もうひとつの世界

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  真綿荘の住人たち／島本　理生

  【送料無料】真綿荘の住人たち【内容情報】（「BOOK」データベースより）奇妙な恋、奇妙な幸せ。いびつで切ない下宿物語。【目次】（「BOOK」データベースより）青少年のための手引き／清潔な視線／シスター／海へむかう魚たち／押し入れの傍観者／真綿荘の恋人これまた、大雑把な内容情報（笑）真綿荘という下宿に住む、住人達の物語なんですが、それぞれがそれぞれの悩みを抱えていて、お互いがお互いを尊重しあわないって言うのか･･･。う～ん、うまくいえない。北海道から上京して、大学に通う青年。女子高生と恋愛している、昔の出来事を忘れられずに苦悩する女性。背が大きくてがっちりした体格のため、女の子として扱われることになれていない女子大生。下宿を営む、妙な色気と翳をもつ女性。その女性の『内縁の夫』として、ここに住み続ける画家の男性。ってのが、下宿に住む住人たちだったはず。島本さんなので、恋愛小説なんですが、結構重たいテーマも扱ってるっていうか･･･。本当に、どんどん重たい内容になってる気がしますね。私の読み進めてる島本さんの本が･･･って事ですけど。うん、不思議。

  2011.09.04

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  ゴールデンスランバー／伊坂　幸太郎

  【送料無料】ゴールデンスランバー【内容情報】（「BOOK」データベースより）仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ！オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた-。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界-、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。久々、恋愛小説ではない本です。これ、映画化もされましたよね。堺雅人さんが主役だったような･･･。伊坂さんって、ちょっと苦手だった気がしたんですが、どうしてだろう･･･。読んだのは、『重力ピエロ』と『グラスホッパー』。あー、内容が思い出せない･･･。でも、この本は面白かったです。細かいところの辻褄がちゃんと合ってて、それぞれの思う気持ちがちゃんと表現されてて。この本を読むと、監視される社会って恐ろしいなって思いますね。あと、冤罪って実はもっとあったりして･･･って疑ったりして。いまや、いたるところに設置されてる監視カメラ。個人情報云々という割りに、やっぱりその辺は守られてないのかしら･･･と思っちゃいます。ゴールデンスランバー、ビートルズの曲だったんだ。ノルウェイの森もそうだけど、本を読み進めて初めて気がつく私。聞いてたし、好きだったけど、どっちかって言うとストーンズ寄りなもので･･･。って、全然本と関係のない話でした（笑）

  2011.09.04

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  阪急電車／有川　浩

  【送料無料】阪急電車【内容情報】（「BOOK」データベースより）隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか１５分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車ー人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。さすがの有川浩さんですね～♪これ、映画化もされてるんだっけ？そっか･･･。あの、復讐の花嫁役は、中谷美紀さんなわけね。ほぉ～。今をときめく芦田愛菜ちゃんも出てるんだ。ふーん･･･。いや～。面白かった！あっという間！１日で読んじゃったｗｗこういうお話を書かせたら、有川さんは、本当に裏切らない。すごいな～。有川さん。尊敬します（笑）

  2011.09.02

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  波打ち際の蛍／島本　理生

  【送料無料】波打ち際の蛍【内容情報】（「BOOK」データベースより）ＤＶ、刻まれた怯え、求める心と拒む身体-痛みを超えて、もういちどわたしたちは、恋をする。ずいぶんとざっくばらんな「内容情報」だなぁ（笑）かつて、恋人からＤＶを受けていた主人公、麻由が、通っていたカウンセリングの診療所で蛍という男性と知り合って･･･。気になってはいるのに、どうしても身体を触られることを拒否してしまう麻由。そんな中、蛍は元カノとも友達としての関係を続ける。好きだから、触れ合っていたいのに、どうしても心が許してくれない･･･。一度は「友達に戻ろう」と、蛍に告げた麻由だけど･･･。結局、最後はどうしたんだっけ！？う～ん･･･。ＤＶってさ～。受けたことないけど、かなりな痛手なんだよね･･･。受ける側も辛いけど、与える側も･･･みたいなこと、言う人っているけど、それってそれが通っちゃうとダメだからね！！どうしたって、人を傷つける行為は許しちゃいけません！辛いな～。「クローバー」から始まった、島本さんブームですが、だんだん辛い内容に読み進めてっている気がします･･･。でも、面白いので読んでしまう。こうなったら、目指せ！島本さん読破！！･･･への道です（笑）

  2011.09.02

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• スノーホワイト／谷村　志穂

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）コンビニで働く大学生の宗助には、気になる女性客がいた。クリスマス・イブにも一人で店を訪れ、ショートケーキを買う彼女は見映えのしない四十代だが、なぜか気になってしかたがない。ある日、街中でその女性を見かけ、自分でも大胆だと思えるほどの行動に出る。思いがけず、親子ほども歳の離れた若い男から情熱を寄せられた美南子は、結婚に破れたという自身の傷から立ち直れず、恋愛に臆病になっていた。だが、物怖じしない宗助の一直線な恋愛を前に、だんだんと自分の中に眠っていた火が燻りはじめる…。残念ながら、品切れのため画像はありません･･･。２００８年の本なんですけどね。谷村さんって北海道出身の作家さんだから、雪が出てくるお話かと思いきや、４０代の女性と、２０歳そこそこの大学生との恋のお話でした。うん･･･。大人って面倒くさいって思っちゃった（笑）純粋に、恋愛のみを楽しめないんだよね。勢いで進んでく、大学生の彼のノリには、やっぱり素直についていけない。既婚者の私とは違う、素直になりきれないとこって、この年代の独身女性にはどうしてもついてまわるでしょうしね。私みたいに、妄想で済まない恋愛は、年をとるごとに難しくなる･･･。そういうもんなんでしょうね。

  2011.09.02

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  逝年／石田　衣良

  【送料無料】逝年【内容情報】（「BOOK」データベースより）リョウ、二十歳の夏。恋愛にも、大学生活にも退屈した日々を送るなか、ボーイズクラブのオーナー・御堂静香に見出され、とまどいながらも「娼夫」の仕事を始める。やがて、リョウは女性たちのなかにひそむ、さまざまな欲望の不思議に魅せられていく…。性愛の深淵を透明感あふれる筆致で描く長編小説。娼年に続く、第二段ですね。やっぱりなんだか石田さんの書く官能の世界は、女の人が書く文章みたい。まさしく、「透明感あふれる筆致」なんでしょうね。あの手の話が好きなひとは、楽しく読めるでしょうし、もっと重い、ダークな方向を好む人には向かないのかな･･･？ダークなほうは、村上　龍さんに任せましょう（笑）私は、好きですけどね。石田さんも、村上さんも（笑）

  2011.09.02

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  ほかならぬ人へ／白石　一文

  【送料無料】ほかならぬ人へ愛の本質に挑む　純粋な恋愛小説愛するべき真の相手は、どこにいるのだろう？「恋愛の本質」を克明に描きさらなる高みへ昇華した文芸作品第22回山本周五郎賞受賞第一作！「だけどさ、アキちゃんの奥さんって偉いよね。ちゃんと戻って来たんだから。いまだってきっといろんなぐちゃぐちゃした思いはあるんじゃない。それでもやっぱり自分にとってアキちゃんがベストの相手だって気づいたから帰ってきたのかな」そう言われると「そんなことはないだろう」と明生は当たり前に思う。明生自身もなずながベストの相手だとは思えなくなっていた。「何か証拠があるんだよ」気づくと明生はそう口にしていた。「証拠？」渚が訊き返してくる。「うん。ベストの相手が見つかったときは、この人に間違いないっていう明らかな証拠があるんだ」「それ本当？」「たぶんね。だってそうじゃなきゃ誰がその相手か分からないじゃないか」「だからみんな相手を間違えてるんじゃないの」「そうじゃないよ。みんな徹底的に探してないだけだよ。ベストの相手を見つけた人は全員そういう証拠を手に入れてるんだ」「そうかなあ」渚が再び疑問を呈する。「渚には靖生兄貴が必要な人だけど、靖生兄貴には麻里さんが必要なんだ。でも、そういうときには両方とも間違っているんだよ。ほんとは2人ともベストの相手がほかにいるんだ。その人と出会ったときは、はっきりとした証拠が必ず見つかるんだよ」いままで思ってもみなかったことが口からすらすら出てきて、明生は内心びっくりしていた。「ふーん」「だからさ、人間の人生は、死ぬ前最後の1日でもいいから、そういうベストを見つけられたら成功なんだよ。言ってみれば宝探しとおんなじなんだ」 初めて読んだ白石さんの本。『ダ・ヴィンチ』で紹介されていたので、読んでみました。男の人の書いた文章なんだよね？って感じ。なんだか、現実ってこんなもんだよね。って思ったりして。非常に読みやすかったです。ただ、もっと重たいものが好きな人には物足りないのかも。最近、恋愛小説しか読んでいない私にとっては、ちょうどよい感じでした。

  2011.08.12

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  君が降る日／島本　理生

  【送料無料】君が降る日【内容情報】（「BOOK」データベースより）恋人・降一を事故で亡くした志保。彼の母親が営む店を手伝う彼女の前に現れたのは、その事故の原因をつくった五十嵐だった。彼の存在を受け入れられない志保だったが、同じ悲しみを抱える者同士、少しずつ二人の距離が近づいていく…。「君が降る日」他、二編収録。これって長編ものじゃなかったんだ。この先が読みたくなる感じの終わり方だったので、次の話が全く別な話だと気付いたときはちょっとショックでした。でも、やっぱり読んでしまう。恋人が交通事故で亡くなってしまうなんて、それだけで切ないのに、その事故の原因となった、その車の運転手だった友達と恋をしてしまうなんてね～。いや、これは恋じゃないのかな･･？降ちゃんのことを話したくて、降ちゃんの思い出を共有できる五十嵐君に近づいてしまう志保だけど、五十嵐は五十嵐で放っておけない人で･･･。こんなとき、私ならどうするのかな･･。結構、引きずり込まれて一緒に不幸になっちゃう気がする。そんな不幸を滲ませる男に、結構私って弱い気がするんだよね～。いかん、いかんなぁ･･･。

  2011.07.22

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  ナラタージュ／島本　理生

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務がある-大学二年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。後輩たちの舞台に客演を頼まれた彼女は、先生への思いを再認識する。そして彼の中にも、消せない炎がまぎれもなくあることを知った泉は-。早熟の天才少女小説家、若き日の絶唱ともいえる恋愛文学。またまた島本さん。この人、凄いのね～。高校在学中に「リトルバイリトル」で芥川賞候補になったんですって！びっくり～。今回の芥川賞、該当者なしだそうですが、私はどちらかというと直木賞のほうが好きなので。って、それほど詳しいわけでもありませんが。しかも全然関係ないし（笑）高校生時代に先生に恋をして、そのまま大学生になって、忘れようと思っているのに忘れられず、他の人と付き合うも上手くいかず、結局先生とは上手くいかずに終わるんだけど、最後の最後まで、私はあの人のことが好きだった･･･ってお話。伝わりましたかね？（笑）本当にこの人の本は、あっという間に読めてしまう。この本は意外と小さい字で書かれてて、ページ数もそこそこあるはずなのに、気がついたら半分読んでた･･･とかそういう感じ。淡々と話は進んでいくんですけどね。まぁ、それなりに事件みたいのは起きたりするんですが、それがするっと通り過ぎてしまうと言うのか･･･。なんだか、内容情報の最初の一文。あれは、最後のほうで出てくるんですが、結構な衝撃っていうのかなんというのか･･･。過去の恋愛を、いつまでも引きずってしまうのは、誰にでもあることなんだなと思ってちょっと安心。安心っていうのもちょっと違うけど･･･。手に入らないものっていうのは、いつまでも綺麗に残してしまうっていうかね。美化されつつ、切ない思い出としていつまでも残ってしまうモンなんですよ。恋ってのは、どうしても自分のいいようにしか心に残らないもんだからね～。なんて、知ったふりしてますが（笑）もうちょっと島田さんは読み続けてみようと思います。

  2011.07.15

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  あられもない祈り／島田　理生

  【送料無料】あられもない祈り【内容情報】（「BOOK」データベースより）“あなた”と“私”…名前すら必要としない二人の、密室のような恋。島本理生の新境地。至上の恋愛小説。著者　島本　理生さんよりコメント『あられもない祈り』に寄せて『あられもない祈り』は、「私」と「あなた」の物語です。　名前すら必要としない二人の、密室のような恋愛を通して、幼い頃からずっと自分を大事にできなかった主人公が、生きるための欲望を得るまでを書きたいと思いました。　今回、初めて結婚している男性との恋愛を真っすぐに書きました。　社会的に肯定されないことを書くのは、やはり難しかったです。　それでも恋してしまう気持ちや、時として、ずるさと切実な愛情が同居してしまうのも人間だということを、擁護するのではなく、できるだけ赤裸々に、書くことができたらと思いました。書いている最中、体の内側から言葉が引きずりだされるような、どろっとした熱い感覚がまとわりついていました。読んで下さった方に、その熱が伝われば幸いです。最近、島本さんに嵌ってます。これも面白かった。う～ん、面白かったっていうのはちょっと違うのかな？一緒に住んでる男の人がいるのに、昔「好きだ」と言ってくれた男性のことを忘れられずにいる主人公。一緒に住んでる男は、ちょっと問題のある人で、別れなきゃいけないと思いつつ、関係を断ち切れないでいる。一方昔の人は、本当は自分も好きだったのに、それを言い出せずにつかず離れずみたいな関係を続けてるうちに、一緒に会社を経営している女性と結婚してしまい、それはそれで仕方ないと思っている主人公。いわゆる不倫モノなんですが、いかにもって感じではない。島本さんらしさが出てる気がしますけどね。って、これ私が読む島本さん２冊目ですけど（笑）これと一緒に「ナラタージュ」も借りてきて、続けて読んでしまったために、どっちがどっちの話だったか、思い出せずにいる私ｗｗ島本さんの話は、引き込まれるように読み進めてしまいますね。不思議なくらい。なんて事のない話を延々と書いているように見せて、実は考えつくされてるのかな？と思ったりして。うまいです。

  2011.07.15

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  娼年／石田　衣良

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）ぼくを、買ってください。リョウ、大学生、男娼。夜ごと誘う恋なきエクスタシー。二十歳の夏の、光と影を描く物語。魂の渇望と性愛の深奥。長編書き下ろし小説。またこんなの借りてきちゃいました（笑）石田さんの代表作って、読んだことがないのに（「池袋ウエストゲートパーク」とかね）、またこの手の本です。自分の今の生活に、満足してない大学生”リョウ”。大学に行く意味も見つけられず、バーテンダーのバイトをしているときに、ある女性と出会う。その女性の経営するクラブに入り、コールガールならぬコールボーイになり、その世界にのめり込んで行く･･･。ってな話なんですが。石田さんの書く官能の世界は、女性側に立ってるんじゃないかな？と思ったりする私です。なんかね。ギラギラしてないっていうのか。女の人が書いてるみたい。それにしても、「夜の桃」といい、この本といい、私は何を読んでるんだ！？図書館の人に、変に思われてるんじゃないんだろうか･･･。と、ちょっと不安になったりして（笑）いや、十分変だから、その辺はいいんだけどね。ただ、この本も最後がちょっと残念だった気がする。もうちょっと”リョウ”に落ちていって欲しかったな～･･･。

  2011.07.02

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  クローバー／島本　理生

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）ワガママで思いこみが激しい、女子力全開の華子。双子の弟で、やや人生不完全燃焼気味の理科系男子冬冶。今日も今日とて、新しい恋に邁進せんとする華子に、いろんな意味で強力な求愛者・熊野が出現。冬冶も微妙に挙動不審な才女、雪村さんの捨て身アタックを受け…騒がしくも楽しい時は過ぎ、やがて新しい旅立ちの予感が訪れる。理想の人生なんてありえないけれど、好きなひとと手をつないで、明日も歩いてゆきたい-。『ナラタージュ』の島本理生がおくる、キュートで痛快、せつなくて愛おしい、最新恋愛長編。島本さんの本は初めてです。１９８３年生まれか～･･･。若いんだな～･･･。「はちみつとクローバー」以来、クローバーが気になってしまう私ですが（笑）なんだろなー。コミックを読んでる感覚で読めちゃう感じ？いや、そこまで軽くないかな･･･。ただ、するすると読めちゃって、１日で読んじゃいました。双子が男女ってのがね。お互いの気持ちがわかっちゃうのに、男女ってとこがね。この話の面白いとこなのかなとも思うんですが。島本さん。次は「ナラタージュ」借りてこようかな？

  2011.07.02

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  レッスンズ／谷村　志穂

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）私たち、自分で強くなるしかないんだよ。壊れそうな心をもつ少女と愛に臆病な家庭教師が、二人で重ねた明日へのレッスン。勇気をくれるピュア・ストーリー。このお話、もっと違う話なのかと思ってました。何と言うか、恋愛小説なのかな？と思ってたんですけど･･･。大学で農獣医学を学ぶ女子大生が、ちょっと心が不安定な女子中学生の家庭教師になり、それぞれに愛を求めてもがいていく･･･みたいな話。母親の愛情を、十分に求められないと、人はどんなふうになっていくのかとか、その辺に注目する本なのかな･･･？谷村さんの本は初めて読みましたが、札幌出身の作家さんですね。北大出なんだ。頭いいんだね～。久しぶりにこの手の本を読んだ気がする。前は結構読んでたジャンルだけど。最近は、軽めの恋愛小説しか読んでないからね（笑）だから、ちょっと疲れちゃいました。重いな～･･・。って感じ。嫌いではないんですけど。この人の他の本も、こんな感じなのかな～。ちょっと他のも読んでみようかな？

  2011.07.02

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  １４歳／千原　ジュニア

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）１４歳の少年はある日、部屋にカギを付け、引きこもりを始めた。僕は誰になるんだろう。いつこの部屋を出ることができるのだろう-。見えない将来への不安。過ぎていく時間への焦り。「普通」を求める大人への苛立ち…。様々な思いを抱えて少年は自分探しの旅に出る。「戦うべきリング」を求めて彷徨う苦悩を描いた大ベストセラー小説。長男が、「朝読書の時間に読む本が欲しい。」と言うので、勝手に選んで買ってきました。で、１日で読破ｗｗ前にテレビで本人が言ってたのを聞いて、引きこもっていたのは知ってたんですが、こんな理由だったとは、驚きでした。そして、なぜか分からないけど泣けてきちゃって･･。ジュニア事態は、好きでも嫌いでもなく、ただ長男に読ませるにはいいかな～くらいの興味で買った本だったんですが、良かったです。他の人と一緒じゃ嫌なんだ。だからもう、青い学生服は着ない。みんなと同じリングでは戦う気になれない。だから僕は、この部屋に鍵をかけた。そんな感じかな？おばあちゃんとの旅のところと、せいじについて書いてるところ。あそこが泣けた。こんなふうに、私なら見てあげられるかな？人の目なんて気にせずに、自分だけが分かってあげられる、そんな個性を引き出してあげられるかな？そんな風に思いながら読んでいると、なぜか泣けちゃいました。それにしても、普段はせいじのこと、連絡も取ったことないとか言ってるジュニアですが、本当はお兄ちゃんのこと認めてるんですね。そこは”ふふふ♪”って笑っちゃいましたｗｗ

  2011.06.13

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  優しいおとな／桐野　夏生

  【送料無料】優しいおとな【内容情報】（「BOOK」データベースより）家族をもたず、信じることを知らない少年イオンの孤独な魂はどこへ行くのか-。久しぶりに、桐野さんの新しい本を見つけたので借りてきました。コミックみたいな挿絵で、ちょっと、普段の桐野さんとは違った感じ。スカイエマって方の絵ですね。この話にとっても合ってて、いい感じです。読売新聞の土曜朝刊に連載されていたらしいですが、うちは読売じゃないので全く知らず。ちょっと未来都市的な感じなんでしょうか。荒廃した東京の街中に住むホームレスや、地下の世界に生きるアンダーグラウンド組。生まれた頃の記憶を持たず、誰にも束縛されない、自由を求めて暮らす少年イオン。唯一、彼に興味を持ち、「ストリートチルドレンを助ける会」というNGOに属する、モガミという青年。自分の「きょうだい」であったはずの、「鉄」と「銅」という双子の兄弟を追い求め、地上の世界から地下の闇の世界へと足を踏み入れたイオン。読み続けている間は、良くある、「AKIRA」とか、「鉄コン筋クリート」のような世界なのかと思っていましたが、最後の最後に、深く考えさせられるというか・・・。やっぱり桐野さんだな・・と思える話でした。そして、本って、小説って、読んでいる側で、幾通りにも内容が変わっていくものなんだなって、改めて感じてしまった私。小説家って、そこに軸を置いてしまうと、結構つらいっていうか、自分の話を読んで、それぞれに違うものを感じている人たちがいるって思うと、重くて書けなくなっちゃうなって、そう感じたりしたりして。難しいですね・・・。最後は、泣いちゃいました。色々な感情が渦巻いて、どうして？って感じの涙でした。

  2011.05.08

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  恋愛中毒／山本　文緒

  【中古本】 恋愛中毒 (角川文庫)【内容情報】（「BOOK」データベースより）もう神様にお願いするのはやめよう。-どうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように。他人を愛するぐらいなら、自分自身を愛するように。哀しい祈りを貫きとおそうとする水無月。彼女の堅く閉ざされた心に、小説家創路は強引に踏み込んできた。人を愛することがなければこれほど苦しむ事もなかったのに。世界の一部にすぎないはずの恋が私のすべてをしばりつけるのはどうしてなんだろう。吉川英治文学新人賞を受賞した恋愛小説の最高傑作。この作家さん、全く読んだこともなく、題名だけで選んできました（笑）最初は、「あぁ、付き合ってた彼女に嫌がらせされる男の子の話なんだ・・・」って思ってたのに、いつのまにやら、小説も書いているタレントだかなんだかわからない男の愛人になってしまった女の、思い悩む毎日みたいな話になってました。途中までは、あ～、囲われる人ってこんな感じになっていくんだ～と結構楽しみながら読んでいたのに、最後の最後にうわっ・・・って感じになってしまって・・・。なんだか、救いようの無い女の人だな・・・と思ってしまいました。こんな人に、愛されてしまった男の人は、さぞかし恐ろしい思いをするんだろうなと。たまにいるけどね、こういう女の人。私は、ここまで執着しないので、ただただ、恐ろしい最後でした。

  2011.05.05

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  真昼なのに昏い部屋／江國　香織

  【送料無料】真昼なのに昏い部屋【内容情報】（「BOOK」データベースより）会社社長の夫・浩さんと、まるで軍艦のような広い家に暮らす美弥子さんは、家事もしっかりこなし、「自分がきちんとしていると思えることが好き」な主婦。大学の先生でアメリカ人のジョーンズさんは、純粋な美弥子さんに心ひかれ、二人は一緒に近所のフィールドワークに出かけるようになる。時を忘れる楽しいおしゃべり、名残惜しい別れ際に始まり、ふと気がつくとジョーンズさんのことばかり考えている美弥子さんがいた-。江国さんです。従順な妻をしていた美弥子さんが、外国人で大学の先生をしているジョーンズさんに惹かれていってしまい、今いる世界から一歩足を踏み出してしまう・・・ってな話なんですが・・・。まぁ、いわゆる不倫ものです。なんだかねぇ・・・。良くわからなかったかな？いつもの書き方と、ちょっと違った文面で、新鮮な感じはしましたが、美弥子さんの気持ちは私には理解できなかった。あんなに、従順な妻じゃないし、私（笑）それに、最後がねぇ・・・。まぁ、そんなもんなのかなぁと思ったりする私もいるんですけど、なんとなくすっきりしなかった。そんな感じです。

  2011.05.05

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  TRIP TRAP／金原　ひとみ

  【送料無料】Trip trap【内容情報】（「BOOK」データベースより）女が男を蔑む時。金原ひとみ最新短編集。【目次】（「BOOK」データベースより）女の過程／沼津／憂鬱のパリ／Ｈａｗａｉｉ　ｄｅ　Ａｌｏｈａ／フリウリ／夏旅初の金原ひとみさんです～。なんと、１９８３年生まれ？２７歳か・・・。短編集なんですが、中学生なのに家を出て男と暮らす少女が、大人になって自分の子どもを産み、育てるまでみたいな・・・。その中で、いろいろなところに旅行に言ってるから”TRIP TRAP”なのかな？なんか、年は私とかなり違うけど、私の時代には携帯がなかったってだけで、大して変わらないのかな・・と思ったりして。さすがに、高校を卒業して家を出るまで、かなり真面目な女子だった私は、中学生で家出して２０歳過ぎの男と暮らすなんてことはしなかったけど、一人暮らしをするようになってからは結構やりたい放題だったから・・。職場は真面目なところだったけど、毎日のように出かけて、遊びまくってたな・・・。あ、あとね。子どもを妊娠して、産んでってとこらへんが、私と重なってたな。妊娠中が一番幸せだった。子どもが生まれてから、子どもの泣き声に妙に過敏になって、ちょっとでも泣き始めると、必死になって泣き止ませてたってとこがね。長男を育ててたあたりの私と、かなりシンクロしてました。ちょっと産後うつになってたんだと、今になって思ったりします。読み始めてあっという間に読んでしまった感じです。誰かの日記を読んでる感覚に近いかも。いや、ちょっと違うか？ちなみに、「蛇にピアス」は読んでませんｗｗ

  2011.05.03

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  死ねばいいのに／京極　夏彦

  【送料無料】死ねばいいのに」【内容情報】（「BOOK」データベースより）死んだ女のことを教えてくれないか─。無礼な男が突然現われ、私に尋ねる。私は一体、彼女の何を知っていたというのだろう。問いかけられた言葉に、暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実…。人は何のために生きるのか。この世に不思議なことなど何もない。ただ一つあるとすれば、それは─。久々の京極さんです。相変わらずですねぇ・・・。人間の闇に迫る、京極さんの本は、どんなに厚くても読めてしまいます。って、この本はあまり厚くありませんが（汗）京極さんの本は、分厚くて、しかも二段になってて、読み始める前に「うっ・・・」となってしまうことが多々ある本ですが、読んだあとには「まだ読みたい・・・」と思えてしまう、なんとも不思議なものが多いです。でも、これは現代のお話だし、会話が結構多いし、すんなり読めてしまいますね。これだけ人間の嫌な所を、的確に突付いてくるなんて、本当に京極さんって凄いなって思ってしまいます。私は、アサミの母親の話が、一番ドキッとしたかな・・・？私のこと？みたいな。久しぶりに京極堂シリーズ読みたいな～。新しいのは出ないんでしょうか？

  2011.04.23

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  葡萄が目にしみる／林　真理子

  【送料無料】葡萄が目にしみる【内容情報】（「BOOK」データベースより）葡萄づくりの町。地方の進学高校。自転車の車輪を軋ませて、乃里子は青春の門をくぐる。生徒会の役員保坂に寄せる淡い想い。ラグビー部の超スター岩永との葛藤。そして、笑いさざめき、かすかに憎しみ合う級友たち-。目にしみる四季の移ろいを背景に、素朴で多感な少女の軌跡を鮮やかに描き上げた感動の長編小説。直木賞候補となったこの作品は、青春小説の枠を超え、鮮烈な印象を与えて、選考委員たちの絶讃をあびた。会心の代表作である。初の林真理子さん。へぇ・・・。直木賞候補だったんだ・・。なんとなく、食わず嫌いじゃない、読まず嫌いだった林さんですが、昨日の１１時過ぎに読み始めて、あっという間に読んじゃいました。外見にコンプレックスのある乃里子。華やかに見える同級生の女子に、引け目を感じながら生活している感じなんかは、なんとなくわかる気がする。私も、決して華やかなほうじゃなかったから（笑）地味だったな～・・・。突然下級生から手紙貰ったり、「先輩の誰々がアンタのこと狙ってるらしいよ」てなことを人づてに聞いたりして、外見に難があるってことは無いと思うんだけど、なんせ、つまらない奴だったので・・。でも、かなりの自意識過剰だった（笑）　ね？これ↑読んでもわかるでしょ？（笑）主人公には、これといって凄い事件が起こったり、いきなりモテモテになるってことはないんだけど、次から次へと読み進めてしまいます。思春期特有の、地に足が着いてない感じ・・・みたいのが、懐かしく思い出される一冊でした。他の林さんの本も読んでみようかな・・？

  2011.04.19

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  プラチナデータ／東野　圭吾

  【送料無料】プラチナデータ【内容情報】（「BOOK」データベースより）犯罪防止を目的としたＤＮＡ法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るＤＮＡ捜査システムの検索結果は「ＮＯＴ ＦＯＵＮＤ」。犯人はこの世に存在しないのか？時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は…「ＲＹＵＨＥＩ ＫＡＧＵＲＡ 適合率９９．９９％」。犯人は、神楽自身であることを示していた─。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、ＤＮＡが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。久々に、東野さん。恋愛小説では、ございません。ミステリーです。なるほどねぇ・・・。そういうことか・・・と唸ってしまうラスト。ネタばれになるので、内容は書けませんが（汗）こういう世界になると、恐ろしいよね。絶対こういう結果になるよね。悪い奴は、どこまで行っても悪い奴で、平気な顔してのさばって行くのよね。と、暗い気分になってしまったラストですが、ちょっと泣かせようとしてるかしら・・？と思うような場面もあったりして・・。ミステリーは、大体読みながら、『もしや、こいつが犯人・・？』とか『この人の秘密って・・』って自分で予想していくんですが、それが今回、結構当たっちゃったかな・・・？そう来たか！！って驚きは、あまりありませんでした。でも、やっぱり、東野さん。読ませますね。　上手いです。楽しく読ませていただきました。

  2011.04.17

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  夜の桃／石田　衣良

  【送料無料】夜の桃【内容情報】（「BOOK」データベースより）数億円のローンを組んだ家、高性能なドイツの車、イタリア製のスーツ、スイス製の機械式腕時計、広告代理店勤務の可愛い愛人…すべては玩具にすぎなかった。幸福にも空虚な日々に流される男が出会った、少女のような女。その隠された過去を知り、男は地獄のような恋に堕ちた。東京のニュー・バブルの中で、上下にちぎれていく格差社会に楔を打ち込む、性愛。デビュー１０周年の著者が挑む、渾身の話題作。石田さんの本は久しぶり。なのに、「池袋ウエストゲートパーク」ではなく、この本。D.T.Kさんの記事を見て、読んでみたくなりました。（勝手にごめんなさい、D.T.Kさん）男性側から見た、不倫の関係・・・。う～ん、こんな関係を夢見ているのか？男の人って・・・。官能小説か？と思うくらい、性描写が多い本です。って、官能小説って読んだことないけど（笑）こんな身体の相性がばっちりってこと、あり得るんですかね？この間の「有田とマツコと男と女」で、女性は９割がた、あの最中に演技をしているって言ってましたがね（笑）そして、あの最中にやたらと「はい・・・」と言わせる石田さんｗｗ従順な女性が好みなんでしょうか？んで、ちょっと前から気になっていたことが・・・。男の人って、飲んでくれると嬉しいの？いきなりですけど（笑）その気持ちがわからないし、出来れば私は遠慮したい。それとも、世の女の人って、好きな人のものって、飲みたいって思っているんだろか・・・？わから～ん！！なんか、結局ラストは、あんな感じだし、「世の中上手い話ばかりじゃないんだよ」ってなことを言いたかったんでしょうか？物凄い勢いで読み終わった割りに、あまり良い感想は書けず、申し訳ありません（汗）

  2011.04.10

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  １Q８４（BOOK３）／村上　春樹

  【送料無料】1Q84（BOOK3（10月ー12月））【内容情報】（「BOOK」データベースより）そこは世界にただひとつの完結した場所だった。どこまでも孤立しながら、孤独に染まることのない場所だった。やっと読み終えた１冊・・・。一度図書館から借りてきたときは、半分までしか読めずに（しかも２週間の延長もして）返却。今回も、延長をしてやっと残りの半分を読破しました。いや、面白くなかったわけではなく、読む暇が無いときに限って借りてきてしまうからいけないだけであって・・・。この本、雑誌「ダ・ヴィンチ」の２０１０年総合ランキングで第１位でしたね。BOOK１もBOOK２も読みましたが、この２冊以上に青豆と天吾の恋愛模様が書かれているのかな？と思いました。これからこの２人はどうなるんですかね・・・。やっぱりBOOK４が出るんでしょうか？

  2011.04.03

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  タイニーストーリーズ／山田　詠美

  【送料無料】タイニーストーリーズ【内容情報】（「BOOK」データベースより）デビュー２５周年に到達した、誰も書いたことがない、短編小説の豊穣。【目次】（「BOOK」データベースより）マーヴィン・ゲイが死んだ日／電信柱さん／催涙雨／ＧＩと遊んだ話（一）／百年生になったら／宿り木／モンブラン、ブルーブラック／ＧＩと遊んだ話（二）／微分積分／ガラスはわれるものです／ＬＯＶＥ ４ ＳＡＬＥ／紙魚的一生／ＧＩと遊んだ話（三）／ブーランジェリー／にゃんにゃじじい／涙腺転換／ＧＩと遊んだ話（四）／*****にバターを／４２０、加えてライトバルブの覚え書き／予習復讐／ＧＩと遊んだ話（五）最近、山田詠美さんに嵌っている。昔は、読んでも「ふぅ～ん。」って感じだったのに、一体何が変わってしまったんだろう・・・。恋愛小説自体、前はあんまり読んでなかったと思う。コバルトノベルズに夢中だった頃を除いて（笑）私は、『電信柱さん』が好きかな？あと、『GIと遊んだ話』も好き。昔、バカみたいに遊んでばかりいた、２０歳前後の自分を思い出します（笑）今考えると、危険と隣り合わせだったあの頃。今じゃ、怖くてしようとも思わないｗｗでも、あの頃の私があるから、今の私があるのよねぇ・・・。なんて、しみじみ思ったりもします。

  2011.04.02

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  A２Ｚ／山田　詠美

  【送料無料】A2Z（エイ・トゥ・ズィ）実は、山田詠美さんって、ちょっと苦手でした。でも、読んでみたら面白かったｗｗ私が恋愛小説なんか書き出したせいなんでしょうかね・・・？なんか、わかる～って思うとこもありｗｗいや、そうはならないでしょ！？　って冷静に見れるとこありｗｗこんな恋愛は、した人にしかわからないんじゃないでしょうかね・・？

  2011.02.16

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  東京タワー／江國　香織

  ●「東京タワー」単行本: 252ページ出版社: 新潮社（2003/11/19）「恋はするものじゃなく、おちるものだ」。ふたりの少年と年上の恋人―恋の極みを描く待望の長篇恋愛小説。最近の私の、本選びの傾向・・・。恋愛小説ですね。これ、映画化されて、主人公がＶ６の岡田君。お相手が黒木瞳。岡田君の友だち役が、嵐の松本君。お相手が・・・名前ど忘れした・・・。龍馬伝のおとめ姉やんですｗｗすごいな、ジャニーズ・・・。二人ともまだ若かったろうに（映画は観てない）、これだけの濡れ場をどう表現したのやら・・・。

  2010.12.08

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  クジラの彼／有川　浩

  クジラの彼【内容情報】（「BOOK」データベースより）男前でかわいい彼女たちの最強恋愛小説。有川さん、巻末のあとがきで本人が仰ってる通り、ベタ甘ラブロマですｗｗｗ【目次】（「BOOK」データベースより）クジラの彼／ロールアウト／国防レンアイ／有能な彼女／脱柵エレジー／ファイターパイロットの君にもあるように、自衛隊モノが多いですがそれでもきゅんとするラブストーリーですよ♪なんだか、この年になってからラブストーリーに嵌ってます。

  2010.11.28

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  ストーリー・セラー／有川　浩

  ストーリー・セラー【内容情報】（「BOOK」データベースより）小説家と、彼女を支える夫を襲ったあまりにも過酷な運命。極限の決断を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた─。極上のラブ・ストーリー。「Ｓｔｏｒｙ Ｓｅｌｌｅｒ」に発表された「Ｓｉｄｅ：Ａ」に、単行本のために書き下ろされた「Ｓｉｄｅ：Ｂ」を加えた完全版。最近、くだらないながらも小説を書き始めた私。感情移入しちゃいました。お前ごときが！！って怒られそうですが・・・。それにしても、Side:Bのお話・・・。フィクションですよね・・・。悲しすぎるお話で、どちらも涙が出てしまいましたがあまりにもリアリティが・・・。有川さん・・・どっち？

  2010.11.08

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  ダブル・ファンタジー／村山　由佳

  ダブル・ファンタジー【内容情報】（「BOOK」データベースより）奈津・三十五歳、脚本家。尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。“外の世界”に出て初めてわかった男の嘘、夫の支配欲、そして抑圧されていた自らの性欲の強さ―。もう後戻りはしない。女としてまだ間に合う間に、この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう。何回、脳みそまで蕩けるセックスができるだろう。そのためなら―そのためだけにでも、誰を裏切ろうが、傷つけようがかまわない。「そのかわり、結果はすべて自分で引き受けてみせる」。え・・・？村山さんの、ここまでの官能に満ちた小説を初めて読んだ気がしました。確かに『海を抱く』は官能に近かったけど荒削りな高校生の性って感じがしたし最近、「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズを読んでいた私にとっては、衝撃的な内容でした。こんな愛の形もあるんだな・・・。そう思わせてくれた一冊です。

  2010.11.07

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  数えずの井戸／京極　夏彦

  数えずの井戸【内容情報】（「BOOK」データベースより）数えるから、足りなくなる。それは、はかなくも美しい、もうしとつの「皿屋敷」。人口に膾炙し怪談となった江戸の「事件」を独自の解釈で語り直す人気シリーズ第三作。久々の京極さんです。番町皿屋敷のお話ですね。小股潜りの又市と目眩しの幻術使い、徳次郎が少しだけど出てきます。これまた分厚い本だなぁと思ったら以外にも隙間の多い本で読んだらあっという間に読めちゃいました。それにしても、最後が悲しい。なんともいえない涙が流れる、そんな本です。

  2010.09.20

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  海を抱く／村山　由佳

  海を抱く【内容情報】（「BOOK」データベースより）超高校級サーファー・光秀と校内随一の優等生・恵理。誰にも言えない互いの「罪」を癒すことはできるのか。本当の僕らを、誰も知らない。波のように感じる、清新なエロスの世界…。官能の「海」へ旅立つ、１８歳の生と性の真実。『ＢＡＤ　ＫＩＤＳ』の続編、というのか、番外編というのか・・・。主人公はＢＡＤとは別人なのですが舞台は同じ、途中でＢＡＤの二人も出てきます。こちらのほうが性描写は過激かな？でも、ここだけの話私も恵理と同じようなことを感じていたような気がします。だからといって、恵理と同じ体験をしてきたわけではないのですが・・。それに、もう、光秀が魅力的です！こんな男の子が同級生にいて、友達だったとしたら・・。いや、自身が思っているのとは裏腹なチャラ男に見られている光秀の本心は私には見抜けなかっただろうな。なに？あの軽い男！と思って終りだったろうな。こんなに思ってくれるその気持ちを素直に受け止めることの出来ない恵理の気持ちが、読んでいて辛くなります。

  2010.08.28

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  ＢＡＤ　ＫＩＤＳ／村山　由佳

  Badkids【内容情報】（「BOOK」データベースより）２０歳も年上のカメラマンとの関係に苦悩する都は高校の写真部長。彼女が絶好の被写体と狙いをつけた隆之は、ラグビー部の同性のチームメイトに秘かな恋心を抱いていた。傷つき悩みながら、互いにいたわりあうふたり。やがて、それぞれに決断の時を迎える。愛に悩み、性に惑いながらもひたむきに生きる１８歳の、等身大の青春像をみずみずしいタッチで描く長編小説。ものすごい勢いで読破しました。これで、村山さんに嵌りましたね。高校生の頃って、まだ経験も足らずちょっとした憧れから、踏み入れてしまう世界もあるというか自分の高校時代と置き換えたりして。ちょっと過激な性描写もあったりしますがなんとなく清清しい感じもあったりして。村山さん、かなりツボです。

  2010.08.28

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  フリーター、家を買う。／有川　浩

  フリーター、家を買う。【内容情報】（「BOOK」データベースより）「母さん死ぬな─」へなちょこ２５歳がいざ一念発起！？崩壊しかかった家族の再生と「カッコ悪すぎな俺」の成長を描く、勇気と希望の結晶。１０月からの火曜９時のフジドラマ「フリーター、家を買う。」の原作本です。嵐、二宮くん主演ですね。実はこの本、図書館で初めて見たとき借りようかどうしようか迷って、別な本を借りてきたのですがその後、ドラマ化の話を知ってやっぱり読むべきか！？と思い、借りてきた本です。「流星の絆」（あ、これも二宮くんだ）のときも原作を先に読んでしまい、ドラマを見るのを止めた私いや、最近再放送でみましたけどねｗ原作を先に読むのは止めたほうがいいかなぁとは思いましたが読んでみたら、あっという間に読み終わりあ、読んでよかったと心から思いました。その後、ドラマのＨＰで内容を見たら原作とはちょっとちがった形みたいだし。でも、これ、原作のまんまの脚本で二宮くんみたかったなぁ。あまりにうまくいきすぎた感がいけなかったんだろうか・・・。ま、１０月からスタートのドラマは見てみようと思ってます。

  2010.08.27

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  食堂かたつむり／小川　糸

  食堂かたつむり『トルコ料理店でのアルバイトを終えて家に戻ると、部屋の中が空っぽになっていた。突然、同棲していた恋人に何もかもを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、主人公の倫子はさらに声をも失う。たったひとつ手元に残ったのは、祖母から譲り受けたぬか床だけ。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな小さな食堂を始める。一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂。次第に食堂は評判になるが――五感をくすぐる瑞々しく繊細な描写と、力強い物語運びで話題を呼んだデビュー作。』いやぁ、放置しっぱなしでした。久しぶりに本を読んだので感想を。映画化されましたね。柴崎コウちゃん。ご自身も土鍋でごはんを炊くといっていたので、ぴったりな役回りでしたね。あっという間に読んでしまいました。最後はちょっと泣いちゃったかな？こんな食堂でご飯食べた～いっ！幸せになりた～いっ！ってな感じです。

  2010.08.23

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  １Ｑ８４／村上　春樹

  1Q84 book 1（4月ー6月）1Q84 book 2（7月ー9月）遅ればせながら、読みました。いつもの村上ワールドだなぁ。不思議な世界感。ちょっと切ない恋愛小説？でもやっぱり、アンダーグラウンド的なのかな。これで終りって感じではなかったので続編を早く読みたいなと。ヤナーチェクが気になる。村上さんの料理が食べたい。そんな感じでしょうか？

  2010.02.22

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  夜想／貫井　徳郎

  「慟哭」から十四年。＜絶望と救済＞を描く、新たな傑作の誕生事故で妻と娘をなくした雪籐の運命は、美少女・遥と出会って大きく動き始める。新興宗教をテーマに魂の絶望と救いを描く傑作長篇。う～ん。新興宗教って、こんな感じで始まっていくのでしょうかね。救われたいと思う、何かに縋って生きたいと思うそんな人にとっては大切ななにかなんでしょうか。後半の雪藤の壊れていく感じがちょっと怖い気がしますが。貫井さんの本って前になにか読んだ気がするのですがなんだったっけ・・・？

  2009.11.23

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  ドーン／平野　啓一郎

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）２０３３年、人類で初めて火星に降り立った宇宙飛行士・佐野明日人。しかし、宇宙船「ＤＡＷＮ」の中ではある事件が起きていた。世界的英雄となった明日人を巻き込む人類史を揺るがす秘密とは？愛はやり直せる。 う～ん。難しい。しかも、読みづらい。というか、内容に入り込むのに時間がかかる。私の頭が悪いせい？テレビでみて読んでみたのですが思いのほか時間がかかってしまいました。「日蝕」も一緒に借りてきたもののもう、こっちは余計に難解で半分も読まずに返してしまいました・・。やっぱり、外国人の名前が出てくると覚えられないからかちっともその世界に入って行けないのでした。

  2009.11.04

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  厭な小説／京極　夏彦

  厭な小説【内容情報】（「BOOK」データベースより）「厭だ。厭だ。厭だ─」感情的パワハラを繰り返す馬鹿な上司に対する同期深谷の、呪詛のような繰り言にうんざりして帰宅した私を、マイホームの玄関で見知らぬ子供が迎えた。山羊のような瞳。左右に離れた眼。見るからに不気味だ。なぜこんな子が、夫婦二人きりの家に？妻はその子の存在を否定した。幻覚か？怪訝に思う私。だが、これが底なしの悪夢の始まりだった…（「厭な子供」より）。「恐怖」と「異なるもの」を描き続ける鬼才が繰り出した「不快」のオンパレード。悪寒、嫌悪、拒絶…あらゆる不愉快、詰め込んだ日本一のどんびきエンターテインメント。久々の京極さん。本の作りがわざと古臭くなっていて以前読んだ雨宮町子さんの「たたり」に似ています。でも、虫が挟まって潰れちゃってるのなんかはさすが京極さん、細かいなぁ・・と思いますが。いやぁ、こんな人いるよなぁと思える厭な上司。ほんと、みんながみんな役立たずだと思っているのにそれに気付かず、さらに威張りくさって仕事が出来ない！なのに、誰にもどうすることも出来ないあの不愉快さ。厭ですねぇ・・・。私的には「厭な小説」が一番厭です。エンドレスに続く抜けられない厭な状況。恐ろしい・・・。

  2009.10.18

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  走ることについて語るときに僕の語ること／村上　春樹

  走ることについて語るときに僕の語ること【内容情報】（「BOOK」データベースより）１９８２年秋、専業作家としての生活を開始したとき、彼は心を決めて路上を走り始めた。それ以来２５年にわたって世界各地で、フル・マラソンや、１００キロ・マラソンや、トライアスロン・レースを休むことなく走り続けてきた。旅行バッグの中にはいつもランニング・シューズがあった。走ることは彼自身の生き方をどのように変え、彼の書く小説をどのように変えてきたのだろう？日々路上に流された汗は、何をもたらしてくれたのか？村上春樹が書き下ろす、走る小説家としての、そして小説を書くランナーとしての、必読のメモワール。村上さんのエッセイは何冊か読んでいますがこれはエッセイではなく、メモワールなのですね。村上さんがランナーだというのは別に読んだエッセイで知ってはいたのですがサロマ湖１００キロマラソンに出ていたとは・・・びっくりしました。けど、これは村上さんのミスなのか文藝春秋のミスなのかはわかりませんがスタート地点「湧別町」を「わきべつちょう」とルビしてあってちょっとショック・・。村上さーん。「わきべつちょう」じゃなくて「ゆうべつちょう」ですよー。ゴールの「常呂町」はちゃんと「ところちょう」になってるのにさ・・。なんでそこにこだわるかというと出身地であり在住地だからなんだけど。なので、１００キロマラソンは高校生のときからボランティア、運営人員として関わっていたのです。村上さんが出場した１９９６年もスタート地点で働いていたはず。けど、全然知らなかったよー。残念。サロマ湖１００キロマラソンは、周りにいる人でも何人かは出場しています。私はしたことありませんけど・・。確かに「７５キロ地点」からのワッカ原生花園はかなりつらいと誰かが言っていたはず。スタート時も、毎年必ずと言っていいほど霧がかかったりなんだりと肌寒いですし「よくこんな中、走るよなぁ～」と毎年思っていました。小学生の頃から通信簿に「持久力がない」と書かれていたし、マラソン大会は大体半分から後ろのほうだったし。村上さんみたく走ったりするの憧れますが、無理だなと思います。そこまで自分のことを痛めつけられない私です。そういえば、Ｓ＆Ｂの選手の交通事故死でも常呂町が出てきてましたよね。北海道の夏期合宿中とありましたが。その事故が起こる前までは早稲田の学生やＳ＆Ｂの選手たちは毎年のように常呂で合宿していたのですが今では来ていないんじゃないのかな？あの頃、とても有名だった瀬古選手が常呂の町を走っているのを何度も見かけました。本当に残念な事故でした。今、事故現場には慰霊碑が建てられています。それにしても、走ることに対しても小説を書くことに対してもとてもストイックな村上さん。早く１Ｑ８４を読まなくちゃですね。

  2009.09.11

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  ＩＮ／桐野　夏生

  『小説は悪魔ですか、それとも作家が悪魔ですか？」『OUT』より12年目の衝撃作！！ー彼は、小説に命を懸ける、と何度も言った。　　　　　　　　　　　　　　　担当編集者であり、恋人でもあった青司と激烈な別れの後、小説家・鈴木タマキは恋愛における抹殺をテーマに「淫」という小説を書こうとしていた。抹殺といっても本物の死ではない。無視、放置、逐電など、自分の都合で相手との関係を断ち、相手の心を「殺す」ことと規定した。主人公は緑川未来男が書いた『無垢人』という小説の中に登場する「○子」である。緑川には愛人がいて、その存在を知った妻は激しく嫉妬し、夫婦の闘争のあげく幼い末息子が事故死した。『無垢人』はその修羅の日々を赤裸々に書いた小説だった。魂を凍らせる、恋愛「抹殺」小説。う～む、「ＯＵＴ」も読んだけど「ＯＵＴ」より１２年目の衝撃作ってどういうことでしょう・・？なんだか、すごいなぁと思ってしまったよ。不倫してる人が読んだりするとより一層怖い気がしますが。これってノンフィクションじゃないよね。と何度も思ってしまった。桐野さん、こんなことがあったの？って（苦笑）ちょっと、人間って怖い・・・。と久しぶりに感じた本でした。

  2009.09.10

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  パラドックス１３／東野　圭吾

  パラドックス13「世界が変われば善悪も変わる。人殺しが善になることもある。これはそういうお話です」東野圭吾運命の１３秒。人々はどこへ消えたのか？１３時１３分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか１３人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾（パラドックス）を読み解かなければならない！張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。“奇跡”のラストまで１秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作！サンデー毎日で連載。 【内容情報】（「BOOK」データベースより）１３時１３分からの１３秒間、地球は“Ｐ‐１３現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。その瞬間─目前に想像を絶する過酷な世界が出現した。なぜ我々だけがここにいるのか。生き延びるにはどうしたらいいのか。いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。 今って地球消滅の危機なのかしら鈴木光司さんの「エッジ」といい、夏に公開されていた映画でもそんな内容のがあったようなう～ん、考えさせられるというかこういう状態のときに自分ならどうするだろうか？という考えが浮かんでこないたぶん、このお兄ちゃんみたいには行動できないだろうなとは思うけどね地球っていうのはひとつの生命体で生きているものが増え続けていけばそこを何がしかの力で調節するよう出来ているんだ。っていうのは、どの本で読んだんだっけ。いつか調節されるのかい？地球に悪影響ばかり与えている人間って生き物も・・・。

  2009.09.09

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  流星の絆／東野　圭吾

  流星の絆【内容情報】（「BOOK」データベースより）惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった三兄妹。「兄貴、妹は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」１４年後―彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。ドラマも最初は見ていたんだけどそのうち見なくなって結局今頃になって原作を読みました。ドラマはクドカンが脚本でしたよねなんとなく軽いかしら・・と思いつつ意外にもラストがハッピーエンドだったのでちょっと驚きました。

  2009.09.08

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  聖女の救済／東野　圭吾

  聖女の救済【内容情報】（「BOOK」データベースより）男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は―虚数解。理論的には考えられても、現実的にはありえない。 ガリレオですねぇ。これには柴崎コウの役柄も出てきますね。なんていったか忘れちゃいましたが（苦笑）ええ～っ！！そんな結末って・・・てな感じでありえないでしょ、普通。ガリレオだから許される？

  2009.09.07

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  エッジ／鈴木　光司

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）人が消えていく―それは長野、新潟、カリフォルニアで相次ぎ起こった。誘拐、家出、神隠し、いやそれとも…調査をはじめたフリーライターの冴子は未曾有の世界的変異を嗅ぎとる。彼女の父もまた１８年前に忽然と消息を断っていた―。「リング」シリーズ以来１０年ぶりに解かれた封印。超野心的ホラー小説最終形。 （上巻）【内容情報】（「BOOK」データベースより）きっと会える―冴子は失踪前の父がボリビアで書き残した手記のなかに、世界の仕組みを解き明かす鍵を発見した。テレビマンの恋人、霊能者、物理学者の力を借り、もう少しですべての答えを手にできそうだが…。 　（下巻）久々に鈴木さんの本を読んだ。「リング」シリーズはもちろん、なんかファンタジー系のも読んだ記憶が・・。しかし、リングシリーズは原作が一番恐ろしかったなぁ。自分の想像の世界が一番怖いってことか？この本も怖いなぁ・・。なんたって、最後のあの日は（ネタばれになるので詳しくは言えませんが）私の誕生日、冴子の誕生日は長男の誕生日だったりして～。やめてぇ～っ！こんな偶然の一致・・・。

  2009.06.27

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  カシオペアの丘で　下／重松　清

  カシオペアの丘で（下）【内容情報】（「BOOK」データベースより）限られた生の時間のなかで、家族へのこす言葉を探すために、俊介はふるさとへ帰ってきた。幼なじみとの再会を果たし、過去の痛みを受けとめた俊介は、「王」と呼ばれた祖父とともに最後の旅に出る。未来を見つめ、過去と向き合う。人生の締めくくりに俊介が伝えたものは―。大空に輝き続ける命の物語。 読むたびに泣けてしまう重松ワールドですがこの本は・・・。特に下巻は涙なくしては読めません。子どもが出来てから子どもが絡む話は全て涙腺にきます。う～ん・・・つらすぎる。

  2009.06.26

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  告白／湊　かなえ

  我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のＨＲで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。第２９回小説推理新人賞受賞作。さすが、２００９年本屋大賞ですね。あっという間に読んでしまいました。かなり怖い話ですが・・・。だれの気持ちもなんとなくわかってしまうのも怖い理由かも。誰が自分に一番近いんだろうか・・。

  2009.06.25

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  ガリレオの苦悩／東野　圭吾

  ガリレオの苦悩ガリレオ・シリーズ久々の短篇集、長篇と同時刊行。「悪魔の手」と名乗る者から、警察と湯川に挑戦状が届く。事故に見せかけ殺人を犯しているという彼に、天才科学者・湯川が立ち向かう短編の方はドラマで見たのでなんとなくとりあえず読む感じでしたが長編はおもしろかった～。だんだんと湯川が福山に近づいてきているような・・・。

  2009.06.24

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  悼む人／天童　荒太

  悼む人善と悪、生と死が交錯する。『永遠の仔』以来の感動巨編。全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける坂築静人。彼を巡り、夫を殺した女、人間不信の雑誌記者、末期癌の母らのドラマが繰り広げられる。週刊誌記者・蒔野が北海道で出会った坂築静人（さかつき・しずと）は、新聞の死亡記事を見て、亡くなった人を亡くなった場所で「悼む」ために、全国を放浪している男だった。人を信じることが出来ない蒔野は、静人の化けの皮を剥（は）ごうと、彼の身辺を調べ始める。やがて静人は、夫殺しの罪を償い出所したばかりの奈義倖世と出会い、2人は行動を共にする。その頃、静人の母・巡子は末期癌を患い、静人の妹・美汐は別れた恋人の子供を身籠っていた??。静人を中心に、善と悪、愛と憎しみ、生と死が渦巻く人間たちのドラマが繰り広げられる。著者畢生（ひっせい）の傑作長篇がいよいよ登場です。【内容情報】（「BOOK」データベースより）聖者なのか、偽善者か？「悼む人」は誰ですか。七年の歳月を費やした著者の最高到達点！善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語。 私が図書館から借りてくる本は無意識で借りてきているのに（しかも内容もほとんど知らずに）同じような内容があったりする。今回は癌うわ～、癌になったらどうしよう。子どももまだ小学生だし・・・等と思っていたら保険のおばちゃん登場＾＾；グッドタイミングで保険のかけかえを勧められ女性保険を主にかけかえたのでした。直木賞受賞作品ですね。天童先生、おめでとうございます。

  2009.04.17

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  英雄の書・下／宮部　みゆき

  英雄の書（下）旅の一行は咎人の地をさまよい歩く。ついに＜英雄＞ を前にしたそのとき、友理子はおぞましい真実を知る・・・。兄の行方は？英雄の書は！？毎日新聞連載、宮部みゆきファンタジー最新刊やっぱり、最後にめでたしめでたしにはならないのですねなんとなく、奴があいつなんではないか？とは思っていたのですが（ネタばれになるので詳しくは書けませんが）いっそ、目が覚めたら全ては夢の中の出来事で終わってくれたら・・・それでは意味が無いのか・・・。

  2009.04.16

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  カシオペアの丘で／重松　清

  カシオペアの丘で（上）北海道を舞台に描く、重松清の最高傑作！　余命を告げられた病院の待合室で見たテレビに映った風景が、４人の幼なじみを３０年ぶりの再会へと導いた。人と、町と、「ゆるし」をテーマに描く、感動の物語。【内容情報】（「BOOK」データベースより）肺の腫瘍は、やはり悪性だった―。４０歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられたその日、俊介はテレビ画面に、いまは遊園地になったふるさとの丘を見つける。封印していた記憶が突然甦る。僕は何かに導かれているのだろうか…。『流星ワゴン』『その日のまえに』、そして―魂を刻み込んだ、３年ぶりの長篇小説。 北海道の炭鉱跡の寂れたマチを舞台にしているのでフィクションだとは分かっていながらこれって何処のこと？と、ふと考えてしまう私。大きな観音像が建っているのは芦別だよなぁ・・確かにあそこは「星のふる里」とか言って無かったっけ？北海道に住んでいるとあたりまえのように見えている星空都会は見えないんですかね。それはそれで想像つかないというか。なんだか、読んでいて身につまされる感じです過疎化の進んだ寂れた田舎に住んでいるとより一層。しかも、赤字続きの遊園地的なものもあったりしてね・・・。下巻を借りてくるのを忘れていました・・。

  2009.04.15

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