寒いです。
もう1月も半月経ってしまいましたね。早いなあ・・・・(^_^;)最近の隊長は子供たちの時間単位のハードなスケジュールの確認と加湿器の水の補給で一日が終わっていきます(笑)変化があったとすれば夜更かしが出来なくなった事ぐらいかなあ(笑)あとはこの日増しにきつくなる寒さとの闘い。パート先での超底冷えの受付・・・我慢大会です(笑)ちょいちょい家事の合間の活字と音が息抜き。少し残念なのは海外ドラマ。最近すっかりご無沙汰です。観たいけどあれってハマりだすととんでもないことになるでしょ(^_^;)なのでちょっと距離をおいてます(笑)いつか余裕が出来たらどっぷりと浸りますwあとは家族が癒しでしょうか。あ・・・特に子供たち(笑)このごろのあいつらは超おもしろく、超話のわかるやつらです。すごくべたべたするわけでもなくテキトーなこの距離感が隊長も子供たちも居心地がいいです。ついうっかり恋の相談とかしちゃいそうです(笑)=========================父の先妻の娘さんが見つかりました。去年の暮れに父に会いに来てくれました。私は・・・私は会えませんでした。あちらも来ることだけでも勇気がいるだろうしそこに私たち一家が雁首そろえて待ち構えても悪いから・・・いえ・・・・ホントは私のほうが勇気がなかったから・・・。頭ではわかってる事だけど、よーくわかってる事だけど会ってしまったら私は冷静でいられるだろうか・・・すごく怖かった。自分の理性を無視してしまう事の恐ろしさを初めて感じたから・・・当日は一人家でじっとしてました。無気力で無反応な一日。周りのものすべてを無意味なものにしてしまいたかった。自分の体がすべて違うパーツのように感じる。私という物体と私という存在を認識している思考とが別々のものになってしまったようで・・・口をきくのも目玉を動かすのも止めてしまいたかった。だけど、だけど受け入れなきゃ、事実を受け入れなきゃ・・・・そんな気持ちの繰り返し繰り返し・・・。私より一回り以上年上のその人は・・・穏やかなやさしい人だったそうです。ご主人もまじめでお子さんたちも素直で・・・・。「庭で写真を撮ったのよ。 ・・・見る?もし見たくなかったらいいけど・・・」お正月に実家に帰ったら義姉がそう話してくれた。断る理由も見つからず私は写真を受け取った。真っ青の抜けるような空の下で笑顔のその人はいた。隣にはご主人。後ろに二人のお子さん。そして母と兄。想像通り、父にそっくりだった。私以上にそっくりだった。「・・・そんな予感してたんだ。 だけどこんなにうり二つなんてね・・・・(^_^;)」そう言うのが精一杯。あとは涙があふれてあふれて・・・・。私の知らない父の娘がもうひとり。小さく年老いた母が彼女の横で静かに微笑んでいるのが辛い。なぜこんな試練を母に与えるの父さん・・・少しいたずらがすぎるんじゃないか。だけど・・・・だけどねその人の面影に父を見た私はなぜだろう?嬉しいって思った。衝撃、悲しみ、痛み・・・そして嬉しさ。ああ・・・・この人の中にも父が生きてる。確かに父はここにいる。そう思ったらすごく愛しい感情が溢れ出して止まらなかった。なんて複雑な感情なんだろう。こんな気持ちが私の中にあることに驚いた。父と母がめぐり合うずっとずっと前の出来事。あの時父が別れなければこの人たちは私が過ごした子供時代のように幸せに暮らせたのに・・・・自分が生まれなくてもいいから、自分の存在を否定してもいいから・・・そんな極端な事まで考えた。・・・・そんな事、いまさらどうにも出来ないのに。でも、そう思わなきゃ気持ちの持って行き場所がなくなってた。田口ランディの本で父親との確執から精神を病み、日本刀を収集する男性が主人公に「この刀で血を切ってくれ」と懇願するシーンを思い出した。しかし主人公は「血は切れません」と断る・・・・。ああ・・・・そういうことなのか。血とはそういうことなんだ。どうやっても切れない血。夫婦や恋人の縁は切れても子の縁は一生続く。その血が私とその人をつなげている。気持ちではどうにも表せない血のつながり。3月の父の納骨にまたいらしてくださるそうです。きっとまた私はそれまでにいろいろな気持ちが葛藤することでしょう。当日は取り乱すかもしれない・・・。私の子供たちにも事情を話さなければならないかな。だけどこれが事実。だれが悪いわけじゃない。そう、誰のせいでもない。親を失うことの寂しさは一生つきまとうけど・・・・ええ・・・ほんとにいまだに寂しいです。今でも運転中や家事をしているとどうしようもない寂しさが私を襲いかなしさに途方に暮れることがあります。時が解決するなんて事はないと思う。ずっとずっとこの寂しさを抱えながら年をとっていくんだと思う。でもきっといつかは穏やかに笑える。絶対に・・・だからその日が来るまでやっぱり笑顔で過ごすんだな。失うことの寂しさを抱えながら強くなって優しくなって・・・そしたらきっと自然に笑える。笑って、笑って、笑って・・・・。みんなのために。私のために。ちょっと重いね(笑)単なる備忘録。この感情を忘れないための・・。