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カテゴリ:イベント
今年の中学時代の同窓会は広島在住者が幹事を引き受けてくれて広島での開催となった。日本全国どこでも12000円で行けるシニア料金は空席利用ながらもありがたい。眼下に富士山を見ようと思い、国際線は通路側席を頼むのだが距離の短い国内線は窓側でもOKだと思いながらとれた席は左側のA席であった。最初海上を飛ぶのだと思っていたのでこれでは富士山は望めないなとがっかりしたのだが離陸後20分ぐらいたっても眼下は陸地を飛んでいるので注意深くみていると遠くに江の島を見ながら丹沢山塊を過ぎて富士山が見えてきた。広島線は内陸航路を飛ぶのだった、しかも富士山をかすめるコースであり更に左側席から見える位置である。まことにラッキーであった。
広島はなんと言っても平和記念公園である。まず行くべきは原爆ドーム。ここにきて原爆ドームを見るたびに厳粛な気持ちになる。そして元安川から原爆ドームを見ると被爆直後に水を求めて多くの方々がこの川に飛び込んだんだと思うとなんともはやせつない気持ちになってしまうのである。 原爆の子のモニュメント前では修学旅行生だろうか、子供たちが整列しここを訪れた思いを一人一人が像の前で読み上げ、平和の誓いをたてていた。 元安川のほとりに建つ原爆ドーム 原爆の子の像 原爆の子の像の前で平和の誓いを述べる子供たち。 平和記念館では原爆投下で焼失した市内の写真や実物大の原爆もの模型などをみるにつけ、わずか50gのウランの核分裂のその恐ろしさを想像するにしくはない。 一瞬にして焼失した市内、原爆ドームのある付近 実物大の原子爆弾 今日の宿泊は安芸の宮島である。800年もの昔よくぞこの豪華絢爛な建造物を建てた物だと感心し、大鳥居は引き潮で近くまで歩いて行けたのでその大きさに驚き、当時絶大な権力を誇った平家の力に思いをめぐらした。また豊臣時代に築かれた豊国神社の千畳閣も当時の木材がまだそのままの姿で現存していることにさらに感銘を受けたのであった。 豊国神社からすぐ下に厳島神社を見る。 吹きさらしで風雪に耐える千畳閣の内部 そしていよいよ宴会である。宮島グランドホテル”有もと”の大広間での宴会に胸を弾ませる。小道具も抜け目なく準備され、田舎で練習もしてきた者もいて抱腹絶倒、あごも外れんばかりに笑いこけるのがいつものパターンで毎年新ネタが用意されているのでそれはそれは、言うことなし。 〆はいつもの炭坑節を輪になって踊り、アンコールもあったりして夜は更けるのでありました。 あくる9日は呉に移り戦艦大和の大和ミュージアムと併設の鉄のクジラ館を見学、展示物であるが実物の潜水艦の中を見て回り、潜望鏡をも覗く体験は貴重なものとなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.15 00:01:18
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