カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
塗装班長は3回目の塗装を終わり、そろそろ綺麗になってきたのこと。あと2回くらい塗れば完成アル。 前面のグリル用に新しい金色に光る布を貼ることにしたアル。前回、貼り付けるのにボンドを使ったところ、ボンドが布に浸みて布が変色してしまたアル。 そこで塗装班長は悩んだ挙げ句、厚さ0.02ミリの両面テープで布を貼り付けることにしたアル。 但し、それだけでは経年変化で布が剥がれる恐れが有るアルから、見えないところは細い釘で止めたアル。 布を貼り終わり、ブロンズに塗ったフレームを取り付けてグリルは完成アル。しかし、ア、ア、ア、アイヤー、布の左端を見ると繊維が曲がっているのこと。今更、やり直すのも大変アルから、この辺はご愛敬ということに。ケースに取り付けると、この部分はケースで隠れるので全く問題無しアル。 いよいよラジオ本体をケースに取り付けようと、シャーシーを持ち上げた途端、ア、ア、ア、アイヤー、整流管の80BKに手が触れ、ア、ア、ア、アイヤー、ソケットと本体が離れてしまい、御覧のナサケナイ姿に。 それでも助かったのは80BKは3極管アルから、出て来た3本の線の内、テスターで導通が有る2本がフィラメントで、導通が無い1本がプレートだから、簡単に見分けが付き、瞬間接着剤で事無きを得たのこと。 これが3極管以上だったら、多分お手上げアルな。 完成したシャーシーを上から見たところ。 ダイヤルに取り付けられているガラスを水洗いしたら、新品同様になったアル。しかし、中性洗剤を使った為、文字の一部が溶けてしまったのこと。次回への反省点アルな。 いよいよ、最終段階。2時間くらい掛かって悪戦苦闘してダイヤルに糸を掛けたアル。何しろ、バリコンやコンデンサー、同調コイルなどが取り付けられている状態アルから、糸を掛けるのに1センチくらいしか隙間が無いのこと。 いくら手先が器用なラジオ配線係長と言え、手が入らないことにはどうにもならないアル。 ラジオ・ペンチも使いながら何とか糸を掛けたと思ったら、プーリーから糸が外れる始末。 それでも何とか掛け終わったアルが、掛けた時は上手く行ったものの、いざツマミを回すと、糸が滑ってバリコンが動かないアル。 ア、ア、ア、アイヤー、良く見ると、50年以上も経っているスプリングがへたっているのこと。掛けた時は良くても、しばらくするとスプリングが伸びてしまい、糸にテンションが掛からなくなって滑っているアル。 「最近はホーム・センターでもスプリングを売っている」という記事を見かけた事が有るアルが、珍さんが行く店では見かけた事が無いアル。 仕方なく、スプリングのメーカーに問い合わせたところ、長さ1センチのスプリングでも特注すれば1本1,000円もするというアル。 下手をすると原価割れでしか売れないポンコツ・ラジオに1本1,000円のスプリングは使えないのこと。ハテサテ、この先、どうなることやら・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月09日 09時57分28秒
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