南阿蘇鉄道が7年3か月ぶりに全線で運転再開!
2016年4月の熊本地震で大きな被害を受け、長い間にわたって一部運休が続いていた南阿蘇鉄道で今日の始発から全線で運転を再開しました!地震発生直後は全線不通となっていましたが、被害が少なかった中松~高森間は2016年7月に運転を再開しました。しかし第一白川橋梁など被害が大きかった立野~中松間(10.6Km)の復旧作業は、橋の架け替えやトンネル跡地の枕木敷設など時間がかかっていました。そして今年3月にようやく完成し、試運転を経て今日7年3か月ぶりに全線運転再開を迎えました。朝6時に高森駅から1番列車が立野へ向けて出発し、復旧区間を通過して無事に約30分後、立野駅に到着しました!!高森駅でも立野駅でも1番列車を見届けようと多くの方が駅を訪れていました。そして南阿蘇鉄道では今日からもう1つ大きな変化がありました。朝の2往復だけではありますが、全線運転再開に合わせて南阿蘇鉄道の車両がJR豊肥本線肥後大津駅まで乗り入れることになりました。これで通勤・通学の利便性も良くなるのではないかと思います。南阿蘇鉄道やJR九州、九州産交バスなどでは今日から阿蘇・南阿蘇地域の観光に便利なデジタルチケットの販売を開始しました。鉄道各社はもちろん、阿蘇くまもと空港からの阿蘇・南阿蘇方面へのバスにも乗れますので、飛行機で阿蘇・南阿蘇を訪れる際には非常に便利だと思います。南阿蘇鉄道の全線運転再開が南阿蘇エリアの観光客増加につながるといいですね。それでは、今日はここまで。