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カテゴリ:災害
昨日夜半ラスベガスから19時間かかってタイに戻ってきた。
先週10月28日が大潮でタイの洪水はこの日を乗り越えればなんとかなるもんと大騒ぎしていたが大潮が過ぎても洪水の危険は過ぎ去らなかった。アユタヤ方面の大量の水量の流れはゆっくりとしていて引き続き水害対策本部との戦いはいろいろなバトルを繰り返している。 前首相アピシットの所属する民主党勢力の強い都議会と現首相インラック女史が主導する政府側のタイ貢献党の(タクシン派)意見の衝突が報道されている。また、一方では水門で守られているのは水門の内側の都民でその外側は洪水に悩まされている。外側の住民が門を開ければ外側の水位が下がるとして水門を破壊し水門の内側も平等に洪水にさせようとして一悶着があり、結局警官が出動して水門をガードして水門の開度を管理する有様である。「水門の開放幅を1m広げよ」とはインラック首相の命令下で行われたものでこれを阻止する都側の衝突である。住民は70cmのゲートを壊して1.5mに拡大したが調停により警官にガードされた都側が80cmに修復することでゲートは修理された。 水門を破壊しゲートの外側の水を内側にも回して水位を下げようとする役500人の住民達 ミンブリ区Sam waの水門が破壊された結果、都内50区の洪水は全ての区で浸水リスクのない区はなくなったとして10月末まで19区は大丈夫としていた都の見解を修正した。 Sam waの下流で運河は地下水道で都内中心部を流れるセンセーブ運河につながっておりこれが溢れるとの見込みである。この水門の開放を巡っては長引く浸水に不満を募らせる住民の反発を懸念する政府と都内を洪水から守ろうとする都側が対立しているわけだ。 ニュースソースはBangkok Post, Bankok 週報より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.08 08:44:08
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