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テーマ:塾の先生のページ(7837)
カテゴリ:旅行と食べ物の話
私は車を持っていないが、助手席に乗りながらカーナビを眺めるのは面白い。
1年前岐阜県のG先生の塾を訪問した際、恵那・中津川から木曽川沿いに山深い奥地までドライブしたが、木曽川上流付近は両端を高い山に囲まれていて、どこにも抜け道がない。 当然カーナビが示す画面には、1本の川と、川に沿った1本の道、それに両端の山しか映っていない。 カーナビの長方形の画面の中央に、水色の川と灰色の道路の線が横に1本、スーッと通っている。 こんな単純極まりない道に、カーナビは必要ないだろう。 また先日奈良県のkamiesu先生の塾を見学した時のこと。 ドライブ中、平地なのに左手に鬱蒼とした森があった。平野なのに森とは珍しい。奈良県は人口の増加が激しい県だから、森を潰して住宅地にすればいいのにと不届きなことを考えていた。とにかく左手にコウモリが出そうな森が延々と続いていた。 そこでカーナビを見て驚いた。左手の森は古墳だったのだ。しかも綺麗な形の典型的な前方後円墳だ。 カーナビには緑色でくっきりと前方後円墳の形が映し出されている。 ハイテクのカーナビに映る1500年前の古墳の映像を見て、ロマンチックな感興を覚え、また奈良県=大和の国の歴史の奥深さに触れた思いがした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/31 06:35:24 PM
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