カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
「かんれき6号ラジオ」のレストアは99%完了したアルが、最後になって塗装班長は「裏蓋が見当たらない」に気が付いたのこと。
裏蓋はラジオの機能には関係無いアルが、昔は内部に虫が入るのを防ぐ為に必要だったのこと。現在では網戸が発達しており、室内に虫が入ることは殆ど無いから不必要アル。 それでも、250ボルトもの高圧を扱っているので、万一、中に手を入れると危険が無いわけでも無いアル。 そこで、塗装班長はやむなく裏蓋を作ることにしたのこと。 裏板には厚さ2.3ミリのベニヤ板を使うアルが、真空管はかなりの熱を発するアルから放熱用の穴を開けなければ火災の危険が有るのこと。 そこで塗装班長は江戸まで早馬を飛ばしてホームセンターで糸鋸(いとのこぎり)を買うことにしたアル。 ホームセンターで工具売り場を見ている内に塗装班長は面白そうな糸鋸を見つけたのこと。 説明を読むと「NASAも使っている」と書いてあり、360度のどの方向へも切ることが出来るらしいアル。 普通、糸鋸は手前に引く方向だけにしか切れないアル。四角い穴を開けようとすれば、四隅にドリルで穴を開けておき、方向転換しなければならないアル。 この糸鋸なら四角い穴を開ける場合、真下まで切ったら、そこからそのまま剥きに力を入れれば良いアル。 取り敢えずは穴を開ける部分を鉛筆で書き、ノコギリの刃が入る穴をドリルで開けるのこと。 但し、実際には、このノコギリの刃をノコギリ本体に取り付ける部分が、1センチくらいの幅が有る為、ドリルで穴を3個連続開けたアル。 ドリルで開けた穴にノコギリの刃を差し込み、その後でノコギリ本体をセットして穴を開け始めたアル。 昔の糸鋸では、綺麗に小さな丸い穴を開けるのは難しかったアルが、このノコギリならどちらの方角に向かっても切れるアルから、非常に綺麗に穴が開いたアル。 穴開けを少し急いだ為、線が曲がってしまたのこと。 それと安物のベニヤ板アルからバリが出てしまたアル。 高級木材ならもっと慎重に扱うから、綺麗な穴が開く筈アル。 取り敢えず穴開けを完了。最後は粗い紙ヤスリを使って修整。ほぼ完了したのこと。左端の穴が少し歪(いびつ)アルが、ご愛敬のこと。 後は薄く塗装すれば完璧アル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月21日 12時08分16秒
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