ロード・オブ・ザ・リング
暇だったので、家族と吹き替え版を鑑賞。やっぱり良いものは良い、とシミジミ思いました。一番好きなのは、やっぱりホビット庄のシーンです。イライジャ・ウッドのファンでもなけりゃ、フロドびいきでもないのですが、あの陽気で活力に満ちた村にはとっても魅力を感じます。もしも、映画の世界に入れるのならば、行ってみたいところの一つです。裂け谷のシーンで、フロドが「僕が行く」と言った時のガンダルフの表情が辛かったな。もっとも小さくか弱い体しか持っていない種族であるホビットが、誰にも背負いきれるかどうか分からない運命を背負う、というのは究極の自己犠牲だよなー。その自己犠牲の精神と、彼を支える旅の仲間の友情に、何度観ても感動するんだろうな。原作と比較すると、いろいろ言いたいことは出てくるのですが、それでもこの映画は良い出来だと思います。原作のダイジェストだなんて声もありますけどね。続きを観たいけど、なにせ長い映画なので、『二つの塔』『王の帰還』はまたいつか…一日が30時間くらい欲しいです。