カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
↑ レストア開始前 ラジオ配線係長は作業開始から2ヶ月以上、さんざん手こずった「還暦7号ラジオ・三菱電機製」の部品交換と調整をやっと完了したのこと。 一番目の写真と比較すれば、全く別物に見えるのこと。まずは発振用の445pFのチタコンを除く全てのコンデンサーと抵抗を全て新品に交換。 電源トランスは250ボルトの高電圧がシャーシーに流れかねない危険な物を安全な中古品に交換。出力トランスは断線していたアルから、これも新品に交換。 さらにマジックアイも全く点灯しなかったアルから、配線を変えて新品のGT管マジックアイ・6E5Cに交換したアル。 ボリュームもガリガリ言っていたアルから、分解して接点復活剤を吹き付けたのこと。ところが取り付けたところ、音量が変化しないトラブルが発生。 再度、分解して内部をチェックしたところ、ア、ア、ア、アイヤー、ボリュームは常識的には右から3個の端子を使うアルに、このボリュームは何故か、右から1,2番目と4番目を使う形式だったのこと。 そこで、3番への配線を4番に変更して無事完了。さすがラジオ配線係長の技術は素晴らしい!・・・と自画自賛。それにしても3番目の端子は何の為なのか。 全ての部品や配線を交換しテスト・オシレーターでチェックしたところ、どうしても受信周波数の範囲が高い方へシフトしているのこと。 どうやら手持ちのコンデンサーでは微妙に容量が少ないらしいと判明。数万円もするLCメーターを買えない年金暮らしのボケ老人では「らしい」としか言えないのがナサケナイ。 さらに回路を内尾氏の本の通りに変えていたアルが、オリジナルの回路に戻し、オリジナルのチタコンを取り付けたところ、受信範囲は正常に戻ったアル。 新品のマジックアイも綺麗に開閉するようになり、これにて一件ラクチャ~ク! 後は、ケースに入れれば完成アル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月30日 07時12分41秒
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