婚約式(1)
無事に彼の実家への挨拶も済み、いよいよ両家ご対面となりました。ぷぅのご両親が私の実家に来て下さいました。お家で少しお茶を飲んでそれから料亭で昼食という段取りでした。お互いちょっぴり緊張しつつも和やかに話が進み、結婚式の大まかな日取りなども無事決まりました。あとは結納・・・ですがなんだか両家ともモジモジしていて「もしするのなら略式で。。。」という感じにしかまとまりませんでした。ぷぅのご両親を駅まで見送り、実家で休憩しているときふと私の両親は結納をどうしたのだろうと思い聞いてみると父「ん~~(遠い記憶をたぐりよせ・・)あ、婚約式をしたんだった!教会で!」私「??婚約式??そんなのがあるの?」内容を聞くとどうやら教会で婚約式という式をしてその後会食をしたとのこと結婚式のようにゲストはいませんが、内容はなんとなく似ています。婚約の誓いをたて、記念品を交換したらしいのです。ただやはりキリスト教の儀式?となるのでぷぅのご両親が抵抗を感じられるようであれば一般的な結納を略式でしようと思いました。ぷぅのご両親は私の心配をよそにあっさりOKして下さりご両親が気にされていた「結納金」は、家→家という形ではなくご両親→私達への婚約のお祝い金としていただくということに話がまとまりました。「婚約式」は私が通っていた地元の教会で行うことになり、(もともと結納は私の地元でする方向で話していたので)結婚式は地元ではあげられないけれど、自分の子供の頃からの思い出がある教会で、結婚関係の式をできることがとても嬉しかったです。婚約式は6月のある日曜日に行いました。梅雨入りしていたのでお天気が心配でしたが幸い晴れました。長くなりますので当日の様子は改めて書こうと思いますがその前に簡単に婚約式を紹介しますね簡単な式次第は以下の通りです。・司祭(神父)入堂・挨拶 祈り・聖書の朗読・説教(神父様のお話です)・オルガン演奏(シスターがオルガンを弾き歌を歌ってくれました)・共同祈願(それぞれの両親、私達が順番にお祈りを読みます)・司祭の質問(婚約の誓いです)・贈り物の交換・結びの祈りです!結婚式のように新郎新婦入退場はありませんので最初から席に座って神父様を待ちます。神父様はもう86歳のオランダ人のおじいちゃんです。そして、偶然にも両親の婚約式もこの神父様が行ってくれたのです。最近は信者さんでも婚約式を行う人は減っているらしく神父様もシスターもとても喜んでくれ、準備して下さいました。神父様、シスター(母くらいの年齢のちっちゃくてとても可愛い女性です)本当にありがとうございました!!