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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:フランス映画
2006年 フランス/イタリア ガエル・ガルシア・ベルナル シャルロット・ゲンズブール ストーリーは、シャイで不器用な青年ステファンは、仕事も恋愛も失敗ばかりの冴えない人生を送っていた。ある時、メキシコで一緒に暮らしていた父が他界し、彼は母の暮らすパリへと帰郷する。母が大家をしているアパートに住み、仕事先も見つけてもらったステファンだったが、結局それまでとあまり代わり映えしない日々に落胆する。そんなステファンの隣の部屋には、引っ越してきたばかりの知的な女性ステファニーがいた。いつしか彼女に恋してしまったステファンは、現実とは裏腹に、夢の中ではステファニーと理想的な恋愛を繰り広げていくのだが…。 【ヒューマンネイチュア】【エターナル・サンシャイン】の奇才・ミシェル・ゴンドリー監督作品です。 恋愛中って夢の中で自分の空想が膨らんでる時があるけど、ステファンの場合は夢の世界が本物の世界で現実社会が夢の中のような錯覚をするぐらい夢の世界に没頭してます。 好きな女性とこうなればいいなって思うぐらいは普通やと思うけど、ステファンのレベルになると一種の病気かなって思いました。 あまりにも夢の世界と現実の世界が交差するので、物語の後半はかなり頭の中がパニックになりました。 不覚にもあつぼうが夢の中に行ってしまってました(笑)。 夢の中の世界って手作り感があって良かったです。 ダンボールやセロハンなどで車や街並みが作られてたり独特の世界観がありました。 夢の中の世界って人それぞれやからステファンの夢の中の世界はユニークでした。 あつぼうの夢の中の世界ってどうなってるんやろうなぁ・・・。 ガエル・ガルシア・ベルナルのファンなら文句なしに楽しめる映画ですよ。 ファンからすれば彼の被り物姿を観るだけでも価値があるかも。 あつぼうはどちらかと言うとシャルロット・ゲンズブール目当てで観てたんですが、ちょっと喝を入れたくなるぐらい情けない男を演じてたガエル・ガルシア・ベルナルが良かったって思いましたよ。 それにしてもシャルロットの目の横の皺の深さをみてしまうと彼女も年をとったんやなって寂しくなりました。 フランス映画ってラスト以降の展開は観客の皆さんの想像におまかせしますって感じのラストが多いけど、この映画もまさにそれでした。 個人的には映画にはオチを作ってほしいって思ってるけど、オチもなくいきなりエンドロールが流れるフランス映画は嫌いではないです。 でもここでエンドロールがってビックリする人も多いでしょうね。 この映画はキャストが英語とフランス語を使い分けてるので、絶対に字幕で観るべきですよ。 吹き替えで観たらその楽しみがなくなってしまいますからね。 評価(2.9) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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