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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:香港映画
2006年 香港 ニコラス・ツェー ドニー・イェン ショーン・ユー ドン・ジェ ストーリーは、親と生き別れ、行き場を失った子どもたちが最後に流れ着く場所“龍虎門(ドラゴン・タイガー・ゲート)”。ここで育ったタイガーは、今では兄貴分的存在として道場仲間から慕われていた。ある日、正義感にあふれるタイガーは、悪の秘密結社“江湖(コンウー)”一味と衝突、その中で異彩を放つ男ドラゴンに圧倒されてしまう。しかし、彼こそはタイガーが幼い頃に生き別れた実の兄だった。やがてドラゴンは、自分のボスを巨大犯罪組織“羅刹門”に殺されたことから復讐に向かう。一方、同じ組織に師匠の命を奪われたタイガーもまた、仲間のターボとともに羅刹門打倒に立ち上がるのだった。 これは久しぶりにスカッとする映画でしたよ。 カンフー映画でこれぐらい面白かった映画はここのところなかったから嬉しかった。 カンフー映画といってもジャッキーが活躍してた時代のカンフー映画とは全然違う映画になっていて、その象徴的なのがワイヤーアクションンとCGです。 ジャッキーの頃は生身の肉体で限界に挑んだけど、今はワイヤーなどであり得ないぐらい凄い動きが出来るようになりました。 ワイヤーを使ってもキレが悪かったら意味がないけど、この映画では登場人物全てのキレが良いんですよ。 効果的にスローモーションや風を使って魅せる演出も冴えてたし、ニコラス・ツェーやニー・イェンのカンフーシーンも完璧でした。 ちょっと疑問に思ったのが、なぜかみんな前髪が長いんですよ。 これって闘ってる時に邪魔やろなぁ~って思ってしまったもんで・・・。 1対30ぐらいのシーンがあるんですが、気持ちのいいぐらい相手が倒されていきます。 普通ならこれだけの人数が暴れまくってたら何が何か分からなくなるけど、完璧な立ちまわりで主人公の凄さを堪能できますよ。 そうそうヌンチャクや三節棍なども久しぶりに見たけど、目にとまらぬ速さで振り回すのはブルース・リーを思い出しました。 こういうカンフー映画ならどんどん観たいですよ。 パクリが多い香港映画やけど、カンフー映画はオリジナルって思えるので頑張って製作してほしいです。 評価(3.7) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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