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カテゴリ:□スキー
単に偶然なのだけれど、外で事業があるとき、晴天の確率が高い。今回のコールマンジャパンさんに限れば、2回の下見も晴天。2日間の事業も晴天。俗にいう「晴れ女・晴れ男」が多かったのか。
杉の原スキー場のゴンドラで上がっているとき、野尻湖の2時の方角に富士山がうっすら見えると教えてもらったので目を凝らす。朧げながら見えた。富士山が見えるくらいだから、眼前は大パノラマ状態。あまりの美しさにため息が出る。 初めてスノーハイキングをする方が大半だったので、こういうお天気はそれだけで気持ちが高ぶるだろう。午前中のハイキングを終えて帰ってきた子どもたちは、そりの台を作った、ウサギの巣を見つけた、ウサギのおしっことうんちを見た、ツルで締められて苦しそうな木を見た・・・と口々に話しだした。 手袋は既にびっしょり。そして、また、小さな雪山を作り出す。 35人が一つの大きな円形テーブルを囲む。雪のテーブルと椅子。大きなおむすびと、豚汁。かんずりを添えて。 大人だけのグループは、静かに自然観察だろうかと思いきや、雪の斜面を駆け下りて雪まみれになっている。 みんながハイキングしている間にこしらえた野外トイレ。我慢しないで使ってくれるかなと心配していたけれど、杞憂に終わった。戻ってくると、トイレの様子を詳細に家族に語っているのが聞こえてきた。 「・・・かまくらの天井がないかんじの空間でね、目の前は誰もいない林が広がっていて。紙はゴミ袋にいれて。終わったらスコップで雪をかけるの。外でするのは初めてだったけど、気持ちがいいものだね。・・・」 ゲレンデスキーは上級者で、シーズンに何度も滑るという方。スキーで山を登るのは初めてで、新しい世界が広がったと話す。スキー場だけだと、たしかに下ることしかしない。 アウトドアが趣味の方々だったが、雪の季節ももっと外で遊んでほしいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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