珍国際の書斎

　ア、ア、ア、アイヤー、珍さん、朝からゼネラルの６Ｓ－５を「還暦３号」に改造する為、最終チェックをしたのこと。

　回路図とじっくり比較し、怪しい電源トランスも、「多分、大丈夫。エーイ、ポンコツ・ラジオで死んだら本望だ！」とばかり、決死の覚悟で電気を入れることにしたアル。

　真空管を一切挿さずに、電源を入れて、恐る恐る、Ｂ電圧をチェック。テスターは２７０ボルトを示していたのこと。

　これで、余程の事が無い限り、死ぬことは無さそうだ！

　真空管を全て挿し、再びスイッチ・オン。マジックアイを除いて他の真空管はヒーターが赤く灯ったのこと。

　しかし、マジックアイは何時まで待っても消えたままのこと。仕方なく、新しいマジックアイにしたら、見事、綺麗な緑色に光ったアル。

　最終調整に入ったアルが、中間周波トランスの調整は出来たものの、トラッキング調整と受信周波数範囲の調整が上手く行かないアル。

　どうも同調コイル、発振コイル、パディング・コンデンサーの辺りが怪しいアル。それに問題が無かった筈のバリコンがガリコンに変化しているのこと。

　オリジナルと同じ配線にしたつもりアルが、何処か間違えたのか、どれかが断線しているのか・・・

　明日から、正気の時間に再チェック！今夜は取り敢えず、配線完成祝い　！・・・なんだかんだ言いながら、呑みてぇだけじゃねえか！！！