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カテゴリ:思うこと
© 時事通信社 北方四島・色丹島の広がる山に続く道。家屋なども立ち並ぶ=5月25日、同島
2019年度の北方四島ビザなし交流で、元島民ら訪問団65人が5月24~27日の日程で、色丹島を訪れた。島の道路はほとんど舗装されておらず、見渡す限りに山や丘が広がる。在住ロシア人からは観光基盤の整備で日本側に協力を求める声が相次ぎ、島の開発に対する関心の高さが鮮明になった。 色丹島は、北海道東端の根室港から北東へ約105キロ先に位置する。面積約250平方キロに対し、人口は2200人余り。島中心部の穴澗地区の港から地上に降り立つと、大規模な水産加工場のほか、赤、青、緑など色合いのはっきりした家々が草原地帯に立ち並ぶ。 草木の生い茂る山や丘が連なり、標高は最も高い所で約410メートルに達する。戦前は自然豊かな景観から「東洋の箱庭」と称されていたとされるが、空き地には赤茶色にさびれた船や車、粗大ごみなどが放置されていた。 道路の舗装は行き届いておらず、車線も見当たらない。車が1台でも走れば、砂ぼこりが舞い上がり、現地のドライバーでも減速や停止を余儀なくされる。現地ロシア人からは「インフラ整備に課題がある」との意見が目立ち、「日ロ共同で観光振興を進めるべきだ」「山の斜面にスキー場を構えたい」と具体的な話もあった。 これに対し、「日ロ共同というより全面支援を求められている」と受け止める訪問団員も少なくなかった。交流を通じて友好を深めることの大切さに理解を示しながらも、「経済協力だとか言われるのはどうか」と本音を語る団員もいた。 幼少時代を島で過ごしたという元島民の石井守さん(75)は「昔は日本家屋しかなかった」「ここは川が流れていた」と様変わりした古里について、とうとうと語った。島の開発が進むことに複雑な気持ちも抱くが、「いつか自由に島を行き来したい。墓参りで孝行したい」と領土問題の早期解決を願っている。 © 時事通信社 北方四島・色丹島の砂の舞う道路。民家とみられる建物も立ち並ぶ=5月26日、同島 -時事通信社 2019/06/01 05:41 より一部抜粋- 訪問団による日ロの交流はとても重要ですね 観光を重要視するのであれば、なおさら今の自然のママが大事だと思います スキー場は地元の人が必要であれば上に提示すればいいと思います ロシア側の発言が振り出し以前に戻っているような気がしますが、前進して欲しいです (維新の会の国会議員は同行しない方がいいです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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