ライフコーチあまみ 悠の『優しいきもち』

もしも、あなたが彼とおつき合いしていて

「彼が分かってくれない」
「彼が大切にしてくれない」

と腹がたったり（一度や二度ではない）

けれど

「でも、思ったことが言えない」

「言っても言っても、何も変わらない」のなら、


もしかして。


それは彼の問題ではないかもしれません。




え？　　それって何のこと？


それはね。

苦しいのは、もしかしたら
あなたの中にいる「子ども性」かもしれないから。




●　恋しても、寂しさを埋められない

きっと、あなたは恋愛をして、一生懸命に努力
したのではないでしょうか。

嫌われないように、相手を思いやるように
逆にいえば尽くし過ぎないように、ずっと好かれるように

けれど、あなたがした努力の分の見返りがかえってこない。

そう感じるとき、あなたは

「彼が分かってくれない」
「彼が大切にしてくれない」

と感じ、いったい自分はなんだったのかと
腹をたてたり、悲しくなるのです。


でも、なぜなのでしょう？

彼が気がきかなくて、空気が読めなくて
思いやりがなくて、頭が悪いから？（笑）

たとえ、そうであったとしても
（いえいえ、ホントはそうであるわけありません。
　だって、あなたの好きな人なんですから）


もしかして、
「◯◯が分かってくれない」
「◯◯が大切にしてくれない」

という思い、他のときにも感じていませんか？


もしも、そうならば

あなたの内なる子どもが寂しがっていると言えるのです。




●　内なる子どもとはインナーチャイルド。

あなたの中にいる子どものこころです。

純粋で愛と好奇心に満ちていて、無垢な存在です。

しかし、子どもには養育者が必要なように
あなたの内なる子どもにも、充分な養育者が
必要なのです。

「あなたが大事ですよ」
「あなたはいるだけで価値がありますよ」
「あなたはありのままでいいんですよ」

というメッセージをこころとからだで受けとめる
ことが必要なのです。

そして、それをするのは、他でもない
自分自身。

子どものころに得られなかったものを
大人になって自分で自分にあげることが
できるならば、あなたは元々持っている人以上の
深い自己肯定感を育てることができるのです。

だから、もしも、あなたが

「彼が分かってくれない」
「彼が大切にしてくれない」

と苦しんでいるのなら、

彼に向けている、愛情を求める矢印を
自分に向けてみてください。

ほら、あなたのこころの中に
こんなにも寂しがっている子どもがいます。

ひとりぼっちで途方に暮れて
心細さに泣いているのです。

その子は、あなたが気がつくのを
ずっーと待っていました。

あなたが、あなたのこころをそっと
抱きしめる時間が増えれば増えるほど、
あんなに苦しかった恋や痛みが
いつのまにか消えていくことに気がつくでしょう。

そして、子どもが育つように、愛の資質も育って
いきますから、もう同じようなところで悩む
ことはなくなります。

あなたが自分を愛せる分、あなたを愛して
くれる人が、現れるのです。

大切なことは、

いちばん、あなたの愛を必要としている人に
愛を与えること。

もし、世界一大事な人だったら
何をしてあげますか？

その人は何を喜びますか？

なにか無理していること、ないですか？

無理をさせてしまって、いいのですか？

その人を幸せにしてあげませんか？


その人は、そこにいるのです。








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