特別警報解除も大雨被害甚大、明日以降も再び大雨のおそれ
今日も日本列島では活発的な秋雨前線の影響で、各地で大きな被害が発生しました。昨日から大雨特別警報が福岡県・佐賀県・長崎県・広島県に出されていましたが、いずれも今朝解除されました。気象庁によると今回の大雨が降り始めた11日午前3時から15日午後4時までの雨量は、・佐賀県嬉野市:1024ミリ・長崎県雲仙市:936ミリ・熊本県山鹿市:855・5ミリ・福岡県大牟田市:855ミリなどとなっており、例年の3倍以上となっています。昨日、線路施設が崩壊していた西鉄天神大牟田線では、今日の夕方までには全線で運転再開されています。また高速道路でも今朝通行止めが解除されました。一方JR九州では以下の区間で運転見合わせが続いています。・長崎本線:全区間(長与経由含む)・佐世保線:全区間・大村線:全区間・後藤寺線:全区間・原田線:全区間・吉都線:全区間・日豊本線:西都城~国分間・日田彦山線:城野~添田間・久大本線:久留米~由布院間・肥薩線:吉松~隼人間・唐津線:久保田~唐津間・筑肥線:唐津~伊万里(今回の大雨より前に不通となっている区間を除く。)特別警報が発令された九州3県では今朝になって被害の状況が明らかになってきましたが、特に佐賀県の六角川流域では広い範囲にわたって氾濫が発生し、田畑・住宅・道路・病院などが水に浸かっている状況でした。今日はそこまで雨はひどくありませんでしたが、明日以降も再び九州で大雨のおそれがあります。これまでの大雨で地盤が緩くなっているところもありますので、十分に気を付けて、まだ避難されていない方は早めに避難しておいてください。それでは、今日はここまで。