カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
今回はプラスチック・ケースの為、塗装班長の仕事は簡単に終わり、直ちにラジオ配線係長が部品交換に取り掛かったアル。
ヤフーの出品者の説明では、「動作は電源入りますが鳴りません」となっていたアル。 出力トランスを調べたら、どうも配線がおかしいのこと。画面下が出力側アルから常識的には上の二つが入力端子アル。 しかし入力端子、つまり250ボルトのB電圧が掛かっている筈の端子が、何故かシャーシーにアースされているアル(↑)。一体どういうこと??? ラジオ配線係長がテスターで導通を調べると下二つの出力端子と上の端子の間は繋がっているアル。??? どういうトランスなのか分からなくなったラジオ配線係長がシャシーからトランスを外して見ると、ア、ア、ア、アイヤー、なんとシャシーの穴に接触するような位置にB電源の線が来ているのこと。しかも被覆はボロボロになっているアル。 これで電源を入れたら、ア、ア、ア、アイヤー、考えるだけでも恐ろしいのこと。 いずれにしろ、こんな危ない出力トランスを使うわけには行かないアルから、ラジオ配線係長は珍国際本部長に 「これでは危険で御座る。秋葉原まで早馬を飛ばして、新品を購入して参る」 と言ったアル。しかし珍国際本部長は 「まだ連休で御座る。秋葉原の商人(あきんど)は海外に遊びに行っておるワイ」 と取り合わなかったのこと。仕方なくラジオ配線係長は、それ以外の部分のレストアに取り掛かったアル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月05日 19時09分05秒
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