カテゴリ:真空管ラジオのレストア日記
ラジオ配線係長は「還暦8号ラジオ」になるビクターの2バンド、2wayスピーカー付き高級ラジオの部品交換を終わったものの、「ボ・ボ・ボ・ボ・ボ」というような、モーターボーティングと呼ばれる異常発振に悩まされ、原因が分からず困っていたのこと。 2バンドで、しかもトリマー・コンデンサー3個が外付けされている為、高周波部分の回路が複雑で、回転スイッチの辺りは良く見えないくらい混雑しているアル。 若い時なら根気良く回路を解析して回路図を書き起こしたアルが、何しろ酷い老眼と乱視、近視の目ではどうにもならないアル。 「どうしたものか」と迷っていたところ、昨夜、ヤフーのオークションで同じラジオを発見したアル。説明文を読むと、オリジナルの状態で、どうやら鳴っているらしいのこと。 ラジオ配線係長は年金暮らしで少ない小遣いを使う事を決意し、「エイヤッ!」と6,000円位で入札したアル。 しかし幸いな事に2,300円で落札出来たのこと。これではバリコン1個の値段アル。出品者には気の毒アルが、オークションだから仕方が無いアル。 これを入手して部品配置や配線を比較しながら修理すれば、治る筈アル。不思議な事にラジオ配線係長が修理していたラジオは周波数変換段のソケットのセンターピンがアースされておらず、シールド・ケースも見当たらなかったアル。 ラジオ配線係長、本当はラジオよりも、この犬が欲しいアル。 写真が悪くて状態が良く分からなかったアルが、急遽、瓦版の写真師・写楽斎の手助けにより、ラジオの部分を明るくして貰ったところ、大きな傷みは無いように見えるアル。 内部を見ると、現在、ラジオ配線係長が修理中の物とかなり様子が違うアル。どうやら今のラジオは誰かが改造している可能性も有るアル。 インターネットで資料になりそうなページを探した結果昭和三丁目の真空管ラジオ カフェに綺麗に整備された写真が出ていたアル。 細かいデータも書かれており参考になったのこと。困り果てていたラジオ配線係長は「配線図が有ったら教えて頂きたい」と書き込んだアル。 さっそく返事のメールを頂き、もし回路図が見つかれば送って貰える事になったアル。現役のラジオと回路図が入手出来れば、鬼に金棒、珍さんに○▽棒(この役立たずめが!)、怖い物無しアル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月30日 10時54分01秒
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