カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
珍さん「人形に呼ばれる」という話を書いたことが有るアルが、「本にも読まれる」、ア、ア、ア、アイヤー、「本にも呼ばれる」のこと。 現在、東芝の真空管ラジオをレストア中アル。 わざわざ秋葉原まで、コンデンサーや抵抗などの経年劣化が激しい部品を買いに行っのに、部品を買い忘れたり、買い間違えたり、部品屋が買った品物を袋に入れ忘れたり、新たにコイルが断線しているのが発覚して、内田ラヂオに新品を買いに行ったり、もう、5回も通っているのこと。 物忘れがひどくて・・・ お帰りなさい、ダンナ様 東芝のラジオは、メーカー製のラジオとはとても思えないヘタクソな配線、汚らしい配線、雑な部品取り付けで、まるで、現代の中国産ラジオそっくりのこと。日本も50年前は中国人のようなことをやっていたアルな。 チューコクチン、パカにするな! 余りにグチャグチャな部品取り付けで、抵抗やコンデンサーを片足ずつ取り外しながら新しい部品に交換していたアルが、次第に頭が混乱し始め、交換が終わる頃になると、「あれ?この部品の片側は何処に配線するんだっけ?」という部分が続出してしまったアル。 考えれてみれば、最初から部品配置図を書き起こしておけば良かったのこと。今回の反省点にすると共に、次回の参考にするのこと。 ところで、秋葉原の内田ラヂオに上がる階段の手前に電子回路に関する本の専門店が在るアルが、そこの前を通ろうとしたら、突如、本が珍さんを呼んだアル。 その本屋は、多分、昔はダンナが経営していたアルが、亡くなってしまい、電気に関しては何の興味も知識も無い奥さんが引き継いでやっていると思われる、まったく楽しくないし、心ときめかない店アル。 珍さん、一度だけ立ち寄ったアルが、万引きを警戒しているのか、珍さんが1册手に取ると、じっと見ており、とてもじゃないが気の弱い珍さんとしては「内容を確認して面白かったら買う」事が出来なかったのこと。それからは二度と立ち寄らない店アル。 万引き防止は俺に任せろ ラジオデパートの2回にも同じような本屋が有るアルが、その店もオバチャンが一人で経営しており、そこでも本を持ち上げるとオバチャンのキツイ視線を浴びて、本を買う気が起きないのこと。 最近は、珍さんのような禿げ頭や白髪頭のオッサン、ジーサンが大勢立ち読みしているアルが、買っているのは見たことが無いのこと。だから、立ち読み防止の為に睨んでいるアルな。 一軒目の本屋の前で本に呼ばれた珍さん、何事かと呼ばれた方角を見ると、ア、ア、ア、アイヤー、「真空管式スーパーラジオ」という文字が目に飛び込んできたアル。 その瞬間、珍さんの頭の中で「まさか内尾さんの本では?」という文字が浮かんだアル。 そして近寄って見ると、ア、ア、ア、アイヤー、「内尾 悟著」の文字が!!! 本を買って奥付を見たら、2008年11月28日 発 行と書いて有ったアル。昨日は11月23日のこと。ア、ア、ア、アイヤー、発売前に買ったアルか?これは夢か幻か?夢なら覚めないで欲しいのこと。 発光・・・ア、ア、ア、アイヤー、それは珍さんのヒタイ、発酵・・・肥料作ってんじゃねえぞ!、薄幸・・・思えば珍さんのサラリーマン生活は悲惨だった、発行前の本が手に入るなんて!!! 冷静に考えてみれば、出版社が本を新しく見せる為に、1ヶ月先の号数を付けるのは当たり前だったアルな。 それにしても、この本はレストア・オヤジ達のバイブルになること間違いなしアル。本の前書きにも書いて有るアルし、内田ラヂオの若い店員に訊いても、最近、レストア・オヤジが増えているらしいアル。 レストアで苦心惨憺、試行錯誤、四面楚歌、五臓六腑、七転八倒、七転び八起き、九死一生状態の珍さんにとって地獄で仏に遭ったような気がしたのこと。 良かった、良かった! この本さえ有れば、レストア御殿も夢じゃ無い!・・・なんで、何をやっても御殿を建てようとするんだ!地道にやれ!お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月25日 08時26分31秒
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