３兄弟ママのびっくり箱　　　　

今日もひきこもるぞ～！！！

今日も５時に起きた。６時に長男を起こし、朝食を食べさせた。６時４０分に二男と三男を起こし、６時５５分に長男を送り出す。長男は風邪気味の私を心配して「ママ、今日はバス停まで１人で行くから大丈夫だよ。それとこのゴミはゴミステーションに持っていっとくよ。」と、かなり重いゴミを抱えて、５月がそこにきているとは思えない寒さの中をしっかりと歩いていった。「ありがと～いってらっしゃい。気をつけてね。」長男は男らしく優しく立派に育ったな～と、しばし感慨に浸る。二男と三男に納豆ご飯を食べさせて、７時３５分に送り出す。集団登校の集合場所まで犬を連れて散歩がてらでかけた。「いってらっしゃい」と手を振る私に、子供たちははじける笑顔で歩いていった。明日まで「ひきこもりdays」なので、化粧はしない。まゆげだけ描いてマスク。頭はぼさぼさ。掃除を済ませて、メジャーリーグ観戦中。今日も寒い。裏起毛のトレーナーを着て、ホットカーペットの上に座ってる。長男の学校は個人面談週間で、二男三男は家庭訪問週間だから、みんな早く帰ってくる。１１時過ぎたら１００円ショップにだけ行ってこなきゃ。ユニホームを洗うための手洗い石鹸とボンド、ハンドクリームが買いたい。あと子供らの合皮のスパイクに塗る靴クリームとか売ってたら買いたいな。ミズノのやつとか高いんやもん・・・。４月から仕事もやめたし、保育所の送迎もなくなったので、メイクもしないでぼさぼさ頭で１日過ごす日も多い。こんなことしてたら君島十和子さんに怒られそうだわあ。ずーっと走ってきたんだから。少し休んでもいいでしょ。しばし心と体をいたわっていたら、きっと私のことだからまた何かやりたくなるだろうな。

「私を理解してください」を観て涙がこぼれた。

４月２２日に放送された、フジテレビ系列の「ザ・ノンフィクション」私を理解してください　～発達障害を知っていますか～を観た。日曜日は野球にでかけていたので、ＤＶＤ録画しておいたのだ。大人になってから、自分が「発達障害」であることを知り、向き合う人たちのドキュメンタリー。はじめは奈良の医師家族を火事で殺害した少年の話から始まる。いやな予感がした。アスペルガー症候群の人たちは犯罪者予備軍みたいに誤解されるんじゃないだろうか・・・って。医療者や取材者の話から始まる。「犯罪と発達障害は直接的にはつながらない」と。アスペルガー症候群を抱えた同士の夫婦も登場する。彼らは実に普通の暮らしをしている。「アスペルガー症候群も生活を困難にさせると『障害』と呼ばれるが、そうでなければ『個性』となる。」とそのご主人は笑顔で話す。そう。理解があれば「個性」として生きられる。小中高校といじめに合い、仕事も続かず、ホームレス生活者となった。支援団体からのサポートを受け、発達障害の診断を受けて生活している３７歳の男性。彼の一番の苦しみは、自分の抱える発達障害そのものではなく、周囲の無理解による「孤立」や「いじめ」なのだ。過去のいじめの悲しみを引きずり大きな心の傷を抱えている。確かに彼らとともに生きるのは難しい。失礼なことを突然言われたりするし、興味のないことをおしつけられたりもするかも知れない。番組の最後に登場する彼は、グループホーム近くの鮮魚店で月に２回ほど働く姿。鮮魚店の経営者ご夫婦は、お年寄り夫婦で自然に理解している。「ひとつひとつ教えないと、すぐに忘れてしまうけれど、また教えれば丁寧にきちんと仕事ができる。几帳面にきっちりやってくれる。仕事を頼むととても喜んでくれる。わかってるから大丈夫だよ。」と。彼が魚屋さんで一生懸命働く姿を見て、涙がこぼれた。「働きたい」と望んでいる。でも、今まで受けてきた無理解によって心が傷つき過ぎてあまりにも人と関われない。一生懸命洗い物をする姿に、長男の姿が重なった。発達障害を抱える人たちや、その他苦しんでいる人たちが、みんな人格を尊重されて、自分の存在が尊いものだと思えるような、そんな世の中になってほしい。それが「福祉」だ。「みんなのしあわせ」なんだ。

子供はみんなイロイロさっ。

去年の秋以降、チームの低学年の子供たちがどーんと増えた。それまでは試合さえままならないほどに人数の少ないチームだったので、指導者も先輩オカンたちも戸惑ってる。たぶん地元強豪チームがホームグラウンドを失ってしまったからかな・・とmunmunchiはよんでいる。子供はいろいろなのだ。最近入部した３年生のＳ君。彼はとてもシャイで、新入部員挨拶をと前に出されてもフリーズしてしまい、一言も何も言えない・・・。私は彼の中に、シャイというもの以上の何かがあるのかな？と少し心配してるのだが。練習に来ている低学年の子供たちはみんないろいろ。一生懸命練習する子もあり、親に無理やり入部させられて、引きずられて来てる子あり、自分がどこにいて何をしてるのだがわからないままに、１日を過ごしている子もあり・・・。いつもは高学年と低学年は違うグラウンドで練習をしてるところ、今日は久しぶりに合同練習だった。母親のリーダー格の怖オカンが、Ｓ君のシャツが出ているのを発見、叫んだ。「Ｓ君、Ｓ君、シャツが出てるからお腹にしまいなさーい。」Ｓ君、聞こえてるのにフリーズしてて無視。更に怖オカンのボルテージは上がる。「Ｓ君！Ｓ君！！直してあげるからコッチにきなさーい（怒）！！」Ｓ君、更に固まり無視。しまいには怖オカンが真っ赤になって立ち上がり、叫んだ。「こらあ～返事しなさーい！！（怒）こっちに来なさいって言ってるでしょ～。聞こえてるなら早くしなさいよ！！」Ｓ君はますます固まり、ベルトを締めたまま上着をズボンの中にしまおうとするものの、余計にボロボロ・・・。ふふふ・・・。子供はイロイロなのさっ。みんな素直にこっちおいでってそばにやってくると思ったら、大間違いなのさっ。自分の言うことをきかないＳ君に激高する怖オカン。まあ気持ちはわかる。自分の子供なら許さへんけどね。怖オカンが思い通りにならなくて、イライラしてる様子が面白くて心の中で大笑いした私でした・・・。怒ってもらえることはええこと。Ｓ君にもぜひもうちょっと世渡り上手になってもらいたいもんだ。

忙しさに助けられた１日。

今日は野球のお茶当番。主人には「精神科の医師に少し疲れているようだから、刺激の少ない日を過ごすように努力してくださいって言われたの。今日はお茶当番だから１日外出せざるを得ないから、長男のスイミングが終わったら、グラウンドに顔を出してくれる？いてくれるだけで少し気が楽になるんだ。」と話したら、主人は笑顔で「わかったよ。」と言ってくれた。今日は、指の爪をはがしてしまう子あり、風も強かったので目におもいっきり土が入って眼科に走る子、デッドボールをヒジに当ててアイスマッサージをした子あり・・・。忙しさに助けられてあっという間の１日でした。スイミングとお昼ご飯を終えた主人と長男が、お昼過ぎにグラウンドに来てくれた。いつもならイライラして怒り出したり走り出したりしてしまう長男は、にこやかに静かにしていた。入部したてのチビちゃんたちに混ぜてもらって、バッティング練習させてもらったりとニコニコと穏やかに過ごしてた。そんな長男の様子を見るだけで、少し気持ちがほぐれた。朝８時半から６時まで１日びっちりグラウンドで過ごした。疲れたけど、よかった。新緑の中、春の日差しの中でボールを追いかける子供たちを眺めているだけで、とても幸せな気持ちになれた。イジケてる子も、ケンカしてる子も、言葉の悪い子も、泣き虫の子もみんなみんなキラキラ輝いてとってもとっても、かわいかった。子供たちってかわいいな。こんな風に思えるようになるなんて・・・２０代の頃の私からは想像もつかないな。

家庭訪問。二男の場合、三男の場合。

昨日のブログを時々読み返して、自分で泣いてます。でもこうやって、心の中を書き出して、たくさんの愛する友達からのメッセージを読み返していると、やっぱり癒される・・・。文章化してそれを自分で読むだけじゃなくて、それについて共感したり色んな視点を与えてくれる楽天ともだちには感謝感謝です。本当にありがとうございます。引きこもりを熱望している私は、それもままならず。今日の午前中は地元短大で今年度障害児育児サークルの日程調整と短大側への申し込み。私はほとんど顔を出せない。出てくれる人に運営してもらわなくてはならないので、少しずつ手を離していきたい。何でも抱え込んでしまわないように、ビシバシと仕事をふり、私にしては上出来。ホントはもっとフリたかったけど、まあそんな急いでもしゃあないでしょう。来年度は本当に次世代が引き継いでくれるか、もし私がいなければ存続できないものであれば、消えるだろうし、それはしょうがない。その「時」でないのだ。午後は家庭訪問。まず２時に二男の担任登場。二男の担任は「マシュマロマン」みたいなおばさんで、のんびりしたお母さんタイプ。なんだかなあ・・・って思うときもあるけど、のんびりゆったり子供たちを見守ってくれるので、安心してる。しっかりリビングに上がって、お茶とお茶菓子まで食べてくださった。二男については特に指摘なし。私は先日の近隣での揉め事について先生と話し合い、少し気が楽になった。そして４時に三男の担任があわられた。まるで「妖怪人間ベム」に登場するベラのように、「ワタシかい？わたしゃベラだよ」と言い出しそうな、燃えるような真っ赤な口紅。ロングヘアーに絶対カーラーで巻いてるに違いない巻き毛。年齢は二男のマシュマロマンと同じくらいかな？家に上がらず玄関先で立ったまま、しゃべるしゃべる。「いつもニコニコ笑っていて、かわいい」とほめていただき「きちんとお行儀良く座っています」と言われ安心。「いつも何かひもとか、袖口とか口に入れてますね。」と軽い指摘。上に障害があって手がかかり、二男とは年子でうまれたので、どうしても手をかけてやれなかったかと反省しています。少し発達が遅いところがあるようなので、理解していないようならしつこく指摘してください、とお願い。「給食を食べるのが遅い」との指摘。これは確かに家でも遅い。家で遅いのは、みんなママに１日の出来事を報告する順番を待っているので、うまいタイミングで突っ込まないことには、何も話せず食事を終えてしまうことになる・・・。どんくさい三男は、いつまでも言いたいことも言えず、しゃべることばかり気をとられて、食事が遅い・・・そしてダンナのカミナリが落ちるってわけ。ベラには「お兄ちゃんのように、特別な支援が必要な子供だとは思いませんが、少し情緒の発達が遅く、社会性が低いように思いますので、これから何か混乱しているようでしたら、お知らせください」とお願いした。「今のところは、とても楽しんで毎日登校しています。本当に主人も私も感謝しております。これからもぜひよろしくお願いいたします。」と玄関で額を床につけてお辞儀をし、お帰りいただいた・・・。三男は漠然としたことがわかりにくい子なので、ベラのように滑舌よくハッキリ話してくれる先生の方がよかったかな～と納得。まだ風邪気味は治らず、３人の子供たちをダンナに連れ出してもらい、１人でのんびり夕食を食べてお風呂に入るつもり。明日は野球のお茶当番。まだまだそんなに暖かくないな。暑くなっても寒くなっても対応できる服装ででかけよう。来週前半はヒマだから、高熱で倒れてもええぞ～！！いつものなら、そろそろ夏の花に植え替え始めてる時期。でも今年はまだまだビオラが満開。季節はどうなってるんでしょうね・・・。

私はつらい、つらい。

ホントは辛くて辛くてしょうがない。悲しくて消えたいくらい。金曜日には１２年間ずーっと信頼して、仲良くしていた隣人と感情的なもつれがあった。日曜日には、野球で先輩オカンにエラソーに言われて、めちゃ腹立った。時々「後援会の話し合い」という名前で話し合いが持たれるが、グダグダと小言を言う。まるで昔の部活で先輩にイジメにあってるような感じ。気持ちがマイナスに向かってるから、何を言われても自分を指しているようで、どんどん気持ちが後ろ向きになる。月曜日には、長男が転入生とのトラブルでその子の前歯が折れた。４年生になって、普通級から転入してきた子。月曜日の学級懇談会にはお父さんが来られていて、普通学級時代にどんなイジメにあっていたか、どんな子がどんな事を言って何をされたか・・・まで話されていた。親子で傷ついてここにたどり着いたんだな・・・と思った。高学年で特学に転入してくる子は、傷ついて自尊心がズタズタで心がギザギザになってしまっている子が多い。長男が２年で転入してきたときも、大暴れだった。謝り通しだった。保護者会でつるし上げをくって、みんなの前で号泣して謝ったこともある。それ以来、長男はどんどん自制が効くようになり、がまんできるようになった。いつも穏やかに優しく笑っているね、と周りの保護者から言われ、難しい話もするし行動面も落ち着いているから、どうして特学にいるのか？と不思議がる人も少なくない。でも今回はキレた。よっぽどイヤなことを言われたんだろうな。帰宅した長男に言った。「Ｙ君がひどいことを言っても、キミがたたいてしまったら、全部キミが悪いってことになるねんで。そこでキミががまんしたら、キミはようがまんしたね、お兄さんやねってほめられるんやで。たたいたら負けや。わかってるよな？」長男は小さな声で「うん、わかってる」とひとこと言って、私に抱きついた。風邪もひどくなり杖をつきながら早朝寒い中を犬の散歩するのも悲しかった。片松葉をついて、片手で犬のリードを持ちながら、悲しくなった。松葉杖なんかつかなくても歩ける。でも医者は杖を使えって言う。走りたい。思い荷物もってがんがん歩きたい。悔しい。昨夜は母から電話があった。「昨日はじろうさん（義兄）が泊まってくれたよ。長男の字を見て『これはあいだみつおさんの新しい書よ』と見せたら、本気にしてたんよ。それで長男が書いたって言ったら、すごいすごいってびっくりしてたよ。」と言う。母は最大限のほめ言葉を言ってるつもりなのだろうが、その言葉が私をどんどん追い詰めた。いつもなら「はいはい、ありがとう。じゃあ夕食の支度で忙しいからまたね」と流せるのだが、流せなかった。「何でいつも『○○さんがほめてた』とか『○○司祭様がええ子やって言ってた』とかしか言わないの？ママはうちの子のこと、自分の言葉でほめてくれたことある？いい子に育ったねとか、上手に書いてるね、ってママの言葉で言ってもらったことは、一度もないよ。他人がどう思おうとどーでもええねん。私はママがどう思ってるのか聞きたいねん。」と叫んだ。母は「私、自分で言ってなかった？そんなつもりじゃなかったのに・・・言葉を間違えたわ」と言う。私は「違う。言葉を間違えたんじゃなくて生き方の問題や。そうやって他人の定規でしか、物事を測れないねん。」とまたひどい事を言った。母は「あんたはどうしてそんなに私に厳しいの。そんなに批判されたらもう電話もできひんわ・・・」と消え入りそうな声で言った。私は面倒になり「じゃあ、またね。」と言って電話を切った。その後、主人に話して泣いた。主人の手を握って泣いた。主人は「言えてよかったんじゃないの？だっていつかは言いたかったでしょ。」と言ってくれた。明日はでかけたくない・・・。人に会いたくない。子供も学校に行かせたくない。子供たちを抱きしめて、ずーっと１日過ごしたい。涙が止まらない。

ひきこもることも、できないゼ。

２週間前から続いてる咳が、先週のピクニックのうたた寝でさらに悪化。昨日の朝は喉が腫れて、呼吸が苦しくなって目が覚めた。これはいかんぞ・・・と思い、内科受診。熱もないし頭痛もない。ただ咳とたん、鼻水。先生が口の中を見たとたん「あらー真っ赤よ～。どうしてここまで放っておいたのよ。まあ３人息子がいるから忙しいのはわかるけどねえ・・・」とため息。たくさんの薬をもらって帰る。咳止めの薬って眠くなりますよね～！！赤ん坊が眠くてグズるのと同じで、とにかくイライラする～。それでも朝寝、昼寝、夜も９時前に寝て、今日は随分良くなった。それでもまだ咳が続いているので、掃除洗濯だけやってひきこもり。先日の精神科受診で「色々とストレスが重なっていて疲れているようだから、あまり人に会わないように。まず風邪を治して引きこもってね。」と言われた。昨日と今日はひきこもり。明日の午前中は子育てグループの今年度の日程決めの話し合いがあるので、でかけなきゃならない。ホントは私が活動に参加できないから、私が出てもしょうがないのだけれど・・・いきなり全てを引き継げるわけもないので出席しなきゃ。午後は二男と三男の家庭訪問。去年、二男の先生はリビングに上がって、お茶のんで茶菓子まで食べていったなあ・・・三男の先生はどないやろか・・・玄関先で話すだけかな？とにかく、残しても私が食べたい近所で売ってる小さな豆大福でも買っておきましょう。土曜は１日野球のお茶当番。ひきこもりたくても、ひきこもれなーい。しかし、プレビュー開くとフリーズすることが多いんですけど・・・。だからいちいち途中でメモ帳にコピーしながら書いてるんだけど、コピーしてないときに限ってフリーズしちゃうんだよな～。

隣ともめたことについて、つづきのお話。

お隣と家の前の袋小路で遊ぶことについて、もめた話の続き。グラウンド不良で野球が休みになった二男三男を連れて、久しぶりに長男のスイミングについていった土曜。私がとっても信頼するＵさんが来ていた。彼女の長女はお隣の妹ちゃんと幼稚園時代からのお友達で、うちの長男とも普通学級時代には同じクラスだった。妹ちゃんは障害を抱えていて、先にスイミングクラブの障害児クラスに通っていたのを教えてくれて、うちも通うようになった。Ｕさんはうちとも隣ともとても親しく、いつも優しく冷静で温和な人柄。彼女の打ち明けた。「お隣とトラブルになっちゃったんだ・・・」「えーだって、あんなに仲良しでしょ？親戚みたいに仲良いし、ついこないだも引越しするのなら一緒に動くなんて言ってたよ～」「そう。その思いは同じなんだけど、子育てについての価値観が違うことが大きく表面化しちゃったんだよ・・・」彼女は以前からお隣の「管理する」子育てについては、否定的な考えを持っていた。でもお隣の人格的な良さを理解しているから、ずっと仲良しだといっていた。私も全く同じ考え。Ｕさんは言った。「今度会ったら、それとなく話を聞いてみるよ。私がmunmunchiさんから何か聞いたとは言わないから大丈夫だよ」と。月曜日、いきなりＵさんとお隣はランチにでかけた。私も誘ってくれたのだが、昼から夕方まで長男の学校に行く日だったので参加できなかった。私はＵさんがお隣に声をかけたとばかり思っていたのだが、お隣から誘いがあったらしいのだ。しばらく他愛ない話が続いて、ランチの時間が終えようとしている頃に私との顛末を話しはじめたらしい。「子育てについての考え方が違う」「お隣の子とうちの子が遊んでいることは、どれだけ騒いでも平気なのに、よその子が来るのがどうしても不安で受け容れられない」「munmunchiさんはどうしてもっと、厳しくしつけないのか」「どんな子も言えばわかる。しつこく話せば理解するはずなのに、彼女（私）はそれをしないのが辛い」などなど。Ｕさんもうちも障害児がいる。お隣は「Ｕさんもmunmunchiさんも、特別に選ばれた人だからそういう子がうまれるんだ。私にそんな子がいたら生きていけない」と。それを聞いた私は心が波立った。「だって、うちの長男と隣の妹ちゃんは同じ産院で１週間違いに生まれて、兄弟みたいに育ってきたんだよ。ずっとうちの子の成長を見ていて『生きていけない』なんて言わないでほしい！！まるでうちの長男が生きる価値がないみたいやんか～！！」と半泣きで叫んだ。Ｕさんは静かに言った。「それは違う。彼女にはわからない。この子たちのかわいらしさがわからないのよ。それはしょうがないことだわよ。」と。お隣は１０分ほど家の前で二男のクラスの友達が遊んでいるのがガマンできず、電話してきた。そして「知らない子が遊ぶのはいやだ」と言った。私は「子どもたちの声が聞こえるのは幸せだ。私は誰が来てもよそでタムロするよりいいし、子供時代にしか経験できない楽しさを味あわせてやりたい」と言った。お互いにストーレートに考えをいいあい、そして傷ついたけれど、これからも仲良くやっていきたいと願ってる。なかなか細かいニュアンスがかけないのがもどかしいけれど、昨日のカウンセリングでこの話をした。カウンセラーは言った。「子供がらみのバカバカしい話をする人はたくさんいるけど、あなたのお友達この３人はそれぞれみんなステキな人だし、とても実のある良いコミュニケーションだと思うよ」と。カウンセラー自身、子供がいて「私もね、munmunchiさんと同じでね、子供の世界を大事にしたいと思ってたのよ。子供たちは入っちゃいけないと言われている崖に、どうしても行きたくて黙って行って基地を作ってきたりね、お菓子を持ち込んで食べたりしてたのよ。でも大人たちはみんなおおらかで見て見ぬふりをしたのよ。そのうちお友達が引っ越してしまって、その遊びができなくなってしまった。時々息子がその崖を眺めながら、悲しそうな表情を浮かべてるのが切なくて・・・」と言って涙を流してた。「いまだに言うわよ。あのときは楽しかったなあって。もう成人してオッサンになってるけどね」と。私もそんなキラキラした宝箱みたいな子供時代の思い出を作ってやりたい。でもお隣ともうまくやっていかなきゃいけない。昨日もお隣の妹ちゃんがうちの庭にやってきて、二男三男と一緒に穴をたくさん掘って虫探しをしてた。虫や泥とか汚れるのが大嫌いなお隣は、妹ちゃんの行動を嫌うので、こんなことお隣に言ったら、愛されてない妹ちゃんはお隣にたたかれる。私は黙ってて、妹ちゃんを好きなように遊ばせてあげようと思ってる。母親に愛されない子供が、どんなに辛い思いを抱えて育つか私は知ってる。せめてテキトーなおばちゃんが隣にいたら、妹ちゃんも救われるんじゃないかと思って。カウンセラーは言った。「全てを管理したいお隣は、自分の思い通りに行動するお兄ちゃんを愛せるが、予測のできない妹ちゃんに対しては恐怖を感じて愛せないんだと思うよ。今回の一件で、妹ちゃんを愛せない自分について考えるチャンスになるかも知れない」と。今の世の中、私のような考え方をする親は少数派なのかも知れない。みんな子供を守りたいから、管理したい規制をかけたい。でも私はやっぱり自由に（もちろん社会のルールをしっかり教えたうえでのこと）、子供だから許されることを子供時代にしかできないことを経験させてやりたいんだ。

今年のテーマは「身辺自立」あるのみ！！

昨日は学級懇談会。新任の先生や、新入生転入生の親御さんの挨拶、連絡事項などが続いたあとに先生からの今年の指導方針の説明。とにかく「身辺自立」これしかない、とのこと。これが将来の就労につながる。自分のことはしっかり自分でできる。食事を感じよく食べられる。指示だけ待つのではなく、自分で考え動ける・・・などなど。先生からは「とにかく、子供にガミガミ言わないで。子供に自分で考えさせなさい。もし失敗して忘れ物をしたとしても、学校で恥をかいて学ぶことはたくさん。『こういう障害があるから○○は絶対できません』なんていう考えは捨ててください。出来なくて当たり前なんてことは、ありえません。とにかく、今年はここに重点を置いてビシビシやります。長年の教師生活で、先日も成人した子供たちに会いました。当時からこの親は？と思う子は就労できずに在宅でぶらぶらしてしまう子が多い。知的に低い高いは関係ありません。どれだけ自分のことができるか、小学校時代にその貯金をどれだけ貯められるか、そこに人生がかかってると思ってくださいね。これは私が実際に見てきたことで、証明されていますから。」との強い指導。前々年、前年とトラブルが多く、先生の指導もトーンダウン気味だった。また先生らしい強さが出てきたゾ～と嬉しくなった日でもありました。長男の暴力事件を除けばね。

長男が友達の前歯を折り、ストレスが移動する。

今日は長男の学校でクラス懇談会。今日で新役員さんに引継ぎをするので、お仕事から全く手が離れる。バンザーイ。新入生、転入生の親御さんの挨拶や先生の指導方針などの話を聞き、クラス懇談会を終えてさっさと帰ろうとしてたところ、先生から声がかかった。「今日、長男くんが○○君の歯を折ったんです・・・。」「え～！！！」ここのところ、学校ではよく自制が効いて大きなトラブルもなく、平和だった長男。話を聞いてみると、○○君が終わりの会になっても黒板の落書きをやめないので、長男が止めに入ったところ、逆に何かひどいことを言われたらしく。逆上した長男（たぶん長男の逆上ワードは「デブ」かも・・・）は、○○君を突き飛ばし、床に顔から落ちた○○君は前歯を折った。懇談会に出席していた○○君のお父さんにすぐさま謝りに。お父さんは笑顔で許してくださった。「気にしないでください。お互い様ですから。うちもひどいことを言ったみたいですから。」と。帰宅して主人に話し、治療費などもこともあるからと主人が電話した。電話に出た奥さんもダンナさんもとってもいい方で、逆に「これからもよろしくお願いします」と頼まれたそう。ひとまず良かった。でも○○君の歯茎の炎症がひどく、まだ痛みがひどいそう。炎症が引いた時点で差し歯か何かの治療をするかも知れないが、きっとお金がかかる。どうすればいいかな？保険のことや、治療費のことなどは先生に相談しよう。ストレスは移動する。愛情は広がって、ここが濃くなれぱあそこは薄くなるってことはないけど、憎しみや悲しみの感情は塊のまま移動することに気付いた。隣人とのトラブルも、野球でのストレスも、長男の事件のおかげでどーでも良くなった。こんな風にストレスを回避できるんだなあって思った日でした。ダンナさんが外タレや人気ロックミュージシャンなんかのツアードライバーをしてる友達が、昨日のコンサートでたくさんいただいた花をもらって帰ったそうで・・・風邪ひいて落ち込んでる私のために届けてくれました。こんな高価なバラ、見たことも買ったこともない・・・。結構開ききってるけど全部で数十本。長く生けるのと、短くカットしてボール仕立てでテーブルに飾ってみました・・・。生花があるだけで、部屋がイキイキしてくるのは不思議ですね。

放送委員になり、５時半起き。

長男が学校で放送委員になったそうです。そうやなくても遠いし、早起きしてバスと電車に乗って通う学校なのに、またまた登校が早まる・・・。よく考えずに立候補したんだろうけど、今朝は怒らずこらえて５時半起き。長男の話によると、月曜日は毎週早く登校しなきゃならんらしい・・・６時半に家を出て、４０分頃のバスに乗る。先週の金曜日には、初めての放送。放送委員の自己紹介だったらしい。長男は放送直前にお腹が痛くなってトイレに走り、気持ち悪くなってなきそうになりながら、担当の先生の応援を受けて、最後までやり通したそう。連絡帳を通して、たくさん報告＆おほめの言葉をいただきました！自分で決めたことですから。きっと１年間がんばってやり遂げてくれるでしょう。ワタシもがんばろ～っと。

風邪です。

昨日は野球のお茶当番で晴れてたにも関わらず、思いがけないお休みのプレゼントをいただいて、のんびりした我が家。子供たちがザリガニ釣りに夢中になっている間、しばし寝込んでしまった私・・・。昨日は夏みたいに暑かったといえども、やっぱりまだ４月。日陰で気持ちよかったのだが、やはり冷えた。今朝は息ができないような苦しさで朝方３時頃に目覚めた。喉がはれてる・・・せきたんと、鼻水以外に頭痛も熱もないので動けたから良かった・・・。午後からチームで母親の話し合い。上級生のお母さんから、色々と提案という名の「おこごと」を頂き・・・。お茶当番のやり方について色々と話し合った中で意見を求められ、「そうですね。小さな子がいたり兄弟がいたりとみんな色んな事情があるので、負担にならないように楽しくやれるといいですね」と言ったところ「遊びじゃないんだから・・・楽しいのもいいけどチームの伝統を守ってもらわないと」だって。誰も遊びに来てるなんて言ってへんやんけ～！！ここのところ２年生以下の部員がどーんと増えた。二言目には「チビちゃんが多いから」「チビちゃんは手がかかるから」と言う。悪かったですね～どーせうちは２年と１年ですから！！先日隣人ともめて、今日は風邪気味でどうも前向きになれない私。明日は長男の学校の懇談会。熱出さないように、早く寝よっと。

ラッキーなお休み！！

夕べの雨はすごかったなあ・・・カミナリも。今日は野球のお茶当番・・・風邪気味でバテ気味だからいやだなあ～と思いつつ、私と二男三男の三人分の弁当を作り終えたところで電話。朝からとっても良い天気だったから当然練習でしょ～と思い込んでいたところ「グラウンドコンディションが悪いので待機」とのこと。ふふふ・・・やった！午前中はゆっくりできるぞぉ～！！！久しぶりに家族全員で長男のスイミングに出かけた。スイミングで友達母さんとくっちゃべってる時に電話。「４年生以下は練習中止」ラッキー！！これは神様が私をあわれんで、お休みをくれたに違いないっ！！スイミングを終えて一旦帰宅したあと、作った弁当やらお茶なんかを持って近くの公園へ。子供たちは自転車で。私は荷物を積んで車で公園へ。夏のように暑い公園で弁当を食べ、みんなでザリガニ釣り！たくさん釣れましたよ～。子供好きなおじいさんがいて、たくさんのザリガニに夢中になってる子供たちに釣り方を教えてくれてる。みんなに「おじちゃん！見てみて」って言われて、忙しくて楽しそうだったな～。うちの子供たちもたくさん教えてもらって、結構大きなやつを１２匹も釣りましたよ。母も２匹ゲットしました。家族みんなでたくさん汚れて、裂きイカのくさいにおいをぷんぷんさせて、楽しく遊んだ１日でした。

お隣とのトラブル

ボクはどうして５年３組じゃないの？

交流学級が５年３組に決まった長男。放送委員になり、ご機嫌の帰宅でした。またまた何でもやりたがる性格、運動会の実行委員に立候補したらしく・・・朝が早くて辛いのは自分やのになあ～まあ自分で決めたことやから、がんばってもらいましょ。それで５年３組のお友達とお昼休みにドッジボールをしていた長男。お友達に質問されたそう。「どうして長男くんは、５年３組じゃなくて○○○学級なの？５年３組でいいんじゃないの？」そのお友達は心からそう思って聞いてきたようです。帰宅して長男は、そう聞かれたことを私に話し「ママ、どうしてボクは５年３組じゃないの？」と質問してきました。二男もおやつを食べながら、じーっと聞いてました。「長男くんはね、はじめは二男君や三男くんと同じ学校に行ってたやんか。でもね、たくさんのお友達と一緒に勉強するのには向いてへんかったんや。だから、長男くんの良いところをいっぱい見つけてくれて、少ない人数でゆっくりお勉強を教えてくれる、○○○学級に転校したんよ。」と答えた。二男がボソっと言った。「みんなそれぞれだもんね。」そう。これが我が家の合言葉。「みんなそれぞれ。」特学に移った２年生の頃に比べれば、考えられないくらい落ち着いて伸びた長男。勉強はまだまだで、やっと九九をおぼえているところだけれど、文章の読み取りや身辺自立などは、普通学級のんびり屋さんの同じ年の子より良くできるだろう。でも表面的にはわからづらい様々な内的混乱や連続性を理解できないところなど、いろんな問題も抱えてる。随分静かになったとはいえ、感情をコントロールするのが難しい。さて５年生になると中学見学がスタートする。まだまだと思っていても、きっとすぐに時間は過ぎる。特学に入れるか、普通級に在籍しつつ通級指導を受けるとか、どこの学校に通わせるか・・・本人の意向を聞きながら考えていこう。

次から次へとやってくる、役員シゴト。

昨日会計報告を作り、クラス役員全員にチェックをお願いした。問題点もなさそうなので、人数分コピーする。来週月曜のクラス懇談会で、会計報告を配り返金し終了。あー１年ご苦労さんでした。ワタシ。そして今年は二男の役員。でもね、特殊学級で役員やりましたから～もう何でも来い！って感じです。長男の学校は車で約１時間、二男はチャリで５分とかからんし、近い近い。今年度は二男の役員、来年度は三男の役員。１年おいて二男が５年になったら、子供会の役員必須。翌年も三男が５年で子供会役員やらにゃならん・・・子供は野球行ってて、子供会の活動にはほとんど参加できないのにさあ。６年になったら野球が忙しいだろうな。次から次へとやってくる役員・役員・・・。安部首相に言いたいね。このＰＴＡ役員とか子供会役員とかの回数を免除したら、子供たくさん産む人が増えるんとちゃうかな？ＰＴＡの本部役員を引き受けたら、下の子の役員をしなくていいとかさ、何か特典つければいいのに・・・そしたら引き受けるのにな。まだまだ松葉杖つきながら、やりまっせ～。明日は注射にリハビリだぁ～！！

行動の抑制が難しいＳ君のこと。

長男のクラスで、母も子供同士も仲良しだったＳ君。今年卒業して中学生になった。病院ではＡＤＨＤの診断を受けていてる。彼の一番の問題は衝動性。感情が抑えられない。何かが起こるとパッと火花が散って、行動の抑制が難しい。落ち着いているときに彼と話していると、どうして特学に在籍しているのかわからないほどのしっかりした優しい男の子。彼自身よりもお父さんの行動抑制が難しいことから、二次障害を起こしかけてる。お父さん自身も自分の問題に気付いているものの、そこから一歩踏み出せずにいる。息子たちに怒鳴り散らし、暴力をふるうそうだ。何度も担任が足を運び、お父さんにも通院や服薬まで勧めるという踏み込んだ話し合いまでしているのに、そこから先が続かない・・・。Ｓ君は家で包丁を振り回して「死ぬ」とか「殺す」とか言って暴れることも多い。とにかく逃げ出せと担任から言われているが、逃げ出そうにも「動くと刺す」と動くこともできないらしい。それほどまでにＳ君は傷ついて怒りが心の中で大暴れしてるんだ。Ｓ君は６年生の頃から不登校気味で、新しく入学した中学校でも、さっそく今日は遅刻して昼前に登校したらしい・・・。お母さんの心配が心に響いて辛くなった。Ｓ君はリタリンが効いているように思えなかったので、ジェイゾロフトという衝動性を抑える効果の大きい薬に変わった。もう三週間ほどになるらしいけれど、本人はどうも落ち着かないらしく「リタリンに戻してほしい」と訴えているらしい。お母さんと話した。「Ｓ君のお薬よりも、お父さんの治療が一番必要なんやろな～」と。ドクターにも言われたそうだ。でもそんな親はいくらでもいる、今日も同じようなケースの相談を何件受けたことか・・・と。家庭内が落ち着かないことには、いくら薬を合わせようとしても、きっとフィットする感覚を得られるものはなかなか見つからないのだろうな。お母さんは言ってた。「薬はなるべく飲ませたくないよ・・・」と。ワタシもそう思う。必要ないなら飲ませたくない。でも「薬はメガネだよ。生きていくために必要な道具だと思って、うまくつきあっていこう」と話した。まず環境ありき・・・でも、遺伝的要素があってどうしようもない場合には、子供の心を守るにはどうすればいいんだろうと胸が痛んだ。

やっぱり疲れは1日置いてやってくる。

入学式の月曜日、スーツ着て杖ついていくのもなんやなあ・・・とエエカッコして松葉杖を置いて1日ウロウロしてたら、今日になって足がしびれてきた。先週の木曜日からひいてる風邪も一向に治らないし、また違う花粉のせいか、前回は涙涙だったのが今は鼻水が出るのと目がショボショボする。苦手な若い歯科医に「２０歳代のはぐき」と言わしめた自慢の歯なのに、なんだか奥歯が痛い・・・。虫歯じゃないだろうなあ・・・ってことは、歯周病かぁ？珍しくダンナが日月火と三連休。ってことは、月火水の昼間に家にいる。なんだかくつろげないのもあるのかなあ・・・。三男は入学したばかりで、登校したと思ったらあっと言う間に帰ってくる。三男と2人なら、お昼ごはんもテキトーに済ませられるものなのに、ダンナがびたーっといるもんだから、ちょっとだけがんばって作らないとなあ。入学式＆ダンナ疲れか・・・？つい数年前までは、ダンナといる時間が誰といるよりも楽しく幸せで嬉しかったのに・・・。まあ元気でがんばって働いてくれてるから感謝しなきゃ。やっぱり朝に主人がいてくれると助かる。ダラダラして動かずしまいに不機嫌になって暴言を吐き始める長男も、主人がいると少しはおとなしい。明日から三男も給食が始まって、帰宅は午後になる。ダンナも今夜から仕事。ちょっとゆっくりできるかな？

東京都知事選は妖怪図鑑みたいだったなあ。

東京都知事に石原氏が再選するなんて、ワタシびっくりしました！昨日の朝起きて、石原氏がバンザイしてる姿を見て叫ぶワタシ。「マジですか？都民は石原都政でええんですかぁ！」主人が「アッタリ前だろうが～。はじめっから石原再選は決まってたんだよぉ。」とのたまう。ワタシはてっきり都民は石原都政にうんざりしてるに違いないから、浅野史郎さんとかひょっとして吉田万三さんが当選したりして！なんて、のんきに考えてた。黒川紀章にしても桜金造、ドクター中松なんかを見てると、まさに「妖怪図鑑」。あんなに庶民の生活を知らず、現実感のない人が再選されるなんて信じられない・・・都民ではないけれど、来月に主人は転勤で都内で働く人になる。つまり千葉都民てわけ。だから全く関係ないわけじゃなく、とてもがっかりしたんですよ。話は変わって、今日から三男はランドセル背負って集団登校していきました。二男や近所のお友達がたくさんだから、気楽なもんです。担任の先生は「ありゃあ絶対、カーラー巻いて寝てるに違いない・・・」と思えるようなクルクルカールの年配の先生。ちとうるさそうな人だから、大丈夫かなあ～と少し心配してますが、なんとかなるでしょう。今年は二男でＰＴＡ役員を引き受けたから、今月末の総会で部長を引き当てませんように祈るのみなのだぁ～！！

母からの留守電。

母から時々電話が入るが、たまたま居なかったり、居ても出なかったりすることが多い私。どうしても母との電話を楽しめない。昨日のブログに載せた長男の書道がとても上手に思えたので、書道の教師でもある母にＦＡＸしておいた。デコポンを送ってくれたので、そのお礼も兼ねてと思った。母は不在だったので、私たちが選挙に出かけている間に母から留守電が入っていた。母の声はとても機嫌が良い様子。母の好きな母のすぐ下の妹が様子見がてら愛媛から遊びにきてくれているのだ。「○○子（munmunchi）、長男くんの書いた字をみて、妹がほめてたわ～すごい才能があって味があるって・・・もっとがんばって書道させなさい」と留守電メッセージに残っていた。母はいつもこうだ。母自身の気持ちを語らない。以前も父の葬儀の後に電話が入ったときにも「○○子（munmunchi）のとこの子供たちが、素直でかわいいって、司祭様が言ってたよ。あんなに子供らしくて素直な子は、なかなかいないってほめてたよ。」と。母の妹のほめ言葉ではなく、司祭様のほめ言葉じゃなく、あなたはどう思ってるんだ？あなた自身の言葉で語りなさいよ！といつもイラつく。母は他者からの賛辞がすべてだ。他者を通してでしか、価値を見出せない。母に期待していじけていても、どうしようもないから、私は母と同じことをしない。自分の言葉で子供をほめよう。自分の言葉で子供を愛して、間違えたときには謝ろう。今日は三男の入学式。去年に二男の入学式をしたばかりだから、新鮮味がなくちと面倒で三男には悪かったんだけど、とにかく大きなイベント関係は終わり。ホッとして疲れたな・・・。

月に一回の書道の日。

昨日は、長男が通う塾で月に一回の書道教室の日。土日は二男と三男が野球に行ってしまい、ひとり取り残されてしまいがちな長男。月に一度の書道と、月に一度の創作教室にまた通い始めることにして、休日の時間を埋めることにしました。それで昨日書いてきた作品。長男的には納得のいく作品じゃなかったようで、帰ってからも不機嫌で書いてきた作品はおもちゃ箱の中に入れてしまって、絶対に見せてくれなかったんですよ。子供たちが寝静まってから出してきて・・・なんだか感動。文章は先生が教えてくれたものでしょうが、なかなか味のある字じゃないですか。この中のどれかを額に入れて飾るつもりです。

風邪気味で休むつもりが・・・。

どうも昨日から咳が止まらず、喉が痛い・・・。夏のように暑いと思えば、急に真冬のように寒かったりと気温差が激しかったからかな？今日は土曜でダンナとワタシでフタテに別れる日。だいたいいつもは私が二男三男の野球で、ダンナが長男のスイミング。私が早起きして弁当を作り、早朝に下の２人を連れてバタバタと出かけ、だんなはゆっくり掃除をして長男のスイミングについていき、２人でテキトーな店でランチしてくる。今日は久しぶりの二男が出る試合が予定されていたのだが、どうも調子が悪いので湿度が高く暖かく、１人でのんびりできるスイミングに付き添った。しかし二男の試合が気になって気になって・・・。１０時頃に試合開始と聞いていたので、１１時過ぎにスイミングを終えた長男を乗せてグラウンドまで爆走！着いてみると試合相手の到着が遅れたらしく、試合開始したばっかり。でもすでに１０点入れられてました・・・トホホ・・。相手は４年生ばっかしの部員の多い強豪チームですから。こっちは２年まで出てますから～しょーがありません。連れていった長男がもたなくなり、ダンナが長男を連れて帰宅。結局私はいつものように二男三男の昼ごはんを見張り、疲れてテンションの下がってる三男を褒めちぎって、グラウンドで過ごしました。グラウンドに行くとアドレナリンが放出されるのか、調子が悪いのも忘れて元気になってしまう私。３時には長男の塾で書道のある日なので、帰宅して塾まで送り、またグラウンドにとって返してお迎え。ご飯食べてお風呂入って、ユニフォーム２着を手洗いし終えると、疲れがドーっと・・・。明日はＡチームのお兄さんたちは、トーナメントの決勝戦。ぜひがんばってほしいな。優勝してほしい。疲れてるけど、やっぱり明日も行くんだろうな。子供たちのがんばる姿に惹かれて。月曜日は三男の入学式。無理しないようにしよっと。

ウチは「コレ」にだまされました。

この隠された所得の中に、うちの４８０００円も入ってるのか・・・。モデル会社、2億6000万円所得隠し＝脱税で告発、税理士の代表も－東京国税局三男が３歳のころだった。近所のショッピングセンターで、ライダーショウをやっていたのででかけた。二男と私は白熱するライダーショウに手に汗を握っているうち、集中力のない長男と三男はそばの水辺でウロウロしてた。ダンナも一緒にいた。オバハンが突然現れて、ダンナに名刺を渡し、「なんてかわいいお子さんなんでしょう？モデルになりませんか？ぜひご連絡ください」と言って去っていった。ちょっと嬉しくなったワタシはモデル会社にアポを取り、オーディションと言われるやつにでかけた。単なるオバハンとの面接だけど。後日めでたく合格との連絡があり、写真撮影や登録料、プロモーション費用として確か４８０００円を求めれた。ビンボーな我が家はそんな銭はございません！即座に断り、たまたま実家の母に電話で話した。いつもならケチで反応の鈍い母がすぐさま反応し、速達書留で現金が送られてきた。登録しろ、と。まあ、記念にもなるし・・・と言いながらちょっと楽しみな気持ちもあったのは事実。ＣＭにでも出て稼いでくれへんかなあ～大学で勉強とかしたいなあとか。ヨコシマな気持ちがあったのも確か。そいで、千葉の田舎から近寄ったこともない新宿まで家族ででかけた。ボロボロのマンションの一室のスタジオと言われる場所にでかけ、写真撮影した。写真はなかなかかわいく、しばらくして送られてきたカタログのモデル写真も、わが三男が一番輝いてかわいく見えた。やっぱしだまされたんやなあ・・・とすぐに気付いたけれど、お金出したのは私とちゃうし、カタログは残ってて老後の楽しみになるしええか、と思った。でも親の心理につけこむようなやり方が気に食わへんなあ。我が家の引き出しの中には、ほとんど見ることのない、三男のモデル写真がある・・・。

長男放置の事件について、また考えた。

１９歳の知的障害の長男を放置し死亡させた事件について、また考えた。今５年生の長男が、大人になって誰かを愛して子供ができたら？そしてもし、その子が発達障害を抱えていたら・・・。生まれてきたからには、誰かを愛してほしいし、仕事ができて収入が得られるのならば、結婚もいいだろうと思うようになってきた。子供がうまれたら・・・とても大変だろうけれど、精一杯サポートして子育てを助けたい。私が生きてるうちはいい。でも親が死んでしまったら・・・弟たちはいるけれど、弟たちそれぞれの人生もあるので負担にさせたくない。喜んでサポートしてくれるように育ってくれれば、何よりなのだが。お金を残したとしても、その財産管理は誰がする？子供に障害があった場合は、療育や支援を求めることを誰がする？たくさんの人とつながり続けて行こう、なんとかなるさっ。取り越し苦労はやめて、今目の前にあるたくさんのこと・・・学校からの大量のプリント類や三男の入学準備や・・・をひとつひとつ片付けていくことにしよう。日々誠実に、丁寧に子供たちを教えて、忍耐と愛情を持って、よろこびつつ生きていきたい。

知的障害の長男に食事与えず・・・

１９歳の知的障害の長男に食事与えず、放置すれば死亡することがわかっていて放置し、長男が死亡した事件があった。毎日新聞配信この事件をニュースで聞いた私は複雑な気持ちになった。知的障害を持つ青年だからといって、命の重さに違いはない。断じてない。だから決して母親の行動を擁護するものじゃない。民生委員が出入りしていたそうだが、母親の行動をもっとチェックできなかったんだろうか。母親が色々な人に助けてもらい、サポートを受けられるように支援してあげられなかったんだろうか。役所は支援制度をおおっぴらにしない。こちらで調べて探して、具体的に「この制度の支援を受けたい」と申し出ないと、申込用紙は出てこない。窓口で漠然と困っていると訴えたとしても、奥の引き出しに入っている特別の「品物」は、いちげんさんには出してこない。保護者にどんな支援が受けられるのか調べられるだけの精神的、経済的、身体的その他様々なチカラがあるかどうか。今回の事件の容疑者とされる母親には、借金があったそうだ。その借金もどんな借金だったのだろう・・・。正当な利息のものだったんだろうか？経済的理由で亡くなった長男が施設利用できなかったとしたら、あの「自立支援法」という名の自立を阻害している法律の影響じゃないんだろうか？詳しく報じられていないので、私の勝手な考えに過ぎない。でも「福祉」はどこにある？「みんなのしあわせ」はどこにある？

春休みが終わる。

明日は長男と二男は始業式。あっという間の春休みが終わる。ホッとする反面、毎日寝坊していたので、また明日から忙しくなるな・・・。でも長男の学校、二男の学校、保育所と３ヶ所に散らばっていた子供たちは、２ヶ所になる。明日持たせるものが長男と二男では違うので、よく確認しなきゃ。今日は絵の具や色鉛筆にクレパス、のり、ホチキスなどのチェックをしてないものを補充。明日から５時起きの生活が始まる。月曜には三男の入学式。みんな良い出会いと良い経験をして、毎日をイキイキとそれぞれらしくそれぞれの場所で生きてほしいな。厳しいこともあるだろう。でも大人になるための必要な訓練。一緒にしっかり乗り越えたい。でもあまりに辛すぎる経験はさせたくない・・・と思う私。

二男は父を捨て、隣の兄ちゃんを取る。

昨夜休みだった主人は、この雨なのに朝からテンションが高く、子供たちをサンライズ九十九里のインドアプールに連れていくと宣言。私は膝のリハビリも兼ねて泳ぎにいきたいのはヤマヤマなのだが、サンライズ九十九里まではチト面倒・・・留守番させてもらうことにしました！朝からの雨でなんとなく不機嫌な二男・・・プレイングマネージャーである隣の兄ちゃんに朝１０時集合で野球練習と約束していたのです。プール、プールと喜ぶ長男と三男・・・結局二男は小雨降る中１０時きっかりにグローブを持って飛び出し、車を見送ってました。パパとプールより隣の兄ちゃんと野球を取ったんだな。すぐに大雨になり、隣の兄妹とうちの二男は我が家で遊び、お昼はみんなでとってもおいしい戴き物の讃岐の釜揚げうどん。しばらくすると、パパと長男三男が戻り、隣のオカンと妹ちゃんが帰宅。うちの３兄弟と隣の兄ちゃんでYahoo!動画サイトの「キャプテン劇場版」鑑賞。雨だけど楽しい１日になりました！

野球のチカラ・・・父との関係、愛しの阪急ブレーブス

３月３日に亡くなった父の１カ月祭を実家でしたそうだ。神父様が自宅に出向いてくださって、お祈りしてくれたらしい。きっと今ごろ父は天国で、好きなゴルフをしてるかも知れないし、スキーや登山をしてるかも知れない。大好きだった往年の野球選手に会って、喜んでるかも知れない・・・。病弱だった母とは楽しく過ごした記憶はないけれど、父とはいろんな思い出がある。近所の市営プールにつれていってもらったこと。泳ぎ終えたあとにいつも食べた「おでん」のにおいが、今でも鮮明によみがえる。あと、父はよく私を野球に連れていった。父は阪急ブレーブスの大ファンだった。私は「ブレーブス子ども会」に入会していたので、いつも観戦は無料。阪急電車の西宮北口を降りて、暗い道を歩いて球場まで行く。入り口を通って暗い階段を上る。内野席に向かう階段を上がると、そこにはパーっと広がるグラウンド。明るく照らし出されたグラウンドは、芝が青々と美しく選手が近くにいた。その光景が忘れられない。１２月初めに父を見舞ったとき、最後の会話は野球の話だった。その頃活躍していた選手の打順や守備位置なんかを、言葉がおぼつかない父と話し合った。福本、加藤、長池、大橋、中沢・・・。代打満塁ホームランの記録を持つ高井。大橋の守備はすごかったな～長池の盗塁を見たな～なんて話した。ピッチャーは山田、足立、剛速球の山口高志とか、いたなあ・・・。山口高志の球は本当に速かった。日本シリーズＭＶＰ、新人王をとって１年限りで消えてしまったけど、鮮烈な印象は忘れられない。私が二男と三男の野球に惹かれる理由がそこにあるのかも知れない。父はひどい父だった。家族に暴力をふるい、感情を抑えられずみんなを追い詰め悲しませた。父は長男と同じように、社会性の低さを抱えていて、うまく感情コントロールのできない自分に苦しんでいたのかも知れない。それでも父なりに家族を愛して、私を連れて野球に行き時間をともにして楽しんだのだ。ダイヤモンドが呼んでいる！二男はそのＤＮＡを引き継いで野球の魅力にとりつかれてる。昨日はチームで花見のあとに、紅白戦で楽しんだ。新２年の二男は、セカンドの守備に入った。セカンドゴロを捕った二男は、サードに走るセカンドランナーを一瞥してから、ファーストに送球しアウトにした。頼もしい二男の守備に父の影が見えた気がしたのです・・・。

これ、４０００円のチョコレート。

見よ、このチョコレート。１個４０００円也。つまりこれです。ダンナが山積みになっているチョコレートにムキになり、何とか倒そうと倒そうと・・・。結局千円札４枚両替し、つまり４０回もトライしたわけですね。つぎ込んだお金もむなしく、結局落ちたのはこの１個。時々このお菓子マシーンに数千円をつぎ込むことがあり、その様子を見てるとどうもギャンブラーの空気を感じてしまう・・・。って言ったって半年に１回くらいですから。それにだいたいいつもは１０００円くらいでポテチの巨大袋とかをゲットしたりするんですよ。今回はとにかくダメで、次から次へと両替に走る夫を少し離れた椅子に座って眺めながら、アホやなあ・・・まあ、アンタの稼いだ金やさかい、好きにしはなれ・・・と見ていた私ってオトナでしょ？

離任式、大号泣。保育所最終日はさわやかに。

今日は忙しい日。いつもよりチョイ登校の遅い長男二男。長男を７時半にバスに乗せ、二男が８時に家を出るのと同時に、三男を連れて保育所へ出動。大急ぎで三男を保育所にぶちこんで、長男の学校へ走る走る。今日は嵐ような大雨、月末の金曜で道路は大混み。９時までに学校に行かなくちゃ～！あせるあせる。でも何とか裏道大作戦で時間通りに到着。お世話になった先生に、クラスのお友達からメッセージカードを書いてもらい、連絡帳にはさんで持たせてもらっている。それを先生が出して机の上に置いてくれているのを、お渡しする先生ごとにファイルにとじる、ラッピングする・・・みんなでテキパキやったので思いのほか早く作業が終わり、急いで離任式をやっている体育館へ。担任の先生は壇上で号泣・・・それを見たクラスのお母さんたちも号泣・・・。いい先生だったな。ステキなかっこいい先生だったな。先生ありがとうってみんな思ってた。クラスに移動して、みんなとお別れ。離任する先生から「ボクの夢は、大人になってしっかり働くみんなと、一緒にお酒を飲むことです。」との話。即座に反応する長男。「じゃあ、先生ボクが居酒屋の予約を取るから、先生がお金払ってね～！！」一同大爆笑。～笑かすとことちゃうって・・・～母たち１人１人と最後の挨拶。もう涙も枯れて、まだやらなきゃならないことが気になる私は、もう泣かないな～って思ってたけど、先生を前にして大号泣。「先生・・本当にありがとうございました。理解しずらい、長男をかわいがっていただいてありがとうございましたぁ～。先生がいなくなるなんて、信じられなーい・・・。うぇーん、うぇーん。」「長男くんはね、ホントいいヤツなんですよね～。」「そうなんですよ。ホントにいいヤツなんですよ～。」と号泣しつつ謙遜しない私に、また場内大爆笑。～笑うとことちゃうって・・・～鼻水たらしながらお別れの時間が終わり、バタバタと職員室を離任する先生を追いかけて走り回り、今年の役員の仕事が終了・・・。そして、家族全員で三男のお迎え。本当の本当に、７年間の保育所生活が終わった。先生に挨拶をし、長男の頃からお世話になっているパートの先生とわかれを惜しんだ。先生たちは近所に住んでるから「きっとまた会えるね」と笑顔でさよなら。この鉄の重いゲートを開けて、笑顔で手を振る三男を迎えることはもうないんだな。その重いゲートをしめたとたん、子育ての違うステージがスタートしたような気がしたのでした。

離任式と保育所最終日。

三男は本当に保育所最後の日。修了式はまだ続きがあるので、ピンと来なかったけれど、長男から続けて７年通った保育所生活が終わる。お布団のカバー交換や、下着上着ズボンを３セットずつ引き出しに入れることも、手拭タオルをかけるのも明日でおしまい。二男も離任式。二男の担任は異動がないし、役員もやってないので出向かない。三男も離任式。役員だからお仕事たくさん。でも最後のオツトメだからはりきっていきましょ～。ただ、雨なんだよな・・・雨の中松葉杖ついていくのが辛いんだなあ。杖ついて職員室歩きまわって、先生に餞別渡すってものカッコ悪いんだなあ。

担任の異動。

長男の特学の５人の担任のうち、２人が異動になった。クラス役員の私は、昨日担任から連絡を受けていた。３０日の離任式までに、メッセージカードの手配やら餞別の手配などがある・・・。異動になる先生のうち一人は、担任５人のうちのたった一人の男性。若くてかっこよくて、よく気がついてスポーツマンのステキな先生。長男の特学は圧倒的に男の子が多いので、大人の男性のモデルになってくれてるな～と感謝していたところ、残念。今日の新聞をはじからはじまでじっくり読んだが、転任してくる先生はみんな女性みたいだ。やっぱり思春期に入る子供たちには、同性の先生が必要だよな・・・。学生ボランティアも受け入れているので、ぜひ男の人に来てもらいたいな。今日の私は忙しかった。連絡網を回し、郵便局に走って親の会のお金を引き出した。近くのスーパーに走り、離任する先生の分の図書カードを購入。ラッピングしてもらっている間に１００円ショップに行き、メッセージカードを入れるファイルを購入。親の会会費の返金があるので、両替してもらい３５名に５８０円ずつ袋にわけて・・・。今回異動する担任２人は、独身でよく動いてくれる先生だった。主たる先生と、まだ小さな子を育ててる先生が２人、あとは転任、新任・・・先生はストレスが高まっているようだ。養護教諭も変わる。この先生には本当にお世話になった・・・心のケア、体のケアも細かくしてくれたし、母親の話も聞いてくれた。うちの長男などは、どうしても教室に戻れないとき、保健室で少し寝かせてもらって教室に戻れた。頭ごなしにダメと言わず、受け容れつつ背中を押してくれるバランスの取れた良い先生。先生にばんそうこうを貼ってもらうだけで、嬉しくて嬉しくてニコニコだった。修了式には泣きそびれた私も、あさっての離任式には号泣かな？いろんな先生に餞別渡したり挨拶したりしなきゃならんから、それどころじゃないかな。

子供たちの妄想野球。

学校が休みに入ると隣の兄妹とうちの３兄弟は「妄想野球チーム」を結成して、朝から夕方まで練習に励む。実は「ジュニアサバイバーズ」という立派なチーム名もあり、隣の中１になる兄ちゃんがプレイングマネージャー。ソフトボールやってる新５年の妹ちゃんと、うちの新５年の長男、新２年の二男、新１年の三男、入部届の出ていない練習生のまっちゃんも時々参加して妄想猛特訓、妄想試合・・・。今日は大阪桐蔭に準決勝で当たったのだが、相手の反則で勝つという、妄想結果。それでも熱く燃えてる子供たち。実にオモロイ。昨日から「明日は１０時集合で、走りこみしてから試合」とか兄ちゃんからの指令が入る。集団妄想もここまでくると、なかなかよろしい。子供の遊びなんてこんなもんやったなあ～。その妄想猛烈シートノックを見ながら、隣のオカンと庭のベンチに座ってコーヒーなどを飲むのは楽しいもんです。しかし、楽しいばかりじゃない妄想野球。少し風邪気味の長男、昼ごはんのときから少し元気がなかった。昼ごはんに作った塩やきそばの肉が少なく、野菜が大量に投入されていて、どうもそれが気に入らなかったのか、そういわないまでもかなり機嫌が悪い、いやいやそれを通り越して調子が悪そうだった。午後は１時集合と監督から命じられていたので、５分前には家の前に出て軽くランニングしていたところ。前を走っていた三男をわけもなく突き飛ばし、倒して泣かせた。それを見た二男が、家にいる私のところに三男を連れていこうとした。その事実を私に知られたくない長男の動揺は頂点に達し、今度は二男になぐりかかった。ものすごい悲鳴を聞いて外に飛び出すと、長男と二男がグーで殴り合ってた。体の大きい長男は、もう二男を殴り殺してしまうじゃないかって思うくらいに、真っ赤になって激高しぶるぶる震えていた・・・。どうも二男が長男に「走るのが遅い」とか「投げられない」とか言ったらしい・・・。二男に言った。「あんたは野球チームに入ってるから、投げるのも打つのも上手やけど、長男君は水泳選手やろ？だから野球がヘタクソとか言うたらあかん。長男くんはそれを知ってて練習してるんやし、兄ちゃんのプライドってもんがあるねん。だからそんなこと言うたらあかんで。」と諭す。今まで見たことがないほどの大ゲンカも、３時を過ぎればまた仲良しに戻り、妄想猛練習。明日も７時集合で早朝ランニングするらしい・・・。ぜひ妄想全国制覇をしてもらいたい～と妄想する母たち。

棺に入れたいほど好きなお菓子。

ロイズ　ポテトチップチョコレート 630円！！これ以前から楽天でトップになったりしてたんですよね。でも価格が190gで630円で、北海道からの送料が840円・・・本体価格より高い・・・。食べたいなあ～でもなんかなあ～と思っていたところ、生協のカタログで発見！！すぐさま申し込み、緊張して食べると・・・「うまーーーーい！！！」このコテコテの組み合わせですが、北海道産ジャガイモの繊細な味のポテチにロイズの高級チョコレートがコーティングされて、絶妙なハーモニー！！これは私の中でトップを走るスイーツだぁ～！！ ちびちび食べていたものの、あっという間になくなりまた食べたくなった。近所のスーパーで発見！こちらは100gで298円、もちろん送料もなし。うーむ・・・どうしようかなあ・・・としばし考え、購入。家まで待てずにさっそく食べたところ、ん・・・。確かに同じような味。ポテチの塩味に甘いチョコがかかっていて、おいしい。でも「大味」なんだ。ポテトは少し油がまわってるような感じで、繊細さがない。チョコも甘みが強い。でもいいや。やっぱりおいしーい。チョコにポテチなんてデブの素だよね～でも大好き。

久しぶりのピクニック。

今日は初夏を思わせるようないい天気。二男と三男は、土日祝日は朝から夕方まで一日中野球をしているので、家族全員で出かける機会がなくなってました。それで、昨夜は主人もお休みだったので、久しぶりにピクニックにでかけました！ちょうど長男の自立支援医療費（精神通院）制度更新のために、主治医に書いてもらった診断書を取りにいったり、保健所に行く予定があったので、近くの大きな公園に行くことに！子供たちの自転車３台をバンに乗せていきました。その公園は大きな芝生の広場があったり、サイクリングロードもあります。新しい自転車をまだ乗りこなせていない、三男にはよい練習になりました。お弁当は「ほか弁」。パパとママは幕の内。長男はハンバーグ弁当。チビたちは、おもちゃ付きのどらえもんセット。暖かな日差しの中で、またまたうたた寝しちゃいました・・・。家族でピクニックってやっぱりいいな。こんな風に休日を過ごすのが、一番好きだな。シンプルに「しあわせだな～」って思えた日でした。

主人は三男を愛せない。

夫は三男を愛せない。長男にも二男にも深い愛情を示すのに、三男にだけ違う・・・。発達障害を抱える長男が、どんなにおかしい事を言ってもしても「オマエはいいヤツだよな～。いい子だな～」といって目を細める。二男は距離感がうまい。静かで言葉は少ないけれど、発達障害を抱える長男とは対極的にコミュニケーション能力が高い。確かに二男といると癒される・・・。心の交流がスムーズだ。三男。保育所でも１人遊びしていることがほとんど。いつも笑っていて、それは決してふざけているのではない。三男なりに混乱して笑顔を浮かべている。思い切って野球チームに入部させたが、時々集中は途切れるものの、土日の９時から５時まで、嫌がらずお兄ちゃんたちにかわいがられながら１日を過ごしてる。思ったより集中力があって、ホッとしたのだが。夫は三男を愛せない。夕食時になると、主人の顔は青ざめる・・・食事中に話すのを嫌うのだ。「黙って食え！」と怒鳴る。三男が笑っていると、それだけで腹が立って怒鳴り散らす。今日もお風呂で笑ってるというだけで、オケで頭を数回たたいて泣かせた。おお泣きしながらお風呂から出てきた三男は「ママ～ボクはどうしてパパに怒られるの？二男くんがおもしろい歌を歌うから笑ってただけなのに『うるさい』って大きな声で起こられて、何回もたたかれたんだよ」と言った。私は何と答えてよいかわからず、「そうか～三男くんはパパがどうして怒ったかわからないんだね。じゃあママが聞いておくね。怒られて悲しかったんだね。」と膝に乗せて答えた。そんな主人もいつも薄ら笑いを浮かべてる・・・だからみんな優しい人だね、と言うけれど、人付き合いが苦手でどうしていいかわからず、笑っている。そして突然に爆弾を落とす。時々頼む。「三男は寂しがってるよ。生まれたときからお兄ちゃんが２人もいて、１人だけ愛されたときがないでしょ。パパに自分だけ怒られるっていってるよ。頼むから三男に笑顔を見せてあげて。長男や二男に向けるような優しいまなざしを向けてやって。」と。でも、また夕食時になると元に戻り、三男の笑顔にイライラして怒鳴る。主人にいくら言葉で頼んでも、理解するけれど行動には移らない。ムダなのかな？私がストレートに頼みすぎるのかな？主人にはもう期待せず、その分私が愛情を注いでやってカバーすればいいのかな？

異動の不安。

久々の友達から電話があった。彼女の長女はうちの長男と同じ年で、違う学校の特学に通っている。彼女の言い分。「今の担任の先生が異動するかも知れない。たぶん異動だろう・・・。せっかくワタシが育ててここまでにしたのに、いなくなるなんて。こうやっていつもいつもワタシが育てて、去っていく。やっと先生らしくなったと思ったら、もう違う学校に行ってしまうなんて・・・安心できる環境はない。」「先生との別れが悲し過ぎて、立ち直れない」と。彼女は以前その先生に「もっと自閉について勉強しなさい」と迫った人。エネルギッシュで長女ちゃんを愛するあまり、大胆すぎる言動に出てしまう。うちの学校に転校することも考えているようだ。しかしきっと彼女が満足する環境は、どこにもない。彼女の心の中にしかない。私は転校を勧めなかった。それでは何も解決しない。「別れが悲しいほどに、素晴らしい出会いがあったことに感謝して、前を向いていこう。キミの健康と平安が保たれるように、祈ってるよ」と伝えた。彼女が怒りや悲しみに支配されず、本来の彼女らしく面白い話をしてくれて、開けっぴろげの優しいキャラクターが出てくればいいな。

あっ、ピカリンだ～！

またまた三男の修了式ネタ。運動会や修了式といった行事には、近隣の小学校の校長がくる。しかし、今回の修了式は校長が予定が入っていたらしく、変わりに教頭が来た！「あっピカリンや～！！」この先生、長男の学校（違う区にある、車で１時間ほど離れた学校なのですが）の教頭先生だったのです・・・。長男の特殊学級でも大人気。理科の授業は大盛り上がりで、先生も準備に凝る凝る・・・。林間学校では「マツケンサンバ」を踊りまくる、ノリノリの楽しい先生。教頭先生の理科は、本当にステキな授業でした。子供たちの目がキラキラ輝いていて、教頭先生が心から子供たちとの授業を楽しんでるから、こんなにイキイキした授業になってるんだな～とつくづく思いました。でもこんなに愛されたピカリンも、１年で去ってしまいました・・・それで保育所近くの学校の教頭先生になったわけです。修了式に突然ピカリンが登場したのにはビックリ！！シーンとしていた会場で、思わず立ち上がり「○○先生！こんにちは。長男が色々とお世話になってありがとうございました。○○小ではみんな寂しがってます～」なんて大声で言ってしまいました・・・。はっと我に帰ると、そうそう今は厳粛な修了式。そうだ、静かにしてなきゃ・・・こんな個人的なこと大声で話すときじゃなかったなあ～。でもどうしても長男のクラスの仲良し母さんにメールを送りたくて、写メ撮影。「タラリラリ～ン」撮影時の音が鳴り響き・・・場内爆笑。韓流スターじゃあるまいし、挨拶してるハゲ頭の教頭先生を携帯撮影するなんて、やっぱり変。それでもやっぱり会えたのが嬉しくて、長男のクラスの仲良しオカンたちに画像つきメールを送ったのでした・・・。

「政治家になりたい」とのたまう。

保育所の修了式では、所長先生から修了証書をもらったあと、将来何になりたいかを述べてから後ろでまっている母に証書を渡す。うちの三男は「メジャーリーガーになりたいですっ！」と大きな声で発言。男の子はサッカー選手とか野球選手。女の子はお菓子やさんとか、お花やさん。女の子で｢野球選手」って子もいたな。１人の男の子。実はワタシ、そこの母子が嫌い。そこの息子が、数回うちのタオルを間違えて持って帰った。そんなんどーでもええことやけど、ひと言「まちがえちゃってごめんなさーい」って言えばいいところ、「なぜかバッグの中に入ってました」だって・・・。手拭きタオルが自分であんたの息子のバッグに入るかよ！！ってしょーもないことでキレた私。なんとなくイジワル気な雰囲気と、その子の大人びた雰囲気が苦手で朝会うたびに「会ってしもた～」といやな気分になる親子。その息子、修了証書を手に「ボクは将来政治家になりたいですっ」と言いよった。この年長児は政治家ってのに、どんなイメージを持ってるんやろか？あーこわ。

往・復・往・復・往・復・・・

今日も忙しい１日。野球は８時半集合。６時には起きて、松葉杖ついていぬの散歩して２人分の弁当作り、８時に出動。１１時頃までグラウンドで野球に付き添う。帰宅して、長男に昼ごはんを食べさせる。すぐにグラウンドに戻り、二男三男の昼ごはんの様子を見る。長い枝で戦いごっこをしてる二男をしばく。１時に、学校のお友達と約束している長男を駅まで送る。そのままグラウンドにとって返して、三男を見張る・・・。３時半、起きたダンナがグラウンドに現れたので帰宅。洗濯物を取り込み夕食の支度をし、４時５９分に到着する長男を駅まで迎えにいく。５時半から長男の塾なので、１０分ほどの空き時間にミニストでポテトを食べる。長男を塾に連れて行き、帰宅。すぐに二男三男が泥だらけで戻ってきた。玄関で脱がせて、２人分の練習着をバケツの中につけ置く。主人、二男三男に夕食を食べさせる。長男を塾に迎えに行く。長男と２人で夕食。風呂で練習着２着手洗い。現在に至る。

３度目の修了式。

今日は、三男の保育所の修了式でした。長男から３度目の修了式。今度５年生になる長男の修了式のときは、長男がパニック起こさないか、じっとしていられるかどうかとハラハラドキドキしていましたから、感慨に浸ることなどありませんでした。今度２年生になる二男のときには、「また来年もあるねんなあ～」となんだか中だるみ状態。特別な感慨もなく、修了。今回はどうかな？周囲からは「三男くんの修了式は号泣でしょ～」なんて言われてた私。でもね、私って結構泣けないんです・・・タイミングを逃すっていうか。今回も涙涙でわが子の成長を喜ぶ親御さんたちの中で、ひとり冷静な私。もう送り迎え生活が終わるか～と思うとなんだかホッとして、お別れが寂しいというより解放される嬉しさの方が大きい！！本当に保育所には助けられました。長男の療育で時間が遅くなるときにも、電話一本でお願いできました。土曜日に治療や療育が入っていて、お願いする日もありました。兄弟で入所していると、上の子の保育料が半額になるので本当に助かりました。年子で幼稚園にでも入ってたら・・・経済的にものすごく大変だったに違いありません。長男が３年保育に入る手続きをする頃は、二男が０歳で三男を妊娠中でした。多動な長男は幼稚園の入園を断られ、多動で下の子の面倒をみるのが困難だった私には、保育所しか道がありませんでした。だから、１９９９年の秋からネットで子供服のリサイクルショップをスタートさせて、保育所に入れました。自宅で自営となるとなかなか保育所入所も難しいものでしたが、自分のショップをカラーコピーして添付、納品書や領収書、銀行口座の入金状況など、実際に仕事をしていることが証明されるような書類を山のようにコピーして、福祉事務所に足を運びました。晴れて長男の年少の５月から保育所の入所が認められ、二男とふたりだけの時間が持てました。二男には２歳の頃から保育所に入所させ、三男とふたりだけの時間を持てました。バタバタと月日は流れて７年にもなりました。子育てに精一杯走り回った７年間。子供の成長を喜ぶというよりも、自分に「ようがんばったね」とごほうびをあげたくなる日です。

軽度発達障害を抱える子の野球。

土曜の夜はダンナが仕事なので、日曜の朝は私が動かねばならない・・・。日曜の野球は８時集合でいきなり出発。市内の大会の開会式に出動。二男だけならお願いして帰るところなのだが、右も左もわからない三男も行くのでやっぱりついていかんとなあ・・・と出発。同じ時期に入部した新１年生の男の子と、仲良くやっているし、まあまあマジメに１日過ごしているのでよかったかな～と思ってます。最近入った子の中で気になる子がひとり。今度３年生になる彼は、他の子よりも２回りほど小さな体。なんだか動きがクネクネしていて、集中力がない。途中で練習をやめてしまい、外野で座り込んでいたり、歩き回ったり・・・。お昼休みも子供たちと遊ぶより、ずっと大人に話しかけてる。子供同士ではうまくいかないのかな・・・。朝夕の送り迎えだけでほとんど顔を見せないお母さん。とてもきれいな方で大きな外車に乗ってる。妹ちゃんは小学校受験したのかするのか、そんな話をしてる。そのお母さんが紹介者のお母さんと話してることが耳に入った。「○○クリニックに通ってるの」それはここらでは名の知れた精神科で、小児専門の心療内科。発達障害の子などが通うことの多い。そんな感じだな～心配だな～ってと思っていたけれど、親は知ってるんだ。ちょっとホッとしました。でも彼にはかなり手がかかる。お母さんがあまり顔を出さないと、手のかかる子は嫌われやすい。お母さんもいろんな場面で傷ついているのかな？あまり挨拶もしない。じっくり話しをしたこともないからよくわからないけれど、自分の子供が手がかかり、ルールを理解するのが難しいことを知ってて、集中できないことを知ってて、ほとんど顔を出さないし手伝わないとなると、嫌われて更に居づらくなることは目に見えてる。彼が発達の問題を抱えてることがわかる人は少ないはず。彼が発達に問題を抱えていたとして、勝利を目指す野球の世界で「発達障害を抱えています。よろしくお願いします。」とお願いしたとしても、受け入れられるのは難しい・・・。野球はルールが複雑だ。サインもある。どこにランナーがいるかによって、守備位置は変わる。アウトカウントによって動きが違う・・・同じゴロを捕っても投げる場所が違う。少年野球でもそのとっさの判断を求められる。こういう子は愛されにくい。だからせめて親がもっとサポートしてあげれば・・・なるべく顔を出して、ベルトがしめられない、スパイクのひもが結べない、トイレに行きたい・・・なんかの要求をサポートしてあげられればなあと思う。かいがいしく世話しているフリでもすれば、理解を得られやすいのになあ～とそんなことを考えてしまいました。発達障害を抱える子にも、集団スポーツの機会を与えてあげたい！でも現実は厳しい・・・彼もお母さんも傷ついてボロボロにならなければいいんだけど。慣れてくるとだんだん叱られるようになる。集中が難しい中、彼なりにがんばっている。発達障害の子を持つ母としてはとても理解ができるだけに胸が痛いのです。

今日は長男のスイミングにつきあう。

二男が野球をはじめた夏以来、長男のスイミングには付き合ってなかった。まだ１年生の二男を、目の届かないところに置いておけないという気持ちと、二男に「ついてきてほしい・・」と頼まれてでかけていた。毎週土日、必ずほとんどの時間をグラウンドで過ごしてた。「熱心ね～」と皮肉まじりに言う人あり、「えらいね」と感心する人あり。私は二男が来てほしいと望んでるから、私も子どもたちの野球を観たいから、両方の気持ちで野球に通ってた。先週から杖をついていて、安静を指示されてる私。土曜の朝は二男と三男は野球、長男はスイミング。ダンナと私で二手にわかれなければならない。だから今日は体力的にきつくない、スイミングに行くことになった。半年振り。長男からは「○○ちゃんのお母さんとおしゃべりばかりしてないで、ボクの泳ぎを見てよねっ」とクギを刺されてたから、お友達のお母さんたちが来るより早くみんなの来ない席に座ってじっくりみました。携帯にダウンロードしてある、お気に入りの曲をイヤホンで聴きながら、がんばる長男を見ているとなんだかドキュメンタリー映画でも観てるみたいな気持ちになって、ウルウルしちゃいました。上手にクロールが泳げるようになり、最近は背泳にもチャレンジ。５月の水泳大会に向けて飛び込みも練習中。ずいぶん上手になったもんです。東京都障害者スポーツセンターでの大会にエントリーした長男。メダル獲得に向けてがんばってるのですが、どうも運動会にぶつかりそう・・・。「長男くーん。水泳大会の日は運動会と重なるかもよ」と言うと「ボク、運動会をお休みして水泳大会に出る」と断言。「それはあかんやろ～。やっぱし学校優先やで～」と言ったものの、長男が納得できるか・・・。たぶん学校に聞けば、だいたいの日程は決まってるはず。あーあ。もしぶつかってたら、雨乞いの祈りでもするしかないか・・・。松葉杖使用中でも、明日は野球に送らねば。野球をはじめたばかり（入部しちゃった！）の三男は、何をしでかすかわからないやつなので、よーく見張ってないと心配。明日は８時集合でそのまま大会の開会式に出発。やっぱしついていかんとなあ・・・。「安い保育所と違うんだから～」ってイヤミいわれちゃう。こわいこわい。明日は杖ついてでも、でかけてやるっ。

長男の優しい日記。

毎朝、学校で書いている長男の日記です。これは３月１４日の日記。私が病院へ行って、松葉杖をついて戻ってきた日です。急に杖をついていたから、とってもびっくりしたんですね・・・。素直な気持ちがかけていて、なんだか胸が熱くなりました。本当に心配してくれたし、不安だったんだな。これはその翌日、つまり昨日です。朝から思いっきりバトルした日です。私の調子が悪いから、揺れていたんでしょうね。学校から帰ってすぐ「ママ、朝は本当に悪い言葉を使ってごめんね。ママはボクが『しっかり働くまじめな大人に』なれるように、教えてくれてるんだよね。いつもありがとう。」と言ってくれました。この素直さをそのままに育ってほしい・・・って心から思いました。そして、この子供からの注がれる愛情にあぐらをかかないようにって思いました。私がどんな母親であろうと、無条件に『ママだから』という理由で愛されます。虐待しても親をかばうように、子供は親を恋い慕います。だから、私は大きくなっても心の手を離さずに見つめ続けていきたいと思います。

毎朝、長男との戦争。

毎朝、長男を送り出すのに苦労の日々。脳のアイドリング時間がかかるのか、とにかく朝起きてからボーっとしてる。６時に起こし６時半までソファーでボー・・・。怒らない、怒らない。毎朝ガマン。お笑いでごまかしたり、理由を見つけて褒めちぎったりしながら、何とかカンとか時間通りのバスに乗せる・・・。でも今朝は私がぶちキレた。ヒザの調子が悪く、松葉杖使用中の私。「ねえ、長男くん。ママね、足が痛いから今日はゴミを出してくれる？」優しくお願いしたのに、長男は無視。正面きってケンカしたくなかったので、二男に頼む。「じゃあ二男君、ゴミ持っていってくれる？」二男は「いいよ～。」これで長男はキレた。長男：「どうして二男に頼むんだよ～オレがやるのに～！！」わたし：「だって長男くん、返事しなかったでしょ？だからいやなのかなって思ったんだよ。」長男：「誰もいやだなんていってないでしょう。」わたし：「じゃあ、ハイとかうんとか返事しなさいよ」（やわらかいトーンで。）だんだんテンションの上がっていく長男。長男：「うるさいんだよ、このやろう！」とつぶやいた。ここで私の堪忍袋もう、毎朝パンパンの膨らんでいる堪忍袋の尾が切れた。「アンタ、今ママに『このやろう』って言ったな？」「言ってないよ～」「いいや。ママには聞こえた。『このやろう』って言ったな」「ボクはそんなこと言わない～」ここでビンタ炸裂。長男：「暴力はやめろ～」わたし：「あんたがすぐにごめんなさいって言えば、ママは叩かへん。ウソついていつまでも謝らないときには、ナンボでもママは叩くで。ママはな、神様から子供たちを預かって、しっかり働く立派な大人になるように育てる責任があるねん。だから大人にそんな物言いするときには怒るねんで」長男：「ぎゃあ～○△※×□・・・」とにかく時間通りに送り出した。玄関で泣き喚きながら「自殺してやる、死んでやる」とつぶやいていた長男。いつもならバス停まで、犬を連れて行くのだが、今朝はついていくと余計に暴れそうなので、１人で行かせた。登校時間より少し前に学校に電話で事情を説明した。学校から何の連絡もないから、きっと気持ちを切り替えて元気にやっているんだろうな。

松葉杖。

松葉杖をつくことになった。今日は２週間ぶりのリハビリの日だった。実は、実家に帰った１週間、本当にヒザの調子が悪かった。もう歩けないくらい痛くて、寝られないくらいだった。義兄が治療院を開業しているので、心配して数度となく診てくれたので、なんとか歩けるてはいたものの、ヒザから下が腐ってるんとちゃうか？と思うくらいの痛みは変わらなかった。リハの後、たまたま友人でこちらの総合病院の看護師をしている友人にばったり会い「実はめっちゃ足が痛いねん」と話した。心配した彼女は即座に主治医に連絡を取り、すぐに診てもらえた。どうも疲れからか、ヒザの悪い部分が炎症を起こしているらしく安静にするようにとの指示。安静にって言ってもなあ・・・チビどもはおるし、犬の散歩もあるしなあ。台所仕事も洗濯も掃除もなあ・・・。なんてのんびり考えてたら、松葉杖をあわせるようにとまたリハビリ科へ。「この杖を使ったら、ガンガン動いてもええんでしょ？」と言う私に、リハビリの先生と友人の看護師から強い突っ込み「だめだーめ。安静あるのみ。金曜にまた予約が入ってるから、それまでなるべく安静。明日どうしても辛かったら来て。」との指示。２５年ぶりくらいの松葉杖。昔は木製で脇の部分は革。グリップ部分はなんだか汚い包帯をぐるぐる巻いていたような・・・。今は金属製でわきの下もグリップもなんだか握りやすく具合がいい。父の葬儀の前後、私は普段と変わりない感情の中にいた。悲しくもなく、寂しくもなく、嬉しくもなく、腹立たしくもない・・・。実は強い感情が無意識下で大暴れしていて、直視できずにいるのか・・・。そんな疲れが、ヒザの痛みとなって現れたのかも・・・と一人で考えた。明日は長男の学校で作業を手伝う日。私はクラス代表だから、何もなければ行く。どうしよう・・・精神的に弱っている私は今、批判に弱い。決断できない。さっき出勤していった主人は「どうしても行くって言うのなら、オレが寝ないで連れていってやる。松葉杖ついて作業の手伝いなんてバカげてるやろが！そんなの行った方がイヤミだよ。」と言ってでかけた。こういう無用な責任感が、人を追い詰めるんやろな。私は松葉杖を使わないとあかんくらい足の調子が悪く、医者から安静をすすめられてる。いい子ちゃんはやめて、明日は休もう。私が一番大切にしなきゃいけないのは、クラスの保護者の評判じゃなくて、家族に向ける笑顔なんだから。よし。心は決まったぞ。迷ってた。でも決断するぞ。明日は行かない。連絡帳に調子が悪いことを書いてお詫びしておこう。

長男、火葬場のエレベーターに閉じ込められる。

火葬場でのこと。時間が１０時～で、食事をとるにも中途半端な時間。遺体が骨になるまでの約２時間、長男はどうすれば良いかわからずイライラしていました。それでもきちんと、お兄さんらしくしていなければならないと、一生懸命努力して気分の高揚を抑えようとしている様子がみられました。主人が子供たちを外に連れ出してくれて、しばらく遊んで戻ってきました。二男と三男は主人と一緒。長男はなかなか戻らない・・・「何してんのかな？」と思ったものの、そんなに大きな火葬場でもないし、迷うようなところではないので、そんなに心配せず話をしながらまっていたところ・・・。顔を真っ赤に紅潮させた長男が戻ってきました。「ママ～エレベーターの中に閉じ込められたぁ～」私の前に泣き崩れました。１４５ｃｍくらいの身長で体重も大きな長男が、私のヒザに乗っかって大声で泣きました。「二男くんと三男くんとパパは、階段で行くって言ったんだけど、ボクはね、エレベーターに乗りたくてね。乗ったんだけど、みんなのいる場所が２階なのか地下なのかわからなくなってね。ボタンを押し忘れてたら、動かなくなっちゃってね。呼び出しボタンをいっぱい、いっぱい押したんだよ。そしたらオジサンが『すぐに開けてあげるから心配しないんだよ』って言って、すぐに開けてくれたんだよ～。あーーー怖かったんだよ～！」と号泣・・・しばし号泣。その少し前に父の遺体を焼くために扉が閉められ、全員が外に出てエレベーターのような扉が閉められるのを見ていた長男。きっとその場面を思い出して、パニックになったのでしょう。それでも、大暴れしたり走り回ったりするわけじゃなく、私のヒザに座って泣いていたのですから、成長したもんです。

母は父との約束を破った。

父は遺言を遺していた。大した内容じゃない。葬儀は母と姉と私だけの密葬とすること。遺骨は実家の墓に入れるな。良い父ではありませんでしたが、よろしくお願いします。みたいな内容。父の親戚とは絶縁状態。遺産相続でもめた。父は相続放棄したのに他の３人兄弟はなんだかんだともめまくり、離れて住んでるうちにまで火の粉が飛んできた。長男である父がいくら仲裁しようとしても、みんな自己中心的で、聞く耳を持たなかった。父はキレて、自分の兄弟親戚とは一切の連絡を絶ち、もちろん病気についても死についても絶対に知らせてはならないと言っていた。父は教師だったし、仲人も十組以上やったから、もし葬儀となるとえらい人数が集まることになっただろう。父は晴れがましいことが嫌いだし、なんだかお義理で心のない人が現れるのもいやだったのだろう。それとやはり弱い母のことを考えたのだと思う。密葬にすれば、様々な忙しいことがらも少ないし、お返しやら挨拶やら、随分負担が減る。なのに、母はその遺言を破った。母は自分が特別にかわいがっている（というか依存している）自分の妹に知らせたかったのだ。妹の息子たち、つまり私の従兄弟２人は、たまたま仕事の都合で私の実家近くに住んでいて、父を見舞ってくれたこともあり、父の状態を知っていた。母が従兄弟に知らせたことから、それが田舎の親戚に伝わり、妹夫婦やら兄夫婦やら、知らん人までやってきた。もちろん会ったことのない人の香典をどさっと持って。家族葬と聞いていた、司祭様は随分驚いた。「なんだか随分、参列者が多いですねえ・・。」講演で岡山に出かけていた姉は、通夜に遅れた。父は姉に自分のことより仕事を優先するように、と常々言っていたらしいが、ずらっと親戚が並んだ通夜の席に、長女の姿がない。姉は遅れて到着し、教会に呼ぶはずのない親戚が並んでいることでショックを受け、その晩母に言った。「どうして従兄弟たちに連絡したの？パパは家族葬を望んでたでしょ？長女が通夜に遅れるなんて、おじさんたちが受け容れられるはずないでしょ？」と訴えた。私のダンナも義母にめちゃくちゃ言われた。「もうすぐなくなるかも知れないけれど、密葬を望んでいるから知らせても弔電打ったり、葬儀に来るなよ」と伝えたところ、義母に泣かれた。「どうしてアンタはそんなに薄情なのよ～私の気持ちはどうしたらいいのよ。」と感情をぶつけら、それ以来なんだか関係がギスギスしている。それまでして父の遺志を守ろうとしているのに、母はいとも簡単に破った。そして線引きを守らなかったことで、毎日のように責めの電話を受けている。「どうしてあの人が行って、私が呼んでもらえなかったの・・・」といった内容。自業自得である。それでしばらくすると亡くなったことを知らせる挨拶状を親類縁者に送るのか？と聞いたら、「そんなことしないわよ。」と。とてもハリのある元気の声の母は、電話で言った。「そんなこと、今言わないで。何も考えられないんだから～」何も考えられないのは、昔からなのだ。

今日、バッティングセンターで大パニック。

近所で唯一まともなバッティングセンターが、今月いっぱいで経営者が変わる。以前に安いときにチケットを大量購入している我が家。今日は雨で野球が休み、ダンナも休みなので、チケットを使おうと出かけました。混んでました。みんな雨で野球が休みやし、この店のチケットを持ってる子が多い。小学生から社会人まで、たくさんの人がいました。トスバッティングから１３０ｋｍの速球まで選べるようになっていて、三男はトスバッティング専門。二男はトス～９０ｋｍぐらいまで。長男はどうしても１１０ｋｍを打ちたいときかない。「打てないよ。１１０ｋｍって言ったら野球上手の男の人が投げるくらいの速さだよ。ケガしたらあかんし、危ないからやめとき。」この一言が長男の何かにさわった。混雑してる店内で私にパンチをくらわして、雨の中駐車場を泣き喚きながら走り回った。３０分くらい泣き喚いて、それでも気持ちが治まらないらしく、私に文句を言いにきた。それでまた「どうせ打てないんだから、やめときなさい。もっとゆっくりのやつにしなさい。」またこの言葉で火がついた。またまた「ギャア～」とわめいて、大声でわめき走り回った。追いかけるのも面倒な私は、放っておいた。「どうせ打てない」の一言にキレるようで・・・。こんなことでパニくってどないすんねん、と冷ややかな私。どうしても打ちたいらしく、１１０ｋｍのブースにぶち込みました。１球も打てなかったけど、打てなかったことにはブチキレず満足してました。私がいけなかったのかも知れないけど、こんなことでいちいちキレてたら、人生渡っていけませんから～。久しぶりに我が家の周りの人がサッと引くような、あの感覚でしたわ。ちょっと懐かしい感じ。わめいたら自分の思い通りになると思たら大間違いやねんから。勝手に暴れてちょーだい。

葬儀を終えて、戻りました。

父や私たち家族のために、メッセージを寄せていただきありがとうございます。みなさんの心に支えられて、無事葬儀を終えてこちらへ戻ることができました。父の訃報が入ったのは、３／３の夜１１時頃。仕事先の夫に連絡し、夜中でも犬猫を預かってくれる動物病院を探し・・・。たまたま長男の学校の隣の隣にあったんですね。とても感じのよい先生で、安心してお願いできる雰囲気が感じられて安心できました。日中もほとんど仮眠することなく仕事にでかけた主人は、かなり眠かったようで、朝方３時頃に動物を預けて高速に乗ったものの、休み休みのドライブで朝７時頃に牧の原インターで朝食をとりました。それから、主人が１時間運転しては、私が次のサービスエリアまで運転する・・・ってことを繰り返し、大阪の実家に到着したのはちょうど日曜のお昼頃でした。通夜は７時からなので、私も主人も仮眠を取ることができたのは幸いでした。住宅街の中にある、小さな教会で静かで心のこもった通夜と葬儀になりました。葬式の日には、高校教師時代に長い間野球部監督をつとめたほどの野球好きだった父が喜ぶかと、二男には野球ユニフォームを着せていきました。子供たちは小さい頃から教会に通っていますから、「死」は「無」ではなく、「永遠の命」であることを当たり前のように受け入れています。棺に横たわる父を見ても、骨になった父を見ても、さほど動揺する様子はなく、あまりのショックにふるえている母のそばで「おじいちゃんの体はもうないけど、心は天国でイエス様と一緒だからね」となぐさめておりました。死体や火葬場の雰囲気に、長男が不安定になってしまうのではないか、ととても心配しましたが、そんな心配は無用だったようです。月曜の葬儀の後には、司祭様とお手伝いの先生とともに家族で食事をし、自宅まで来ていただいて、お祈りしていただきました。通夜の席でも葬儀でも、いくら心の中を探っても悲しみや寂しさを見つけ出すことはできませんでした。でも、私なりにまごころをこめて父を見送ったつもりです。父の危篤の一報からの３ケ月、家族にとって良い準備期間が与えられました。母も思ったよりしっかりと生活をし、姉も私も笑顔で過ごせました。私たちがこちらへ戻ってから、母がガクンと落ち込んでしまうかも知れません。でも「来て嬉しい、帰ってうれしいナントカ」で、せいせいする気持ちもあることでしょう。昨夜は講演活動で地方へでかけた姉に代わって、義兄が泊まってくれました。義兄が父も母も支え続けてくれたこと、感謝にたえません。火葬場で待つ間、司祭様に「心の中に悲しみを見出せない」と心の中を話しました。通夜の席では、父のなきがらに向かって「ほんまに、もう！好き勝手に生きやがって」とつぶやきました。死体に向かってでも、そんな風に気持ちをぶつけられたのは良かったことでしょう。