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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:学校生活
とうとう今日は離任式。
朝から真冬のような冷たい雨・・・昨日の野球の花見で疲れた私は朝から身体が重かった。 それよりも何よりも、担任がいなくなるという事実を突きつけられることが怖かった。 担任、音楽の先生、教務主任、校長、クラスの講師、まるで担任のように関わってくれた新人教育担当の先生など、長男の生活に深く関わってくれた人が一気に離任する。 9時からの離任式に出るためには、8時頃には出なければならない・・・二男三男は8時10分に家を出るので、送り出したときに一緒に出発。 壇上に上がる先生を見るだけで、学級の母たちは泣いていた。 みんな手をつないだり抱き合ったりして、先生との別れを惜しんだ。 最後に子供たちから花束贈呈があり、長男が担任に花束を渡す役目をした。 職員室の前で教務主任にあいさつをしたとき、 「長男くんは最後まで悪態をつきまくりますね~。○○先生(担任)に花を渡す役目なのに、壇上に上がって僕らの前に立ったらね 『なんだよ~オレは○○(担任、さらに呼び捨て!)より教務主任先生に花を渡したかったのになあ・・・あーあ・・・』 なんていうんですから、ホントに最後までおもしろいヤツですよね~」と目を真っ赤にして言ってた。 支援学級のキャンプでは、踊るは歌うはそれはそれは楽しく盛り上げてくれて、厳しく優しい教務主任だった。 クラスには入りきれないほどの保護者や卒業生などが集まった。 みんなで歌って、メッセージカードを渡して、1人1人とお別れをした。 担任が前に来たときには、子供のように声を上げて泣いた。 担任は 「大丈夫。長男は大丈夫だよ。私ね・・・長男がこんなに落ち着くとは思ってなかったんだよ。だから大丈夫。心配しないで。いつでも連絡してね。」と言ってくれた。 新任の講師の先生は 「はじめは長男くんのような子が、クラスにいることにビックリしたし戸惑いました。でも彼は本当に優しい子ですね・・・勉強させてもらいました。ありがとうございました。」と涙で言ってくれた。 「長男のことがわかるなんて、先生も相当マニアックですね~」なんて泣きながら返したけど。 二男三男が腹を空かせて留守番しているので、早く帰らなければならない。 校長にもゆっくり挨拶したかったのだけれど、これからの勤務先も聞いたし、長男が会いたいといえばいつでも会いに行ける場所。 新年度の心配はある。 担任とのバトルも、教務主任とのやりとりも、音楽室の先生との関係も、優しい校長先生とのやりとりも、傷つきやすい長男の心を支えてくれていた。 それがなくなる。 こんなに悲しい別れがあるのは、それだけ素晴らしい出会いがあったってことだ。 その人たちと素晴らしい時間を過ごしたってことなんだ。 それはなんと幸せなことか。 この人たちに支えられた4年間が、きっと長男を強くしてくれただろう。 だからきっと来年度も今までやってこれたように、うまくいくに違いない。 と、根拠のない自信を持って突き進んでいくしかない! 今日は泣きすぎてまぶたが重い・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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