カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
ア、ア、ア、アイヤー、正月休みからレストアを開始していた「還暦3号ラジオ」が、本日やっと完成したアル。
楽天のブログは1回の記事が1万字以内という制約が有るアルから、これまでの修理過程の様子を(その1)と(その2)に分けて掲載し直すアル。 今度はレストア3台目としてゼネラルの6S-5を修理するのこと。 正面は布張りで大きなダイヤルが目立つアル。 天板には無数の傷が有るのこと。 ダイヤル目盛板には黒のマジックインキで印が付いているのこと。多分、地元の局に合わせて印を付けたものアル。 裏から見ると遠目には綺麗な部類アル。 内部には検査印が見えるのこと。これを作ったり検査した人達は未だ生きているのだろうか。もし、このブログを見ることが有ったら書き込んで欲しいものアル。 オマケに付いていた昔ながらの延長用プラグ。これだけ売っても値段が付きそうのこと。袋打ちコードは劣化していて危険アル。 ゼネラルの製品であることを表している金属板。 さっそく分解に取り掛かる。まずは前面パネルを取りだしたのこと。タバコのヤニで黄色く変色しているアル。 裏板の裏側にも布が貼ってあったのこと。これなら虫は入らないアル。 ラジオ部分を上から眺める。錆は殆ど見当たらず、程度は良い方のこと。しかし、ホコリは凄い! ボックスの隅にはホコリが溜まっているアル。ダニの住み家になっていそうで、触るのも気持ちが悪いのこと。 何故かスピーカーの下には大きなホコリの塊が。後で分かったことアルが、スピーカーの振動を抑える為に使われていたコルクのような板が虫に食われていたアル。虫が囓って落ちた木くずが溜まっているのこと。 ヒューズ・ボックスもホコリだらけアル。よくこれで火事にならなかったアルな。 真空管の頭にもうっすらとホコリが溜まっているアル。 真空管ソケットにはビッシリとホコリが。これでも火事にならなかったと感心! バリコンの板と板の間には油汚れの様な物がこびりついていたアル。ブラシで取ろうとしたが取れないし、板を変形させる恐れが有るアルから、中止。 いよいよ箱の水洗い。一番気持ちが良い瞬間アル。 布張りのパネルはブラシを使って石鹸で水洗い。 50年前に作られたとは思えない程、綺麗なダイヤルのガラス板。水洗いでピカピカになったのこと。 最後はバリコンまで水洗い。気持ちいぃ~~~! 本日は雲一つ無い快晴で絶好の塗装日和のこと。 さっそく、気温が上がるのを待って(ペンキの注意書きに「気温が5℃以下ではダメ」と書いて有った)、4回目の塗装開始アル。 まずは3回目の塗装で出来た刷毛ムラを2,000番のサンド・ペーパーで修整。 これまでは赤のスプレーを使っていたアルが、1缶900円もしていて、5回塗装するとなると、最低でも2缶くらい必要になるのこと。 そこで今回は缶入りの塗料を刷毛で塗ることにしたアル。珍さん、生まれてこの方、塗装には全く自信が無いのこと。さてどうなることやら・・・ ペンキには水を5%混ぜて、塗り易くしたアル。濃いままだと、どうしても刷毛ムラがきつくなるアル。 なお、ペンキを薄める場合の容器はセブンイレブンのオデン容器が最高アル。ローソンのオデンでは味が出ないアル。(ウソ) 刷毛で4回塗った後、逆光で見ると綺麗に反射しているアル。珍国際ラジオ・レストア研究所の木材塗装本部(珍国際本部長)の技術の高さを示しているのこと。 錦糸で出来たパネルの布を引っ張り、弛みを無くして釘で固定。写真で見るとタバコのヤニで変色しているのが良く分かるのこと。 タバコのヤニをそのままにしてケースに納めようと思ったアルが、どうにも汚らしいのこと。 そこで一か八か金色のスプレーを吹きかけてみたアル。 ↑ 見事に錦糸の輝きが復活したのこと。これも珍国際ラジオ・レストア研究所の繊維塗装本部(珍国際本部長)の技術力を表現しているアル。 ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月07日 14時17分47秒
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