新着記事一覧 | nagakawa-art長川清悦美術館

犬二匹

毎朝、花畑の管理に庭先まで付いてくる犬二匹、元気に動く一匹と、もたもた歩くのがようやくと言う一匹、どちらも家の中では活発。外に出ると臆病なのか、外敵を警戒して主人についてくる。余り早く歩くと、クンクンとべそをかいてなくペットの愛犬、いたずらに目が離せない。

2008.08.04

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小さい花の夢

お前達が大きくなって、一人前の人間に育ちあがった時，その時までお前達のパパは生きているかいないかわからないこ事だが、父の書き残したものを繰り広げてみる機械があると思う。時はどんどん移る、歴史と美しい風土に生きる。

2008.08.03

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赤い花

病気入院中に、ベットの中で読んだ有島武郎【生れ出ずる悩み」一房の葡萄、小さき者へ，その中に、バンのために生活のどん底まで沈みきった十年の月日、それは短いものではない。と北海道岩内の木田金次郎のモデルだが、画家志望の青年とわが身の闘病を思いつつ、赤い花に寄せる思いもひとしおだ。

2008.08.02

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茄子の花

淡い紫色の中に黄色の星の花をつけて、葉に隠れるようにナスの実がなる。一株から20個帆と次々に大きくなって、我が家の食卓を楽しませてくれる。星型の花にトマト、馬鈴薯、その他色々、夜空の星を近くで見ているようで、実になる時を待つ楽しみの一つ、摘み取りながら健康をもらって有難う。

2008.08.01

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花と波

明治、大正、昭和と百年の怒涛に耐えて、黙々と生きてきた。昭和10年に始った函館港祭り、開港150年をひかえて明日から函館市内で始る。ワッショイはこだて、港開けて、ヤレコラショ。花と波、無造作に咲く庭の草花に函館港踊りを口じさみ7月も暮れて行く。

2008.07.31

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背丈比べ

同じ鉢に同じ状態で植えた花の苗、咲いてみると背丈がそれぞれ違う。子供達の観察力は鋭い。毎朝ラジオ放送で、夏休みの何でも相談を聞いて、感心したり大人の自分が気が付かなかった事を、子供の質問から学んだりなかなか面白い。花も兄弟のように鉢の中だけの空間をさわやかに生きている。

2008.07.30

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わすれぐさ

わすれ草わが紐に付く香具山の故りにし里を忘れむがため(大伴旅人)、明け易き夜や住の江のわすれぐさ(蕪村)、ヤブカンゾウ。子供のころ渡島平野の野原に一面に咲いていた。農家の人が馬で耕す風景は消え、終戦直後まで、あれほど咲いていた原野は宅地化されてしまった。郷土に見られる万葉の植物(安達すえの)と題して図書を寄贈いただいた。昨日のようだ、忘れてならないこともある。

2008.07.29

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自然から学ぶ

行く雲のごとく、流れる水のごとく、今この年になって、自己を掘り下げて自然ら学ぶと言うことが想像生活においては根源的なもの、個性と独創とがある。仏教の悟り、つまり自然の中から真、善、美をもとめて生きてゆく。自然の暗闇から光を見出し、無限に深い空と花、そして我と今。

2008.07.28

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おお姥百合

数日前に大きな蕾だったが今朝は見事に咲きだした。不思議に一つの蕾から10個ほどの花が一気に咲くから面白い。百合の蕾は下を向くもの、上を向くもの、個々の花を順次咲かせる。忍者のように一夜にしてパット、花に変身、北海道にあった蝦夷共和国だよ

2008.07.27

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花はなぜ咲くの

農家の古い民家を改造して、私の作品と郷土の民具を並べて、美術館を開いている。時々近所の子供達が遊びに来て、私のまねをする。花の写生をしているうちに、ある子供が花はなぜ咲くのと質問した。同じ鉢の中に咲いているのに背丈がどうして違うの，夏休みにまた来るからね。さて、この質問に、率直に雑学の頭を悩ます。

2008.07.26

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ウバユリ

人間の両手をあわせた蕾が付近の雑草より高く、ニヨキット飛び出して花を咲かせる。オオウバユリ、湿地帯の草わらにあり、最近では珍しい、ラッパのような大型の花びらは、放送のスピーカーのようで順次ぐるぐる廻って下から上に順次開花する。面白い花だ

2008.07.25

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花の気

退職後の絵を描くつもりで始めた花造りだが、とどまる所を知らない。絵を通して花たちの命の力を受け止めた。花々の生命力が、人の心を癒やし、元気付けてくれる。油絵を描いていると、自分自身の感情が入る，なるべく、ただ見たままに率直に描く、これがなかなか難しい。

2008.07.24

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ドクダミ健康法

昔の農家の人は、垣根の周りにドクダミを栽培して薬代わりに自分の健康管理に気をつけいてた。雑草と一緒に削除、ある日、農家の老人に教わって、ドクダミの効果をためしてみた。乾燥して昔からの療法と人は笑うが、なかなか捨てた物ではない、一口に言いないが利用してみるのも自分の健康の為。

2008.07.23

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花一輪

春に種をもらって、鉢に播いた。小さい花だが一輪咲いた。人生、一輪花も淋しいものだ。友がいて、家族がいて、皆仲良く、それぞれの家庭や人生がある。立ち止まって、一輪花を見る花は綺麗だが、よその株の花も咲いて欲しい。そんな気持ちで、花の雑草を取りながら、ふと思った。

2008.07.22

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猫の昼ね

我輩の猫は、膝の上がご機嫌、遊んでくるとピョンと膝の上に上がる。特別にしつけをしたわけではないが、主人の側が気に入っている。新聞を開いて、お茶を飲む。ぽかぽか猫の体温が伝わって、蒸し暑い夏の陽気は少々迷惑、外の様子をうかがって気が向けば飛び出してゆく。

2008.07.21

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子カラス

親カラスがせっせと餌を集めている。子カラスが電線の上で待っている。鳴きかたに合図があるようで、カアー。カカアー、ギャと聞こえる。口にくわえた餌を、子ガラス一羽づつ、運んでは口に入れてやる。其の光景は感動するが、親の真似をしてねだる。悪さのしぐさは、半端でない、ヨチヨチ歩きから花の蕾から野菜の葉をつつく、一人前になるのはいつの日か。

2008.07.20

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親カラス

農家の後継ぎだった弟が亡くなって、これと言った趣味もなく、酒を抱えて遊びに来た。無口だが酒が入るとしゃべりだす、色々な人生の苦労、農作業は鉢巻きで生前はたくましい男、農家の納屋の後ろにあった地蔵尊に供え物を上げる。ところが親ガラス子ずれで参拝、口に入るだけ入れて飛び去る。

2008.07.19

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山アジサイ

夏が近くなると近所の山に咲く。沢辺に多くエゾアジサイとも言う、煎じて甘茶とする。庭のの片隅に咲く、白と青の花は、涼しさを誘う。清潔で綺麗な風情はなかなか良いもんだ。購入した赤い花のアジサイはまだ咲かない八月の中ころか、蝦夷地の歴史と文化は本州の植物と異なる発見がある。美しく咲くさりげない草花に、健康を守る薬草がある。

2008.07.17

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赤い実のカリンス

孫の小学校入学の記念に、女の子だから赤い実のなるカリンスを植えた。今は遠くへ移って盆に正月に遊びに来るのみ、爺さん婆さんの二人暮し。花と絵を描いているから、年齢よりも若く見えるよ、とおもてなしの心、婆さん若返り、口先だけ健康。その弁を借りると、どうや寒ど樹ね、大統領夫人植樹、北海どう、ドオなっての

2008.07.16

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鉢花

色紙ではない、鉢に植えた苗が自然にその中で自分の世界を造る。時折ただ眺めているだけで時を忘れる。日々自問を繰り返し、その自答で、へぼな絵描きとして、ただ自分の気持ちに率直でありたい。日本の美の奥深さを花から教えられる。

2008.07.15

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ゴミ場の花

そのこぼれ落ちた種から、間違えなく同じ花が咲く、昨年ゴミ捨て場にまとめて整理した。除草剤かけないでよかったねと思った。不思議に咲く、花の生命に感動して、絵を描きたいという気持ちが湧き上がってくる。

2008.07.14

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函館盆

車で走っている時は、自然の草花に気が付かない。田舎道を歩くのもいいもんだ、今まで余り関心がなかった所に目が向く。今日は函館のお盆、一月早く、戦後は港祭りと重なって、お墓参りが楽しかった。

2008.07.13

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夏を楽しむ鉢植え

骨董探しの趣味と同じで、自分の懐と相談して、店内に並ぶ多種類の花木、その中で個性豊かににぎやかな花が咲いている鉢花を見て歩くのも楽しみの一つ。失敗談も多くある、家に持つ帰ってさらに大きく育てようと欲張って根張りが悪く枯れてしまった。

2008.07.12

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花とえのぐ

一人暮らしの老人がいて、花いじりの私の所へ冷やかしにやって来る。庭の花が咲いたころ、無心に筆を動かして世間話、一緒に絵を描いてみないかと進める。とてもとても、古い絵の具箱をプレゼント、無学だからと花の絵を描き始める、以来共に花描き楽しんでいる。

2008.07.11

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野の花

いつか植えた花の種が、垣根の間から花をのぞかせた。何と言う名前の花なのか、咲いたら綺麗だ。忘れた時を思い出す、不思議な空間、咲いてから、あわてて周りの雑草を刈り取る、何とも後味が悪い。咲いたままの環境が自然で、花作りの難しさを反省している。

2008.07.10

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イチゴ

鉢に入れたイチゴが、ちょっと遅れて実をつけた、花は小さいのだが花も実もある。日光の関係か近くのサクランボの木は実が皆無、イチゴの甘すっぱい味を観賞しながら楽しんでいる。家の周りの小さい庭に、植物の苗や種を無造作に植えて、花と自然に人生を振り返り、植物と語り老後の健康と生きがえにしている。

2008.07.09

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薔薇が咲いた

洞爺湖サミットの映像をテレビで見ていたら、農家の奥さんが向日葵畑に化粧して笑顔で一人立っていた。いい子だいい子だとつぶやきながら、この心境に似て、薔薇が咲いた赤と白、はにかみながら、自己満足の八分咲き、花は花なれ、人は人なれ

2008.07.08

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雨とトマト

馬鈴薯とトマトの花はどこか似通った所があって、白い花に黄色の星、今日は雨でハウスの中枝が上に伸びるほどにだんだん玉が小さくなる、桃太郎。馬鈴薯はイモを掘って見なければ判らないが、茎が枯れてくる男爵。黄色い星はどうやら雨の様子。

2008.07.07

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薔薇の蕾

我が家の庭に今咲こうとしている薔薇の蕾、二個、今日開くか明日咲くか、関心がひそかに朝起きるとよぎる。色々事情があって、庭の雑草の中からのぞいた薔薇の蕾。北海道百年物語、いよいよ明日洞爺湖サミット、曇り空の深い霧の今朝、ささやかな蕾が花を開きますように

2008.07.06

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豆の花

曇り空の朝、豆の葉に隠れて、小さな白い花を付けている。枝豆やササギ、食べる方が主だが、大きな葉の下に隠れて実をつける豆の花、人生色々、いい年齢を迎えて、若造りの枝豆より大豆にしたい(笑い)

2008.07.05

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花のある暮らし

日本には昔から大切にされてきた風俗や習慣がたくさんある。戦後になって洋風の生活スタイルとなり、結婚式は二人一組でおこなう唯一つの儀式、和装，洋装、華やかなドレス、花嫁が演出する時を魅せてくれる。楽しい思い出、これと似て花作りもぎこちない葉にパット綺麗な花を咲かせてくれる時がある。花のある暮らし、それで満足

2008.07.04

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青いアヤメ

北海道に夏が来た、青いアヤメの咲く季節は、春風とは別なすがすがしいそよ風を思わせる。田んぼ一面に張った水と若々しい稲の苗が見える。最近、環境にやさしいとか、色々人は言う、難しいことは判らないが、野にある花の魅力は、素晴らしい、生きる知恵を教わる。どこかでカッコウの声がする、聞くことも、見ることも誰にも必要な基本、そのままの自然でありたい。

2008.07.03

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黄色いアヤメ

田舎の田んぼのあぜ道に咲いていた黄色いアヤメ、一昔前までは青、紫、ごく普通の情景であった。除草剤や区画整理が昔の田んぼのあぜ道を消した。馬が通れる道端の両側に咲いた黄色いアヤメ、ようやく見つけて家の庭に植えた．描いて色を付けると失敗の連続、青や紫は何とか様になる自分なりの作品．感傷や、郷愁があるので、豊かな心をはぐくめる。ふとそんな気がした。a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0838640e.794337ca.0838640f.fe9f9417/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fwinshop%2fkg87012019%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fwinshop%2fi%2f10000763%2f" target="_blank">

2008.07.02

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忘れていた花

昨年、鉢に入れた花をもらった。庭の隅に植えた、忙しさのあまりすっかり忘れていた。花の苗、自然に芽が出て、赤い花を咲かせた。小さな白い花がある。何花とも名前も知らない、花をくれた友を思い出し、花の名前を聞くもヤボ、一年遅れの贈り物に、開かれたこころ

2008.07.01

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花のある暮らし

健康と生活、四季折々の情景、ごく自然の中に咲いている花を見落としている。毎日の健康に息づき、こちらを見て病院通いの我の姿を笑っている。わざとらしく、かわいらしく、そよ風に揺られながら、また書く気になった。花さんよよろしく

2008.06.30

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道展函館支部展3

函館には赤光社、道南美術、中央に出品の方々、色々美術活動の盛んな土地柄である。それぞれの立場で活動を続けている。デパートの催場よりなかった当時、「函館にも美術館を」と街頭で募金署名活動、昨日のようだか、今日では，個々のギャラリーも誕生して、グループ展や個展も盛ん。色と形のステージが君の出番を待っている「道展U21」開催12月の予定。次世代の北海道アートをと、夢が膨らんでいる。

2008.06.10

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道展函館支部展2

大正14年「道展」の第一回展が札幌中島公園にあった農業館で開かれた。80余年の歳月思うと、この多年の間、出品してこられた人々、個人個人が単に作品を出品するだけでなく、協力しながら支えてきた。初めのころ函館から出品したい池谷虎一さんに生前お話をうかがった事がある。20代から80才まで年齢を感じさせない、先人の足跡を私達は大切にしたい。

2008.06.09

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道展函館支部展1

道南の道展出品者の作品を集めた「第22回支部展」が開催されている。油彩、染色、皮工芸、陶芸、それぞれ多彩、毎年会場に足を運んでくれる美術ファンに支えられて、鑑賞者と、出品者の交流のばとなっている。

2008.06.08

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22回道展函館支部展

6月5日から10日まで、函館テーオー4Fイベントホールで北海道美術協会(道展)函館支部展が始った。毎年秋の札幌で開催される展覧会の道南、函館在住の人々が作品を持ち寄って発表するクループ展、今回で22年目を数える。工芸、油彩、陶芸、など新旧それぞれの魅力が、札幌の本展とは異なる魅力をかもし出し鑑賞者を楽しませている。

2008.06.07

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猫の好奇心

獲物を狙う習性の動作に、相手が出てくるまで待っている。ネズミ捕りが仕事の黒猫だが、奇妙なことに、主人の車の所で待っている。また出かけるのかなと先入観が働くのか、家族が外で猫がいるよの声に苦笑い。キョトンとした顔にニャーン、もう病院にはいかないよ、と家につれて入る。

2008.06.05

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我輩の猫

玄関の戸を開くなり、出てきた我が家の黒猫。主人の顔を見てお帰りのポーズ、なかなかの愛嬌に、ついにっこり、犬と猫も永年の家族みたいで、心が安らぐ、早速膝の上にあがり大変な喜びよう。やれやれ、小さな幸せ見つけ心の健康。

2008.06.04

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愛犬

久方ぶりの帰宅に、我が家の愛犬神妙な顔つきで、主人の姿に戸惑い。別人に見えたのであろう、しばらく観察してからお帰りの挨拶。それから有頂天になって尾を振り喜ぶことしきり、自宅静養、毎年手入れしている花の菜園は草ぼうぼう、イチゴの花が白く咲いていた。

2008.06.03

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花三つ

環境によつてゆがめられた木や草が本来あるべき形にもどろうとする姿、窓越しに見える自然の花、内面的な力を持たなければとわが身と重ねて思う。看護に献身的に協力してくれた人々に感謝して、白衣の天使、笑わせたり、怒られたり、太陽に向かって咲く気配、日が斜め後ろからさす美的感覚、花三つに有難う。

2008.06.02

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入院と退院

一月余りの入院生活で、手術の経過も順調、来週あたり退院の予告の通知に、本人しっかり健康になったかのように気分が元気。患者と見舞え，たわいのない身内や家族の会話が何よりのエネルギー、枕もとのメモ帳に退院後の計画、猫の額ほどの家庭園芸の手入れ、思うと幼稚な発想だが，夜の消灯から目覚めまでの間が長い、小さな花への思い。

2008.06.01

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体内の小宇宙

自分自身の体内をのぞくのは生まれて初めて、大腸の検査、神妙な気持ちでモニターの画像を見る。好奇心と不思議な画像に戸惑い、診察している医師の説明に半信半疑、カメラがしこしづつ奥へ奥へと進む。洞窟の壁を一つ一つ確認するかのようにまた奥へ、引き返す。感動と興奮、生かされている生命の神秘に感無量。

2008.05.31

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花の心

見る人によって、花の心は変わる。葉の下に隠れて下を向いて咲く花もある。雨上がりの露にまばゆい光を浴びて、キラキラと光る白い花の一つ一つが無言に語りかけてくる。今年も咲いたよ、特別に管理した覚えも無い，野にある花のさりげない美しさに元気をもらう。下向きに咲いて生きようとしている雨のすずくに揺れながら

2008.05.30

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小便小僧

勢いの良い、小便小僧の像のほほえましい姿は健康な人のバロメーター。だんだん老人になって鈍くなる。ある日、突然尿が出なくなったら大変だ。病院のベットの下に尿の管から、腕の点滴から血管に流れる分だけ尿が溜まる。何ともいい無い倦怠感、手術後の血液の色から、だんだんと尿の色に変わる。一週間もすれば管を取ることが出来ると個室から一般病棟に移る。

2008.05.29

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気力と体力の限界

数日たって、自分一人では何も出来ない、スプーンでおかゆをそそぐ、死んでも良いからと゜オギャー」と母親の胎内から誕生した生命。大人の赤ちゃん、紙おむつで口にスプーンで食事を運んでもらう、何とも空しい。体力がないと気力が薄らいで、自然と目を閉じる。幻想的な夢の繰り返し、どこからか元気をもらいたいと祈る。

2008.05.28

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孤独と不安

糖尿病をわずらって20年近くになる。何がおきても不思議が無いよと注意、そのつど自己管理に、生活と仕事に追われ気が付いたらぼろぼろの高齢者。手術室から病室へ、意識が回復して周りを見るに、両手に点滴の管、尿の管、往診の先生、悪い所を取ったから、よくなりますよ。身体三分の二が動かない、胸から上が自分の世界、動く両手と目、口、耳、孤独と不安の中で振り返ってみる自己の人生。

2008.05.27

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手術室

過去に二回手術した経験があるので、覚悟は出来ていた。三回目の手術である。病室から長い廊下を点滴の管を下げての移動、家族の手術に同意書にサイン、手術室の扉が開いて、赤ランプの表示、手術台の上に仰向けに天井を見る。脊髄に麻酔、頭の中が真っ白になって、午後から夕方まで、意識が無い。生と死の空間を待つより無い自分、終わりましたよとの医師の言葉も、個室に帰る。

2008.05.26

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