なワサビ（穂高産）、大根（三浦産）、長ネギ（群馬産）をご用意いたしますが、なぁんにも入れないでストレートにお召し上がりいただけると最高かと・・・　さて、この蕎麦を手繰っていただく折に持ってくるお酒といえば、新潟の万寿鏡がうってつけだと思いますよ！特に何処が凄いってタイプではなくて、味、香りのバランスが良くて、自己主張の割と少ないお酒ですから（それでいて旨い）、蕎麦の香りを引き出して膨らませるのにはベストチョイスかなっと思っています（かなり自己満足）蕎麦のザルが空になったら、次は魚料理ですね！続きはまた明日！

  2005年08月04日

  コメント(0)

• 日本酒と新そばとフレンチが出会ったとき

  　いつもはかる～い感じで書いちゃってますが、たまにはちょい真面目で、ちょいシニカルなお話なんぞも・・・これは以前、他所で仕事をした時にメニュー提案とともに書いたものですが（蕎麦屋以外にこんな仕事もしてます）、いくつかありますので、機会があるごとにアップしておこうかと・・・　料理人が料理のメニューを組み立てていくという過程は、こんな感じなんです。まぁ、全てがそうだというわけではありませんが、一例だと思ってください。そう言えば私、小学生の頃から空想癖が・・・通信簿にも書かれたなぁ（爆）　さて、本題です。「日本酒と新そばとフレンチが出会ったとき」副題　シンクロニティ（偶発的同時性、または相互相反同一性）　表題からしてとっつき難そうなものになってしまいましたが、今回のお話は、通常とちょこっと違った観点から食というものを探訪してみようと書き始めました。あまり大げさな事を書いてしまうと後戻りが出来なくなってしまいますが（こいつはいつものパターンですがね）、世界の歴史の中で、その史実や文化などを含めた多くのものにシンクロニティが見受けられます。　シンクロニティ？？？・・・小生がその意味としてとらえているのは、通常の意味合いである、または表面的な意味合いの協調とか調和といったものとは少し違った意味合いです。　「歴史上、全く違った接点の無い場所で、ほぼ同じ時期、同じ時間に同じスピードで同じような事が発生する偶然、または必然」それらが時代、時間を経て接点を持ち、やがて融合していくといった感じですかね！　食の文化や歴史の上でも全く接点の無い筈の離れた場所で、同時期に同じような食文化が本当に突然発生したりしています。この接点の無い筈の色々を「ぜ～んぶつなげちゃおう！」なんて無謀な試みが今回の企画なのかもしれません。　これは実際に作って食べているわけではなく、小生＝蕎麦屋のおやＧの頭の中の絵空事ですからね、ホントですよ（笑）　さて、ここからが本題！　フレンチを楽しむのならワイン！そして手打ち蕎麦を楽しむのなら上質な日本酒、っというのが普通ですよね！でもでも、今回はその「普通さ」が本当に正しいのだろうか？・・・っというところから、こんなテーマになってしまいました。　現代のフレンチ＝ニューベル・キュイジーヌは和食のテイストもイタリアンのテイストも違和感無く取り入れて、ちょっと昔のフレンチのイメージからは想像もつかない程の変革を遂げました。　勿論ヨーロッパの事ですから、昔ながらの伝統を受け継いでいる店も相変わらず多々あるようですが、所謂「おフランスの家庭料理」ってやつは、かるーい感じの料理が主体になってきているみたいですね。　そのかるーい感じを中心に料理＆酒を組み立ててみました。　これから書いていく料理とお酒の話は、あくまで予定なので、ご理解をお願いしますね！あくまで、こんな料理とお酒をこういう風に組み立ててご提供できればっという作りこみの段階のものですから、「明日の昼に食わせろ！」とか言わないように！・・・・・さて、このお話の通りに出来上がりますことやら・・・・・　今回、テーマの中心軸に置いたものは「香り」なんです。　料理の方は、手打ち蕎麦を軸に組み立てたセミコースです。最初に前菜、スープの替わりに蕎麦、魚料理、肉料理、そしてデザートの順にお出しいたします。　さてさて、いよいよ食事が始まりますよ。　食前にアペリティフのキールさながらに飲んでいただく日本酒には、古代米の紫米から醸造した白馬村特産のお酒をチョイス致しました。勿論、純米酒で色は店の照明を貰って光り輝く藤色に近い紫、香りは何処までもフレッシュ＆フルーティです。　通常４℃くらいで飲みますが、今回はキールグラスもしっかりと、お酒と同じ温度に冷して２℃くらいで提供いたしましょう。　グラスもお酒も冷蔵庫や冷凍庫で冷してはいけませんよ。香りが全く立たなくなってしまいますからね！グラスはロックアイスを細かめに砕いて、さっと水を通してからグラスへ、そこへ少量の水を注いで軽くステアして、置いておきましょう。お酒のほうはアイスペールの中に入れて、優しく冷しておきましょう。これだけで、確実にお酒の味が優しくなりますからね！　さて前菜なんですが、これはその日のインスピレーションに任せるのが一番ですね。野菜達の顔を眺めて、ちょいと考えてみます。続きはまた明日！

  2005年08月04日

  コメント(0)

• 

  音源005「黒船」・・・byサディスティック・ミカ・バンド

  　ピンク・フロイドも手がけた名プロデューサー＝クリス・トーマスのプロデュースで、彼等のセカンド・アルバムになります。１９７４年発売で、翌年にはイギリスを中心に海外でも発売されました。なんたってメンバーが凄すぎです。加藤　和彦ミカ高中　正義高橋　幸宏小原　礼今井　裕不朽の名作「タイムマシンにおねがい」を代表曲にずらっと名曲が並んでいますが、おやＧ的にはとにかく「塀までひとっとび」がぶっ飛びでオススメです。今でも唄っちゃいますよ（笑）曲目リスト1.墨絵の国へ2.何かが海をやってくる(インストゥルメンタル)3.タイムマシンにおねがい4.黒船(嘉永6年6月2日)(インストゥルメンタル)5.黒船(嘉永6年6月3日)(インストゥルメンタル)6.黒船(嘉永6年6月4日)(インストゥルメンタル)7.よろしくどうぞ(インストゥルメンタル)8.どんたく9.四季頌歌10.塀までひとっとび11.颱風歌12.さようなら 高中　正義のインスツルメンタルのギターも高橋　幸宏のドラムもめっちゃ凄いし、とてつもなく良いのですが、それすらミカの凄さには・・・もうとにかくミカのボーカルを聴きましょ！！！でもこれ聴くと、次に聴く女性ボーカリストはシーナだな（爆）ＣＤチェックしたらこれだけしかありませんでした↓　　　　頑張って毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！そんな訳で楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月04日

  コメント(9)

• ☆★・・・そば・蕎麦・ソバ・・・★☆

  　本日は午前中にちょいとブログを覗いた他は、ひたすら真面目に(笑）蕎麦打ちに没頭していました。勿論うどん打ちもその中に入ってますけどね！白馬も観光シーズンに入って、我が店にも大勢のお客様がお見えになるようになりました。←ここまではとってもヒマでしたから（爆）私のルーティーンは朝起きたらじっくりと新聞に目を通しながらコーヒータイム！次に階下に降りて（生活環境が２Ｆにあるため）、ＰＣを立ち上げる。１Ｆは店になっているので、ＰＣのデータをチェック（過年度の売上データ等）しながら当日の仕込みを決める（前日の夜にもやっているのですが、朝にもう一度ね）その後ワンコと散歩を３０分～１時間程度（デジカメ必携で）そして蕎麦三昧の生活が始まるわけです。本日は午前中に店の蕎麦を打った後、午後からは発送用の蕎麦打ちになりました。　お客様からのオーダー分に他の会社の新メニューサンプル分だの、現在調理指導をしている店の分だのと、とても大量な発送がありましたのでもう大変（笑）ちなみに白い発泡スチロール一箱で１２人前の蕎麦が入っています。これから盆過ぎまでに２０００食以上の蕎麦を手打ちして発送します。まぁ、年越し蕎麦よりはマシですが（爆）頑張って毎日手打ち蕎麦・うどんを作っています！そんな訳で楽天フリマの私のブース、覗いてみて下さい。ヨロシク！！！

  2005年08月03日

  コメント(2)

全796件 (796件中 751-796件目)

< 1 ... 11 12 13 14 15 16 >