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豊島区私的空間

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■日記INDEX
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 □ 東京都豊島区での生活
 2歳~2000年8月まで(中学、高校時代を除く)、2007年7月~
 □ 千葉県松戸市での生活
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 □ カナダ・トロントでの生活
 2005年9月~2006年8月末
 □ 本について
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 □ 洋書絵本、日本語の絵本についての記事
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2007.06.10
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カテゴリ:トロント生活

久しぶりにカナダ関係の話題です。最近、ちょっと友人に聞かれることがあったので、個人的な経験をブログにも載せようかと思いました。

2005年9月にカナダに行くことが決まり、生後6ヶ月の息子を連れて行くにあたって、エアカナダのHPなどで確認したところ、はっきりしないことも多いため日本の事務所に電話してみました。

(日本→CANADAと2007年8月にCANADA→日本への帰国については会社負担のため息子用にも正規チケットが用意されていました)

ひっかかったのは、チャイルドシートは北米の安全基準を満たした品でなければならないという点です。 

*********** エアカナダHPより抜粋 ***********

座席を使用する幼児のチャイルドシートの装着義務について
小 児運賃を支払った2歳未満の幼児が座席を使用される場合、安全性を確保するために座席にチャイルドシートを装着することが義務づけられます。2才以上の幼 児でも体重が18kg未満の場合には、座席にチャイルドシートを装着することができます。お使いいただくチャイルドシートは、座席の幅に合ったもので 1981年1月1日以降に製造されたものでなければなりません。飛行機で利用できるチャイルドシートには次のような承認ラベルが貼られています。ご確認く ださい。

  • CMVSS 213 (or 213.1): Canada Motor Vehicle Safety Standard (Canada)
米国基準にもとづき1985年2月26日以降に製造されたチャイルドシートの場合、次の2文が表示されたラベルが貼られたものでなければなりません。
  • This child restraint system conforms to all applicable federal motor vehicles safety standards.
  • This restraint is certified for use in motor vehicles and aircraft.
ご注意: 子供用補助いすの使用は認められておりません。カナダの航空会社であるエア・カナダは、カナダの安全基準に準ずるため、日本の安全基準のチャイルドシートはお断るする場合がございます。予めご了承ください。

体重が9kg未満の幼児には、必ず後ろ向き取り付け型のチャイルドシートをご使用ください。9kg以上18kg未満の幼児には前向き取り付け型のチャイルドシートをご使用ください。規定についてのより詳細なご質問はエア・カナダコールセンター、またはお近くの旅行代理店までお問い合わせください。

 ***********

でも日本でどうやって北米の安全認可を受けた品を入手すればよいのでしょう? 行きはバシネットでよいとして、帰国時(2006年8月末)には息子は1歳半になっていておそらく10kgを超えているだろう帰路について悩んだため、直接事務所に問い合わせたところ、

「日本製の品を含め、安全基準を満たしていない品だと、飛行機の座席にフィットしないため安全が保障できません。チャイルドシートを持たないお客様については安全上、搭乗券を持っていても拒否する可能性があります」

「じゃあ、北米基準をみたしたチャイルドシートはどこで買えばよいのですか? 日本でうっていますか? 買えない人はどうするんですか? 」とたずねても

「お客様のほうでご用意していただくしか・・・」 

といわれました。そのため日本製のチャイルドシートをもっていたにもかかわらず、我が家はCANADAで更に1台安全基準を満たした品を購入して、帰国便で利用しました。

ところが、ところが!!! 買ってしまってからCANADAで知り合った方に聞くと、実際にチャイルドシートを持っていなくても搭乗拒否されたという話は聞かないとか、たまたま私自身もチャイルドシートを装着しないで利用している家族をみかける機会があったり、建前と運用はちがうんだなーと実感しました。

もちろん子供の安全は第一ですけど、それを別にすると規則を真に受けて購入したチャイルドシートおよそ2万円は結構痛い出費だったなーと思います。(知っていてあえて買ったのとは違うという意味で)

たとえばエアカナダが規定に沿った品を貸し出してくれるなりしてくれたら、レンタル料を支払えばスムーズなのにと私は思うのですが、いかがでしょうか。

■バシネットについて10kgまたは腰が座る前の子供であれば利用できるということです。我が家の子供に付いてはその時点で7~8kgでしたので、行きについては問題なく利用できることがわかりました。実際利用してみると、食事用のテーブルなどと同様離陸時などには使えなかったです。要注意なのが、10kg未満でも座れる場合は利用できないとスチワーデスに言われることがあります(友人体験談)ので、飛行機の中で確認されたらバシネットを利用したい場合は「腰が座っていません」と回答するのがよいと思います。

■エアカナダの子供サービスについてエアカナダはサービスですごく有名な航空会社というわけではありません。また一回破産?したあと、さらにサービスが切りつめられているようです。以前もらえたオムツなどももらえなくなりました。息子が6ヶ月のときに利用したときのベビーフードは瓶にはいった離乳食3個だった気がします。

現地に長い方に聞いたところによると、エアカナダの規則は北米の自動車を目的とした安全規則の法律によって定められたそうです。そのためチャイルドシートは北米の安全認可をうけた品ではないとだめだ、というようになったようです。

今後エアカナダの規則が変わることも考えられますので最新情報はエアカナダのコールセンターでご確認いただきたいと思いますが、これから子連れでエアカナダを利用されようという方がいらっしゃれば、参考にしていただければと思います。

naahtaahのトロントでの生活日記はこちら






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Last updated  2007.06.10 23:43:00
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