カテゴリ:世間・時事
いろんなものが便利で、お店も遅くまで開いていて、モノはおいしいし日本の食材はあれこれあるし(しかし野菜が高い・・・種類はあるけど取れ高にこれほど左右されているとは、じゃがいもがおいしくない、おいしいソーセージがそのへんにない、ということは感じている)日本ってありがたい場所だなとあらためて思う。
そやけど・・・である。 どうしても納得いかないことはこの日本でのエコ事情。 どう考えてもエコ、という言葉だけが独り歩きしているように感じてしまう。 京都にいた時に、ゴミの分別には非常に怒っていた。 東京に来て、今の住居が集合住宅だから、ここのゴミの管理スペースみたいなものがあって、そこの指示だけとにかく守るようにして毎日生活しているのだが、やっぱりこのゴミの分別とかっておかしいやろぉと一人で突っ込んでしまう。 だいいち、これだけエコだとか節約だとか言いながら、だからといって78年のオイルショックの時みたいにトイレットペーパーや洗剤の買いだめに血まなこになる人はいない。 買いだめ自体がいいとは言わないし、ヘタな焦りで尻馬に乗せられない意識も大事だとは思う。 但しあの時はテレビ局も深夜放送はぴたっとやめたというのに、今はこれだけエコだエコだと言いながらテレビだっておもしろくないものを夜中にムダにいつまででもやっている。 ブランドもののエコバッグを限定で売り出せば人が群がる。(アホか~~~) そしてクリスマスだからといって、そりゃLEDなら電気代はたいしたことないとは聞くが、今はもう日本でも飾りつけに余念のない家もあるらしい。 はたして、そんなものが必要なのだろうか。 それをしないと祝えないようなクリスマスって・・・だいたい日本人にはそこまで関係ないじゃないか。 ゴミの分別にちょっと話を戻すが、実家にいた時、うちのおかんは京都は分別の浸透率が悪いと聞き、「アホちゃうか。なんでペットボトルのラベルとビンとフタみたいなん、こっちが分けなあかんねん」と鼻を膨らませて怒っていた。 その報道だと、分別がちゃんとできていなくて清掃局あたりが困っていたそうなのだが、うちのおかんは相変わらずの勢いで「だいたいな、そんな清掃局みたいなそれが専門の仕事の人らが後で困るようなことを一般市民がやらなあかんちうとこがだいたいおかしいやろ」と言う。 身びいきという意味ではないが私はおかんが正しいと思う。 前にも書いたことがちらっとあるかもしれないが、どうして製造者側の責任や負担を消費者側がここまで負わなければいけないのか。 作る時は簡単に作っておいて「こんなん、できましたー」と言って、さもお買い得みたいに宣伝しては「捨てる時はアンタらが勝手になんとかしなさいよ」というのはずるいじゃないか。 言ってみれば、行為だけ済ませてぽんぽん子供だけ作って、後は「社会で育てよう」なんて、まったくの他人の行為を期待しているだけの「産んだだけ親」と変わりない。 というか、そういう発想が世の中に蔓延しているということなのだろうか。 その上、京都と東京では分別のしかたが違う。 はぁ? こんなものに地域で差異があるというのはいったいどういうことなんだ? これがまあ、国が違うから施策や方向が違うと言われればそうかな、てなもんだが、同じ日本の中の話である。 そこまであちこちでルールを決めたい放題されると、世の転勤族のご家族の皆さんを始めとして、一般市民は本当に困るのだ。 とにかく、だ。 私は今、このせんべいにはまっている。 亀田製菓 手塩屋(10枚) 今、このせんべいにはまりまくり、ついにまとめ買いしてしまった。 食べていくうちに結構パンチのある塩味を感じつつ、昆布だしがよく効いて歯ざわりがいいので、ホントにうまいのだ。 しかし、である。 どうして外袋の中に無意味な透明のプラスチックのトレーなんかつけるんだろうととても腹立たしい。 もともと外袋があって、1枚ずつ個別包装になっている上にプラスチックトレーがついている。 確かにこれで仕切ってあれば包装・配送に便利ということかもしれないが、それを無条件に買わされ捨てさせられ、あちこちに散乱(すっきりまとめて捨てられない状態を余儀なくさせられている)している家のゴミ箱はどうなるんだ? おいしいが腹が立つせんべいなのであった。 亀田、しっかりしろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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