祈りと幸福と文学と

[心象スケッチ] カテゴリの記事

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• 時事の動きを語れ

  冬期オリンピックまであと２日ですね。たまには時の流れについていこうと思っているもずです、こんばんは。冬期オリンピックの楽しみというと･･･。楽しみというと･･･。だめですね。だいたい競技をよく知りません。うちの奥さんがフィギュア・スケートの大ファンなので、浅田選手とか、安藤選手とか、高橋選手とか、その辺は多少わかるのですが、ほかの競技となると、普段が無関心なものだから、オリンピックとか言われても、どんな競技にどんな人が出場するのか、ろくすっぽわかりません。えー、話題を変えましょう。岡田ＪＡＰＡＮ、香港戦で３得点。見事な勝利でした。サッカーの話ですよ。いろんな選手が出てきて、いいプレーをいっぱい見せてくれました。普段がぜんぜん無関心なものだから、どの選手がどんな選手なのか、さっぱりわかりませんけど。えー、話題を変えましょう。菊池投手、ライオンズに入団したのですね。去年の秋の話題ですか。すみません。なんか、ぜんぜん時の流れについていっていないですね。えー、話題を変えましょう。唐揚げ。今日、食べました。門司の義母が作ってくれた唐揚げ、とてもおいしかったです。いったいこの話題のどこが、時の流れに乗っているんだとか、そういうつっこみはなしで。おいしかったです。明日の弁当にも入れます。　　･･･。最近の話題といえば、テレビでイチロー・コールを聴きました。献金疑惑について、なんのコメントもありませんでしたけど。イチローって、小沢一郎ですよ、念のため。どこかの講演会の時、イチロー・コールで出迎えられて、これが脱官僚政治なんだとか、演説をなさったとか。だから何だと言われても困るのですが。最近の話題を何か書きたかっただけでして。えー、話題を変えまして。中津では、今日は一日雨でした。ぼくの隠れ家までは細くて暗い道が多く、雨で道が見えにくくて、運転が怖く感じられました。雨を降らせた前線は日本列島の東海上に抜けて、明日は全国的に、西高東低の冬型の気圧配置になるそうです。時の話題でした。えー、えー、明日は可燃物の日。時の話題でした。ああ･･･。

  2010.02.11

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• 故郷は遠きにありて

  今日は福山から。いい加減タバコはやめろと親から叱られたもずです。こんばんは。福山にいた頃に住んでいた家に、今度兄貴一家が住むことになりまして、我々家族が今後、九州での生活で、どんなに嫌なことになろうとも、とうとう帰るところがなくなりました。これからはずっと九州での生活かあ…。まあ、でもね、故郷の何のといっても、所詮は束の間の、仮の宿ですよ、この世はね。私の本当の故郷は、天にあるのですよね。

  2010.02.05

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• 窓明かりの一つに

  車で中津の街を走る人は、そこにたくさんの街の明かりを見るでしょう。そんなたくさんの暮らしの明かりの一つに、私はいます。小さな一つの明かりの中で、今日は唐揚げを食べました。仕事で疲れた体を風呂に漬けて足の裏までしっかり洗いました。何日か前に亡くなったサリンジャーのことを思い、あの奇妙な隠遁生活について考えました。疲れている妻のために、小さな明かりの下でお祈りしました。本をぱらぱらとめくり備前焼きの湯飲みでお茶を飲みながらＦＥＢＣの放送を聴いていました。車で中津の街を走る人は、見えてくる街明かりに、どんな生活を想像するのでしょうか。その小さな小さな明かりの一つに、私はいます。名古屋、埼玉、広島、東京、福山、そして北九州、あちらこちらに点した私の小さな窓明かり。私の小さな窓明かりはいま、中津の街にあります。

  2010.02.04

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  テスト送信（中津より）

  ちゃんと送信できているでしょうか。今回はじめて、大分県中津市からお送りする「サマルカンドで朝食」お相手は、今朝北九州市でスピード違反でつかまって、１万２千円も罰金をとられたもずです、こんばんは。いまお風呂を入れているところ。きちんと送信できるか、まずはテストです。一日買い物ばかりして、ひどく散財しました。そのうえ買い忘れもいくつかあって。今夜は中津で寝ます。活動拠点が一つ増えたのはいいけれど、勝手のわからない町で、今後どうなっていくのやら。家族に会えないのも、ちょっと悲しい。妻と娘の５年前の写真を持ってきましたが、マヒワなんか顔がぜんぜん変わっているので、せめて出かける前に携帯で写真を撮っておくべきでした。はい、どうでもいいですね、そんなこと。というわけでテストです。きちんと送信できるかな？それでは、アデュー！バナーを貼り付けたらポイントがもらえると書いてあったので、早速貼ってみました。ポイントくれるかな？

  2010.02.03

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• あったまってほっとしタイ

  職場でさんざん凹まされながらも、凹んでばかりいられないもずです。こんばんは。仙台のrainbowさんのところから、「あったまってほっとしタイ」が届きました。エンジ色の肌触りのいい布地に、使い捨てカイロを入れてあたたまる。なるほど、特許取得にふさわしい良いアイディアです。暖房器具のないこの部屋で、寒い冬をどう乗り切るかが課題だったところに、心強い味方ができました。背中がじんわり温かくていい気持ち。rainbowさん、ありがとう！

  2010.01.20

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• 虫の知らせを無視すると

  職場からの帰り、外食産業の看板が、やたらと目についたもずです。こんばんは。ちょうどラジオが、肉料理のことを題材に番組をやっていて、それでやたらと外食したくなっているのかな、などと思ったり。ところがなんと、帰ってみると、酔っ払った義父が、私の晩飯のおかずを食っていた！！虫が知らせてくれていたらしい。虫といって、何の虫だか知らないけど。虫を無視して帰ったもず。結局うちの奥さんが機転をきかせて冷凍食品をおかずに、ぱぱっと食事を作ってくれたので、助かりました。けど。虫がどういう虫か知らないけど、虫を無視してはならないんだなあ。

  2010.01.18

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• あの日、何をしていましたか？

  みなさん、あの日、何をしていましたか？私は北陸を放浪？していて、ちょうど金沢にいました。知人の家を渡り歩いたり野宿したり、で、前日はちょっと奮発して、旅館に泊まったんです。明け方、揺れを感じました。旅館のテレビをつけると、関西地方で地震があったということ。金沢は震度３程度の揺れでした。何も知らず、その日は金沢から富山を経由して、アルプスを縦断、夜には名古屋へ着きました。名古屋の後輩のアパートに顔を出して、はじめて知りました。阪神淡路に、壊滅的な被害が起こっていたことを。実際に、壊滅的被害を受けた神戸の町を歩いてみたのは、それから一ヶ月も先の話。ビルやマンションが当たり前のように傾いていて、東灘区では倒壊した家屋の上に、花束が置いてあったりして、被害のすさまじさを目の当たりにしました。けさ、朝食のときに、妻とマヒワが手をあわせて、「神戸の震災の教訓を、わたしたちが忘れませんように、アーメン」と祈っていて、それで、ああ、今日がその日だったかと思い出しました。あの日、みなさん、どこにいましたか？何をしていましたか？

  2010.01.17

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  ハートキャッチ・プリキュア

  何かを書こうと楽天を開いたものの、何を書くんだったかわからなくなってしまいました。たそがれ時。栗の木にメジロが遊びに来ました。「天山の巫女ソニン」を読んだあと、もう何も読む気がしなくなってしまったもずです。こんにちは。朝は四十雀が来てました。いや、それはどうでもいいんですが。何を書こうと思ったんだっけ。くそっ、思い出せないので、適当に。オバマ大統領が来日した頃のことだったか、「キリスト教は独善的で非寛容だ」とか小沢一郎が言って、私のまわりでも相当文句を言っている人がいました。ある意味そうかもしれんと思ったのは僕だけだったか。だってさ、仏教徒がキリスト教式の葬式に来て、献花をしないなんて、ほぼあり得ないけど、キリスト教徒が仏教式の葬式に行って、焼香を拒否する話はザラにありますもんね。アホかと思いますよ、同じクリスチャンとして。仏教の僧侶がキリスト教の礼拝堂に来たとき、そこに集まる人々に敬意を示したのでしょう、祭壇に向けて頭を下げたという話を牧師から聞いたことがあります。クリスチャンはやりますか？　大仏や仏壇や寺院の本尊に、それを信仰する人々に敬意を示して、頭を下げるでしょうか。そのくらのことすら「偶像崇拝だ」と言ってしまう人は、もう非寛容だ独善的だと言われても文句言えないだろうと思うんですよね。まあ。どうでもいいですね、こんな話。小沢さん、今はキリスト教の悪口言ってる場合じゃなくなってますし。せいぜい苦しんでくださいよ。ポケットマネーから４億円とか、そんな人に、タバコ税が２円上がるということが庶民にとってどれだけ大きいかなんて、永遠にわかんないでしょう。同じ意味で鳩山さんもそうだけど。いや、本当にどうでもいいんですけどね、こんな話。１月で、娘・マヒワの楽しみにしていた「フレッシュ・プリキュア」が終わってしまい、シリーズ第７弾として２月から「ハートキャッチ・プリキュア」がはじまるそうで、マヒワはまだ始まらない先から、「マヒワ、マリンが好き」とか、もうお気に入りを決めてしまっているようです。よくわかんないですけど。どうせ仕事で私は観れないし。(マヒワお気に入りのキュア・マリンは下のほう）でもシリーズが新しくなるたびに、最初の「ふたりはプリキュア」の第８話とか第２１話とか、伝説に残るような話がなくなっていっているのがちょっと寂しい。やはり、最初のシリーズはそれなりに、数字が読めない分、力が入ってたんでしょうか。それとも、何でも「昔がよかった」と思ってしまうのは、老齢化の現象なのでしょうか。実に実に、どうでもいいんですけどね、こんな話。水曜日に降ったどか雪がようやく溶けて、マヒワと作った二つの大きな雪だるまも、ほとんどお餅みたいな雪の塊になりました。なーんか、わくわくしないまま、休日も今日で終わり。でも、ちょっとずつ日常を変化させることを考えています。ああ、結局何を書こうとしたのか、最後まで思い出せなかった。

  2010.01.16

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• 佐世保ハンバーガー

  山陽自動車道上りの下松サービスエリアで、ベンチに腰かけて、佐世保ハンバーガーを食べておりました。１月２日（土）午後のこと。こんばんは。今年は絶対明るい年にしてやろうと、暗い執念を燃やす新年のもずです。明けましておめでとうございます。で、佐世保ハンバーガーを食べるのは、はじめてでした。我が家でこの食べ物が話題になったのは去年のはじめのこと。妻と娘は、私より一足先に、食べる機会に恵まれまして、私だけがまだ未経験でした。その機会が、やって来たのです。新年早々。ね！　今年は絶対いい年なんだから。ベンチに腰をおろして、ハンバーグの上の厚切りトマトやたっぷりレタスに、なるほどこれが、かの名高い佐世保ハンバーガーなるものかと納得しつつ、頬張っていたところ、「それ、おいしいんですか？」いきなり、知らないおばちゃんに声をかけられました。両手にバケツを提げて、着ているものも仕事服でしたので、きっとサービスエリアで清掃か何かをなさっておられる方なのだろうと思いました。「うまいっすよ」親指を立てて答える、もず。「そうなの。ふーん。やっぱり千円くらいするわけ？」「高いものもありますけど、これは一番安くて、五百円です。でも、いけますよ」「あらそう」おばさんは、にわかに笑顔になって、建物の中に入ればお茶のサービスもあるから、どうぞ、などとおっしゃって、去って行かれました。妻とマヒワがお手洗いから戻ってきて、「だれ、いまの？」「知らないおばちゃん」「ふうん」マヒワが一口、私の食べかけのハンバーガーを、横からパクリ。妻も、パクリ。マヒワがもう一口、パクリ。残り少なくなったやつを、私が、パクリ。ハンバーガー１つで、まったりできる家族でございます。それから２日が経ちます。声をかけてきた、あのおばちゃん。さあ。佐世保ハンバーガーを試食したでしょうか。もし賭けるなら、食べたほうに賭けたいな。それもきっと、僕が食べたのと同じ、五百円のやつを一つ。たぶんね。

  2010.01.04

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  謹賀新年

  謹　賀　新　年2009年はたいへんお世話になりました。2010年もよろしくお願いいたします。　　　　　　　　　　　　　もず＆のぶちん＆マヒワ (ガリラヤ湖畔　写真提供：「ぶどうの木」)

  2009.12.31

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• 手紙

  樋口了一さんの「手紙」という歌が、ひそかに人気を呼んでいると、先日ラジオで聞きました。で、作詞者不詳だというその歌のさわりが少し流れて、「あれ？」･･･知っているのである。よくよく思い出してみると、カトリックのイエズス会がやっているホームページ、「せせらぎ」に紹介してあった文章なのでした。（ちなみに、ずっと以前、veronicaさんの日記でチェーンメールで届いたと紹介してあった老夫婦再開の物語も、ここで紹介されていた）訳がちがうので、雰囲気も、歌とちょっと違うけれど、お年寄りと同居なさっておられる方、介護の現場におられる方などには、ぜひ触れていただきたいメッセージです。「せせらぎ」で紹介されていたメッセージ。「父からの手紙」※　音楽が付いてますので、注意なさって下さい。ちなみに、樋口了一さんの「手紙」の歌詞は、以下のページで閲覧できます。「手紙」読み比べなさるのも、楽しいかもしれません。

  2009.12.30

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• 熱が下がったので。

  やっと38.5度まで熱が下がりましたさっきまで39度台だったもずですこんばんは2009（兄ちゃん苦しめ）yearももうすぐ終わりですね明日は妻の側の姉妹親戚がぞろぞろ来て家の大掃除なんか手伝ってくださるそうですよこっちは熱があってまいって伏せってうんうんいっている時にですよこのタイミングのよさいかにも2009（兄ちゃん苦しめ）yearのフィナーレにふさわしいですよ本当解熱剤が全然効かなくてさっき飲み直したんだけどこれで効かなかったらあの病院に火をつけてやろうかと思いましたよなんでこんなに苦しんでるのに処方する薬が葛根湯なんだよ九州って地は介護施設から病院までまったく信じられんことばかりすると思ってしまう2009年の歳末ですがみなさんいかがお過ごしですか？ちなみにインフルエンザではありませんでした高熱というとまずみなさんそちらを心配されて検査で陰性だとわかるとよかったねえって言ってくれるんだけど熱は高いし苦しいし寝てばかりで頭の焦点がぼやけて原稿書こうとしてもおかしな文章になっちゃうし何より起きてられないくらい体がだるいわけでしかも処方される薬が葛根湯だしなにがよかったのかさっぱりわからないんだけどまあでも新型でなくてよかったなと自分でも思いましたようんああ寒気がする気持ち悪いですでもね昨日女子フィギュアスケートの全日本選手権大会を観ていて自分の出た学校の後輩にあたるトップアスリートたちをさしおいて何の縁もゆかりもない東京の大学に在籍する中野友加里選手を応援していたもずはオリンピックの代表をわずかな差で逃してしまったことに結構ショックでしたというか僕がショックだったのではなくショックを受けたであろう彼女のショックがちょっと伝わったといいますかだって渾身のいい演技でしたしどうして３位になってしまったのかいつまでも自問自答して悔しくて眠れなかっただろうなと思いました2009年が悲しい涙で暮れてしまうのは僕だけではないのですね本当に残念だったろうと思います来年はいい年にしようね中野ちゃんああそうだ熱があるのも押して久しぶりにブログを書こうと思い立ったのは2010年をいかにいい年にするかを考えるためでしたそれに関連するかどうかわかりませんが「サマルカンドで朝食」というブログのタイトルを変更しますもっと意味不明のタイトルになりますまあそんなことはどうでもよくて今年の僕を不幸の底にたたき落とした３人というのがいてこれをどうするかが来年をさらに暗澹とさせるかそれともハッピーにするかの分岐点だと思うのですねそのうち１人は家族だしヨメのとーちゃんだからどうにもならんといってしまえばどうにもなりませんがでもあの自分のことしか考えられないバカじじいともいつかは喧嘩しなくちゃいけないだろうと思います言われっぱなしで凸がくれば凹になりへこんでばかりの2009（兄ちゃん苦しめ）yearの反省に立ってそれがいかに自分の精神を食い荒らしてきたかを考えたら場合によっては妻と娘を九州に残して自分は広島に帰って仲良し別居という方法も採らざるを得ないかもしれませんそのくらいの強い気持ちで自分を守っていかなければ2009（兄ちゃん苦しめ）yearの続きにしかならないでしょうからね来年もあとは職場の二人まあ長く付き合うことにはならないと思うけれどそれでも人生でこれまでにないほどの屈辱を味あわせてくれた二人組本名は出さずイゼベルとヘロデアと呼ぶことにしますがこいつらは今年の後半から現れてすっかり僕を病身にしてくれましてもう絶対に許さねえ復讐は神に委ねよと聖書にはあるけれど神さまはおやさしいから復讐らしい復讐はきっとなさらないだろうし直接対決で泣かしてやるしかないもっとも呪うとかの方法もあるけれどたとえばヘロデアには４人の子供がいてそのうち２人くらいころっと死んだら胸がすーっとするだろうとか想像はするけれど僕も子を持つ親としてというより人間としてこんな考えは自分に許すわけにはいかない人を呪わば穴二つというしねやっぱりヘロデア本人が苦しめばいいおれまた呪ってない？反省しなきゃでも苦しめでもいまの職場に復帰してきちんと長く勤めるかどうかも含めて2010年はまだ未知数です「ふくやま文学」への原稿も落としたし九州芸術祭にも原稿出さなかったけど原稿を書くという意味では今年ほどよく書いた一年はなかったなと思います就職するまでに100枚級を２本書いて60枚を１本30枚を１本病休してから200枚を１本それも全部何稿も書き直しての数ですからトータルすると相当な枚数になるわけですそれ以外にも梗概を書く練習をしたりストーリーを作る練習をしたりと忙しがってるわりにはよく時間を作ってやってたと思いますそれにしても体があったまってくると全身が痒くなるんですよねこれが辛くて普段マヒワには痒くても掻かない我慢しなさいなんて言ってるくせに熱が出て体温が上がると全身痒痒地獄で掻きむしったあとだらけになってしまいました今観ると皮膚に湿疹みたいなブツブツができていてこれが痒痒地獄の正体かなるほどと思いましたそろそろ抗うつ剤が効いてきて眠くならないかと期待してるんですがなかなか眠気がやってきませんタバコ吸おうかな家の中では吸えないので風邪ひいてようと熱が出ていようと外にでて吸わなきゃならないわけですがそうまでして吸っても風邪ひいているときのタバコはあまりうまくないんですよねご存じのかたはご存じと思いますが救急車のサイレンの音が家のそばを過ぎていきました。自分ばかり憐れんでいるやつは阿呆だと自分でも思いますもっともっとつらい思いをしている人がいるそしてその苦しみをみつめている家族がいる今年の自分の災難なんて笑い飛ばしてしまおう悲劇というほど悲劇でもなし悲劇といえばシェイクスピアの「リア王」はコーデリア姫は可哀想でもリア王自身には全然同情できない僕はおかしいのでしょうかあれなんで悲劇？

  2009.12.28

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  蕎麦の旨い店

  お昼ご飯を、今日は外で食べました。そのお店の名前ですけど、毎日通る道沿いにあって、ずっと気になっていたもので、今日こそ行ってみようと思い立ち、土壁の民家。店のなかは撮影を遠慮しましたけど、和風カントリーの雰囲気に統一してあって、常連になったら、きっとくつろげる感じのお店でした。私が店に入ったとき、常連さんらしきお客が一組おられて、お店の夫婦はずっと、その常連さんとお話ししてらっしゃったので、その横で、私は一人、ずるずると蕎麦をすすっておりました。で、盗み聞きではありませんが、聞いていると、話は開店当時の苦労話へ。まだ練習のつもりで、手打ちの蕎麦を200円で配達して、採算はなかったが、味を好きになってくれる人が口こみで増えていったという。「いつからやってるの？」「もう６年になるねえ」･･･６年も前からいたのか、もずさん。で、注文したのは「十割粗挽き蕎麦」そば粉100%、つなぎなし、という一品。口に入れた瞬間は、こんにゃくみたいだな、などとピンボケな感想を持ったのですが、喉を通ったあと、口の中に、ふわっとした甘みが残っていることに･･･。「うめえ･･･」これまで断然うどん派だったもず。蕎麦がこんなに旨いものだなんて、41年間知らんかった。蕎麦湯まで全部飲み干して、量は少なかったけど、味ですっかり満足。金額は少々はりました。さすがもずさん、安売りはしないのね。　　　　　　＊朝のうちは和布刈（めかり）公園に遊びました。西暦六百年代ですから、歴史のある地区ですが、来たのははじめて。頭をクリーニングして、まっさらな状態にもっていくには、ちょっと足を伸ばすのもいいですね。和布刈公園から見た、関門大橋。橋の向こうは故郷のある本州。ああ。和布刈神社。人が信仰を寄せているところですから、お辞儀をして通ります。旧暦の元旦の夜に、神主さんがワカメを刈る神代からの行事は、現在も続いています。自衛隊の船と韓国のコンテナ船の衝突事故があった現場は、すでに何事もなかったかのように静かでした。

  2009.11.20

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• 雨といえば

  雨が降っていますね、日々の暮らしを癒して。（岡本おさみ「私の詩」）一日、雨が降りました。家を出るときも、働いているときも、帰る道でも。窓を見ると、外は青くて、今日一日、私の耳は、ずっと雨の音を聞いていました。雨といえば。二十代のはじめ、ふらふらと放浪癖に任せて、渥美半島を、岬に向かって歩いていました。10月で、雨が降っていて、なんとなく、カサを差す気にならなくて、スニーカーを鳴らしながら、濡れて歩いてました。すると、三河田原の城跡の近くで、「カサを貸してあげようか」呼び止める声を聞きました。ある民家の玄関先に、おばあさんが一人立っていました。濡れて歩くのが楽しいんです。そう返事をして、それから二言三言、言葉を交わしました。そのなかで、いまでも記憶に残っているのは、おばあさんはこの家に嫁いできて以来、一度も、家の敷地から外に出たことがない、という話でした。このあたり、昔はそんな家風もあったのかな、とか、私も若かったので、すぐに信じてしまいました。今だったら疑うかな。認知症で、幻を語っているのかな、とか。その日も一日、私の耳は、雨の音を聞いていました。

  2009.11.13

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• 太宰府からの帰りに

  太宰府へ行ってきました。久々のオフでして、天満宮のなかに、九州国立博物館があって、そこの企画展を観てきました。あいにく携帯のカメラの調子が悪くて、写真は撮りませんでしたが、スケッチブックに展示物を模写していて、警備員の人に叱られました。それはともかく、菅原道真の歌にちなんでのことでしょう、太宰府の名物は梅ヶ枝餅といって、一つ買って食べてみると、とてもおいしかったので、５つほどお土産に買って帰りました。軒を連ねるお店の屋号も、梅にちなんだものが多かったのが印象的でした。それはともかく、お昼ご飯はラーメンでした。･･･それはともかく、行き帰りの列車の中では、mixiを通して知り合った中学の先生から託された、中１の女の子の書いた、大学ノート４冊分の小説を必死に読んで、感想を書きました。　　ああ、もう、そんなことはともかく。門司駅から、家に近いバス停までの、夜のバスの中、公共機関というやつが、私は結構好きです。自分で運転しなくていいし。運転していると、ほら、運転しかできないではないですか。タバコが好きに吸えるとか、そういうメリットはあるけれど、バスのなかでは、欠伸をしても、本を読んでも、うたた寝しても、勝手に進んでくれますし。夜のバスの中で、古い歌なんか思い出したりして。　　誰もいないからそこを歩く　　迷うことはない　おまえらしいよ～♪海援隊の歌です。ご存じないとは思いますが。作詞は武田鉄矢さん。いや、そんなことはともかく、バスの車窓って、大きいではないですか。そこに、ふと見ると、夜ですから、マヌケ面した自分が映っているわけです。私の顔はともかく、そのマヌケ面を、なぜかじっと見ている、女の子も映っていました。高校の制服を着た、とっても可愛くて、でもなんか、秘密もたくさん持っていそうな雰囲気の、髪の長い子で、ガラスの反射を通して、その女の子と目が合って、女の子は、自分の膝に視線を落としました。考えてみると、結婚が早ければ、この子の親くらいの年齢じゃないですか、私はすでに。この子くらいの年齢になれば、もうお父さんとお風呂に入ってはくれないだろうなあ、などと、アホなことを考えていると、もう一つ、その女の子を、少し離れた席から、じっとみつめている、やはり高校の制服を着た、男の子の顔が見えました。　　･･･そうか。一緒にお風呂に入るのは、お父さんではなく別の男　もうお父さんとお風呂に入るどころじゃないんだなあ。高校生といえば。いろんな人と巡り会って、いっぱい心が揺らいで、いっぱい傷ついて、相手に真剣に思いを寄せているつもりが、気付いてみれば、それは自分の憧れを映した幻だったり、自分自身の影法師だったり、そんなふうに、ときめいたり、悲しんだりしながら、女の子は大人に近付いていって、父親の愛情は、やさしく避けられていくんだ。　　･･････。家に帰る。５歳のマヒワは、父の愛を避けるどころか、もぶれついてきて、だっこをせがんで、お土産に買ってやった、埴輪のぬいぐるみのキーホルダーに、「これ、かわいくない」不満げに口をとがらせて。これも束の間の幸福なんだろうなあ、なんて。感傷に耽るのも、たまにはいいか。秋だし。

  2009.11.12

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• 貝汁

  うちの奥さんと娘は、スケートに出かけたそうな。明日は明日の風吹く、マジ意味わかんない（「ふたりはプリキュア」の主題歌）･･･ああ、カンケーねえ。夜勤明けでとっても眠いもずです。こんにちは。はじめての夜勤でした。昨日の夜、施設の外は雨まじりのすさまじい風でした。まっ黒な木々が音をたてて枝を揺らし、枯れ葉が砂塵のように舞っていました。これから働くというより、帰って布団にもぐって眠りたい気分。まあ、はじめてということで、実際には働いたというより勉強したという感じだったのですが。そうそう、帰りにどこで朝ごはん食べようかと悩んで、以前から気になっていた、例の国道１０号線沿いの貝汁の店に行ってみました。前の客のこぼした汁が残っていて、拭いてないのが明白なテーブル。いかにも安っぽい店のたたずまい。小鉢や焼魚の皿の並んだカウンターのむこうに、おばちゃん二人が厨房でお喋りしている。カウンターの上の、古そうなラジカセから、ラジオ番組が流れていて、もう、これでもかってくらい、大衆食堂。で、貝汁。どんな料理かと思っていたら、出てきたのは、大きな器に入った、フツーのアサリのお味噌汁でした。お味もまあ、こんなもんか。これで安ければ、夜勤明けの朝食はここに決めてもいいと思いましたが、貝汁にご飯、お漬け物で、５３０円。ご飯を中サイズにして、５００円か。どうしようかな。

  2009.11.03

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• オリオン座と酒井法子発言

  大厄、大殺界、五黄殺･･･。調べてみると、縁起の悪いものがなにもかも重なっている、今年のプリティーボーイ・もずです、こんばんは（げえ。物もらいは、だいぶよくなりました。おかげさまです。ご心配をおかけしました。ところで。公判中の酒井法子被告が「出所したら介護の仕事をしたい」とか述べられたそうで。この発言に、介護の現場のプロたちからは、「心優しければ誰にでも出来る仕事だと思ってるのか！」「介護職はそういう社会的に低いイメージしかないのか！」と怒り心頭の声があがってるみたいで。そりゃそうです。なるほど、と肯首しながらも、では、何になりたいと言えば、よかったのか。「出所したら、政治家になりたい」「とび職か溶接工になりたい」「左官さんになりたい」「本船荷役の指揮をしたい」「出所したら牧師になりたい」「お花屋さんになりたい」　　･･･。結局何を言っても、非難されそうな気が･･･。アホなことを考えつつ、空を見ると、オリオン座がのぼってきていました。流星群、もうピークは過ぎてしまいましたね。今年は結局、一度も見なかったな、流れ星。

  2009.10.26

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• ＤＥＥＰ　ＰＵＲＰＬＥの聴きたい夜

  今日はうちの奥さんの誕生日だった。朝の出勤前。起きてきたマヒワをつかまえて、台所にいた奥さんに歌をうたう。はっぴばーすでー、とぅーゆー♪マヒワは寝起きのせいか、機嫌が悪く、すぐにうたうのをやめてしまった。結局ひとりで、最後までうたったのだけれど、うちの奥さん、トイレに行くのを我慢していたらしい。私がうたい終わるのを待って、急いでトイレに駈け込んで行った。　　･･････。余計なこと、しなきゃよかった＾＾；しかし、奥さんとは不思議な存在だと、改めて思う。たった一回の人生なのに、一人としか結婚できないのに、その一人に、わざわざ私を選んでくれて、私と結婚しなきゃ、しなくて済んだような苦労を、してくれて、「姓名判断を見るとね、お父さんの名前、夢が叶う名前なんだって。諦めちゃダメって書いてあったよ」･･･てな具合に、私のことを気にしてくれて。まあ、よその家庭もそうなんだろうけど。そんなことを考えながら、職場に着いてみると、職員も、みんなフツーに、奥さんがいて、あるいはフツーにダンナさんがいて、もちろん独身を通してる人もいるけれど。でも、結婚しているのが当然みたいに見えてしまうのって、おどろくべきことではなかろうか。私には、未だ、奥さんになってくれた人がいるということが、不思議に思えてならないし。ラーメンも食べたいしプリンも食べたいってわけにはいかなくて、基本的に一人しか選べないわけで、しかも、その相手からも、自分をたった一人の枠に選んでもらわなくちゃいけないわけで、それってやっぱり途方もないことで、　･･･。だから何だと言われても困るんだけど。「死」は、いい年をして、未だ私にとって大きな恐怖だけれど、死ぬときには、きっと奥さんの顔を思い浮かべながら逝くんだろうな、なんて空想は、まんざら悪くない、なんてね。･･･。はい。どうでもいいことでした。なぜか私をたった一人のパートナーに選んでくれた人の、今日が誕生日だったという、要するにそれが書きたかっただけ。おやすみなさい。

  2009.09.27

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• 「あれ」について

  夕食時、隣に住む義母の妹（70代）が、義母（80代）のところへおしゃべりをしに来られた。義母の妹：「いやね、今朝、あんたんところへあげた豆を煮たんが、　　　　　　夕方お父さんが食べたら糸を引きよったいうけん、　　　　　　あれやったら思うて」義母　　：「ああ、うちはあたしがあれしただけで、　　　　　　ほかは誰もあれしとらんで」義母の妹：「ああそうね。もしあれやったら、あれせな思うて」義母　　：「ええ。ええ。そんなにあれせんでも」･･･これでちゃんと会話が成立してる＾＾；傍で聞いている方としては、かなり想像力が要求される会話なんですけど、なんか、さすがです。上記会話の訳（訳者：もず）義母の妹：「いやね、今朝、あんたのところへあげた豆を煮たやつが、　　　　　　夕方お父さんが食べたら糸を引いていたと言うから、　　　　　　問題があるようだったら悪いと思って」義母　　：「ああ、うちはあたしが食べただけで、　　　　　　ほかは誰も食べてないから」義母の妹：「ああそうなんだ。もしそっちでも糸を引いているようだったら、　　　　　　ちゃんと炊き直さなきゃと思って」義母　　：「いいよ。いいよ。そんなに気を遣わなくても」

  2009.09.23

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• 国道10号線ものがたり

  昨日の朝のこと、通勤中、信号待ちをしていたところ、隣の車線に大きなトラックが停まりまして、ふと見ると、荷台から、牛が５頭ばかり、顔を出していました。そのうちの一頭と、目が合いまして。　　･･･牛さん、おはよう。根拠はないのですが、今日はいい日になりそうだと思ったもずです。こんばんは。実際には、とりたててどうという日にもならなかったのですが。熱も下がったし、帰ったら執筆活動もそろそろ再開しようと思っていたのに、娘を寝かしつけていて、自分まで寝てしまったという、まあそんな日でした。　　えっと、･･･久しぶりなのに、本当にどうでもいいことを書いております。先週は、朝は熱がなく、夕方になると発熱する、というくり返しで、結構体力を消耗しました。みなさんのお祈りのおかげで、もうすっかり元気です。本当にありがとうございました。が、先週はとにかくしんどくて、土曜日は、「今日さえ乗り切れば、明日は休み！」と、それだけを励みに働きまして、帰宅時刻が来たときには、もう嬉しくて、よくがんばった自分にご褒美をしちゃおうと、帰りにコンビニに寄って、缶コーヒーを一本買いました（←ご褒美）日曜日は久しぶりに礼拝に出席。午後からは、百均で買った、青いガラス玉をじっとみつめて過ごしました。深くて透きとおった青い色が欲しくて、それを空にかざして見たり、てのひらの上を転がして見たり、色や音で芯からの疲れを癒すってことが、時々あるのですが、オーラソーマとかやってる人の気持ちが、そういう時だけ、わかる気がします。　　･･････。　　だから何だと言いたいくらい、どうでもいい話ですね。吐き出したいことは、大学ノートにびっしり書いたし、いざパソコンに向かっても、書くことが思いつかない。いいや、最後まで、どうでもいいこと書いちゃえ！！通勤に使っている国道10号線は、大分方面へ進めば進むほど、風景がのどかになっていきます。道の駅が二つあるし、霊園よりも古墳のほうがずっと多いし。道のわきに、いちじくを売ってる農家があったり。朝しか買えないので、出勤時に買っちゃおうと思いながら、まだ買ってません。「貝汁」の看板を出している小さな食堂があって、いつか夜に、ここで食事してみようと思いながら、まだ寄ったことがありません。途中で海の見える場所があって、福山では港で働いていたので、毎朝出勤時に海を見ていて、ふとなつかしさをおぼえたり。そういえば、港で仕事をしていた頃は、よく空を見上げました。仕事がら。いまの仕事は楽しくやってますが、基本的に室内にいますので、洗濯の時しか、空を見上げることがない。それが残念といえば、少し残念。

  2009.09.15

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• 木星で学習塾の経営

  相変わらず、高熱にうなされているもずです。こんばんは。熱にうなされながら見た、昨日の夢。私はまだ塾の先生をやってまして、授業前に、Ｋさんという人と一緒に、この化学をどうやって教えようかと相談してました。ただ、そこは地球じゃないんです。木星なんです。なぜか。土色のガスが一面に漂ってまして、私は地表にいましたが、地表には誰も住んじゃいません。当然ですが。住めません。見上げると、どんよりとした濃いガスの向こうに、土星が見えるんです。それも、ぎょっとするほどの大きさで。あれほど至近距離で土星が見えるとなると、互いの引力で引き合って、衝突しそうなものだと思うのですが、なにせ夢なので、衝突しません。土星はぼんやりと浮かんだままです。幸い、夢のなかで、化学の授業をする場面はありませんでした。ところでこの塾、職員も、ただ教えるだけじゃなくて、中、高の学科をやり直して単位もくれるというシステムになってました。その選択科目がふるっていて、アルベール・カミュの著作講読、なんて授業もあるんです。私がそれを履修しようとすると、係の人が（これも実在の人物の顔でした）、「若いのに、そんな科目をとってたら、あとで後悔するよ」と言うのです。「若いといっても、私、４１ですよ」口答えする、もず。係の人は苦笑いしてました。･･･そんな夢。明日こそ熱が下がりますように。

  2009.09.08

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• 頭が悪いという悩み

  頭が悪い･･･のだと思う。そう。入ったばかりの職場で、そろそろ雰囲気にも慣れてきたかなーと思っていた矢先、今日から新しいホールでの勤務となりました。同じ特養ですけど。で、初めての場所なので、何がどこにしまってあるのか、知らないもず。「ティータイムの、利用者のお茶の用意をしておいて」と言われ、「はい　＾－＾」と気持ちよく返事をしたあと、「ところでお茶の葉はどこにあるんですか？　それにコンロも湯沸かしポットもないようですけど、お湯はどうやって･･･」と質問しかけた時には、すでに誰もいない。　　････。忙しいんです、ここ。今日は出勤した時から帰る頃まで、ずっとこんな調子でして、一つのことをするのに、いちいち探し物ばかりして、忙しいのはよくわかるし、だからタバコを吸う時間はおろか、食事の時間すら持てなかったことに、不平はないのですが、でもさ、言いつけられたことをするために、必要なものはどこにあるのか、くらい、教えてくれたって、そんなに遅れないと思うんですよね。それとも、フツーの頭脳の持ち主なら、そんなこといちいち聞かなくても、なんとなくわかるものなのでしょうか？「居室のバイタルを済ませといて。あ、それからＭさんは、目を離すとすぐ抜去するから、ホールから離れんでね」という指示とか。フツーの頭の持ち主なら、困らないんだろうか？居室へ移動するためにはホールから離れるしかないし、ホールにいたら居室へ行けないし。どうしたらいいんだろう？仕事そのものよりも、こういうことで、ずいぶんストレスを感じた一日でした。おれ、そんなに頭悪いのか？頭が悪いといえば、新しい職場は大分県にありまして、通勤に要する時間がかなりあるんです。そこで行き帰りにカーラジオでニュースとか、よく聴くようになったんですけど、先日の衆議院議員選挙の結果は、「自公政権への国民の怒りだ」というコメントをラジオで耳にするたび、？？？　と思ってしまうもず。リーマン・ブラザーズの破綻なんかは、想定外の外としても、小泉・竹中のやろうとしていることは、あきらかに地方と低所得者との切り捨てだ、というのは明確だったはずで、しっかり警鐘が鳴らされていたにもかかわらず、郵政選挙とかいわれた前回の衆院選のとき、自公両党を圧勝させたのはいったい誰だったかと思ってしまいます。私はマジあのとき、自民、公明に投票したやつらにこそ、本気で怒りを感じました。広島６区では、自民党からホリえもんとかが推薦で出てきて、相当票をかき集めたものです。幸い落選してくれましたけど。選挙はお遊びですか？･･･で、経済格差が広がることも、共存社会から競争社会へ変わってしまうことも、わかっていたにもかかわらず、自分たちであえて自公を選んでおいて、今になって「自公への怒り」とは何のことなのか。私の頭ではわからない。あんたらが選んだんじゃん！しかもその「怒り」をぶつけるべき、安倍さんとか小泉さんの息子とかは、しっかり当選しちゃってるし＾＾；（ついでに石破さんも）フツーの人はこれ、悩まないんでしょうか？もうこうなったらね、国政選挙は記名投票にするんです。で、投票したやつらも責任をとる仕組みを作っちゃうんです。自分たちの選らんだ代議士の、収賄とかが露見したらさ、その代議士に投票したやつらに増税するとかね。不正を秘書のせいにするような政治家がいたら、そいつを国政へ送った投票者にも罰金が科せられるとか。なんかおれ、相当頭の悪いこと書いてるんだろうなあ。ついでに、酒井法子の覚醒剤がどうたらというニュース、あれ、なんであんな大騒ぎになっているのか　も、実はわからない･･･。

  2009.09.01

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  青い空が好き

  おおお、いわし雲が空を流れていく！！秋を感じさせてくれます。きっと、宇宙からこれを眺めたら、胸のしめつけられる思いがするのでしょうね。郷愁。昨晩、縁台で涼みながら木星を眺めてました。夜空にひときわ明るく輝いて、とってもとってもきれいでした。でも、郷愁というのは感じない。そこに思い出がないからでしょうか。保育所へマヒワを迎えに行くと、マヒワはお友達とアサガオの種を採取していて、私に気付くと、おとうさーん、と抱きついてきて、「大好き！」といっぱいの笑顔を見せてくれて、そういうのがかわいくて、･･･てなことを、宇宙にいる私は、地球の青い光に見てしまうのでしょうね。うちの奥さんとマヒワとが、一緒にお歌をうたっていたりとか、監禁されたり追突事故を起こしたりしながら、お金もほとんど持たないで放浪して、標高４千メートルを超える高原を流れる黄河の川岸に、ついに立ったこと、高校生のとき、授業中にいたずらで書いた原稿用紙７枚くらいの小説を、別に仲がよかったわけでもないクラスの連中が、面白がって、みんなでまわし読みしてくれたこととか、もっとガキの頃、はっきり映像は浮かばないけど、オヤジにおんぶしてもらって、安心しきっていたこととか、そんないろいろが、青い光のなかに詰まっていて、どんなことも、すべて許せてしまえるような寛大な愛情が湧いてきて、ああ、神さま･･･。おれ何書いてんだ？新しい職場で勤めはじめて、４日が過ぎました。施設の利用者の気持ちを少しでもわかってみたくなって、昨晩から今朝にかけて、紙おむつをはめて過ごしてみました。無理やり失禁しようとしたのですが、結構勇気が必要で、けっきょく、トイレで便器にしゃがんで失禁？することに。日本の紙おむつの技術は素晴らしい！逆もれの不快感はまったくありませんでした。でもやっぱり、おむつのなかで尿をすることって、それ自体が自尊心を傷つけることなのだとも感じました。尿を吸収したおむつをつけたままで過ごす不快感も、想像以上にストレスを感じるものでした。仕事についていえば、コマと同じです。仕事をあれこれ任されるようになって、忙しく、くるくる回れるようになれば安定して立つことができる。でも、そうならないうちは、どうしても不安です。　　＊鷺草が咲きました。全然まとまりのない日記のついでに、昨日、うちの奥さんが、誕生日プレゼントにワーキング・チェアを買ってくれました。（いままでは金属の簡易椅子で机に向かっていました）それを組み立てながら、高校野球の決勝戦をテレビで見ておりました。９回表の２アウトからの、日本文理の猛追、感動的でした。梅村学園の大学を卒業した私は中京大中京を応援していたのですが、試合が終了したときは、優勝が決まったにも関わらず、「残念！」と思ってしまいました。６点差、９回、ツーアウト、ランナーなし。あの状況からでも、諦めない。状況を打開して、逆転勝利を目指す。結果として１点及ばずでしたが、最後の最後まで、絶対に諦めないことの大切さを教えてもらいました。

  2009.08.25

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• 少女アニメから顔を出す使徒パウロ

  幼・少女向けのテレビアニメ番組「ふたりはプリキュア」の21話を見て、不覚にも涙しました。失業期間中にすっかり「プリキュア」ヲタク化した、もずです。こんにちは。この夏の終盤には41歳。天才バカボンのパパと同じ年齢か。感慨ひとしおです。でづにーらんどから帰って以来、うちの奥さんの頭の中は未だでづにー１色ですが、５歳児マヒワのほうは、それはそれ、これはこれ、で、でづにーのホテルでも日曜日の８時３０分になると、迷わずテレビの前に座って、テレビ朝日系のプリキュア・シリーズを観てました。ちょっと解説しますと、「プリキュア・シリーズ」とは、要するに中学生の女の子が、「プリキュア」という伝説の戦士に変身して、悪と闘うという、シンプルにいえばそういう内容のアニメでして、ちなみに、いま放映しているのは６シリーズ目の「フレッシュ・プリキュア」という番組です。いえ、別にこんなの詳しく知らなくていいのですが、この「フレッシュ・プリキュア」には、もともと主人公が３人います。これが、新約聖書のパウロ書簡の一つ、いわゆる「第１コリント」と呼ばれる中に明示された、人間にとって大切な３つ「信仰、希望、愛」を、それぞれシンボライズした登場人物なわけです。なんでこんな設定にしてるんだろうと不思議に思っていましたが、娘と一緒にこの番組を観てますと、７月から、悪役が一人、悪の組織を裏切って、主人公の仲間に加わるという変化がありました。その悪役は、一度、罪と共に死にます。そして悔い改めて、新しい命を、今度は人類愛のために生きるという設定で、しかも変身シーンでは、いちいち「水から上がる」という念の入れよう。毎回洗礼を受けて悪と闘うわけです。まったくパウロの教義そのまんま＾＾；正義の味方に生まれ変わったその登場人物の名は、「パッション」パッションフルーツからとった、という表向きの設定ですが、あきらかにこれ、キリストの受難を意味する「パッション」からとっているわけで、うちの娘くらいの年齢の子供をターゲットにしたアニメの背景に、パウロ書簡を下敷きにしている意図はよくわかりません。でも、よく考えてるなあと、ついつい感心して観てしまいます。あ、別にこのアニメ、福音メッセージを発信しているわけではありませんし、観たって信仰の糧にはなりません。当たり前ですが。こういう番組を娘と一緒に観ていられるのも、あとわずか。新しく勤務する予定の職場は、日曜日も出勤のはず。その代わり、従業員のために週に一度、平日の午後に短い礼拝の時間が用意されています。キリスト教の施設。ものすごーく迷いましたが、ここにしようと決心して、空を見上げたとき、空にぎょっとするほど、夥しいイワツバメの群れが乱舞していました。空いっぱいのイワツバメの乱舞なんて、生まれてはじめて見ました。ツバメは吉兆といいますが、家族のために、この選択が誤っていないことをちょっとばかり確信しました。この職場のこと、また決めるまでのいきさつなどについては、またいつか、近いうちに書きます。

  2009.08.04

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• おでかけ前の心境

  突然なのですが、明日から旅行に行きます。行き先は、あのアメリカ帝国主義の象徴ミッキーマウスでおなじみの、東京でづにーらんど。　　ふーるーさーとの町焼かれー　　身寄りーの骨埋めし焼け土にー　　いまはしろーい花ー咲ーくー♪わが祖父を海戦で殺し、故郷を焼夷弾で焼け野原にし、祖母のその後の人生をめちゃくちゃに狂わせた合衆国。日本人などウジ虫同然とばかりにヒロシマ、ナガサキに原爆を投下したやつら、そこにいた大勢の人々の、願いも希望も喜びも恋も、無差別に一瞬で焼いてしまったやつら、やつらのシンボルであるミッキーマウス。その巣窟、でづにーらんど。福山にいた頃、保育園の音楽発表会で、四歳児とは思えない努力と根性を発揮していい演技と演奏をしたマヒワに、約束してしまったんです。ご褒美に連れて行ってあげよーねーと。マヒワは大喜びで、すでにあっちこっちに触れ回ってるし、うちの奥さんは興奮と明日の準備で、もう頭がいっぱいになって家事やんないし。行ったことのない私にはよくわかりませんけど、でづにーらんどへ行くというのは、そのくらい嬉しいものなんですねー。　　ああー許すーまじ原爆をー　　三たーび許すまじ原爆をー　　われーらの町にー♪そんなわけで、今日は図書館へ行って、『平家物語』を借りてきました。夏休みですしね。アトラクションとかの待ち時間も長いでしょうから、読むものが欲しいなと思いまして。今日もとても暑い一日でした。こうした真夏の日に、Ｂ２９から投下される焼夷弾で、家を焼かれ、家族を焼かれて、人々は逃げ惑ったのですね。冷たい麦茶をいただき、でづにーらんどへ遊びに行くというだけなのですが、ふと当時の地獄絵巻に思いを馳せたもずでした。

  2009.07.23

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  有り難いことも有り難くないことも

  太陽が欠けていくにつれて、クマゼミが本当に啼くのをやめたのに、ちょっと驚いたもずです。こんにちは。芝刈り機でお庭の芝を死ぬほど汗をかきながら、次第に暗くなっていく空を見上げては、わくわくしていました。黒色のガラスコップの底を太陽に向けると、欠けていく様子がよくわかります。小学生の時にほんのちょっぴり欠けた日蝕を観察したことがありましたが、これほど釣り針みたいに細くなるまで欠ける日蝕を見るのははじめてのことです。　　太陽は再びあなたの昼を照らす光とならず　　月の輝きがあなたを照らすこともない。　　主があなたのとこしえの光となり　　あなたの神があなたの輝きとなられる。　　あなたの太陽は再び沈むことなく　　あなたの月は欠けることがない。　　主があなたの永遠の光となり　　あなたの嘆きの日々は終わる。　　　　　（イザヤ書６０章１９－２０）失業していて、エントリーしたところからすべて断られて、九州に来ていて、その朝はなぜか用事もなくて、ずっと豪雨だったのに、たまたま晴れていて、捨てるはずだった黒いガラスコップを、なぜかまだ持っていて、有り難いことも有り難くないことも、すべてが重なって、こんなに大きな日蝕を見ることが出来たことに、なんというか、こう、希望を与えられた感じです。イエズス会の英隆一朗神父がミサの説教の中で、福者ペトロ岐部と一八七殉教者の列聖について触れ、日本人の列聖は百年か二百年に一度あるかないかのことで、リーマン・ブラザーズの破綻から端を発したこの世界同時不況も百年に一度といわれる大不況。こういう時代を生きていることに、意味があるのではないか、と語っておられましたが、そういう時代の真っ只中で、異業種転職の一年目であれだけの仕事をし、表彰までされておきながらクビになり、みじめな失業者をやっている、およそ有り難くないこの事実にも、なんらかの神の思し召しがあるのかもしれない、･･･などと、都合よく考えたりしています。　　　　　＊ここ、いいかな、と思う求人がありまして、電話をかけようとすると、ケータイが不正動作しまして。滅多にないことですから、ちょっと不安になり、よくよく祈って聖書に意見を求めたところ、　　狼がやって来て、誰にも守ってもらえず、　　奪われたり追い散らされたりする。と出る。どう解釈していいかわからなかったので、もう一度祈って聖書に訊ねると、　　裏切られる。と出る。そのあと三回聖書に訊ねましたが、そのたびに同じようなメッセージばかりが出てきて、気持ち悪くなって、電話をかけるのをやめました。　　　　　＊下の写真は、日蝕を撮影する道具を何も持っていなかったため、双眼鏡をさかさにして、ルーペで日光を集める要領で、コンクリートの上に太陽の光を映して、ケータイで撮影したものです。 午前10時35分 午前10時50分 午前10時56分（日蝕最大時間）

  2009.07.22

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  誰にもいえない記念日

  こういうことって、ありませんか？何でもない日。たとえば今日６月２日。でも、中学生のもずにとって、この日は片思いの女の子の誕生日でした。その女の子は、いま思い返してみると、ちょっと風変わりなだけのつまらない娘で、今付き合ってくれといわれても遠慮すると思うのですが、でもその女の子がどうだったかということよりも、必死に思い詰めていた自分の心のほうに、傷だの何だのが残っていて、で、なんとなく６月２日は、特別な日のような気がする。たぶん、初恋の人と結婚して幸せになりました、なんて人のほうが珍しいはずで、それなりにみんな、人に言えない記念日とか、あるんだろうなと思います。（あ、そういえば今日は）（でも言えない）みたいなの。

  2009.06.02

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  あゝ困つたぞ就職難

  あめゆじゆとてちてけんじや。意味ありません。もずです。こんばんは。北九州に来てすぐ「どうしてもここで働きたい、入社させて！」と、手紙を書き送った会社から、本日不採用通知が届きました。　　　･･･ああ。うきうきと小説を書いていた午前中が恨めしい。いや、別にそれは楽しくてよかったんですけどね。５月のはじめに職業安定所に相談に行きまして、こういう次第で返事待ちでして、と説明したところ、「ほう、求人が出てないのに、ご自分で開拓されたのですか。まあそんなに熱望されているのなら、返事を待ってみましょうか」とアドバイスをいただき、今日まで待ってたんです。要らないならすぐに断ってくるかと思いきや、電話をかけると検討中だからもう少し待って、ということだったので、望みを持っておりました。というより、心のなかで、もうそこで働くものと一人決め込んでまして、信じて疑ってませんでした。･･･だって聖書にそう書いてあるしさ。「言い、少しも疑わず、言う通りになると信じるならば」って。ﾌﾞﾂｸｻおお、イエスさま、これだからあなたには友達が少ないのですよ！と、アビラの聖テレジアみたいな文句を言ってもはじまらず。 でも、おかげで小説一本仕上げましたし、大きな会社だったので、入ったら入ったで苦労したと思うし、すべて善かな。やっぱり。感謝します、イエスさま＼（＾o＾）／（いいのかさて問題はここから。ほかの同業者も詳細に調べてみましたが、どこも求人しておらず、業種替えもこの年齢からとなると、うーんというところ。餅は餅屋で職業安定所へ相談に行ったのですが、参考になるようなアドバイスはいただけず、さあ困った。とりあえず作戦として２つ思いつきました。よくよく検討して、どちらかを実行してみましょう。こちらへ来て、娘のマヒワが躯じゅうに発疹しまして、原因がわからない。しばらく皮膚科に通って薬を塗りましたが効果なく、というか、むしろひどくなるばかり。副作用の強い薬のため常用することをうちの奥さんが嫌がりはじめたもので、私が治しました＾＾；ま、一応整体師だし？足裏マッサージを採用。アトピーだから腎臓から膀胱の基本ラインは外せない、あと、冬にずっと咳をしていたことを思い出して、気管支の反射区も。４日つづけて施術したら、すっかりきれいになりました。もう、これ商売にしたろか（家族を餓死させる気か

  2009.05.27

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• 雨を待ってる夜想曲

  漸く降りはじめたかな、と思ったら、ぱらぱら、と来て、すぐ止んで。また降り始めたかな、と思ったら、すぐにまた止んで。降ってくれ。ピーマンのために降ってくれ。日照リノ時ハ涙ヲナガシっぱなしのもずです。こんばんは。まだ履歴書を送った会社からの連絡はありません。６月になったら、この庭でヤママユ科の幼虫をみつけようと思っています。ヤママユ科の幼虫をつかまえて、飼育ケースで育ててみたいと思っています。できたら、クスサンか、オオミズアオ。オオミズアオがいいな。オオミズアオ、きれいですよね。あれは霊界の虫だと思います。私的には、霊界の虫です。あれは。真珠色の翅は、この世の奇跡だと思います。その前翅に大胆に走った一本の紅が見事です。もう芸術の域です。つまりトーマス・マンです。虫のトーマス・マン。もしくは三島由紀夫です。あれです、もう。割腹です。割腹の美です。仮面の美徳がよろめいて告白して金閣寺で割腹です。もしくは鹿鳴館の宴のあと暁の寺で春の雪見て割腹です。サド侯爵夫人も割腹です。いっそみんなで割腹しちゃえばいいです。殺人事件とかね。増えてるじゃないですか。ここのところ。死体遺棄とか。そういうことをする前に割腹しちゃえばいいと思うんです。割腹したら所得税を減免するとかして。あるいは奨励金を出すとかして。経済効果抜群。犯罪激減。腹が立ったら割腹。嫁姑はそろって割腹。春闘で集団割腹。私は、もうね。やりますよ。葬儀屋さんやりますよ。葬儀屋さんやって儲けますよ。税金いっぱい払って、私の払った税金だけで、北九州市の福祉予算を成立させちゃいますよ。もう名誉市民に推薦されちゃいますよ。降りはじめました、雨。長くなってきた栗の葉っぱが雨に鳴ってるのが、聞こえます。けさウメエダシャクの幼虫と遊びながら、ウメエダシャクは、つまり梅の枝につく尺取り虫ですけどね、その尺取り虫と遊びながら、左利きだったらよかったな、と思いました。左利きで、英語堪能で、ついでに血液型Ｂ型で、ついでに女だったら、と思いました。ついでに魚のようにスマートで、ついでに髪がストレートのロングで、ついでに聡明で、ついでにギターとか上手に弾けて、たかが100枚程度の小説をこんなに苦労しなくても、スラスラ書けて、ついでに人員削減で解雇されたりしなくてよくて、そうなったら、私ならもう働きませんね。もう働かなくても許されると思いますね。左利きで聡明で英語堪能でＢ型でスマートでストレートのロングでギターが上手な女性は、朝早くからあくせく働かなくても、許されると思いますね。そうなったら、私だったら、遊んで暮らしますね。もう尺取り虫と一人遊んでますね。ウメエダシャクの幼虫とかと遊んで過ごしますね。ピーマン。茎のまわりに刈草を敷きました。たぶん土が渇ききっていたのでしょう。ひょろひょろになって、葉もまくれてました。人もピーマンも個性豊かで、でも切羽詰まればみんな凡庸。･･･あ、雨あがってる。天気予報では明日も晴れ。執筆。たっぷり時間があったのにたいして捗らず。なんだか不完全燃焼気味。

  2009.05.12

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• こういう気持ちのいい朝は

  五月晴れというやつか、気持ちのいい青空の朝。メーデーだというのに労働者ですらないもずです。おはようございます。朝っぱらから日記を書くなんて、ちょっと贅沢な気分。世界のみなさん、おっはよー。はよー。よー。ー（山びこ寝起き。ジャーナリスの田中亘先生から毎朝配信される、いつもの福音メールを読む。「男らしく」「女らしく」という表現があって、ああ、と思う。男らしくも、40才らしくも、お父さんらしくも、クリスチャンらしくもないもず。戦後哲学の最大の手柄は、こうした本質主義から個人の在り方を解放したことだ、とわけもなく思う。朝食。昨晩私の作った味噌汁が、義父の口に合わなかったようで、九州の人にやはり赤だしは無理か。こんなにおいしいのに、と思いつつ自作の味噌汁をおいしくいただく。私はむしろ反対に、こちらの甘ったるい味噌汁を気持ち悪く感じてしまう。カボチャなどが入っていたりすると、もういただけない、と思いつつ黙っていただく。食卓にテレビがつきっぱなし、の雰囲気にも慣れてきて、新型インフルエンザの国内での感染のうたがい、とかいう物々しい報道を視聴する。この報道ぶりが適切なのか大袈裟なのか、よくわからない。たぶん大袈裟なのだろう。まるでコレラ騒ぎだ。昨日深夜まで、ハローワークの求人票をチェックしてエントリーリストにメモしたものを、今朝あらためて眺めてみて、本当にこんなところにエントリーするつもりだったのか気は確かか正気かと、瞠目してしまう。今日からマヒワが保育所へ通いはじめ、昨日植えたピーマンの葉は元気に開き、私はハローワークへ雇用保険説明会に行く予定。バスで行こうかな。なにせ気持ちのいい朝なのだし。誰もいなかったら原稿を書くところだけれど、今朝は義父も義母もいるし。こういう気持ちのいい朝ほど、「勤めていない」事実が、ちとしんどい。

  2009.05.01

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• 「人」が欲しい時

  端午の節句が近くなり、鯉のぼりをあちらこちらで見かけるようになった。「屋根よーりー高い、鯉のーぼーりー♪」娘のマヒワとお散歩しながら、大きな声で一緒にお歌をうたった。「大きーいーまごいーはー」とマヒワが歌う。「お嬢ーさーんー♪」　　･･････。どんな真鯉だろうと、真剣に考え込んでしまったもずです。こんばんは。夜になって雨が降りはじめた。同じ働くならここ、と福山にいた頃から考えていた会社に履歴書を送付し、その帰りに娘を公園のブランコで遊ばせる。16日にこちらへ来て、もう一週間。ぼちぼち執筆もはじめ、少しずつだけれど市内の道も憶えはじめ、さていま足りないものはなんだろうと考えたとき、人、が欲しいと、まず浮かんだ。いまのところ職場を持たず、知り合いといえば妻の家族、妻の親類縁者、妻の母教会の人たち、という具合で、それはそれでたいへん有り難くて感謝しているのだけれど、一方で、自分だけの居場所というものは、ない。なけりゃなくていいんだけどね。無理して欲しいとも思わないのだけれど、友達を作って無駄なおしゃべりに浪費する時間があったら、もっとプロの作家の華麗な文体を味わいたいし、詩や小説の同人誌とかに入会して幼稚な文学観に付き合うよりも、読もうと思ってまだ読んでいない長編小説をじっくり読んでおきたいし、どれだけ時間があっても足りないほど、本を買いためてしまい、無職でいるうちにどんどん読み進めたいと思うし、･･･やっぱり、いらないか。必要な出会いはかならず与えられる。　・けさ妻のご両親が観ておられたテレビを、洗い物をしながら私も一緒に観ていたのだけれど、いつまでたっても結婚しない息子、娘のために、その親が「婚活」する、出会いのＮＰＯ法人というのがあるそうで、そうしたパーティーで、お年を召したお母さん同士が声をかけあい、写真や釣書を交換している様子が画面に映されていて、ちょっと複雑な気持ちになった。結婚という形にこだわる親御さんの事情にもいろいろあるだろう。個別の事情も知らないで私ごときに何も言う資格はないけれど、どうしてだろう、変な違和感を感じてしまった。あんなもの、「お見合い」の前準備に過ぎないわけで、最後は当人同士の主体的判断で決定されるのだし。なにもおかしくはない。むしろ微笑んで観ていい光景のはずだ。でもやっぱり、どこか奇妙に思えたのは、たぶん私の意識が微妙にズレているせいだろう。よその息子、娘を「やさしそう」「おきれい」と褒め合い、釣書を交換し、複数エントリーして、まずは書類選考。そうして、お母さんたちは真剣に検討する。自分の娘がフェラする相手、自分の息子が舐める女の股を･･･。　　　･･･すみません、頭がおかしくなってきた。　・人には、自然と自分のレベルに合った人が集まってくるという。新たな地での、人との出会いのために、自分のフレームをできるだけ高く持っておきたい。血眼になって出会いをさがし求めたり、出会いを期待して、なにかに入会したりするんじゃなくて、かといって、友だちがほしいという気持ちを封じ込めるのでもなくて、ゆったり待とう。旅先の田舎道で、いつ来るかわからないバスをのんびり待つみたいに。

  2009.04.24

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• 「Ａランチ」の災い

  区役所へ行くには突き当たりの国道を右折するんだったな、と、うる憶えの記憶を頼りに右車線を走っていたところ、そのまま都市高速のインターに這入ってしまって、無駄な高速料金を支払う羽目になった方向オンチのもずです。こんばんは。１７日より、正式に北九州市民となった。えっへん。区役所の転入、育児手当をはじめ、免許証の書き換え、銀行の口座開設など、午前中にばたばたと手続きを済ませて、さてお昼。どこかにうまそうな飯屋はないかと見まわし、土地のアーケード商店街をみつけて、そうそう、こういう処に隠れた旨い料理店があるもの。商店街をぷらぷら歩いてみたら、土地柄をよく表した屋号の中華料理店を発見、「家族連れで中華をどうぞ」という看板も、味があっていい。さっそく暖簾をくぐる。　　･･･しまった。一歩店に這入ったとたん、後悔したもず。「いらっしゃい」と声をかけたおばあさんの表情が、まず好感の持ち難い容貌なのである。先客も３名ほどおられたが、みんな、這入ってきた私を振り返り、「だれだ、こいつ？」という表情。躯がこわばったが、もう遅い。あきらめてスツールに腰をおろす。店の雰囲気もいただけない。どこがどうと指摘するのは難しいが、空気が止まっている、とでもいうべきか、淀んでいるというべきか、一時たりとも、ここにはいられない、と直感が教えてくれる。「Ａランチを」と、注文。オーダーを聞いて、立ち上がった厨房のおじいさんの表情も、いかにもやる気がなさそうで。目の前におかれたお冷のガラスコップには、白い亀裂が走っている。漬け物の入った、汚れたプラスチックの容器を、無愛想に私の前に置いたおばあさん、私が這入って来たことで中断していたらしい世間話を、先客たちと再開する。友達以外、あまり来ない店なのか。「ご家族連れで～」と言われても、この雰囲気では仕方がない。いや、それ以上に躯が拒否反応を起こしている。注文したＡランチは、ラーメン、餃子、炒飯のセットなのだが、出てくる前から、すでにイヤな予感が。。。腹をくくって割り箸をとる。主人がラーメンだと主張するラーメンをすすり、主人が餃子だと主張する餃子を食べ、主人が炒飯だと主張する炒飯を頬張り、３品とも、もう二度と来るもんかと決意させる味であった。（でも残さず全部食べました）そそくさと勘定を済ませて店を出た。口直しにマックのハンバーガーでいいから食べたい気分であったが、そんな理由で食べられるハンバーガーに失礼な気もするし、書店や雑貨などの店も見て歩きたかったので、文字通りの「後味の悪さ」をそのままに、午後を過ごした。帰り道、やたらと「斎場」の看板ばかりが目について、不吉な気持ちになったのも、きっとみんな、あのＡランチの所為である。

  2009.04.18

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• オール電化への憂鬱

  ２歳くらいまでは夢といえば食べ物の夢の多かったマヒワ（娘の仮名）だが、４歳にもなると、それなりに「怖い夢」も見るようになったらしい。大抵は追いかけられる夢で、聞けばそれぞれにバリエーションもあるらしいが、どの夢にも共通していることが一つ、追いかけてくるのは、　　　「忍者」らしい。　･･･。なんで忍者なんだろう？早くも娘のことがわからなくなりつつある悩める父、もずです。こんばんは。引っ越しの荷造りをしながら、本を読みながら、調べ物をしながら、ＮＩＫＫＥＩラジオを聴いていたところ（どんな引っ越し準備だ）、番組コメンテイターのアナリストが、こんなことを語っていた。総会に出席したある大きな中華料理店。そこは黒字決算で終えたのであるが、その大きな要因は、光熱費の節減にあったという。具体的にいえば、これまで光熱費が経費の１２％くらい占めていたところを、オール電化に切り替えて、８％程度にまで縮小することに成功したのだという。オール電化といえば一般住宅のイメージが強いが、これまで燃料を大量消費していた産業が経費圧縮にオール電化という選択をしていく流れも想像してみると面白いのではないか。たとえばオール電化商品最大手の松下電工株は･･･、といった話。オール電化にすると、光熱費が安くなる、という話は、近所でもよく耳にする。実際にうちのお隣さんはオール電化住宅で、電力会社の太いケーブルが上空にピーンと一本伸びている。「設備に最初カネはかかるけぇどな、へーでも計算してみりゃ、やっぱり安うなっとるワ」　※注「へーでも」（備後弁）然り乍ら、それでも、の意。なるほど、光熱費は安くなるのかもしれない。しかし、他の家はともかく、うちがオール電化にすることに、私は断固反対なのである。昨日の午後、Yahoo!のトップページに、ＮＡＳＡの配信した黒点のない太陽の画像が掲載されていたのを見て、「おや？」と思った人もいたにちがいない。2007年の太陽活動極小期から、活動極大期に向けて、もうそろそろ黒点の数が増えてもいい頃である。それが、未だに黒点の数ゼロ。つまり活動極小期が、まだ継続しているのである。ＮＡＳＡは100年ぶりの極小期だと判断しているそうだ。これを受けて、一部には、「小氷河期がくるのでは？」「地球温暖化どころか、寒冷化の時代がくる」「飢饉がくる」「ペストが蔓延する」と騒ぐやからもいるだろうが、今のところ、ほとんどの専門家たちは静観しているようだ。「まあ１年や２年長引いたくらいで」といったところだろう。ところで、我が家のオール電化に断固反対の理由であるが。いまの極小期のあと、「次にくる極大期は、でっかいものになるど！」というのは、専門家たちのあいだで意見の一致するところらしく、（いささか学術的表現に欠けるが）うまくすれば、日本でオーロラの観測ができるかもしれない。･･･いや、そんな話でなくて、太陽活動が超活発になることで、磁気嵐の影響などが早くも懸念されている。たとえば携帯電話だとか、気象、軍事用途の衛星からの通信だとか、そういうものに混乱をきたすのではないか、とか、そういう話である。私が懸念するのは、それだけではない。太陽活動が活発になることで、自然界は大いに豊かになり、たとえばシロギスやカレイ、サヨリなども大漁になることだろう。そこへもってきて、猛暑である。極小期には、クールビズとか言って済ましていられた役所なども、耐えきれなくなってエアコンを作動するようになる。景気回復が遅れ、失業者も家の中でエアコンを作動させる。引きこもりの皆さんも、一人一台ずつ、部屋のなかでエアコンを作動させる。電力消費量が、かつてないくらいに上昇する。さて、こうした状況で、もしオール電化していた場合、何が起こるのか。　　電力会社のパンク　　　　　↓　　電力供給の停止　　　　↓　　魚が焼けない。おそろしい･･･。というわけで、なんでも電力に依存する在り方に、私は警鐘を鳴らすものである。いや、他の家はいいんですよ。あくまで我が家の話です。

  2009.04.09

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• 迎撃

  ４日になりました。ミサイルは飛んでくるか。発射からわずか１０分の間に、はたして迎撃は可能か。この国のＭＤシステムは本当に有効なものなのか。とても興味を持って見ています。かりに迎撃に失敗したら、護憲と武力放棄を訴えてきた私の声は、あっさりかき消されるだろうと思います。だからというわけでなく、というより、実はただ単純に前からＳＭ３に関心があっただけなのですが、大気圏外で命中させたら、本当にすげえなあ、と思います。人工衛星だろうとミサイルだろうと、技術的には同じことで、ぶち落としちゃれえ！！　　･･･おれ、護憲派でした。でも本当に、迎撃できたら、たぶん感動すると思います。どういう仕組みでそれが可能になるのか、何度説明を読んでもわからないんだけど。でも、そういうことが可能なんだという事実が証明されるだけで、たぶん、めちゃくちゃ感動するだろうと思います。なんで感動するんだろう？いかなる兵器の所持にも反対、という私自身の主張と矛盾するのに。感動するのはたぶん、私のなかの、子供の部分なんだろうと思います。科学技術とか、ロケットとか、そういうのが大好きな男の子の部分。で、すぐに冷静にもどる。「しまった、改憲派の思うつぼだ！」興味があるのは、今回の迎撃だけ。そう自戒しながら、ニュースを聴きます。

  2009.04.03

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• 信じてくださ～い！！

  迷信、と笑われるかもしれませんが、 使いもしない銀行の口座がたくさんあるというのも、 金運を下げている原因に思えてならないもずです。こんばんは。 お引っ越しはこれまで 何度かやってきたわけだけれど、 車だのパソコンだのと所有するようになると、 やたらと面倒なことになってくる。 いまはYahoo！をプロバイダにネットをやっているのだが、 あれこれ調査した結果、引っ越し先の電話局舎だと、このサービスが適用できないことが判明、 解約手続きをして、当該局舎でのサービスを提供している回線業者をさがし、 規約を読んで、契約の手続きをして、 と、こんなことで、半日がすぐに過ぎてしまう。 それから、もひとつ面倒なのが、クレジット機能付きのカード。 現金を持ち歩くことの嫌いなもずとしては、 ガソリンを入れるにも宿泊するにも、とても重宝するのだけれど、 一枚あれば十分なのであって、 何枚もあると、紛失の心配だの年会費のことだのと不安が増すし、 今回のような住所変更があるといちいち何ヵ所にも連絡しなくちゃいけないし、 何より、あれはお金の出口であって、 入口が少ないのに、出口ばかりがいくつもあるというのは、 非常によろしくない。 ところが、性質の悪いことに、 DVDのレンタル屋さんの会員になるにも、 マヒワ（娘の仮名）に習い事をさせるにも、 最近では郵便局でも、このクレジット機能付きカードを押しつけられる。 知らないうちに、ずいぶん増えてしまったカードたち。 引っ越しを機会に、 これらを整理することに決めた。 カード会社に片っ端から電話して、解約をしていった。 ところが１件、 解約できなかった先があった。 ～～～～再現～～～～ 時：本日午後 場所：自宅二階 もず、受話器を持って、カード会社の女性に解約を申し込み、カード番号を読み上げる。 女性：「お電話をいただいているのは、カードのご契約者さまご本人さまでいらっしゃいますでしょうか？」 もず：（明るく）「はい、そうです」 女性：「恐れ入りますが、カードのご契約者さまのお名前をちょうだいできますでしょうか」 もず、答える。当然であるが、男名前。 女性：「失礼ですが、男性のお名前です。ご本人さまは、お近くにおられますか？」 もず、一瞬意味がわからなくて、首をかしげる。 もず：「あの、私が本人です」 女性：「失礼ですが、お声を聞く限り、女性のかたですよね。カードのご契約者は男性のようですけど」 もず：「そうです。私、男ですよ」（こんなセリフ、言いたくない） 女性：「このお電話で解約が難しいようでしたら、解約申込書をご自宅のほうへ郵送させていただきましょうか？」 もず：「はあ、それでも構いませんが、でも私、男ですよ」 女性：「失礼ですが、わたくしの耳には女性の声としか聞こえませんので、直接ご本人さまと確認できない場合、郵送で･･･」 もず：（腹を立てて）「わかりました。じゃ、郵送でお願いします」 くそー。 たしかに私は女声なのである。 それどころか容姿でさえ、 さすがに４０歳の今ではあり得ないが、 １９歳まで、フツーに女性と間違えられていた。 ナンパ野郎が赤いスポーツカーで誘ってきたり、 野宿してたら変態野郎にちょっかいかけられたり、 という経験もある。 八百屋でアルバイトをしていると、 買い物に来たおばさんが、 私の顔をまじまじとのぞきこんで、 「あんた、女の子よねえ？」 とまじめに確認してきたこともある。 夜道を一人で歩いていた少女が、 突然駆け寄ってきて、 「よかったあ、女の子がもう一人いて。あのね、さっき変な男が声をかけてきてさあ」 と、ぺらぺら話しだし、おれも男だよ、と答えるとびっくりされた、という思い出もある。 いや、しかーし、である。 女声といったって、そんなに極端に声が高いわけでなし、 いかつい声ばかりが男の声だと思いこんでいるこの女性の、 交際遍歴というのは、いったいどんなものなんだろう？ 小柄で声が高く、 顔かたちも中性的なかわいい男の子、は、 この女性の人生に、一人も登場しなかったのか。 それとも、ゴリラやクマみたいな男しか男と認めない、 特別な男性嗜好がそうさせているのか。 その狭量さが、この女性の男性遍歴を貧しいものにしているとすれば、 そこに反省の余地を神は一度もお与えにならなかったのか。 まあ、いいけど。 許してあげるよ。 でももう、あんたのところでは二度と契約しないよ、 出光クレジット株式会社さん。

  2009.03.31

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• 私の見た蛇の夢

  （前回のつづき）私の見た変な夢というのは、次の通り。（場面１　森のなか）蛇の多い森と知っていて、夜の森をこわごわ歩いている。手には１ｍほどの棒を握っている。と、木の枝に蛇が。「うわっ」おどろいて、ふと見ると、手にした棒に、その蛇がすでにからみついている。あわてて棒を投げ出す、もず。（場面２　家の中。二階の部屋）どうやらその蛇を持ち帰ってしまったらしい。部屋のなかで、半べそをかきながら、というか、いちいち悲鳴をあげながら、なんとか蛇を追い出そうと、悪戦苦闘している、もず。やはり手には１ｍくらいの棒が握られている。私の悲鳴を聞きつけたのか、「いいよ～、あたしがやっとくよ～」と、うちの奥さんが、のんきな声で、階下から娘をつれて階段をのぼってくる。「ばっきゃろー、なに勘違いしてるんだ。近寄るな、来るな！」喚き散らすもず。ようやく小さな灰色の蛇と、これと一緒にいた奇妙な爬虫類を追い出すことに成功。ところがいちばんでかいやつ、私の腕ほどの太さのある蛇は、容易に逃げない。口をあけて威嚇はしても、別に襲ってくるわけでも、追いかけてくるわけでも、ない。ニュルニュルと動いて、窓のそばの、家具の裏に入り込む。そのとき、ようやく気づく。その大蛇は目のさめるような、まぶしいウグイス色をしていて、ところどころオレンジ色の、菱形の斑点がある。窓を開けて追い出そうと躍起になるが、弾みに、蛇の腹に触ってしまう。ムニュ、とした感覚。蛇は動かない。「あああ、触っちまった～～！！！」･･･夢はここまでである。この夢のなかの家には、私の両親もいたようだが、うまく思い出せない。一日、この夢が気になっていた。「創世記」のヨセフのように夢解きをする知人がいるわけでなく、仕方がないので、ネットで検索して、夢占いを調べてみた。良いことが書いてある記事もあるし、悪いことが書いてある記事もある。蛇の夢は性愛に関するものだ、と断言的に書いてあるものもある。だがその中でも、マトモそうなのを選んで解釈してみると、１．木の枝に蛇が･･･　成長・発展の過程。２．あわてて蛇のからみついた棒を放り投げた。　苦境を脱する。３．部屋のなかに大きな蛇が･･･　大きな蛇（大蛇）や印象が強く残る蛇の夢には、　行動力・活力の増加、時には性的な意味合いが　込められている場合がある。４．目のさめるような黄緑色で･･･　緑色の蛇は、愛や創造性を通じて望ましい変化がある。もしくは病気の治癒。ほんまかいな、と思うけれど、とくに最後の「緑色の蛇」の解釈には、ちょっとうれしくなった。というのも、そもそもカチャから言われた、毎日の宿題、週１の宿題というのは、実は創造性の回復のためのワークだったのだ。「望ましい変化」いいよ、いいよ、実に縁起のいい夢じゃん！ほかにも、蛇の夢は人生の分岐点だという記事もあり、それを加えてもうれしい夢！もっとも蛇を振りほどくことについては、別に「幸運を逃す。次第に窮迫する」という、いまの私にとって現実的な解釈もあり、緑色の蛇も、事故や突発的なトラブルの注意、大きな蛇は夢主の健康状態への警告、と書いてある記事もあって、なんともいえないけど。まあ、自分の気に入った解釈を採用することにしましょう。ところでそうなると、気になるのは、５．ようやく小さな灰色の蛇と、これと一緒にいた奇妙な爬虫類を追い出すことに成功。　これについては、次のような記事があった。「蛇の夢は金運が上昇する代表的な夢と言われています。ただしその金運上昇を握る蛇が逃げていく夢は、逆に金銭の損失を暗示している可能性があるので、注意しなくてはなりません」くそーっ、追い出すんじゃなかった（ＴoＴ）

  2009.03.03

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• 僕は少し変わったでしょう

  この１月から、自己管理を目的として快福屋の大山真善美さん（カチャ）に、月に一度ずつ、カウンセリングをお願いしている。なんといっても強烈だったのが、第１回目。直視したくない自分の弱さを認め、受け入れるというセッションで、結構キツかったが、それが終わって、カチャが、「自分の弱さを受け入れられたのだから、もずさん、これから劇的な変化があると思いますよ」と、ありそうもないことを言うものだから、（劇的な変化だなんて）大袈裟な。･･･などと、そのときはのんきに考えていた、もず。ところが、わずかその３時間後、会社から解雇を告知された。（前回の日記、「一人で闘ってはならない」参照）　　劇的すぎる･･･。さっそくカチャに報告すると、明るい声で、「おめでとう。ご自分の弱さを受け入れられたので、次のステージに移ったんですよ。神さまですよ、神さま」と、返ってくる。おめでとうと言われても、ちょっと喜べなかったりして（＾＾；その日から、カチャに言われた通り、毎日行う宿題と、週に１度行う宿題とをサボることなくやって、だんだんと、だけど、変化が現れてきた。ちょっとしたことなんですけどね。いままでだったら気づいても無視していたことに注意を向けられるようになったり、ガキの頃、親が聴いていた歌謡曲のメロディーを思い出したり、自分を楽しませるために、朝の時間を使えるようになったり、ずっと昔に読んだコミックやら小説やらの一場面を鮮明に思い出したり、当分読んでなかった夏目漱石がやたらと読みたくなって「倫敦塔」を読んだり、別に好きでもなんでもない、ガキの頃ラジオで聴いた歌謡曲が、一日中オートリバースで頭のなかを流れたり。要は、家族と仕事のことばかりだった頭のなかが、独身時代の頃のようにニュートラルになってきたらしい。言い換えれば、空になっていたオモチャ箱が、ふたたびガラクタで溢れてきたというか。そうした変化のなかでも、自分でもっとも驚いたのが、ここ最近、明け方に見た夢を、起きたあとも覚えているということ。四月くらいから、起きたとたんに、夢を見たはずなのに思い出せない、という状態になって、そのうち夢なんか全然見ないか、本当は見ているんだろーけど、そんな気がまったくしなくなってしまい、それがふつうになっていたのが、夢を見て、それを記憶している、という状態に変わってきた。ちょっと（かなり）感激。エネルギーのパターンが変わってきた証拠である。もっとも私の見る夢なので、ろくでもないものばかりなんだけど。本船荷役の夢だったり、ある女の子とイケナイことする夢だったり、本当にろくでもない･･･。ところが今朝、私はこれまでになく変な夢を見たのだった。（つづく）

  2009.03.03

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• 一人で闘ってはならない

  深夜の２時３０分。みなさんお休みのことでしょう。もずです、こんばんは。えー。解雇されました。というか、まだ先のことなんですけどね。解雇です。蚕じゃなくて、懐古でも回顧でもなくて。要は生徒が集まりませんで、校舎を閉めることになりまして。校舎の長の私は解雇です。蚕じゃなくて（←しつこいいまの職場に入ったのが昨年の３月、４月から現在の校舎を一つ任されまして、右も左もわからないまま、馬鹿みたいに働きました。一日も休むことなく、それなりに、実績も出して、仕事が出来るってところを、見せつけたつもりだったのですが。「おれをクビにしろ！」（Ｆ・ベグベデ著「９９Ｆ」）通告を受けた日の午後、やってられるかと不貞腐れていると、たまたまその日一緒にいた、別の校舎の同僚の女の子が、「もずさん、生年月日は？」と訊いてくる。答えると、その女の子、パチパチとパソコンになにやら入力しはじめ、「水星人プラスね。･･･ほら、やっぱり！　大殺界の三年目！！」なにを言い出すのかと思ったら、細木数子かよ。占いなどあまり信じないもずですが、腹が立つことに、今回以外でも、私の過去のめちゃくちゃ辛かった時期というのは、見せてもらうと、もうぴったり大殺界と重なっているんですね。当たってやがる。くそー！もっともこの大殺界。３年間つづくんだそうで、それが１２年ごとにめぐってくる。つまり細木数子さんの言い分をそのまま聞けば、人生の４分の１は大殺界ということになり、もう大殺界だらけなんですね。しかも１年の各月ごとにまた陰影だの停止だの減退だのがあって、たぶん全部ひっくるめて計算したら、人生の60～70%くらいは凶運ということになってしまうんでしょうか。めちゃくちゃな気がします。ちなみに大殺界のときは、転職など新しく事を始めると不幸になり、それが子孫の代まで影響するんだそうですが、んなこと言ったって、解雇されたら転職するしかねえだろ！　　･･･コホン。まあ、どっちでもいいんですけどね。仮に大殺界が本当であろーとも、今回のことで、それとの闘い方も見抜きました。絶対に一人で闘わないこと。大殺界であろうと、何であろうと、同じですよ。イエズス会の英（はなふさ）隆一朗神父が、ＦＥＢＣラジオを通して、「一人でやるな」と、繰り返し語っていたのを思い出します。一人で闘うからこういう事態になってしまう。今回の大殺界に相当する時期にしても、たしかに辛いことが多いけれど、じゃあ楽しいことがなかったかといえば、とんでもなくて、滅多に経験できないような楽しいことも豊かにありました。そういうとき、一人で闘ってないんです。快福屋で修行していて、信じられないような人物や出来事に毎日遭遇していたのもそうだし、妻と娘と三人で毎日一緒に過ごしてとても幸福だった日々や、三人で最高に楽しい旅行をしたのも、大殺界に入って以降のこと。昔からの癖で、自分の力だけで何とかしようと、つい考えてしまいがちなのですが、これが間違いだったのだと、今になって思います。友達と一緒にやれば、仲間を増やしてやれば、一人の力では動かない岩だって、きっと動かせる。今後の教訓となりました。とりあえずは、大殺界中の二度目の転職。ああ･･･。

  2009.02.03

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  宮島　その３

  上の画像は、干潮時の大鳥居。海底にしっかり立っている様子がうかがえます。宮島といえばこの鳥居、というくらい、有名な大鳥居。広島のガイドブックなどでも、海に立つ鳥居の様子はあまりに有名ですが、干潮時の土台の見える光景をご覧になったことのある方は少ないでしょう。この大鳥居、高さは16メートルあるといいます。いまの鳥居は平安時代から数えて第八代目。明治八年に完成したものなのだそうです。西暦になおすと1876年ですよね。主柱は宮崎県と香川県の楠（くすのき）が使用されています。宮島は、広島県廿日市（はつかいち）市に属します。人口は約二千人。宮島といえば、野生の鹿もよく知られていますね。正確には不明ですが、200頭から300頭ほどが生息していると考えられています。実際、民家のほとりや空き地、駐車場などに、鹿が当たり前みたいな顔して歩いていて、道路は鹿優先で、紙ごみを持って歩いていると、つかつかと寄ってきて、紙を食いちぎり、娘が団子を食べたあと口のまわりをぬぐったティッシュを、もぐもぐと食べてしまい、車のフロントガラスに降った落ち葉を払っていると、子鹿がそばに来て、不思議そうに眺め、要するに、フツーに島の民の生活のなかに鹿がいて、それがとても面白く思えました。鹿って、脚が細いですね。妻と娘は、カメラ片手に「鹿さん、鹿さん」と追いかけまわしていました。迷惑かけたね、鹿さん。「あばよ」

  2008.11.16

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  宮島　その２

  そこかしこにあった、焼き牡蠣（かき）の店。注文すると、金網の上で焼いている熱々を、すぐに皿に盛ってくれます。私は注文しませんでしたが、前を通りかかっただけでも、いいにおいをさせていました。牡蠣の本場としても名高い広島。宮島の海には、いたるところに牡蠣の養殖場の筏が浮かんでいます。ただ、いくら養殖でも、この時期にあんな大粒の牡蠣がとれるかなあ？ほかにも宮島といえばアナゴが有名で、あなごうどん、あなご丼の店なども、よく見かけます。もみじ饅頭の発祥地も、そう、ここ宮島です。えびす様？　店先に並んでご機嫌そうでした。もみじ谷の紅葉はちょうど見頃でした。たくさんの観光客の方が来られていて、もみじや銀杏、かえでや鹿に、レンズを向けていました。私も一緒になって、携帯電話のカメラで、パチリ。

  2008.11.16

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  宮島　その１

  宮島へ行ってきました。厳島（いつくしま）神社です。社殿の創建はなんと西暦593年（推古元年）というから驚きです。小野妹子が遣隋使に行く前に、もう厳島神社はあったのですね。海の上に浮かぶような今の姿は、1168年に平清盛によって造営されました。キリスト教徒のもず。参拝は遠慮させていただきましたが、茅葺き屋根に柱の鮮やかな朱色、土壁の白の三色を基調とした雅（みやび）な建造物が海面に映る様は、とても見事なものでした。

  2008.11.16

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• 今日はオフ

  おはようございます。久々にオフのもずです。オフですので、こんな時間に朝ごはんを食べながら、大好きな、姫神 with YAS-KAZの「まほろば」という音楽を聴きながら（誰も知らんだろな）ゆったりとした朝を過ごしております。昨日、仕事に行く前に、今度書く長編の筋を考えていて、なんだか幸せになってしまって、いてもたってもいられないくらい幸せになって、あわてて別のことに意識を向けて、幸せ感を払い除けました。なんだったんでしょう？不思議な感覚でした。不思議といえば、ばたばたと忙しくしている間に、フクダが辞めたんですね。べつに不思議じゃないか。マモトな人だったのに、新聞ではいろいろ書かれていましたね。一応新聞読みました。忙しかったけど。地味だけど、靖国参拝しなかったし、いいオヤジだと思ってたのに。で、すったもんだの後に、アソータローが自民総裁になったんですね。あの組閣、見ました。忙しかったけど。宮沢洋一、またも表舞台に顔を出しませんでした。なにをたくらんでいるのやら。表面に顔が出ていたのは、桝添とか、よくわかんないですけど、小渕の娘とか。で、始まったと思ったら、ナカヤマナリアキが５日目で辞任したんですね。一応これも新聞で読みました。そして笑いました。忙しかったけど。本人の意見なのか、それとも彼のバックにいる連中の意見なのか、でも同じことですよね。あれじゃ日教組の集会場所に、黒バスで妨害に来る人たちの言い草と、なんら変わるところがないもん。ばたばたと忙しくしている間に、円がかなり上がったんですね。ばたばたと忙しくしている間に、日経平均も上がってましたね。広島市民球場は51年の歴史に幕を閉じ、ポール・ニューマンは死んでしまい、公園で絞め殺された少年の、加害者が育児に一所懸命なお母さんだったりして、報道されたいろんな出来事が、駆け足で耳元をかすめていったな、という感じです。でも今日はオフ。雨の降る瀬戸内の町の片隅で、一日平和に過ごしたいと思っています。

  2008.09.30

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