カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
NHKテレビに「真空管ラジオのレストア業界(?)」におけるカリスマ的存在である内尾悟氏が出演していたアル。 内尾氏のホームページ「ラジオ工房」には全国の病めるラジオ修理マニアから数多くの質問が寄せられ、内尾氏は丁寧に答えられているのこと。 かく言うラジオ配線係長も病めるラジオ修理マニアの一人、正確に言えば、内尾氏によって病めるラジオ修理マニアにさせられた一人アル。 ラジオ配線係長は55年前には真空管ラジオ作りが大好きな少年であったアル。 40年前に会社に入ってからは金田明彦先生の金田式アンプに取り憑(つ)かれ、何台のアンプを作ったことか。 20年前からはパソコンの面白さに惹かれ、周りの人間にも「将来は絶対にパソコンの時代になる。みんなも覚えておいた方が良い」と薦めたものの、「馬鹿野郎!パソコンのボタンを押す前にシャッター・ボタンを押せ!」と罵倒されたアル。 その頃、ラジオ配線係長を罵倒し、パソコンを触ろうともしなかったオッサンどもは、今になってデジカメにうろたえ、パソコンで画像処理をすることも出来ず、写真説明の文章を打つのにも「小さい『ッ』ってどうやって出すの?」なんぞと馬鹿丸出し状態アル。 話は逸れたアルが、60歳になって暇になったらラジオの修理に取り憑かれていたアル。そんな時に内尾氏の本は正にバイブルのこと。 内尾氏はしょっちゅうガラクタ市に出掛け、ラジオを見ると一瞬気絶し、気が付くと両手にラジオを持って居るとか。 ラジオ配線係長も二日酔いが醒めるとヤフーでラジオを落札していた事に気づく毎日アル。 内尾氏の自宅には1,000台のポンコツ・ラジオが在るとか。せっかく買った部品も何処に在るか分からない為、また買い直す始末らしいアル。 内尾氏の一番お気に入りのラジオ。ラジオ配線係長の家にも似たような形の安物トランジスター・ラジオが在るのこと。 内尾氏の棚に、学研の真空管ラジオが見えたアル。このラジオは内尾氏が開発して学研が販売した物アル。 ・・・前振りはこの辺にして、今日はラジオ配線係長の部屋を初めて大公開するアル。 これがラジオ配線係長の事務所兼作業場兼物置兼寝室アル。 棚の上には学研の真空管ラジオをスーパー化したり高一化したり、マジックアイを取り付けた物などが並んでいるアル。 下にはフトンがチラッと見えているアルが、これは万年床のこと。万一、フトンを上げる習慣を付けると、「気が付いたらラジオだらけでフトンを敷く場所が無い」ということなりかねないから、やむを得ず万年床にしているアル。 テーブルの上も何が載っているか分からない状態アル。他人から見たらゴミ屋敷に違いないアルが、ラジオ配線係長にとっては宝の山アル。 テレビで放映されるゴミ屋敷と違い、これらは全て拾った物ではなく、買った物アル。決してゴミ屋敷ではないのこと・・・おんなじかぁ? 棚の上には箱を開いてもいない学研の真空管ラジオや真空管アンプが出番を待っているアル。 床の間も物置に成り下がっているアル。 レストア待ちで待機中のポンコツ・ラジオ。どんなラジオを買ったか記憶に御座いません。 一番上に乗っている文字が見える箱はソーメン180束が入っていた空き箱アル。この中にラジオを仕込み、ソメン屋に売ろうと思っているアルが・・・そんなもん、誰が買うかよ! 今や、自分の部屋だけでは足りず、リビングにまで侵出。脇に見える丸い物は血圧計アル。こんな状態を見る度にカミサンの血圧は上がるに違いないアル。 そして、ア、ア、ア、アイヤー、ついには軒下にまで、ラジオの山が! 死なないまでも、惚けるまでにレストアしきれるのだろうか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月28日 12時55分26秒
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