カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
珍国際本部長から「還暦9号ラジオ」のレストアを命じられた塗装班長、取り敢えず、ケースの清掃に取り掛かったのこと。
木製ケースからシャーシーを取り出すのに、隠れているネジを発見出来ず、かなり手こずったアルが、やっと取り外して中を見ると、御覧の通りホコリが積もっているアル。 シャーシー上部にもホコリが積もっていたアル。新しいラジオの割りにはホコリが多いアル。いったい、どんな生活をしてきたラジオなのか・・・ さっそく、ケースをジャブジャブ水洗い。一番気持ちが良い瞬間アル。 スピーカー・グリルが取り外せたアルから、その下も綺麗に水洗い。 サランネットには洗濯洗剤を掛けて水洗い。流れ出た水は茶色く濁っていたのこと。かなりな油とタバコのヤニを吸い込んでいたアル。 スピーカー・グリルも洗剤で綺麗に。 木製ケースを水洗いしたら、つき板が剥がれたアルから木工ボンドを注入しクランプで24時間挟んで置いたアル。 塗装班長がケースの水洗いをしている一方、ラジオ配線係長はラジオ本体の修理に取り掛かったのこと。 取り敢えず、スピーカーやパイロット・ランプ、マジックアイと本体を結ぶ線を切り離し、後で分からなくならないように、切り離した両側に番号札を取り付けたアル。 ラジオ配線係長は、これまでに8台のラジオを修理したアルが、今回のラジオでは初めてプリント基板を使ってあるのこと。新しいラジオだと分かるアル。 プリント基板の表側。油でかなりベタ付いているのこと。 現代のプリント基板と違い、パターン部分の金属は分厚く、かなりしっかりしているアル。 シャーシーを上から見た写真 プリント基板を使っているアルから、シャーシー内部はかなりスッキリしているのこと。ラジオ配線係長は「これは仕事が楽でいい」と喜んでいたアル。果たして、問題は起きないのことか? 抵抗やコンデンサーは平ラグ板に取り付けられており、空中配線が無いアルから、修理はし易いアル。 触るのを憚(はばか)られる程、ホコリを被ったバリコン。 バリコンのホコリをブラシで払い取る。 回転スイッチの周囲もホコリだらけ。これでは接触不良やガリ音の原因になるのこと。 ブラシでも取りきれないホコリはパソコン用のエア・スプレーで吹き飛ばしたアル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月22日 09時19分24秒
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