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2019.05.05
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テーマ:思うこと(3070)
カテゴリ:思うこと
© 東洋経済オンライン 坂本龍馬や板垣退助の弁舌が多くの人の心を震わせた理由の1つに、”土佐弁”があるといわれています(写真:crossroad/PIXTA)
「自分は口下手だ」。そう自覚して悩んでいる人は、会議や商談、雑談、プレゼン、結婚式のスピーチなどですらすらと流暢に話す人を見て、うらやましく思うことだろう。しかし、「流暢に話す」ことは「話が上手」とイコールではないと言うのは、博報堂でスピーチラインティングなどを行うひきたよしあき氏だ。
元来、口下手の人が目指すべきところは、「流暢に話す」ことではなく「重みのある一言」を放つこと。口下手だからといって、別人にでもなったように「話し方」そのものを変えてしまう必要はないと知れば、ハードルがずいぶんと下がる。
“流暢に話す”がゴールではない
 みなさんは、テレビの国会中継やニュース番組などで、政治家の答弁に心を動かされた経験はありますか? 「ない」と答える人が大半だと思います。
 「立て板に水」という言葉があります。弁達者で言葉が流暢にすべる様を言う肯定的な意味の言葉なのですが、残念ながら「立て板に水」のように話すことと「相手が深く理解する」ことは同義ではありません。
 弁舌が爽やかすぎて、ロジックが完璧すぎて伝わらないこともたくさんある。これがコミュニケーションの不思議なところです。
 明治時代、坂本龍馬や板垣退助など、土佐出身者は不思議と雄弁な人が多かった。その理由の1つに、”土佐弁”があるといわれています。
 「日本は、このままではいかんぜよ」
 「夜明けじゃ! 新しい日本の夜明けぜよ!」
 と、坂本龍馬が叫ぶ。
 もし、これが「日本は、このままではいけません」「夜明けです。新しい日本の夜明けです」と標準語で語っていたら、はたして、多くの人の心を震わせたでしょうか。
 「立て板に水」とは言いがたい独特のアクセントや節まわしがあるからこそ、そして彼らに人に訴えかけるだけの「言いたいこと」があったからこそ、人は彼らの言葉に吸い込まれていったのでしょう。
口下手を利用する
 私の知り合いの社長さんは、栃木出身の方でした。長く東京で暮らしているのですが、言葉のお尻が上がるイントネーションが抜けることはありませんでした。
 酒席でお話を聞くと、若いころはそれが恥ずかしくて口数が少なかった。口下手の典型のようだったそうです。
 しかし、それがよかった。普通の人が、「大丈夫だから」とサラッと言うところが、「大丈夫だから」と尻上がりになる。すると、腹の底から「大丈夫」と言っているように聞こえるのです。
 一言ひとことの間が大きかったり、「いやぁ〜」と言ったまま無口になる。それが、相手に何か深いことを考えている印象を与えます。
 この会社の人とお会いして社長の話になると、みんなが社長の口ぶりを真似します。慕われていることがよくわかりました。
 「恥ずかしがりだった私を変えたのは、昔の上司でね。『おまえは得だな、深く考えて発言しているように聞こえる』と言ってくれたんだ」
 その社長さんは、私にこう教えてくれました。
 以来、コンプレックスが一転。朴訥な語りと尻上がりのイントネーションで堂々と話すうちに、自分なりの語り口ができるようになったそうです。
 自分を口下手だと思っているあなたの話し方にも、この社長のような魅力が必ずあるはずです。コンプレックスに感じているところが、逆に「味」や「個性」になります。心を込めて、本気で話せば、「立て板に水」の輩(やから)たちよりも人の心を揺さぶる力を持っているのです。
 必要なのは、話術ではなく”言葉の重さ”です。衆議院議員の小泉進次郎さんがこんなことを言っていました。
 「言葉に体温と体重を乗せる」
 大切なのはこれです。あなたの発言する言葉に、体重を乗せて重くしていくこと。いくら雑談力をつけて面白い人だと思われても、軽い言葉ばかり並べ立てていれば、結果を出すことはできません。
 言葉に体重を乗せる。つまり言葉の1つひとつに、思いや信念を込め、言葉に重みを増していくのです。そのためには、言葉数を増やすのではなく減らしてみる。日常的に、自分が心から思ったことを短い言葉で表現する訓練をしましょう。
言葉の重みの根っこは「考えること」にあり
 この「重みのある一言」は、一長一短には生み出せません。日頃からのトレーニングが必要です。
 そのために大切なのがすべてにおいて「自分の頭で考える」ことです。例えば、今は映画も本も食事も旅行も「レビュー」で評価が決まります。まず、それを鵜呑みにする気持ちをやめ、人の意見は関係なく何事も自分軸で決定するのです。
 自分で読んで、食べて、経験したものだけに「つまらない」「おいしい」「楽しい」と自分の感覚で判断を下すクセをつける。そして、「なぜおいしいと感じたのか」「どうしてつまらなかったのか」と深く考えを掘り下げていき、自分の中で、言葉を駆使して詳細に表現する練習を重ねてみてください。心の中だけでもいいですし、ノートにまとめればなおいいでしょう。
 こうして「自己決定感」を増していき、「なんでも自分が決めるんだ」という気持ちが芽生えてくれば、自ずと自信がついてきます。自分で下した判断には思いや信念が込められていますから、発する言葉にも自然と重みが伴っていくでしょう。
 そうしていくうちに、語彙力も増え、あらゆるシーンで本当に必要な言葉を選ぶことができるようになります。ずばりと物事の本質を突く一言です。
 遠まわりに思えるかもしれませんが、言葉の重みの根っこは「考えること」にあります。
 寡黙を恐れる必要はありません。つい、おしゃべりになってしまうのは、自信のなさの裏返しです。自信がないから余計な言葉でそれを覆い隠そうとしてしまうわけです。
 私は、会社で「後出しジャンケン」と呼ばれています。会議のはじめはずっと発言しない。メンバーの意見がそろい、問題点が出尽くしたあたりで語るようにしています。
 言葉数が多いから「会議に積極的に参加している」と判断するのは大きな間違い。「重要な発言」「一言で流れをガラッと変えるだけの言葉」を言うことのほうが大切。その一言が、人の信頼をつくるのです。
 ビジネスでもプライベートでも「信頼」はとても大切な資産です。それを築くためには、寡黙を恐れないこと。言葉の重みを増すことを、最重要な課題として捉えてください。
「言わないこと」を決めておく
 また、「言うこと」以上に大切なのが、「言わないこと」です。
 コミュニケーションの失敗は、「言いたいことが伝わらない」ことよりも、「言わなくていいことが伝わってしまった」ことから起きるものです。
 とくにこの時代は、一度の失言や心ない一言がSNSで拡散され、何度も再生されます。
 政治家を見ていても「言わなくてもいい一言」をつい口にしてしまったがために失脚する人が多いですね。
 以前、シニア世代の集まる、巣鴨の「とげぬき地蔵」のご老人を取材したとき、このエリアでは「言ってはいけないこと」があると教えられました。それは、「家のこと」「勤めていた会社のこと」「お金のこと」。教えてくれたおばあちゃんは「以前は、戦時中の話も嫌われたんだけど、今はもう話す人がいない」と笑っていました。
 タクシーの運転手さんの間では長く「政治と野球の話をするな」というルールがありました。最近は、野球の話をする人が少なくなってしまいましたが。
 また、家族の話、学歴の話、病気の話も難しい。総じてプライベートに関しては、育ってきた環境や価値観が違います。集まる仲間の関係の深さによっても感じ方は違います。ビジネスの場では、「プライベートなことは聞かれるまで言わない」と決めておくほうが得策です。
 このように、日々の会議や会食、プライベートな集まりなど、シーンによって、どんな人が集まり、どんな話題を避けたほうがいいのか。想像力を働かせ、事前に「言わないこと」を決め、リストを作っておきましょう。
 「言わないこと」がその人の度量となり、信頼感になる。無駄に嫌われない人になるのです。
-© 東洋経済オンライン ひきた よしあき 2019/04/28 11:00 より一部抜粋-

弱みを強みにする





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Last updated  2019.05.05 20:30:06
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