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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:イギリス映画
2007年 イギリス/アメリカ マイク・ヴォーゲル ジェイミー・マーレイ クリスティーナ・コール ストーリーは、アイスホッケーのスター選手イアン・ストーンは、帰宅途中に踏切で倒れている人を助けようとして逆に自分が線路に押さえつけられ、無惨にも電車に轢かれて死んでしまう。続いてイアンが目覚めると、そこはオフィスの中だった。ビジネスマンとしてまったく別の人生を送っているイアン。そんな彼のもとに謎の男が近づいてきて、“君はヤツらに狙われている”と告げる。ヤツらに殺されるたび別の世界が始まると言うのだ。まるで事情が呑み込めないイアンだったが…。 理不尽にも毎日殺され続ける青年の恐怖とその謎を描くミステリアス・ホラー。 2008年6月に惜しくも他界したVFX界の巨匠スタン・ウィンストンにとってはこれが最後のプロデュース作品となった。 毎日違ってシチュエーションで殺され続けるイアン。 殺されると今までとは全く違った生活を送ってるけど、殺された事が記憶にないイアンは毎日を普通に過ごしてます。 そんなイアンの前に謎の老人が現われて、奴等に狙われてると言われ頭の片隅にあった昔の記憶がジワジワと蘇ってきます。 ここまではミステリアスな展開で先を期待してたけど、この奴等と言うのが登場して映画の雰囲気は変わってしまいます。 奴等というのが映画の中ではポイントになってくるんですが、主人公が殺され続ける理由など意外と呆気ないもので期待してただけに残念でした。 でも毎日違った死に方をするけど、その度に恐怖と苦痛を味わう人生って最悪ですね。 自分が殺される事によって少しずつ学習していくイアン。 アイスホッケー選手、会社員、タクシー運転手、求職者、麻薬中毒者と違った人生を送り、なぜ自分がこの世界で殺され続けるのか知っていくイアン。 そして愛する女性ジェニーが、いつの世界でも彼の近くに存在してる理由・・・。 結構複雑なプロットなんですが、先にも書いたように殺される理由が陳腐なんで、せっかく面白かったここまでの展開も無駄になってしまってるんですよ。 テーマは凄く面白いから、もっと面白い映画になってたと思います。 でも前半は面白かったので、そこそこは楽しめました。 後半は世界観がマトリックス化してしまってて、ちょっと笑ってしまいました。 敵キャラのコスチュームなんか、おもっきりマトリックスでしたよ。 評価(2.8) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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