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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:カナダ映画
2004年 カナダ ウィリアム・ハート パスカル・ブシェール マーク・ドネイト ストーリーは、末期の脳腫瘍に冒され、余命数ヶ月と宣告された10歳の少年ピート。彼はこの世を去る前に、どうしても叶えたい夢があった。それは、このカナダではなく中南米の熱帯雨林にしか生息しない世界で最も美しいといわれる神秘の青い蝶“ブルーモルフォ”に直接見て触れることだった。その願いを知った母親のテレサは、さっそくピートを連れ、彼の尊敬する世界的な昆虫学者アラン・オズボーンへ直談判に行く。最初は“車椅子の少年をジャングルへなど連れて行けない”ときっぱり断るアランだったが、ピートの強い信念と熱意に負け、ついには南米行きを決意するのだった。 1987年にカナダで起きた実話を基に描かれた、神秘の青い蝶をめぐる奇跡のドラマ。最後に世界で一番美しい蝶を見たいと願う余命幾ばくもない少年と、それを叶えるために協力する昆虫学者の旅と触れ合いを感動的に綴る。 何度かこの話はテレビなどで取り上げられてるみたいなんですが、一度も観た事がなかったです。 わずか10歳で自分の余命を知りながらも最後に自分の夢を叶えようと前進していく姿は感動的でした。 普通なら車椅子に乗ってジャングルに行こうなどとは考えないし、少年の熱意が凄かったとはいえ車椅子の少年をジャングルに連れて行く決意をした博士の決断も凄いですよね。 歩いていても困難な道のりのジャングルで車椅子を持って行動するって危険も伴うし拾うも倍以上でしょう。 そこまでして少年が観たかったブルーモルフォって神秘的な蝶なんでしょうね。 この映画の全てが実話って訳ではないやろうけど、DVDの特典にドキュメンタリー映像がついてるのでそれを見るといいですよ。 かなり実話に忠実に作られてるって分かります。 でも映画なんでやっぱり少しの衣をつけないと演出がないって思われるので、最後の○○のシーンをつけたんでしょうね。 でもこのシーンがあったから、ちょっとチープな映画になってしまったような気がします。 無理に事実に衣をつけない方が感動出来たかな。 ジャングルでの虫たちの描写ってディスカバリー・チャンネルを見てるような錯覚をおぼえるぐらいリアルでしたよ。 虫たちのアップには耐えれない人もいてるやろうけど、昆虫がこんな顔をしてたんやって新たな発見もあるかも。 虫を網でとるのには太極拳の極意を使うらしいです。 太極拳の動きで虫を捕まえようとするシーンは笑えるのですが、本当にこの方法が有効なのかな疑問です(笑)。 まぁ~【ベスト・キッド】でも窓拭きなどをして強くなったから、こういうのもありかな。 ジャングルの映像などは凄く綺麗なんで映像的には楽しめました。 映画としては悪くはないけどやっぱりドキュメンタリーには勝てないかなって思いました。 評価(2.9) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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