カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
着想から1年、色々な古い真空管ラジオを15台ほどヤフー・オークションで落札し、どれを最初にレストアするかを考えていたアル。 約2ヶ月前に、記念すべきレストア第一号は、丸いダイヤルが気に入って、上の写真にある昭和30年製作のマツダ・東芝 65B-15に決定したのこと。 それから秋葉原に通うこと約10回。色々なトラブルに遭い、その度に秋葉原に部品を買いに行ったり、分からない事について書いてある本を探したり。 途中経過はこれまでのブログに逐一掲載してきたアルから、興味が有る方はバック・ナンバーを読むヨロシ。 殆ど配線を完了したシャーシー内部。最終的には青いコンデンサーをシズキの黄色いフィルム・コンデンサーに交換したのこと。 恐る恐る電源スイッチ・オン!一番、緊張するし、上手く行ったら一番感激する瞬間のこと。 スイッチを入れたところ、幸い、煙が出る事も無く、物が焦げる臭いもせず、パイロット・ランプは53年の歴史を越えて、綺麗に輝き、真空管は力強く赤い光を放ったのこと。 新品のマジック・アイは実に綺麗アル!珍さん、この色を見たくて、真空管ラジオに拘(こだわ)っているアル。 デザインが気に入っているダイヤル部分。周囲を暗くするとバック・ライトに照らされて綺麗アル。 中古で買ったテスト・オシレータで感度調整、受信範囲の調整、トラッキング調整を行ったアル。さすが文明の利器は便利だったアル。気持ちが良いくらいピシッと調整出来たアル。 本には音量で調整する方法も書いてあったアルが、音量のピークが明確ではないアルから、完璧には調整出来ないのこと。 バリコンに、本物のダイヤルから写し取った周波数メモリを書いた紙を貼って、周波数合わせ。完璧だったアル。 ↑ レストア前 ↓ レストア後 ケースは赤と黒で現代的なデザインに(なっているかなぁ?)塗り直したアル。赤と黒の部分をそれぞれ水性ニスで7回塗り直したアルから、結構綺麗になったのこと。 真空管のシールド・ケースとトランス上部も情熱的に仕上げてみました。 裏蓋も赤で軽く塗装。これで全て完成アル。今ここに、昭和30年に作られたボロボロのラジオが53年振りに、新しくなって再登場、感激の一瞬アル。 珍さん、この記念すべきレストア・ラジオを「還暦一号」と命名し、業者に頼んでプラスチック製の板を貼り付けたアル。(なんと4,600円 !も取られたアル。これが部品代としては一番高かった!) 誕生から半世紀以上を過ぎた真空管ラジオに、再度、活躍して貰いたいという意味アル。 そして、 今夜このラジオは還暦祝いのパーティーを開く長谷川氏にプレゼントされるのこと。長谷川君、還暦お目出度う!お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月06日 13時00分38秒
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